またまた冷却系の修理作業です、たまたまですけど今シーズンは続きますね。
F650GSのシングルもエンジンはロータックス製(シリンダーヘッドはBMW製でしたかね)で
欧州車スポーツシングルに多く見られる飛びぬけたパフォーマンスはありませんが、
エンジンフィーリングがマイルド(パワーが無いと言うことではなく)で乗り手を急かすものではない、
角の無い鼓動はオンオフ問わず長時間のライディングを可能にしてくれそうだし、
一目惚れはされなくても、乗り込むほどに理解されていくような…
刺激を求めて乗り換えると、後になってまた懐かしくなるようなバイクではないかと思われます。
今回はウオーターポンプシールではなく、その奥のオイルシールからの漏れで
液漏れを知らせる通路から見えるのはエンジンオイルのほう。
ここもやっぱり欧州シングルらしく「水のシール」はメカニカルシールではないので
当然、ポンプシールも交換ですね。
コンパクトでフリクションロスの少ないほうを選んだからなのか
やっぱり定期交換が前提なのかも。
ロータックスエンジンによく見られるプラスチック製の歯車も点検して作業完了。
それにしてもこの日も暑かった。。。
冷却水の最高水温までの変化をメーター上と肌感覚で感じるにはとてもわかりやすい季節 (^_^;)
オリンピック開催中の日本の暑さに、欧州は人もバイクも参っておられるハズですよ。