飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

ソウレ谷で沢登り研修、楽しかったー

2014-06-29 23:35:08 | 山岳会
 今日は、ちょっと雨模様のあいにくの天気でしたが、山岳会の沢登り研修でソウレ谷(高山市上宝町鼠餅)に行ってきました。
 ここは、去年職場の山仲間と沢登り体験と銘打って遊びに行った所。その時は下ったのですが、今回は、沢「登り」でした。
 今回は全員で16名の大パーティ。また、この沢の知名度は結構高いようで、長野、名古屋方面からの方も来ていたようです。沢の中で渋滞、なんて場面もありました。

 一年ぶりの沢、昨日の雨でちょっと増水し水温も低めということで、始めはなるべく濡れないように慎重に上ります。遡上を始めてしばらく行くと、初めの枝沢が現れます。この五郎七郎の滝への枝沢を登ります。


 しばらく登ると、岩の隙間を濡れながら登るところを越し、その先には素晴しいナメ滝の絶景が待っていました。なめらかな岩肌を、水が白い弧を描いて流下します。
 この後さらに左の枝沢を登り、ロープを使って懸垂下降の練習・体験もしました。

 
 本流に戻り、遡上を続けます。この頃になると、みんな濡れることを恐れなくなり、あえて深いところに突っ込んだりして、思い切り沢をエンジョイし始めました。


 次の枝沢を遡上すると、広い空間が突然現れます。ここは岩洞滝。噴火口のように見える岩壁が取り囲む中、水が落ちています。ここは、ちょっと頑張ると滝の裏側を歩くことができまして、写真を見るとたそのスケール感がわかると思います。


 岩洞滝を見終えて再び本流へ。ここでこの沢の主「ヒキガエルさん」にご挨拶。何を考えているのか、じっとしたまま動きませんでした。


 やがて、腹に響く滝つぼの音がひびいてきました。そして徐々に「簑谷大滝」が姿を見せてくれました。




 大滝からは、右の山に入り滝を回避しました。この急な登りが、今日一番つらかったかも・・・
 大滝の上に出ると、またもやナメ床の滝が続いていますが、ここは天然ウォータースライダーポイントでもあります。いい大人が、ガンガンはしゃぎまわっていました。 




 その上にちょっとした滝があり、そこを登り終えると今日の主な行程は終わります。名残は尽きませんでしが、楽しい沢登りのひと時は終わりを告げました。


 ちょっと増水していたおかげで、滝も迫力がありましたし、ウォータースライダーもスピードが出て楽しかったです。途中にわか雨もありましたが、何とか全員無事に有意義な研修を終えることができました。担当者様、ありがとうございました。
 これから夏に向けて、短い沢登りシーズンが始まりました。なるべくたくさんでかけたいものですねー

第3回飛騨高山ウルトラマラソン、完走ならず・・・

2014-06-09 23:03:16 | 日記
 昨日の第3回飛騨高山ウルトラマラソン、100㎞に2年続けてのエントリーでしたが、完走はなりませんでした…
 一番の敗因は練習不足、かな・・・3回目ともなると、何とか練習しなくてもいけるんじゃないかな…などという考えがわいてきて、練習しない言い訳になり、結果として83キロの関門で時間切れということに。
 これまで何回かマラソン大会などに出てリタイヤしたときに、あまり悔しい、と思うことはなかったけど、今回はちょっと悔しい思いがあります。来年はサボらず練習し完走するぞ!と、今は思っています。

 とまあ、楽しくなかったことはこれくらいにして、私にとって今回は完走に負けず劣らぬ大きな成果が得られました。「宮笠ランナー増殖計画」です。
 前日の受付会場で、宮笠愛好会の仲間や宮笠伝承者の問坂さんとともに、宮笠モニターランナー募集をしました。これは、通常販売価格より安く宮笠を提供してランナーにかぶっていただき、宮笠を使用した感想を寄せていただいたり写真撮影に応じていただくもので、今回初めて企画したものです。モニター特典としてはマラソン当日に宮笠愛好会メンバーがコース上で宮笠モニターランナーの写真を撮影し、あとでお送りすることもあります。
 始めてみると…開始早々で、21名のモニターランナーがすぐに集まりました。(笠購入に予定した予算は20名だったけど、気がついたら21名受付してしまっていた…予算オーバー…orz) またその後、通常販売の笠もけっこう売れ、全部で35名ほどの宮笠ランナーが飛騨路を駆けることとなったのです。

 ということで、現在宮笠愛好会のメンバーが昨日撮った宮笠ランナーの写真を整理中で、順次モニターランナーさんにお送りするところです。どんな感想が返ってくるか、楽しみですねー。(ランナーのためのHPサイトのランネットの感想コーナーで、宮笠に関するいいコメントが書いてあり、うれしかった!)

