30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

絶滅危惧種・カッコソウが咲く上州・鳴神山

2009-04-29 | 登山

サクラソウ科のカッコソウ。絶滅危惧種に会えました

沢のせせらぎときらめく新緑、赤紫色に咲くカッコソウ、山頂にはアカヤシオ、そして頂上からは360度のパノラマ。桐生市の北に位置する鳴神山はこんな山だった。ガイドブックにある通りたしかに980㍍の低山ながら素晴らしい。

4月26日の尾瀬・笠ケ岳の翌27日は上州・鳴神山を歩いた。鳴神山? 初めて聞く山だった。あわてて山岳ガイドを見ると「新・花の百名山」、山頂からの展望とアカヤシオ、絶滅危惧種のカッコソウ、そしてナルカミスミレ。なんかよさそうな山で、これを読んでしまうと少なからず期待感が膨らむ。ちょうど時期もぴったりだ。はたしてどうなるか。

コースはいろいろある。きょうも出発時間が遅くなったので、短いコースを歩く。10時40分に東側の「コツナギ橋」登山口から登り、頂上を経てやはり東側の「大滝登山口」に下山。そこから車道を歩いてコツナギ橋に戻るというコースだ。ラウンドコースである。歩行時間は3時間30分の予定だ。コツナギ橋からコツナギ沢沿いに歩き、頂上からは尾根を下る。

きょうは快晴。それだけに鍋足からのコースは沢沿いを登るのでせせらぎと新緑が気持ちいい。まもなく稜線に出ようかという手前にカッコソウの保護地があった。ロープで囲ってある。杉の林の斜面だ。こんなところに絶滅危惧種のカッコソウが咲いているとは思えないような場所だ。見渡しても花は咲いていない。
「咲いていないようだ。早かったかな」
あきらめたその時、仲間が叫んだ。
「斜面の上のほうに赤いのが見える」
私は目が悪いのでよくわからないのだが、速足でその場所へいくと、咲いていた。
「これがカッコソウの花か」
ネット
で見たとおり鮮やかな赤紫色だ。このカッコソウはすぐにサクラソウの仲間だとわかる。絶滅危惧種のこの花が、杉の林の中で咲いているのがどうもミスマッチな感じがしてならなかった。絶滅危惧種といえばもっと環境がきびいしいところに生きているものとばかり思っていたせいか、なんの変哲もない杉の林の中で咲いているのをみると、保護活動している方には申し訳ないのだが、どうもありがたみがない。しかし、花の時期は毎年変わり、会いたくても会えないものだから、一発でこうして会えたのは幸運だった。 

 

さすがに「新・花の百名山」だ。この鳴神山にはカッコソウとともに貴重な花がもう一つある。ナルカミスミレだ。花の色や形、それに葉の形を事前に頭に入れてきたが、とうとうどれがナルカミスミレかわからなかった。出会っているのに見逃してしまったのだろうか。

 

 

頂上近くは、これも期待したとおりアカヤシオの群生地だ。ふっくらとしたピンク色で、ここの花は大きく感じられる。このピンクの花と澄みきった青空がよく似合った。山頂付近のアカヤシオの最盛期は1週間前だったようだが、まだまだ十分に鑑賞に堪える。


なんといってもこの日の圧巻は頂上からの展望だ。目を奪われた。低山なのにこの眺望の素晴らしさといったらない。ぐるりと見渡すかぎり展望が広がる。真っ先に目がいくのは北に雪を冠った山々。きりりとしてとても美しい。男体山と日光連山だった。いやあ、これはよかった。そして皇海山と袈裟丸山も。

目を東に転じると、遠くにわが故郷の筑波山が双耳峰の姿を見せているではないか。これでさらに気をよくくした。

きょうのこの鳴神山。すべての期待に応えてくれた。幸運としか言いようがないのだが、自分が知らなくてすばらしい山々がいっぱいあるのをあらためて教えてくれた。

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この時期の鳴神山、お勧めです


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あの感動が再びの尾瀬・笠ケ岳

2009-04-28 | 登山

2009年4月25日から27日までの2泊3日、登山仲間と尾瀬の笠ケ岳と上州の鳴神山を登ってきた。25日は低気圧の通過で荒天となり、この先どうなるのかと危ぶまれた。仲間に雨男がいるのではないかと心配したが、後の2日間は青空が広がった。予想外の天気にもちろん心がはずんだ。尾瀬の笠ケ岳は周知度が高いが、後者の鳴神山は「新・花の百名山」とはいえ初耳の人が多いはず。この山もよかった。この話は明日にして、まずは26日の笠ケ岳から。

