飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

2013八ヶ岳スーパートレイルレース100マイルが迫ってきました。

2013-08-24 21:27:41 | 走る!
 飛騨にも暑い日が続いていましたが、雨が降って、涼しさも感じられます。さっそく赤とんぼらしきトンボが目に付くようになったのですが、もう秋の出番でしょうか。

 さて、八ヶ岳スーパートレイルレースまであと2週間になりました。で、開催要項が届きました。



 コースは基本的に去年と近いですが、、ところどころ見直されているようです。

 8箇所のエイドステーションは基本的に水だけ、3箇所の関門には多少食べ物(「地元のおもてなし」は今年も要項には書いてありますが・・・)もあるようですが、関門時間ぎりぎりの私が行く頃には、何もなくなっている可能性が高いので、基本的には全部担いでいかなければなりません。ヤフオクで買ったショッツのエナジージェルの出番がようやく来ました。松原湖のエイドには荷物を送っておけるため、後半戦(に突入できればですが・・・)の食料は、そこに送っておくことができます。疲れ果てた体で食欲もなくなっているであろう後半戦に、何を食べたら良いか・・・まだ考えがまとまっていません。

 去年ほど事前のトレーニングはしていませんが、ちょこちょこと走ったり山登りをしているので、体は普通には動くんじゃないかな・・・と自分の体を過信?しています。

 明日は、トレーニングでちょっと長く走ろうかな・・と思っているところです。うちから近い位山・川上岳縦走あたりかな、と思っていますが、明日朝起きてみて、体と相談してから決めようっと。


第66回富士登山競走、五合目コースに参加してきました。

2013-08-10 02:26:52 | 走る!
 7月26日、世界遺産登録に沸く富士山に行ってきました。

 といっても登山ではなく、登山競走に参加してきたのです。

 今回で第66回を迎えるという歴史ある山岳マラソン大会で、何年か前からは初めて参加する人は五合目コースにまず参加することになっており、私は五合目コース。今回お誘いを頂いた山岳会のM師匠は、ここ数年参加しており、規定タイムをクリアしているため山頂コースに参加されるとのこと。とはいえ、スタート時間が山頂コースは7時のため(ちなみに五合目コースは9時)、師匠は前泊、私は日帰りと、会場で顔を合わすことは無いままでした・・・。

 前日は夜9時頃就寝。早朝3時に起き、車を走らせます。7時頃に富士吉田に到着し、駐車場となっている小学校のグラウンドに入りました。

 山頂コースの方の車でしょうか、半分くらいは埋まっています。ここからは、これから目指す(5合目ですが)富士山が望めました。



 少し休んで、朝食を食べたり着替えたりしてから、シャトルバスに乗車。10分くらいで、スタート地点である富士吉田市役所に到着しました。

 バスを降りると、周りはたくさんのランナーでいっぱいでした。市役所の外壁には、でかでかと「世界遺産」の文字が。



 スタートの9時には、ちょっと気温が上がってきたかなーという感じ。スタート位置はうしろのほうだったので、スタート後しばらくは動けず、徐々に前に進みました。スタートラインを越えるのに1分くらいかかった感じでした。



 コースは、市街地の中を行く平坦な道の後、左に曲がると富士さんめがけて坂を上るコースになります。これがまたけっこうな登りで、沿道のたくさんの応援に応えて手を振ったりしたいところですが、最近練習をサボっていたこともあり、余裕がありません・・・。

 国道に出ると左に曲がって平坦な道になりますが、すぐ神社で右に曲がるとまた登り。あとはずーっとずーっと登り・・・。

 中の茶屋は、約7kmで標高差300m上がったところで、9:46到着。給水と梅干をいただきました。



 この先も舗装された車道ですが、傾斜が増してくるのとでこぼこしているので、さらにきつくなってきます。もくもくと走る他のランナー。歩いている人もちらほら・・・。で、私も歩いてしまいました・・・。でも何とか早歩きで、あまり遅れないように心がけつつ・・・

 車道が終わる馬返しには10:15到着。歩いた割にはまあまあのタイムでした。でも、これからの登山道は厳しいのぼりの連続に・・・



 ここからは登山道なので、基本みんな歩きになります。標高が上がり気温が低めになるのと、樹林帯の中を行くので、暑さはそれほどひどくありません。また、山ヤとしては、舗装路より登山道のほうが落ち着いて進めます。

 ただし、やはり急傾斜のところを急いで登るので、足には負担がかなりかかり、段差を飛び越えた拍子に右のふくらはぎがつってしまいました。コース脇で座って、マッサージをして回復を試みました。しばらくしておさまってきたので、再発しないようにゆっくり目のペースで再び歩き始めます。

 しばらくすると、今度は左のふくらはぎに違和感が・・・。そして、左もつってしまいました・・・。

 ああ、これは五合目ゴールに2時間半は無理かな・・・。そんな考えも頭をよぎりました。2時間半以内に5合目にゴールすれば、来年山頂コースに挑戦する資格が得られる、というタイムです。あと順調に行けばクリアできるかなーと思っていましたが、両足つって時間をロスすると厳しくなってきます。それより、その頃は気弱になって、来年の山頂コースへの挑戦も、あまり気乗りしなくなっている自分がいました・・・。



 二合五勺の林道の給水所で、給水としばしの休憩。足に違和感は残っていますが、まあまあ早足が回復してきました。

 スタッフの方からは「まだ間に合うよー」との声。いけるのか?



 その後は、やや平坦なコースやむかしの建物跡などがあり、まあまあのペースで進みました。

 やがて、五合目近くの車道にでました。

 「がんばれば、まだ間に合うぞー」の声。まだ両ふくらはぎに違和感が残っている状態で、あまり無理はできませんが、ここはがんばりどころ!と思い、ダメもとで小走りをしてみました。なんとか・・・もちそうです。

 やがて、ゴールラインが見えてきました。

 あと2分!間に合うか?最後の力を振り絞って、1時間29分30秒でゴール。きっつかったーーー



 ゴール後はしばらくへたり込んで、余韻に浸っていましたが、今度は下界に戻るバスに乗らなければなりません。そしてそれは1kmほど歩かないと乗れないのです。

 預けておいた荷物を受け取り、とぼとぼとバスターミナルの方に歩いていくと、徐々に人が多くなってきました。個人の登山者、ツアー登山の団体、馬を引いた人など・・・。

 バスターミナルには、たくさんの人とたくさんのバスでごった返していました。そう、ここは世界遺産になりたての富士山でした。



 ランナー向けの下山バスはさらに800m先まで歩くよう誘導されました。他のランナーも、バスの排気ガスを浴びながら、とぼとぼ乗車場所を目指しました。

 幸いバスは待機しておりすぐ発車。下界の北麓公園に運ばれる間、疲れがでてうとうとしてしまいました。

 北麓公園では、スポーツイベントがおこなわれており、いろんな出店も並んでいました。疲れた体に、名物の吉田うどんを投入。富士山を見上げながら食べました。




 両足がつりながらもなんとか来年の山頂挑戦資格はゲットしました。でも、今の感じでは絶対完走は無理そうです。(山頂コースでの五合目の関門タイムは2時間20分。M師匠でさえも関門に引っかかったとのこと) かといって、山頂コースのために登りのランニング練習を積むのも、ちょっと・・・

 トレランなら、登ったり下ったりあるほうが楽しい!と思うのですが・・・来年に向けて、迷っています・・・