飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

御岳・雪山研修に行ってきました。

2011-12-23 21:02:32 | 山岳会
 ちょっと前になりますが、12月10・11日(土・日)で、御岳に雪山研修に行ってきました。この研修は、年末の冬合宿(西穂高岳西尾根)を前に、雪山の歩行訓練・雪中キャンプの生活技術を習得するためのもので、特に最近会に入った新人さんには始めての雪山登山となるものです。

 天気予報では、天気はほどほどとのこと。乗り合わせた車で、チャオスキー場の脇を通り、濁河(にごりご)温泉に到着。寒さも風もひどくなく、まあまあの雪山日和です。積雪は思ったより少なく、10cmくらいといったところ。



 樹林帯の中を黙々と登っていきます。途中汗をかきそうになるころに小休止して衣服を調整。久しぶりの大きな&重いザックですが、時々ランニングしているせいか、足運びは順調です。

 標高2,500mくらいになると、大きな樹木が姿を消し、曲がりくねったダケカンバやハイマツが現れ始めます。ずっと上のほうに、飛騨頂上方面がよく見えました。上のほうは風が強そうです。



 雪は少ないので、かんじきをつけるほどではありませんが、稜線近くになるにつれ凍った雪の斜面が出てきて、アイゼンを出そうかどうか迷うように。結局アイゼンは使わず、キックステップで五の池小屋到着。


 小屋周辺は風が強く、五の池あたりも雪が飛ばされてほとんどありません。逆に風下側は、小屋の外壁を覆うように雪が吹き溜まっています。冬季小屋は(私は見ていませんが)けっこういっぱいになっているとのこと。風下側に雪面を踏み固め、テントを設営しました。
 その後雪上歩行訓練等をしようかと相談しましたが、悪天候のためテントに入り、夕食&飲み会が開始。テントの外とは違い、暖かく楽しい夕餉となりました。その夜は、一晩中テントを揺さぶる風雪が耳について寝付けませんでしたが、やがて眠りに落ちていました。



 朝起きると、テントのジュラルミンポールが曲がっていました。外に出していたザックには、”エビのシッポ"がびっしりついて、いかにも寒そうでした。



 身支度を終えてテントを出て、歩行訓練箇所を探しましたが、雪が少ないこともありいい場所が見つかりません。それと、朝にはちょっと小康状態だった風雪が、また激しくなってきました。そのため、先輩方が相談の上、下山の途につくことに。
 再び重いザックを担ぎ下りましたが、途中かなり風が強く、ほっぺたが軽い凍傷になってしまいました。初めてのことでした。
 樹林帯に入ると風はほとんどありません。そこでちょっと時間をとり、昨日から出番のなかったかんじきを装着して歩く練習をしました。

 昼ごろには濁河温泉に下山し、温泉入浴できる宿を探し、あったまりました。雪はちょっと少なかったけど、寒さは十分体験できました。皆様お疲れ様でした!
 さーて、この冬はどこへ行こうかな!

みのかも日本昭和村ハーフマラソンにエントリーしてしまいました。

2011-12-04 17:00:26 | 走る!
 目覚めてしまったのでしょうか・・・走ることに・・・。かどうかわかりませんが、先週、ほらどキウイマラソンに参加して、まあまあのタイムだったことと、足腰にそれほど筋肉痛が生じなかったことから、(いきなりフルは大変だろうけど)ハーフマラソンにでてみよう!と思い立ち、さっそく『みのかも日本昭和村ハーフマラソン』にエントリーしてしまいました。

 そこで、やっぱり事前に最低一回は21kmを走っておかなきゃということで、(ランニング用の服がなかったので)ジャージのパンツと速乾性の長袖Tシャツを新調し、それを着て、走ってみました。

 昭和村マラソンはけっこうアップダウンの多いコースと評判です。また実は私が通った高校は日本昭和村の近くで(当時は昭和村はありませんでしたが・・・)、競歩大会で24km走ったときのコースは、おそらく今回のハーフマラソンのコースに近いんじゃないかと思うのですが、記憶にある競歩大会のコースもかなり登りがきつかった印象があります。そこで、練習もそれを想定して、家を出て(標高約650m)、モンデウススキー場のある苅安峠(標高約900m)を越え、さらにあららぎ湖(標高約1000m)までの10.5kmを往復することに。目標は2時間(無茶か!?)、は無理でも、とりあえず止まらず走り続けること。

 2:06:06。 初めてのハーフマラソン練習の結果です。けっこう登りが厳しかったけど、何とか止まらず走れました。タイムも初めてにしてはまあまあかなと。もうちょっと走る力をつければ練習タイムより速く走れ、2時間をきるのも夢じゃない!?と、ほらどの経験を元に、自分に都合のいい妄想を展開するのでした・・・。