尾瀬・笠ケ岳は一年半ぶりだ。このときはこれでもかといったすごい展望に恵まれた。もうこんな展望に二度と会えないものと思い込んでいたのだが、それが今回再び感動の景観を目の当たりにできたのだから、こんなにうれしいことはない。それも雪をまとっての姿だ。再会できた喜びで、寒風を忘れるほど山座同定に夢中になった。

冬期閉鎖中だった鳩待峠への道路が4月24日に開通したばかり。峠までの道に雪はなく、峠の駐車場も除雪されていた。

しかし、笠、至仏への登山口からすぐ雪道になった。青空がまぶしい。こんな青空になるなんてだれも予想できなかった。開通して入山できるようになったばかりなのに、トレースははっきりしている。木に赤布が巻いてあるから、この天気では迷うことはない。雪は腐っているが、途中からアイゼンをつける。この雪の状態だと、ピッケルは必要なかった。ストックでこと足りた。

高度をかせぐと、あの世界が待っている。尾瀬ケ原を前景に燧ケ岳と会津駒ケ岳の景観だ。この天気だから申し分なく見渡せる。無彩色の世界だけに味わいがある。この景色だけで十分といった気になる。

目的の笠ケ岳が左手に見えてきた。このすくっと立った姿がよく、この三角錐の山は好きだ。前述したように1年半前に笠には登っているのでルートの様子はわかる。そろそろ笠への分岐なのだが、左へのトレースがない。私はトップを歩いていた。たぶんこのあたりなんだがと思いながらもトレースがないので、左側に寄って笠への尾根をさがした。少し行きすぎたようだ。 

この日は鳩待峠を10時30分に出た。山を歩くには遅い。笠への往復は時間との勝負である。結局は笠への登頂はあきらめざるを得なくなった。それでも満足だった。なぜなら笠へと続く尾根を少し進むと、上越の山々が姿を現したからだ。どこまでも連なり、幾重にも重なる山また山。一昨年の喜びが再現した。いいね、いいねと、すっかり見ほれてしまった。

この大観にデジカメのシャッターをきるのに忙しかった。ずらりここに並べたいのだが、その一部しか載せられないのは残念としかいいようがない。山を同定するのも大きな楽しみですね。

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満足の山旅でした

あしたは、鳴神山を歩きます


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とうとう買った、トマトの雨よけハウス

2009-04-24 | トマト

昨日の続き。タケノコを料理することにした。まずは茹でる。そうこうしているうちに、かみさんが帰ってきた。もちろんあとはまかせた。続けてやってみたかったような、それでいて後をまかせてほっとしたような気持だ。どちらかというと後者かな。タケノコは初めて扱うだけにどうも面倒な感じがしたからだ。

30坪と20坪の畑への種まきと苗の植え付けは8割がたすませた。残っているスペースはわずかしかない。そのスペースにはトマトを植える。
今年はとうとうトマトの雨よけハウスを買った。「とうとう」なんて書くと、雨よけハウス程度のものを買うのに相当な決断がいったんだ、と笑われるかもしれないのだが、自分ではたしかにそんな気持ちだった。ホント、長年買うかどうか迷っていたんだから。外で酒を飲むことを考えたら、こんなもの安いものだが、それがなかなか買えない。

雨よけハウスを畑への組み立てはGWにする予定だ。その前にトマトの苗を買わなければならない。トマトは、毎年本数が少ないので種から育てないで、苗を買っている。今年は雨よけハウスを買ったから意気込みが違う。全部で8本も買った。大玉3本、中玉3本、ミニ2本、違う種類のものを一本ずつ買った。いまは家で養生させているところだ。 