 なお、私が走っている途中に出会った宮笠ランナーさんの写真をちょっと紹介します。皆さん、疲れてはいると思いますが、とってもいい表情でした。みなさん完走できたかなー?








 それから、沿道の応援の皆さんも宮笠をかぶっている方がちらほらおられました。飛騨らしさ満点の応援風景、うれしかったですねー。





 宮笠愛好会の撮影スタッフももちろん宮笠で!


 もう、飛騨高山ウルトラマラソンの記事か、宮笠の記事かよくわからなくなりましたが、第3回飛騨高山ウルトラマラソンが宮笠の新たな一ページを刻んだ記念すべき大会になったことだけは間違いないでしょう。

第3回飛騨高山ウルトラマラソン、いよいよ明日に。

2014-06-07 20:21:37 | 日記
 今日は、飛騨高山ウルトラマラソンの事前受付日で、高山市民文化会館に行ってきました。

 自分の受付のため、ということもありますが、宮笠愛好会の宮笠普及企画として、宮笠をかぶって走るウルトラマラソンのモニターランナー募集のためでもありました。
 たびたびブログでも発信していますが、宮笠はウルトラマラソンやトレイルランニングなどにとても適した道具だと思います。ただちょっと目立つので恥ずかしい…ということで、仲間を増やそう!と、今回20名のモニターランナーを募集しに行ったのです。

 ちなみに、ウルトラマラソンにおける宮笠のいいところをいくつかあげると・・・

特徴1 軽い
  ヒノキと竹という軽い素材でできているためとても軽く、かぶっていてもランナーの負担になりません。
特徴2 風通しが良い
  編目にある細かいたくさんの隙間は通気性を高めており、ランナーの汗や体温を素早く逃がします。 
特徴3 日差しをよける
  頭の周りをぐるりとカバーしているので、太陽の位置にかかわらず日射をさえぎります。
特徴4 雨を通さない
  雨がかかるとヒノキが水分を吸って膨張し、編目が閉じるため、雨が頭を濡らしません。
特徴5 飛騨らしさ  厳しい飛騨の自然の中で使い続けられてきた伝統的生活道具なので、飛騨の風景にマッチします。お土産にもいいですね。

 首尾は、というと大変好評!問坂さんや宮笠愛好会のメンバーが交代で手伝っていただき、開始一時間程度で予定数の20人に達してしまいました。その後は通常販売だけつづけましたが、そちらも15蓋(かい)ほど売れ、初めての普及事業は好評のうちに幕を下ろしました。


 明日は30名以上のウルトラランナーが飛騨を駆け回ります。壮観ですよねー。来年はもっとモニターランナーをふやしたい、などと欲の出る一日でした。

 そろそろ就寝しなければ、明日は3時起きです。明日の今頃、疲労と筋肉痛の嵐の中で祝杯を挙げれていたらいいなあ・・・。


(画像はおととしのゴールシーン)

第3回飛騨高山ウルトラマラソン、いよいよあさってに。

2014-06-06 22:40:19 | 走る!
今年も参加します、地元のウルトラマラソン。

懲りずに100㎞。

ふと気づけば、あまり練習もしないまま、明後日に迫っていました。

今年も何とか、時間内に自分の足でゴールにたどり着きたいものです!

あと、今年は、宮笠をかぶって走るモニターランナーを20名募集する予定で、20名の宮笠ランナーが飛騨路を駆ける(歩く?)ことになります。かっこいいでしょうねー そう思いませんか?

明後日、元気なら報告をしたいと思います。

(写真は去年のゴールシーン)