10月27日にタネをまいたキヌサヤエンドウ。11月10日現在の姿
新型コロナウイルス感染者がここにきてまた増えだしたという。引いては押し寄せる波のようだ。10月26日の奥日光の紅葉見物では東武バスが大混雑。3密などどこ吹く風。さすがにこれはやばいと思った。2週間が過ぎたいま、発熱もないから感染は免れたと思っている。紅葉の山旅がいずれも見ごろに出合えて気をよくしている。次は、ことしも京都の紅葉をと計画している。コロナ禍で京都の宿は予約しやすいというものの、年寄りは家でおとなしくしていたほうがいいのか、かなり迷っている。
ことしのタネまきは、キヌサヤエンドウとソラマメでおしまいになる。
まずはキヌサヤエンドウから。毎年スナップエンドウを合わせて作っているのだが、ことしはキヌサヤだけにしてスナップの栽培をやめることにした。
スナップはゆでてマヨネーズをつけて食べる。それしか食べ方を知らない。どうも単調だ。あきる。どちらかといえばキヌサヤのほうがおかずづくりには役立ってくれる。
豆類は直まきはしない。すべて育苗箱か苗床にタネをまいて苗を育ててから移植している。豆類は直まきすると発芽をそろえることに失敗することがある。補植するのも面倒なので、それなら苗をつくってから移植したほうがきれいにそろう。
キヌサヤは育苗箱で苗をつくる。1袋すべてまいてしまう。これでは多い。でも残したところでどうせタネを無駄にしてしまう。
キヌサヤは育苗箱で苗をつくるといっても、わたくしの場合は小さな芽が出てくるとすぐに移植してしまう。かなりせっかちだ。こんかいもタネは10月27日にまき、芽が出てきた11月1日には移植した。
これで大丈夫かと自分でも思うのだが、根はしっかり出ている。これまでの経験からまったく問題なく育ってくれる。冒頭の写真が移植してから10日目の姿なのだから、いかに小さいときに移植したかがわかるだろう。
12月中旬にもなると厳寒期を迎えるから防寒する。穴あきビニールか防虫ネットかのどちらを使うか。いずれにしても防寒しないと寒害に遭って枯れる株が出てくる。防虫ネットでは厳しい寒波が来ると弱い。このところずっと穴あきビニールをトンネル掛けしてきた。これでうまくいっていたのだが、昨年は暖冬のため徒長してしまった。悩ましいのだが、ことしも穴あきビニールで対応するつもりだ。
いっぽう、ソラマメは10月28日に苗床にタネをまいた。平年に比べて発芽が遅れている。11月10日になって芽を出してきた。まもなく移植、定植できるだろう。