明日から山登り。天気が悪い。晴れ男の私でもたまにはこんなこともある。 


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粉ひきそっちのけでタケノコ掘り

2009-04-23 | その他

午前中はそばの粉ひき。毎月一回、昨秋収穫したそばを粉にしている。そば打ち入門したのにそば打ちができない私は、相変わらず下働きだ。粉ひきはだいぶ慣れた。

粉ひきはそば打ちメンバーの農家の庭先で行う。この農家の作業場に粉ひきの道具一式がある。庭先の隣は竹林だ。この時期に竹林といえばタケノコ。仲間がそばひき作業などそっちのけでタケノコ掘りに夢中になっている。汗びっしょりになって掘り出している。その成果だが、写真はその一部だからすごい量になった。

タケノコといえば私の大好物はタケノコごはん。このところたびたびかみさんが家を留守にするので、私の料理の腕はだいぶ上がったのだが、タケノコは初めてだけに、いただいたはいいが、さてどうしようかと迷っている。


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遊びに行くので、みんな?植えつけてしまった

2009-04-22 | その他

3月にセルトレイやポットにまいて育てていた苗。まだ畑に植えつけるには小さいのだが、天気がいいので、みんな?植えつけることにした。前もって敷いていた黒マルチに植えつけていく。天気がいいからなんていったけど、まもなくGWだ。山にも行きたいので留守中のポットやセルトレイの苗の世話を考えると、この際だから畑に植えつけることにした。まだ少し小さいけれどしかたない。遊ぶためにはなにかと考えなければならない。

きのうも書いたけれど、30坪と20坪のわが菜園は、種まきと苗の植えつけでほぼ埋まった。春の作付が始まると、もっと広ければいいのにと思うのだが、これからの雑草取りやらの世話を考えるとこれが限度かなと思っている。

きょうの作業。
苗の植え付け=ナス、玉レタス、キュウリ、カボチャ、キャベツ、インゲン、ピーマン、スイカ。
種まき=ササゲ、空芯菜、ラッカセイ、エダマメ(2回目)、オクラ。ラッカセイ、空芯菜、オクラの種は前の晩から水に浸しておいたもの。

4月3日に黒マルチしたうえにビニールトンネル掛けしておいたトウモロコシがきれいに芽を出した。トンネルのビニールの覆いをとってやった。

 3月9日に種イモを植えつけたジャガイモ。これも芽をそろえてきた。

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きょうは夏日だという。暑かった。
畑は8割がた植えつけをすませました。


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3月に種をまいた葉物がまもなく収穫

2009-04-21 | コマツナ

種まきのこの時期は忙しい。あれもこれもと種をまき、苗を植えつけていると、30坪+20坪のわが菜園は、もう「満員状態」で、まき忘れていた種が出てくると、「さて、これはどこに植えようか、もうスペースがないよ」と困ってしまう。これもきちんと作付計画を立てないからで、わかっているのだがあいかわらずさぼっている。この時期になるといつも頭を悩ます。

種をまいているばかりではない。この春に種をまいて、まもなく収穫できる葉物がある。ベカナ、チンゲンサイ、ミズナ、コマツナ、ホウレンソウ。これは3月27日にビニールをトンネル掛けして種をまいた。陽気がよくなり暖かくなって急に生育の速度が増したようだ。3月と4月は畑の端境期。畑での収穫物がなくなるだけに、葉物だけでも収穫できるのはありがたい。

ベカナ


ミズナ

 コマツナ

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野良仕事が忙しくなった


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いま、裏筑波は花盛り(速報2-2)

2009-04-19 | 登山

きのうの裏筑波の妖精たち。早春の日の光を浴びて短い命を輝かせている。落葉樹の葉が茂るとその命ははかなくも消えてしまう。10数年前に仙台に単身赴任した時、すっかりスプリングエフェメラルのとりこになった。雪解けとともに山を歩く。出会いの期待に応えてくれるとそれはそれはうれしかった。いまもその魅力を忘れられないでいる。
コースは昨年と同じ。上りは「男の川」から男体山へ。このコースはニリンソウとカタクリが迎えてくれる。下りは女体山から裏筑波野営場へ。昨年より10日早いのでカタクリが登山道の両側にびっしり咲いている。裏筑波の早春の花はこの両者だが、同時に楽しめる時期を選ぶのはなかなか難しそうだ。カタクリが先に咲き、そのあとにニリンソウという順番だ。身近な山にこんなにも魅力ある花々が咲いているなんて筑波山をすっかり見直している。 

■カタクリ



■キクザキイチゲ

■エイザンスミレ



■多くの種類のスミレが咲いている。気に入ったものを撮ったが、
これは名前がわからない。フモトスミレ?

