今日は、朝の冷え込みは厳しかった(マイナス10度くらい)けど、好天に恵まれ、昼はほどほどに暖かい一日でした。
そんな今日は、山岳会の雪上レスキュー研修会で学んできました。雪上レスキューとは、雪山登山で怪我や病気で動けなくなった場合に、いかに救助をするかというような内容です。いろいろな技術を覚えなければなりませんが、今回は急斜面を滑落した人をひっばり上げるという研修でした。
力があればロープでぐいぐい引っ張ればいいのでしょうが、雪の上でしかも急斜面だとふんばることができず、人一人を引っ張りあげるのは(やってみればすぐわかりますが)並大抵のことではできません。
そこで、みんな昔理科で習った「滑車」を使って、2分の1、3分の1の力で引っ張るのが今回の研修の中心です。
会場は高山市久々野町の舟山アルコピアスキー場。冷え込んで冴え渡る青空を見ながら、ザックを抱えてリフトに乗り、頂上駅に。リフトを降りると、飛騨山脈が一望の下に。(右端の焼岳から、左端の黒部五郎岳まで)
そこから上級者向けの急斜面のあるコース(危険なため?か、スキーでは進入禁止になっていました)に入り、急斜面の上に。
研修は、まず、雪の上に支点(ロープを結んで、救助のベースとするポイント)を作ることから始まりました。雪を踏み固めて、そこに土嚢袋や木の枝などを縛って埋め、そこからロープを出します。しっかり雪を踏み固めていれば、かなりロープを引いても大丈夫なものです。でもしっかり踏んでいないと、土嚢袋などを埋めた周りの雪の塊が崩れて、支点が崩壊してしまいます。雪の性質と、そこにあるものをうまく活用することで、救助の要(救助者の命綱ともなる)作れることがわかりました。
続いて、下の方に倒れている救助者を引っ張りあげる練習。先ほど作った支点を基点として、ロープと滑車などを組み合わせ、3分の1システムを作りました。この前の水曜日に机上で練習をしたのですが、現地でやるとまた状況が変わって、なかなか思いどうりにシステムが構築できません。
試行錯誤を繰り返し、みんなであーでもないこーでもないといいながら、何とか引き上げることができました。でも、本当に救助の現場に居合わせて、学んだとおりにできるようになるには、繰り返し練習をしなければならないなぁと、つくづく思いました。
お昼ごろには大体の研修内容を消化し、下山。一部の方は車にスキーを取りにいって、午後はスキー三昧だったようです。私は、先日の総決起大会で焦りが生じてきたため、家に帰ってから、雪でざくざくになった近所の農道を5キロほどランニング。足場が悪いと疲れて、タイムも伸びません。まあ、トレランの練習を兼ねて、と思えば、いい練習かもしれませんが。
そんなこんなで、充実した日曜日を送りました。明日当たり、筋肉痛が・・・。
そんな今日は、山岳会の雪上レスキュー研修会で学んできました。雪上レスキューとは、雪山登山で怪我や病気で動けなくなった場合に、いかに救助をするかというような内容です。いろいろな技術を覚えなければなりませんが、今回は急斜面を滑落した人をひっばり上げるという研修でした。
力があればロープでぐいぐい引っ張ればいいのでしょうが、雪の上でしかも急斜面だとふんばることができず、人一人を引っ張りあげるのは(やってみればすぐわかりますが)並大抵のことではできません。
そこで、みんな昔理科で習った「滑車」を使って、2分の1、3分の1の力で引っ張るのが今回の研修の中心です。
会場は高山市久々野町の舟山アルコピアスキー場。冷え込んで冴え渡る青空を見ながら、ザックを抱えてリフトに乗り、頂上駅に。リフトを降りると、飛騨山脈が一望の下に。(右端の焼岳から、左端の黒部五郎岳まで)
そこから上級者向けの急斜面のあるコース(危険なため?か、スキーでは進入禁止になっていました)に入り、急斜面の上に。
研修は、まず、雪の上に支点(ロープを結んで、救助のベースとするポイント)を作ることから始まりました。雪を踏み固めて、そこに土嚢袋や木の枝などを縛って埋め、そこからロープを出します。しっかり雪を踏み固めていれば、かなりロープを引いても大丈夫なものです。でもしっかり踏んでいないと、土嚢袋などを埋めた周りの雪の塊が崩れて、支点が崩壊してしまいます。雪の性質と、そこにあるものをうまく活用することで、救助の要(救助者の命綱ともなる)作れることがわかりました。
続いて、下の方に倒れている救助者を引っ張りあげる練習。先ほど作った支点を基点として、ロープと滑車などを組み合わせ、3分の1システムを作りました。この前の水曜日に机上で練習をしたのですが、現地でやるとまた状況が変わって、なかなか思いどうりにシステムが構築できません。
試行錯誤を繰り返し、みんなであーでもないこーでもないといいながら、何とか引き上げることができました。でも、本当に救助の現場に居合わせて、学んだとおりにできるようになるには、繰り返し練習をしなければならないなぁと、つくづく思いました。
お昼ごろには大体の研修内容を消化し、下山。一部の方は車にスキーを取りにいって、午後はスキー三昧だったようです。私は、先日の総決起大会で焦りが生じてきたため、家に帰ってから、雪でざくざくになった近所の農道を5キロほどランニング。足場が悪いと疲れて、タイムも伸びません。まあ、トレランの練習を兼ねて、と思えば、いい練習かもしれませんが。
そんなこんなで、充実した日曜日を送りました。明日当たり、筋肉痛が・・・。