飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

旅行で浅間山に行って(登って×)きました!

2009-11-23 01:02:36 | 登山
 冬らしさが日々深まってきます。今夜の小雨も、山では雪。平湯周辺では3cmくらいの積雪がありました。

 平湯の積雪情報を知っているのは?実は、昨日と今日、地元町内会の下部組織(組、といいますが)の旅行で、小布施、草津、軽井沢方面に行って来まして、帰りに安房トンネル、平湯を通ってきたのでした。

 その旅行中、浅間山の名所「鬼押し出し園」を見学してきました。普通の旅行ということで、登ることは出来ませんでしたが、溶岩がごろごろ広がる光景を初めて見てきました。


 なだらかなイメージの浅間山ですが、ここから見た斜面は溶岩がゴロゴロしたり、岩壁がむき出しの荒々しい印象を受けました。 



 自然観察には適当な環境&コースでしたが、解説書のようなものは無く、イラストマップと壁に貼ってある解説板でちょっと勉強しました。といっても覚えられないので、写真で撮って持ち帰ることに・・・。


 自然観察のコースというより、お寺の施設を巡る周遊歩道といったほうがいいのかも知れません。でも、眺めもよく、いいところでした。溶岩の隙間には高山植物など様々な植物も生え、花の季節に来ると、また違った良さがありそうでした。

 そこを出て軽井沢方面に向かうと、鬼押し出しから見たのとはぜんぜん違う印象の浅間山が見えました。なだらかな雪の斜面、登りたーい!


「川と山のぎふ 自然体験活動のつどい」に参加してきました。

2009-11-15 00:32:10 | 環境教育
 最近は秋も深まり、飛騨では人里周辺の紅葉も鮮やかになってきました。昨日の新聞に、高山市の街中にある国分寺の大イチョウの黄葉が見頃を迎えたと載っていました。

 さて、先週のことですが、ぎふを中心に自然体験活動をしている人たちが集まる行事がありました。



 会場となったのは、御嶽山の中腹にある「岐阜県立御嶽山少年自然の家」です(いい施設なのに、岐阜県の財政が厳しいため閉鎖が決まったとか・・・もったいないなぁ)。当日は天気がよく、うっすら冠雪した御嶽山もよく見えていました。



 午前中は自由参加の体験メニューを選ぶのですが、私は地元で産出される「下呂石(げろいし)」を使った鏃(やじり)作りワークショップに参加しました。こちらは、縄文人が作って使っていた鏃を作る体験で、知的好奇心を刺激されました。製作については近日中にアップする予定です。



 午後は、全員が集まってはじめの基調講演として、地元下呂市で民宿を営む傍ら環境教育を実践している尾藤政勇さんが、「可多家小里笑(かたやこりしょう)」という芸名(?)で、得意の紙切りをしながら、落語と環境教育、インタ-プリテーションなどについてお話をされました。いかに聞き手の聞く気を引き出すかなど、ためになる&おもしろい講演(芸?)でした。

 その後の分科会では、これまた飛騨の名物自然人、小野木三郎先生と歩く濁河(にごりご)原生林散策に参加しました。



軽妙なトークと冗談で、参加者みんな楽しく学びながら原生林を散策しました。その後、夜は情報交換会で楽しく盛り上がりました。

 翌日は分科会第2弾で、私はツリークライミングに参加しました。といっても普通の参加者ではなく、お手伝いスタッフとしての参加です。

 

 自然の中で大きな木ににロープをかけて、誰でも安全に樹上の世界を体験できるツリークライミングは、自然体験に関わる人なら誰しも興味のある体験です。私も昨年ベーシックツリークライマーの講習を受け、道具も一式そろえました。今回は、参加者の方が登るのをお手伝いするだけで自分は登る時間が無かったけど、参加者のうれしそうな反応で充実感を得ることができました。

 この「つどい」の中から、ぎふの自然体験に関するポータルサイト作りが始まっています。ふるさと学校などの体験イベントや行事なども登録していただき、参加者を募るようにできれば、と思っています。楽しく充実した2日間、スタッフの皆さまお疲れ様でした!

初雪が降りました!!

2009-11-04 01:36:29 | 自然
 寒気がやってきて、昨日から寒い日となっています。11月に入ったばかりだというのに、薪ストーブに火を入れてい寒さをしのいでいます。何とか今日、煙突掃除を終えました。
 この冬は薪が足りるか!?ちょっと不安なこの季節です。

 さて、この寒気で飛騨にも雪が降りました。去年より早めの初雪、家の辺りでは舞った程度でしたが、家からみえるモンデウススキー場や周辺の山の木々は白く装いを変えていました。
 ちなみに、去年の手帳を開いてみると、初雪は11月19日で、朝2cmくらい積もっていたようです。



 明日までは寒い予報ですが、あさってからはやや暖かくなるとのこと。本格的な冬の訪れを前に、ダイコンや白菜たちに、早く育ってもらわねば!

ダイコンを襲う脅威!

2009-11-02 01:19:31 | うちの畑
 今日は、曇り空の下で畑の片づけをしていましたが、午後から雨が降ってきたので、車庫の屋根の補強作業をしました。ひさしに雪が載って壊れる心配があったので、斜めに補強材を取り付けました。ついでに、雨の日でも物干しができるようひさしの下に竿を掛けれるようにしました。そこには、干し柿用のカキを吊るしました。


 さて、秋の弱い陽射しを受けて、ダイコンが順調に育っています。また近い内に2回目の間引きをしなければならないようです。その間引き菜も、おいしく頂きます。

 ふと見ると、並んだダイコンのうち一本の葉が枯れていました。よく見ると軸のところが何者かにかじられて切れています。


 これはっ!!時々やられる害虫、ヨトウムシの仕業に間違いありません。ヨトウムシは、漢字で書くと夜盗虫というくらいで夜のうちに野菜の苗などをかじって枯らしてしまいます。アオムシのように葉っぱをかじるくらいなら許せるところもありますが、軸をかじるので、やられるとその苗は枯れてしまいます。たしか成長すると、ヨトウガという蛾になるとのことですが、詳しくはよく知りません。
 でも、この被害が出たときの対処法は、過去の経験から身についています。それは被害のあった箇所のまわりの土を掘り返すこと。たいてい半径10cm、深さ5cm以内のところに隠れています。今回も・・・おったー!!


 丸々と太ったヨトウムシ、かわいそうですが成仏していただきました・・・。時々見回って被害がないかチェックしないと、隣、その隣と続々被害が拡大します。明日からまた見回らねば。