飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

ユウスゲが咲き始めました

2009-07-13 00:39:24 | いきもの暦
 雨が降りそうで降らない週末、サタデーサークルや山&畑仕事などがぼちぼち進みました。

 胸、近所でお借りしている畑の周りの草刈をしました。梅雨の雨を吸って、ぐんぐんと伸びる雑草たちは、たくましくもあり、それが疎ましくもあり・・・。草刈機を振って一通り終わったとき、土手の下のほうにユウスゲが咲いていました。今年初確認!です。
カメラがなかったので、持っていた携帯電話のカメラでパチリ。ちょっとぼけてますが・・・。 



 家の周りの土手には所々にユウスゲがあります。最近はあまり他では見かけなくなったのですが、私は草刈のときにエコひいきして、ユウスゲは残すようにしています。(葉っぱだけだと、時々草刈機を振っていて勢いで、あー、やっちゃったーというときがありますが・・・。) そのため、徐々に増えてきているような気がします。

 つぼみに白いアブラムシがびっしりついて、近くで見ると背筋がゾワッとするのがちょっと欠点でしょうか。でも、夕方から翌日の午前中(曇りの日とかだと昼過ぎまで咲いている事もありますね)まで、レモンイエローの鮮やかな花が咲いて、目を楽しませてくれます。これからぼちぼちと咲いてきてくれることでしょう。

位山でギンリョウソウなどを観察しました。

2009-06-21 23:25:32 | いきもの暦
 今日は、飛騨の名峰&一之宮町のシンボルでもある位山(くらいやま、1529m)で、位山トレッキングの行事が予定されていましたが、雨のため中止となってしまいました。
 雨は昼までには止んで、少し晴れ間ものぞいて来ましたので、位山に行ってみることにしました。

 雨上がりの森は、水滴が残り、空気もひんやりしてしっとりとしたいい雰囲気の森でした。
 足元に目をやると、首をもたげた銀の竜:ギンリョウソウがかたまって咲いていました。水滴がついて、実物は写真の何倍もきれいでした!


 ちょっと行くと、歩道の真ん中にとぐろを巻いたマムシが陣取っていました。ひなたぼっこをしていたのでしょうか?うごきがスローな感じです。あまり近寄らないようにしつつパチリ。


 近くにあったシラカンバの枯れ木に、でっかいキノコが生えていました。帰って名前を調べたらその名も「カンバタケ」とのことでした。


 位山への登山道の所々には、観光協会でつけたといわれる樹名板があちこちについていました。これはミズナラの巨木です。ひらがながなんとも言えずほんわかしています。


 山頂へは行かず、ふもとのあたりでうろうろして帰りました。

ホオノキの花を間近で観察しました。

2009-06-01 00:18:13 | いきもの暦
 祭が終わってから、何かとあわただしく(そんな気がしていただけかも)、間が空いてしまいました。今日は雨が降ったりやんだりして、外仕事ができませんでした。地元で環境に関する講演会(ドイツ、フライブルグ市の環境施策など)があり、それを聞きにいったことと、久しぶりに図書館で本などを借りてきました。

 30日(土)は、近くの郡上市のひるがの高原で、岐阜県みどりの祭が開かれ、お手伝いに行ってきました。
 全体像がよくわかりませんでしたが、式典や植樹、森林散策などがあり、地元の小中学生もよくわからないまま大人に誘導されて木を植えたり散策をしたりしていました。
 散策で子どもたちを案内しているとき、ホオノキが生えていて、枝先にはたくさんの花を咲かせていました。私自身もですが、子どもたちもホオノキの花を近くで見たりにおいをかいだりしたことがないだろうと思い「誰か木登り得意な子、花とってきて」と声をかけましたが、シャイな中学生たちは誰も登りたい子がいませんでした。そこでしょうがなく私が登り、一花とらせていただきました。




 大きくて、独特の強いにおいがしました。子どもたちに匂いをかいでもらうと、たいていの子は「うわっ」というような反応を見せました。思ったより強いにおいに驚いたようでした。朴葉寿司など、葉っぱはよく知っているホオノキですが、花についてはあまりなじみがないようですね。

カエル発見!

2009-03-19 22:44:51 | いきもの暦
今日は暖かい一日でした。夜7時でも13度あり、小雨がぱらついていました。

 暖かさに誘われたのか、カエルが道路を元気よく跳ねていました。色からして、ヤマアカガエルでしょう。そろそろ産卵の準備かな?

 さて、明日あさってと、雪のある山にいく予定です。場所は、夏に宮笠をかぶって登った「西穂高岳」です。上のほうは雪がたくさんあるでしょうが、ぼちぼち楽しんできます。
 無事帰還の暁には、ご報告をアップします。

春の花たちがお目見えしてきました。

2009-03-16 23:27:56 | いきもの暦
 最近は、あったかい日があったり冷え込んだりと、気候がコロコロと変わります。昨日は快晴で気持ちのいい一日でしたが、今は雨が降っています。明日は暖かくなるとのこと。一雨ごとに春になっていくのでしょうか。先々週位にはホオジロのさえずりも聞きました。来週末で、モンデウススキー場も今シーズンの営業を閉じるようですが、それまでは雪、あるといいですねぇ。

 さて、昨日、晴れた空の下、うちの畑をうろうろしていたら、いろんな花が咲いているのを見つけました。前から咲いておるものもあるかもしれませんが、一応記録として見つけた花を撮影したのでご紹介します。


 オオイヌノフグリです。咲き初めだからか花の青みが強いような気がします。帰化植物なのに、もう畑の雑草の定番って感じになっていますね。きれいだからまあいいのでしょうか?


 タネツケバナ。まだ伸びかけのようで、縮こまった印象を受けます。


 これはナズナ(別名:ぺんぺん草)。前出のタネツケバナと同じアブラナ科で花も似た感じですが、こちらもま伸びはじめたばかりですね。


 こちらは畑の小さな雑草の代表のハコベ。もうかなりびっしりと畑を占領し始めています。これが繁茂することを想像すると・・・、ぞっとします。早めに草取りをしようっと。


 ハコベに埋もれるようにして、伸びるタイミングを待っているヒメオドリコソウ。これは、草取りすると独特のにおいがするんですよね。

 
 フキの花、というかフキノトウといったほうがよくわかりますね。上は雌株の雌花、下は雄株の雄花です。雌株はめしべで白っぽく、雄花は花の色でクリーム色に見えるのも区別点となりますね。


 こちらは、ちょっと前ですが、3月2日に玄関前に一輪だけ咲いていたトウカイタンポポ。地面すれすれで咲いていました。その後、花の茎を見なくなったので、タネをつけるのはあきらめたのでしょうか?

 花が咲きはじめる季節ですが、同時に雑草も繁茂しはじめる春、その草を抜くべきか残すべきか・・・迷う季節がやってこようとしています・・・。