もともとキャブレター不調でお預かりが始まった「250DESMO」
そちらはすぐに回復しましたが、そのほかに見過ごせないトラブル(コチラのほうがはるかに深刻…)をかかえていたので
そのまま進行することになりまして、結局エンジンは全分解とならざるを得ないことに。
そこから無くてはならない主要部品を入手するために永い時間を要してしまいました
月ではなく「年」です。
今年の春先に部品の見込みは付いていたのですが、あまりの時間の無さによって分解後そうとう時間の経ってしまったこのエンジンと向き合うことが
なかなか出来ずにいたところ、梅雨に入ったうえに天気予報が不安定で預かり予約の順番が乱れたおかげでちょっとだけ時間が出来たので
この機会にようやく作業再開できました。
クランクケースの各ベアリングは初期の段階でサイズどおりに交換していたのですが
その後どうやらベアリングの規格が合っていないことが判明し、先ずは入れ替え
お預かりの当初、分解しながらこれはもとどおり組めばよいと言った状態でないことは感じていたので
これから先もパーツも情報も少ないこのエンジンを組み立てるにはかなり時間がかかりそう。
カムシャフトを駆動するベベルギヤを正しく動作させるためクランクシャフトのシム調整には拘ります。
そのまま組み上げて行くわけにはいかないのでパーツの欠品を見つけることにも神経注ぎながら進めなくては
なにはともあれ狭い店内に分散して格納していたエンジンパーツが台に載ったことは前進です。
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