前夜はすっかりやっぱり呑み過ぎてしまい ホテルに戻って以降の記憶無しですが
朝食をとるのは泊まりのツーリングの朝ぐらいのものなのでこの機会を逃すわけにはいきませんね (^_^)
高知市内に向えば観光スポットも多いのですが、今日二日目も高くて涼しいトコロを目指しこれまでに走ることの無かったルートで上昇下降を繰り返します。
目指すのは石槌山の東側の愛媛県と高知県の県境を走る 瓶ヶ森林道「UFOライン」
通行可能期間が4月中旬~11月中旬と限られているうえに災害による完全通行止めも少なくないようなので
途中、このように工事中で通行時間制限があって30分以上待たされても(今さら引き返して迂回したところで結局待つほうが早い)諦めずに突き進みます。
水源近い吉野川 美しい川の表情をチラチラわき見しながらグングンと上昇して行くと
いつの間にか暑さを忘れ 行く手には掴めそうな雲が路上を覆い始めて
「山荘しらさ」に到着するころにはもうすっかり雲の中
これ大丈夫なのかな? と思いつつも目的地も近いのでここらで一息 ランチにします。
周辺で食事のできるところはここだけ(だと思います)ですが 宿泊だけでなくこんなに落ち着いて食事のできるカフェもあるなんてありがたい。
勿論 空調なんて不要 網戸越しに吹き込んでくる風はヒンヤリしていて、既にものすごく高いところに居ることに気付きます。
そうこうしていると 開け放たれた窓の外から雨音…
一時的な通り雨かと思いきや 雨雲レーダーで確認するとここ石鎚山系一帯スッポリと雲の中
晴れるのを待つ時間はないので、仕方なくレインウエア着用で一番高いところへ到着
2年前 初めて訪れたときに使っていたツーリングマップルの表紙がこの場所だったなんて知る由も無く
今回は同じ場所で自分も写真に納まってしまおう…なんて楽しみにしていたのに
四国の屋根で一期一会とはいきませんでした。
まあ それもツーリングというものです いつかまた来ます (^_^)
なんだかんだで時間を費やしてしまい 急ぎ足で山を降りてみるとこのとおり
サッサとレインウエアを脱いでしまえるほどこの後の天気に疑い無し、これまでの雨がウソのよう
時間が許せば 「とびしま海道」で呉にわたりたかったのですが、その考えは甘く
最速で帰れる方法を検索することになりました。
西条から松山自動車道で2台のバイクの本領発揮でイッキに松山市内 夕方で渋滞の市内をクネクネ走って
「防予フェリー」に出港時間ギリギリで滑り込み
暫しの息抜き…
この2時間半はいいですね 行きならツーリングへの士気を高める
帰りなら楽しかったツーリングを降り返りその終わりを愛しむことをカラダを休めながらできるわけですからね。
柳井港到着後 JR徳山駅へ直行しそこから長女は新幹線で福岡へ
バイク2台は下関へ それぞれ休み明けの仕事に備え帰還していきました。
リニューアルされ24時間営業となったサービスエリアで「美東チャンポン」
評判いいのに初めて食べました。
ここまで来ればもう急ぐ必要もないのでゆっくり帰って クロキライディング到着は日付が変わる少し前
時間的には出来の悪いツーリングでしたが、身内だけなんでこれもよし
やっぱり四国は広い 出来れば2泊以上でないとあちこち廻るのは難しいし欲張りすぎてもいけないのだと思いました。