飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

野辺山星の郷八ヶ岳野辺山高原100㎞ウルトラマラソン、エントリーしちゃいました・・・

2013-02-27 01:25:54 | 走る!
 最近は、ちょっとずつ雪がふって、それを口実になかなかランニングにいけませんが、雪が解けたら!飛騨高山ウルトラマラソンの練習を!という思いだけはふくらんで、いろいろ妄想している感じです。


 そんな中で見つけた、野辺山ウルトラマラソンの情報。飛騨高山ウルトラマラソンと同じくらいハードなコースだとかで、ネットでもいろんな方の完走記などがのっています。


 で、妄想がふくらんで、飛騨高山(100㎞、6/9)のまえに、野辺山(5/19)も走ってみようかなー。


 2つのウルトラの間が3週間なので故障や疲れが残ったら、飛騨高山ウルトラに支障が出てしまう。練習のつもりでゆっくりペースで行けば、実践に近いトレーニングにもなるし、9月にリベンジ予定(?)の、八ヶ岳スーパートレイル100マイルレースの下見もかねることができるし・・・と、数日逡巡していましたが、勢いに乗って、エントリーしてしまいました。





 目標は、(タイムは置いといて)『歩かないでゴールへ!』 去年の飛騨高山ウルトラ(72㎞)では、千光寺の登りと階段で歩いてしまいましたが、野辺山は比較的常識あるコース設定なので、がんばれば歩かないでいけないかなーと・・・。


 当然これから練習は積みますが!雪解け、まだかなー!


山スキー、再開!位山へ。

2013-02-13 01:07:09 | 山スキー
 3連休の最終日、10年ぶりくらいに山スキーをやりに出かけました。

 道具(主にシール)は点検、補修を済ませたので、後は行くだけ、となっていましたが、いよいよ再開です。

 試運転的な意味合い(カラダも道具も)もあったので、近くのモンデウススキー場に行き、夏季登山道周辺をスキーで登り、途中で疲れたら帰ることに。



 スキーの裏面にシールを張り、登り始めてみると、わりあい歩く感覚が残っていてすいすい登れます。急な斜面もなんのその。カンジキより疲れずにいけそうな感じでした。



 ある程度登ったところにある馬頭観音様まで到達し、そこから下ることに。

 登りはかかをとフリーにして行き、下りはかかとを固定してスキーの要領で滑ります。登りは順調でしたが、下りの滑降はスキーが安定せず、へっぴり腰のヨレヨレに。冬用の重登山靴は細かいスキー操作には向きませんね。それでも転ばずにゲレンデを滑降できたのは、まあまあのできでした。

 山岳会の他の方と一緒に山スキーで出かけるには、ビーコンとゾンデ棒がいるのですが、まだ持っていません。どうしようかなー。


山スキー、再開!・・・しようかな。

2013-02-04 00:54:47 | 登山
 この週末は、行事なども無く、いくつかたまった用事を片付けました。

 宮笠講習会の宿題(去年作りかけだった笠も1つ完成させました)、ランニング10km、そして去年からやろうやろうと思っていてなかなか手がつけられなかった、山スキーの手入れです。



 山スキーは、15年ほど前に、冬山(いつかはデナリ!)に登るなら山スキーが必要、と、大枚をはたいて買い揃えたもの。

 当時住んでいた千葉県の、ヨシキスポーツ(習志野だったかな)で購入しました。

 板はブラックダイヤモンドのデソレーション。山スキーにもカービングスキーが導入され始めたころのものだったような記憶があります。

 金具は、ジルブレッタの404。皮製の冬用重登山靴が使えるものということでこれになりました。最近になってネットで知ったのですが、もう生産中止になったようで、一部の山屋さんによれば名品との評価も。他の金具は知りませんが、周りでも皮製登山靴で山スキーをやる人はほぼ皆無ですから、私にはこれしかありません。重いかな、とは思いますが、シンプルな構造で、しっかりしたつくりになっていて、気に入っています。

 さて、山スキーで登山する際には、スキーの裏に『シール』というものを張って、滑らないようにして歩きます。『シール』はsealで、アザラシ(の毛皮)のことをさします。アザラシの毛皮は体表に対して一方に傾いて生えているため、一方には毛がなびいて滑りますが、逆向きには毛が滑らない抵抗力を発揮して滑らないのです。(説明しても分かりにくいでしょうが、触ると一発で分かっていただけると思います)

 むかしは本物のアザラシの毛皮を使っていたそうですが、最近は毛皮が手に入らないため化学繊維など人工的なもので代用されています。それをスキーに粘着材で貼り付けるのですが、ずーっと使っていなかったので、粘着材が劣化してつかなくなっていました。新しく買うことも考えましたが、買うとけっこう高い・・・で、今回は粘着材を再生させる作業をしました。

 用意したもの。シール(あまり聞いたことの無いポモカ社製)と、粘着材(ブラックダイヤモンド社のゴールドラベル)です。



 粘着材の使用方法は、日本語でも解説されていました。あと、ネットでも調べて参考にしました。



 まず、紙製の茶色い買い物袋などを、劣化した接着面に当て、アイロンを中温にして当てます。すると、紙に古い粘着材がしみこんでくるので、紙をはがすと取れてきます。





 始めは、はがすと紙が破れてシールに残ってしまい、全部はがすのに手間取りましたが、だんだんなれてきてはかどるようになり、1時間ほどでシールの粘着材がほぼ取れました。

 次は新しく粘着材を塗ります。薄く塗ってへらで伸ばし、時間を置いて4回重ね塗りをしました。その後12時間以上乾燥させて完成。



 今日触ってみたら、いい具合にくっつきそうです。というかかなり強くくっつきました。

 来週の連休あたり、近くのスキー場の端っこで、試運転してみようかなー。