飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

源流の森を歩いてきました

2008-06-24 22:41:23 | 自然
 6月28日に高山市一之宮町の源流の森で開催される「源流の森づくり」で、森の案内人としてお手伝いするため、今日は役場の方の案内で下見に行ってきました。
 まず向かったのは、今回新たにお披露目される「源流の一滴探索路」(かってに名前をつけてしまいました・・・)。

 

 この道は、一之宮側から川上岳に登る登山うの途中から枝分かれした支道です。まだできたてらしく、刈り払った低木やササが横たわり、唐グワのあとも鮮やかでした。途中、見晴らしのよいところには枯れ木でベンチらしきものがしつらえてあり、雲の間から残雪をまとった白山が遠望できました。
 巨木は無いかなー、と見ていると、株立ちながら立派なシナノキ(オオバボダイジュかも?調べておきまーす)がありました。また、根上がり樹形や合体木などの不思議な木もありました。
 

 途中までは山腹をトラバースする水平道ですが、沢音が近くなると最後はちょっと急な下りになります。たどり着いた源流は、昨日の雨(時間雨量30mm!だったとか)のため、結構な水量がありました。大きな木が点在する周辺の林と源流の流れは、なかなかいい雰囲気です。28日には約20名のお客様をココへご案内する予定です。


 この後、宮の大イチイと宮川防災ダムを見学して帰路に着きました。

やっと薪割りに取り掛かれます。

2008-06-11 00:24:29 | 薪ストーブ暦
 ひさしぶりの更新となってしまいました。なんとか一ヶ月以内ですが・・・。

 今年の薪作りは、冬から早春にかけて伐採~玉切り~運搬までをやり終えたところですが、春以降、畑関係や仕事関係(特に6月1日のイベントのせいで、5月中はいっぱいいっぱいでした・・・)のため薪割りに取り掛かれないままでした。
 ようやく6月8日、薪割りに着手することができました。



 この写真に写っている木が、今度の冬に向けて準備した薪です。樹種はナラ。ミズナラが中心で、コナラも混じっています。両者の分布の境目に位置する宮ならではのラインナップ(?)です。
 太さ約20~30cmのもので15本くらいをあちこち(知り合いの雑木山から分けてもらいます。木の代金はタダですが、お礼にお酒を何本かお返しします)で単木択伐し、林道までは人力で担いだり転がしたり、その後は近所の方に借りた軽トラなどで我が家の軒先まで運んできました。去年も思ったのですが、「薪ストーブは人を3度暖める」と言いますが、伐採に山歩きする時、伐採する時、玉切りする時、担いで運ぶ時、車に積む時、車から降ろす時、40cmくらいに切る時、薪割する時、積む時と、私は実に9回も暖めていただいています。うれしいやらなにやらよくわかりませんが・・・(笑)
 まず割る前に40cmくらいに切りそろえる作業です。山から降ろす時は太さによって約80・120・160・200cmに玉切りしていますので、長さごとに2等分・3等分・・・と切っていきます。今回全部はできないので、3分の1くらい切りそろえ、その後は薪割りをしました。久しぶりの薪割りでしたが、少しやっているうちに感覚を思い出し、薪の素性にもよりますが、うまく割れるようになりました。今後は雨に濡れないように注意しながら、ぼちぼちやっていこうと思います。