クロキライディング

いつだってバイク

ACジェネレーター

2017年12月13日 00時20分00秒 | メンテナンス


前回のツーリングの時、皆の行動の中でスターターモーターの回転音を側から聞いていて

この一台だけちょっと様子がおかしくて気になっていたのですがやっぱり…

これまでのメンテナンスの履歴と症状からしてバッテリー交換だけで済ませて良いケースではないので

レギュレートレクチファイヤーは勿論 ACジェネレーターやスターターモーター本体なども疑ってみなくてはいけません




ACジェネレーターのステーターコイルから出力される3本の電線

ココはレギュレーター交換時には必ずチェックするところですが、このように発熱し焼け焦げているか

それに近い状態になっているものを見ることはけっこうあります。


いろんな車両で試していると

ジェネレーターとレギュレーター間、この三相交流が流れる電線は

素手で触り続けるのが辛くなるほど発熱しているものも珍しくありません。







レギュレーターは予防も兼ねて交換するとして

相方のカプラーは同じ物が入手できなかったので、この際両方ともサイズを選んで別の物に交換しました。

容量不足や接触不良で焼損のキッカケにならぬよう接続作業は確実に。





990アドベンチャーはフロントバンクのエキゾーストパイプの周辺に

あまり熱を帯びて欲しくないパーツが接近しているし、それでなくても発熱量が半端ではないので

そのあたりの整備性はあまりよろしくないとは言え、状態確認は欠かせません。





だから、バッテリーケースの蓋を開けるとその裏に親切にプラスとマイナスの方向表示があっても

アリガタイ… なんて思わないです (^_^;)





しつこくテストを続けて作業完了

風通しの悪いアンダーガードの中で高温の環境

もうすぐ8万Km よく耐えたと言うべきかもしれない。



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