お得意様のKTM
車検整備を機に足回りのリフレッシュをと言うことで当方にて作業させていただくことになりました。
購入を検討中、外車だから…と何かと心配される声はよく聞かれますが
この690シリーズのサスペンションはWPのユニットはもちろんですが
リヤのリンク周りのサイズに構成に仕上げにと、じつに上質だと僕は思います。
ピボットシャフトはリンクを締結するものであってサスペンションの動きを左右するものではないと思いますが
こんなところか美しくメッキ処理されているなんてメーカーの考え方(この部分に関して)に感銘デス。
そんなメッキもいつかは錆びるので組付け時には十分にグリスアップするのですけどね (^_^;)
リヤクッションのフルメンテナンスはWPの正規ディーラーで敢えて純正の仕様通りに仕上げてもらうようにオーダー。
これほど高品質な足回りに注文を付けることが無い(できない)と言う正直なところは僕もオーナーさんも同じでした (笑)
フロントフォークの作業に加えてステアリングステムも分解。
パーツに痛みは見られないので、新車組付けを大きく上回る十分なグリスアップ後に
ガタ無くかつ最も軽く動くところを探って組立完了。
重視されているところが国内モデルと異なるとも言えるので
国内外のどちらが良いとは言えませんけど
ユーザーさんによるネットの情報では良くないほうがやたらと多くなりがちのようです、外車。
批判する言葉やその出来事はトラブルの数ほどありますけど、
評価する言葉と言えば「足付きがいい、重心低い、安定している、無難な意味で乗りやすい、あとは男っぽいそして旧い」
くらいみたいですからそのどれにも当てはまらないとどうなるのでしょうかね (^_^;)
ツーリングを中止にせざるを得ないまでに体調を崩しておりましたがほぼ2週間で完治しました。
コロナ感染が発覚して一日半ほどお休みし、それ以外は入店をご遠慮していただきながら営業を続けておりましたが、
なんとかバイクを倒すことなくしのぐことができました。
多くのお客様に作業の延長とご心配をおかけすることになり
誠に申し訳ございませんでした。
2週間食事がとれていなかった身には緊張の新車試乗チェック。。。
体調とメンタルでフィーリングは随分と違って感じられましたが、バイクの組み立てに異常はありません(当然か…)
コロナ流行ってますからどうかご自愛ください。
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