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 花盛りの山に満足


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いま、裏筑波は花盛り=速報(2-1)

2009-04-18 | 登山

いま、裏筑波はスプリングエフェメラルの花盛りです。それにまぶしい新緑の輝きに満ちています。きょうは、昨年(4月28日)より10日早く裏筑波から筑波山を歩いてきました。春の妖精たちの清らかな花々に触れて私の心もすっかり晴れやかです。心が洗われます。
今年はカタクリとニリンソウの両方を楽しむことができました。昨年はカタクリは盛りを過ぎて、ニリンソウの群落だけが素晴らしいものでした。
今年は3月21日に筑波連山縦走をしてゴールは筑波山でしたが花たちに出会うには少しばかり早すぎました。
きょうは、ニリンソウ、カタクリ、ヒトリシズカ、キクザキイチゲ、エイザンスミレと、妖精たちに囲まれて気分がいいですね。裏筑波のスプリングエフェメラルはお勧めです。
まずはニリンソウとヒトリシズカのやわらかな微笑みを。

■ニリンソウ

■ヒトリシズカ

あしたにつづきます。


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買うぞ、トマトの雨よけハウス

2009-04-17 | トマト

昨日は久しぶりに神田の街を歩いてきた。猫の散歩みたいに決まったコースしか歩かない。まずはICI石井スポーツ登山本店で靴下を買い、そのビルの一階にある「植物図鑑」(千代田区神田神保町1-6-1)で野菜の苗を見てきた。店内は入荷した野菜の苗の入った段ボール箱でいっぱいだ。夏野菜の苗は今週末から出荷の最盛期になる。店頭にはサントリーのトマトの苗が並んでいた。サントリーのトマト苗は値段は高いのだが、宣伝のうまさと見た目の高級感でつい買ってみようという気にさせられる。しかし持って帰るのも面倒だから我慢だ。

こんな雨よけのビニールハウスがほしい↑

トマトといえば、このところ毎年、雨よけのビニールハウスを買おうかどうか迷っている。トマトは雨が大敵。雨さえ避けることができればひび割れることなく見た目もいい立派なトマトが収穫できるからだ。昨年は手作りの簡便なもので雨をよけただけでも、見違えるようなトマトができた。それもあるので今年はどうしようかと。「やはり買おう」と決めた。ネットで検索してみるとこれはというものを見つけた。トマトの植え付けにはまだ間があるから、その前にホームセンターで一度見てこようかと思っている。さあ今年は楽しみだぞ。買うからには期待に応えなければならない、もうすでにプレッシャーかな。

NHKのきょうの料理で、「菜の花とフレッシュトマトのスパゲティ」。春らしい彩りだ。冷蔵庫にハクサイの菜の花とトマトがあるのを知っていたのですぐに作ってみた。この4カ月近くのおかず作りからすれば、こんなの簡単だ!といえるくらい台所に立つのが苦にならなくなった。菜の花だけのスパゲティよりうまい! トマトの酸味が効いてコクがある。こんな応用動作ができればいいのにと思うが、こうなるには先が長いのだろうね。 

 


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できるか、年中新鮮キャベツを

2009-04-15 | キャベツ

4月11日に歩いてきた「伊豆ケ岳縦走」をホームページにアップした。山歩きの後にきちんと整理しておくのは面倒なことだが、この手間があとになって大きな楽しみになってかえってくる。登山の楽しみの最大は計画を立てること、そして歩いて、記録する。これをやるといつまでも自分の足あとが鮮明に頭に残っている。

やっと雨が降った。畑が乾燥して苗を移植したくてもできない状態であった。身勝手なもので雨が降らなければ困るといい、降り続けると晴れないかと祈ることになる。この春の雨で、いま芽を出したばかりの小さな苗も、冬を越して育っている大きな苗も、積もったほこりをすっかり洗い流してきれいになった。この機会を逃す手はない。さっそくに、ポットやセルトレイで育てている苗を畑に植えつけた。 

