飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

第6回宮笠講座を開催しました。(2014.2.17)

2014-02-17 22:08:47 | 宮笠の製作
 今日は、宮笠講座第6回目の日。
 残すところあと2回となって、みなさん順調な方はかなり編み進んできました。
 そろそろラストスパートにかからないと…という方もちらほら・・・。かくいう私も、その一人…?

 まず始めは、講師の問坂さんのデモンストレーションで、前回編み終わって竹の骨をとりつけたところに、「ふち」を縫いつけていきます。ふちをしっかり縫いつけることで、笠の丸い外周が丈夫になります。この縫い方にもコツがあって、外側から縫い目が見えないようになっています。



 それから、一周縫い付けた後につなぎを作るところがまた難しい。かなり難しいパズルのようなもんです。でも、問坂さんがおっしゃっていたように、編み目を追うように進めれば、自然にできるのです。とはいえ、その境地に達するには、何十何百も笠を作らないとたどり着けないでしょうね…・



 次回は、「おたて」と呼ばれる竹を輪にした部材をさし骨に取り付けて、笠本体がほぼ完成する予定です。さて、みなさん宿題がんばってーーー


第5回宮笠講座を開催しました。(2014.2.4)

2014-02-06 20:56:21 | 宮笠の製作
 2月4日、第5回目の宮笠講座を開催しました。

 8回中の5回目ということで、かなり皆さん製作が進んできています。

 今回は、笠本体を編む作業の仕上げと、竹の輪と骨を挿す工程に入っていきます。

 まず始めは、講師の問坂さんのデモンストレーション。相変わらず見事な指運びで、編むのを終えると、竹を輪にして笠に固定していきます。



 輪竹を固定したら、今度は6本の挿し骨を放射状にさしていきます。そしてふちの余ったところをはさみで切り落とします。

 今回はここまで。次回は、ふちにベルト状に編んだ「ふち」を縫い付ける作業になります。

 受講者の皆さんは、問坂さんの指さばきを目に焼き付け、めいめいの笠の制作に取り掛かります。早い人、遅い人それぞれのペースで、製作を進めました。



 私は、というといろいろやることがありなかなか編み進められません。次回までに宿題として、みんなに追いつくように進めたいと思います。


第4回宮笠講座を開催しました。(2014.1.27)

2014-02-02 12:21:23 | 宮笠の製作
 1月27日、第4回の講座を開催しました。

 今回は、辻引き、中づくり、裾づくりで、前回立体的にして尖がったところを作ったのちの工程で、笠本体の編みを仕上げていく工程です。



 講師の問坂さんのデモンストレーションを見学した後、そのイメージを忘れないうちに自分の笠の制作に取り掛かります。

 皆さん、笠の形を整えるのに苦労しながらも、なんとか編み進めていっていました。ここでしっかり整えておかないと、輪竹をつけるときに苦労するのですが・・・。うまくみんなつくといいなあ。