30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ソラマメー10月28日タネまき、11月13日定植

2020-11-17 | ソラマメ

ソラマメを定植した。ソラマメはタネを苗床にまき、発芽したら移植している。ことしは10月28日にタネをまいた。11月10日前後から発芽してきた。もう少し育ってから移植すればいいのにとわかっていても、待ちきれなくて苗床から掘り出し、11月13日に小さい苗を定植してしまった。待てない、ますますせっかちになってきた。

ことしは発芽が遅れているような気がしてならなかった。過去を調べてみると、昨年が10月23日にタネまきして11月5日定植、一昨年が10月22日にタネまきして定植が11月7日。いずれも苗が十分に育っている状態で移植しているから、ことしは発芽が遅れたようだ。

毎年同じことだが、畝間110センチ、株間40センチ。1カ所に2本植えつけている。1カ所に1本にするか2本にするか毎年迷う。周辺の農家を見ても、指導書を見ても1カ所に1本だ。それでもこれまで2本植えつけていたので今年もそうした。

全部で96本の苗を植えつけた。年年その数は減ってきている。2019年110本、2018年160本、2017年180本。2017年に比べて半分になっている。

というのも、作りすぎている。ソラマメの収穫期間は短い。それに日持ちしない。そのため、それっとばかりに毎日ゆでては食べ続ける。しまいには飽きてくる。もちろん収穫したらすぐに知り合いに分ける。それでも残るからさっとゆでて冷凍してしまう。

ソラマメの敵はなんといってもアブラムシ。これさえ防除できれば育つ。武器は殺虫剤。殺虫剤は使いたくないのだが、ソラマメ栽培では殺虫剤を散布しないと、アブラムシに全滅させられてしまう。

近くの畑に殺虫剤を散布するのは絶対に嫌という人がいる。信条だから否定はしない。その人に毎年ソラマメの苗を提供してきた。心配してのぞくと、アブラムシで莢ばかりでなく株全体が真っ黒になっている。当然ながら毎年収穫はゼロ。それでもやめずに毎年それをくりかえしている。ソラマメがかわいそうになる。ソラマメの栽培はもう無理だろうからと苗の提供をやめた。本人もうなずかざるを得ない。わたくしの考えは、殺虫剤を使用してもいいから、アブラムシの餌食になるよりもきちんと最後まで、すなわち自家採種できるまで育てることにある。

ことしのタネまきはこのソラマメで最後になった。菜園はすっかりさびしくなってきた。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キヌサヤエンドウー10月2... | トップ | 新ショウガ(1)ー11月1... »
最新の画像もっと見る

ソラマメ」カテゴリの最新記事