  
4月1日収穫の春キャベツ「金系201号」        いま栽培中の春キャベツ「金系201号」

 
いまセルトレイで育苗中の「涼嶺41号」

まずはキャベツ。いつもは「金系201号」(サカタのタネ)だが、この春は目先をかえて「涼嶺41号」(サカタのタネ)を4月1日にまいた。キャベツの種を選ぶのは難しい。たぶんこれはその一部だろうが、これほどある。この中からうまい品種に出会うのは奇跡とも思える。これまでの「金系201号」は種苗店の勧めだ。これが気に入っているが、たまには違う品種をまきたくなるものだ。キャベツのうまさは品種で決まると聞いたことがある。はたしてこれがうまいかどうか。3カ月後の楽しみである。

4月1日に春キャベツの第1号を収穫した。後続が順調に育っている。いままた新し苗を植え付けた。少しばかり間があき過ぎた。キャベツに旬はない。品種の改良でいつでもとれるようになった。種を選んでマメにまいていくと年中新鮮なキャベツを味わえる。少しずつ小まめに作ることだ。これが家庭菜園ではできる。しかし、私は「わかっちゃいるけれどそれができない」。計画作付ができない性格なのである。つい種をまき過ぎて食べきれないというのがいつものパターーン。これを反省して今度こそと思うのであるが、やはり同じことになる。どうしてできないのだろう。言われることはわかっているのだが。

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へたくそだけど伊豆ケ岳縦走


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エダマメの発芽にえびす顔

2009-04-14 | エダマメ

4月2日に種をまいたエダマメ。今年も発芽がそろった。エダマメの発芽は簡単なようだが私はかなり神経を使う。それだけ失敗を重ねて試行錯誤してきたというわけだが、この5、6年は一発でうまく芽を出すことに成功している。種まきはお彼岸以降で、種をまいたらビニールでトンネル掛けをしてやる。芽が出るのを待つ。それだけである。ここに行き着くまでに、発芽に失敗してはなんどもまき直しをしてきた経験がある。

トンネル掛けして中は暑すぎないのかねと尋ねられる。たしかにトンネル内の気温は高い。私もこれでは暑すぎるかなと心配もするのだが、毎年これで失敗なく芽を出しているのだからと安心して気にもとめない。内心は「失敗したらまき直しすればいい」と思っている。ということで、ことしもうまく芽が出てきた。覆ってあるビニールをめくってはえびす顔になる。なんと大げさな、なんて思われる向きもあろうが、これまでの失敗があるからこそ芽を無事に出してくれると素直にうれしいのである。 

エダマメは酒のつまみに絶対欠かせない。ほかはともかくエダマメだけはうまく育てなければならない。これまで多くの品種を育ててきて感じることは、エダマメらしい味のエダマメがないということである。うまいエダマメに巡り合わないのである。味に不満であった。そんなとき出会ったのが「湯あがり娘」(カネコ種苗)だ。この味に納得して、最近はこればかりである。種苗店もこれがお勧めらしい。知らん顔して「うまいエダマメないかね」なんて尋ねてみるがいい。きっとこの名前が出てくると思うよ。

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4月は野良仕事にも山登りにもいい季節

   
野良仕事が忙しくなった   山を歩いてきたよ


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大汗かいてサトイモの植えつけ

2009-04-13 | サトイモ

わが家の猫額庭にも春の花が咲き乱れている。登山をやっていると、花はやはり高嶺の花、山上のお花畑がすばらしい。出会いに胸が躍り、その喜びを抑えるのに一苦労するほどだ。今年も雪解けが待ち遠しい。

この暑い中、サトイモの植えつけを行った。4月2日に種イモの芽だしを行ったばかりだから、実のところ植えつけるのはまだ早い。それを承知で、芽だし中のイモを掘り出してみた。種イモはしっかりと芽を出している。これなら植えつけでも大丈夫だろう。本当はもう1週間ぐらい待てばいいのに、せっかちはこれだからいけない。毎年やっていることなので、植えつけは慣れたものだ。しかし作業を続けるには暑い。どうしようか迷ったが続けた。

2条植えで条間1.3メートル。クワで10センチぐらいの溝を掘り、種イモを上向きに35センチの間隔で置いていく。その株間に一握りの化成肥料とスコップ(移植コテ)1杯分のケイフンを入れていく。覆土は種イモの上に5、6センチの厚さ、深植えは避ける。今年は八つ頭を14個はじめて植えつけた。いつもの愛知早生が36個。全部で50個の種イモだ。50個の種イモを植えつけるなんて家庭菜園では多すぎるのだが、私の大好物だからこうなる。

「芽だし」でここまで芽を出してきた↓



種イモの植えつけ。まっすぐに植えつけたい↓

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  次々と新しい芽が出てきた


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きょうは14㌔超の縦走です

2009-04-11 | 登山

暑い日が続く。畑土が乾燥して苗の植えつけもできないでいる。こんなにいい陽気なので3月21日の筑波連山縦走に続いて山を歩いてきた。前回は30㌔超の縦走コースだが、今回は14㌔.超の縦走コースだ。前回の半分とはいえ、歩き応えのあるコースということになっている。前回が前回だけに、今回はその半分だから楽勝だった。しだいに冬眠していた体から、登山用の体になってきたと思える。

山域は奥武蔵。歩いた山はこの山域ではよく知られている伊豆ケ岳。コースは正丸駅~正丸峠~伊豆ケ岳~子の権現~西吾野駅。「関東ふれあいの道」となっているが登山道だ。縦走だからアップダウンが続く。
前回の筑波連山縦走は山を楽しむ余裕などなくひたすら歩いた。今回はゆっくりと歩いたつもりだが下山の西吾野駅には予定よりも早く着いた。それだけ体調がよかったのだろう。この調子でいきたいものだ。
とはいえ、風呂から上がり晩酌をやっているとさすがに疲れが出てきた。目が半分ぐらいつむってきた。早く寝たほうがいい。


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タマネギの葉、色あざやかに

2009-04-10 | タマネギ

 

きのうは潮来まで行ってきた。車窓からは田んぼが広がる。その田に水を引きはじめている。のどかな風景だ。帰りは夜になった。「潮来大橋」からながめる月はまん丸に満ちている。月の光が水面ににじみ、ゆらいでいる。その光景に橋の上で思わず立ち止まり、シャッターをきった。

冬を越えてきた野菜たちの第3弾はタマネギ。マーケットには新タマネギが出回っているが、私のほうのタマネギの育ちぐわいはご覧の通りで、まだ根元が膨らんでこない。膨らんでくるのは今月下旬になってからで収穫は6月まで待たなければならない。ここにきて背が伸びはじめ、葉の色が鮮やかになって生き生きとしてきた。タマネギは苗を植えてからあとは収穫まで何もしない。2月ごろに追肥をという指導書もあるが、わたしは一切追肥をしない。これが私のタマネギの育て方。

ニンジンが残っていたのでレシピを探したのだが、おいしそうなものが見当たらない。片栗粉を使ったものを作ろうと台所の戸棚の中をのぞいたら大豆の缶詰を見つけた。思いついたのが「ひじきの煮物」。ヒジキに大豆を入れたのを思い出した。しかしこの缶詰の賞味期限は1年前になっている。「食べても大丈夫だろう」と自分に言い聞かせて使った。ヒジキの煮物だがニンジンを入れすぎた。

 


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ソラマメの花も咲いたよ、紫色した

2009-04-08 | ソラマメ

きのうのキヌサヤの花に続いてソラマメも花を咲かせた。紫色の斑紋のある花を咲かせた。いま畑で一番元気なのがソラマメだ。ぐいぐいと日々大きくなっていくのがよくわかる。ソラマメは手間がかからないのだが、いまの時期はきちんと土寄せだけはしてやる。土寄せをしないでおくと、これから背が伸びて倒伏してしまうからだ。ことしもソラマメは多く作った。5月になるともっぱらビールのつまみになる。とり立て、ゆで立ての真っ青なソラマメ。5月の心地よい風の中でビールによく合う。

かみさんが作り置きしたおかずを毎晩温め直して食べている。毎晩だとあきてくる。そろそろ一品ぐらいは目新しいものを作らないと食卓がさびしい。以前にハクサイの「菜の花丼」を紹介したが、こんどは菜の花を使ってスパゲティを作ってみた。菜の花もまもなく終わる。これが最後かもしれない。桜が咲くと春本番だといわれる。春のピークだとすると、春は日一日と去っていく。これが足早だから困る。ベーコンを桜に見立てて食べました。


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