30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

旬だねと冬ネギを食べながら、一方で苗を育てる

2021-01-30 | 冬ネギ

生育中の冬ネギの苗

今が旬の冬ネギ

嗅覚、これって「きゅうかく」と読むんだっけと一瞬迷った。迷ったこと自体に困惑した。どうも臭覚の「しゅうかく」と混同したようだ。こんな間違いは今回に限らず多々あるにしても、焼きが回ってきたなと実感する。このブログでも年を取ってあちこち異変ありと書いてきた。しょうがないとわかっていても、やはりボケを意識しないわけにはいかない日々である。

わが菜園で冬を越す野菜。①タマネギ、②キヌサヤエンドウ、③ソラマメ、④キャベツに続いて今回は⑤冬ネギ。

根深ネギの冬ネギはいまが旬。うまいうまいと食べているところ。育てているのは赤ネギと石倉太ネギの2種。1月中旬から2月中旬までの厳寒期がいちばんうまい。冬ネギはタネをまいてから収穫まで約11カ月かかるのに、食べる期間は1、2カ月と短い。作りすぎるとこの期間には食べきれないで無駄にしてしまうことが多い。

いつも作りすぎている。昨年は半分ぐらいに苗を減らしたのだが、こんどは足りなくなりそうだ。でも足りないぐらいがよさそうである。そうとわかっていてもつい作りすぎる。

冬ネギはいま、食べるばかりでなく、いっぽうで苗を育てている。ことし11月から食べられる。タネは昨年10月にまいた。今季は石倉太ネギだけに絞った。

厳寒期の防寒をどうするか。被覆をビニールにするか、それとも穴あきビニールにするか、いつも迷う。今季はビニールをトンネル掛けしている。ただし密閉しないで両側の裾を少しだけ持ち上げている。これで寒害に遭うこともなく今のところは元気に生育している。

冬ネギの苗は、3、4月になると植え替える。ここで苗の選別をする。悪い苗は捨てる。さらに6月下旬から7月初旬にさらに選別して、生育のいい苗だけを定植する。

冬ネギはわが菜園で栽培期間が最長であり、そのうえに手間がかかる。大変だといいながらも作る。旬の冬ネギのうまさを知ってしまうとそうなるのである。

5回にわたってわが菜園で冬を越す野菜を取り上げてきた。それぞれ収穫時期が異なる。無事に冬を乗り越えて最初に収穫できるのがキヌサヤエンドウと春キャベツになる。


2021年の読書

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス(  長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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春を待つキャベツ

2021-01-24 | キャベツ

寒冷紗の中で冬を越す春キャベツ(1月22日現在)

ありえないことではないとわかってはいても、それでもたまげた。1月21日にカレーが食べたくなった。それならと22日にカレーを作った。23日になって、前日の22日が「カレーの日」だと知った。22日が「カレーの日」だなんてまったく知らなかったのに、なぜかその日にかぎって作ろうと思い立った。

要はたまたまそうなっただけの話である。しかしカレーをしょっちゅう作っている人ならその偶然はわかるのだが、ふだんめったにカレーを作らないのに、たまたま作った日がカレーの日にあたるとは、さすがに不思議な気持ちになった。

カレーは嫌いではない。しかし食べたくなっても敬遠する。なぜかといえば汗をかくからである。カレーと聞けばパブロフの犬になる。食べる前から汗がじんわりと出てくる気分になる。辛さを抑えても、食べるとやはり汗が流れ落ちてくる。カレーにかぎってこんなにも汗をかく。22日作ったカレーも真冬だというのに顔から汗が落ちてきた。これが夏だと全身から汗が噴き出てくる。タオルなしではカレーは食べられない。きまってこんな状態になるから、みっともなくて外ではカレーが食べられないし、ぜったいに食べようとも思わない。

わが菜園で冬を越す野菜。①タマネギ②キヌサヤエンドウ③ソラマメに続いて今回は④キャベツ。

いま菜園にあるキャベツは、8月下旬まきと10月初旬まきのものがある。

前者をいま食べている。防寒のため寒冷紗で覆ってはいるのだが、この寒さで外の葉は傷んでいる。でもその葉を取り除けば中身はみずみずしい。

後者の10月初旬にタネをまいたものが春キャベツになる。収穫は4月から5月だが春先の気温でしだいである。

同じ品種のキャベツでも、冬キャベツと春キャベツでは葉のまき方が違ってくるから不思議だ。冬キャベツは固くしっかりと葉をまき、春キャベツはレタスのようにふんわりとまく。

春キャベツはいつも裂球が多くて悩まされる。気温の上昇についていけない。裂球する前にといつも食べるのに追われる。昨年は晩秋から初冬にかけても裂球が多く出た。裂球といえば春の時季と思っていただけに、それほど例年に比べて気温が高いのだと思い知らされた。


      
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ソラマメは真冬でも元気だ

2021-01-21 | ソラマメ


ソラマメの生育状況(1月16日現在)

昨年末にガラケーからスマホに機種を変更した。スマホ発売から約12年になるのにいちども触ったことはない。ずっとパソコンとガラケーだった。そのガラケーもほとんど使わず、もっぱらパソコンばかり。あらかたの用事はこれですんでしまう。

電車の中で皆がスマホとにらめっこしているなか、ガラケーを取り出すのはちょっぴり恥ずかしくなる。やっとのことスマホを使ってみようかという気になる。後押ししたのがガラケーと同じ料金でスマホが使えるというセールストーク、それならと。

コロナ感染に注意しながら、1月は暇つぶしをかねてドコモスマホ教室で操作をひととおり学んだ。パソコン歴40年近い経験もあってか、スマホの基本的な仕組みを理解すれば、あとは使いこなすだけーそう思った。

しかしスマホは持ったものの使わないでいる。これは予想した通りだ。いまもパソコンでなに一つ不自由しないのだから、これではなかなかスマホの操作を覚えられない。

スマホ教室は盛況である。わたくしと同じ高齢者のじいさんとばあさんばかり。ふと思う、みなさんなにをするためにスマホを買ったのだろうかと。毎日が日曜日の高齢者にとってスマホの機能を利用する機会はかなり少ないはず。なにに利用するのだろうかとつい聞きたくなる。

わたくしの目的はひとつ。登山時に現地で情報を入手するためだ。すぐに登山用GPS地図、乗換案内、天気予報の3つのアプリをインストールした。しかしこれだって本当に必要かというとそうでもなく、必需品ではない。行動中にあればあったで便利だろうなぐらいの気持ちである。いまのところ出番はない。このコロナ渦では外出がままならないから、このままではいつまでたっても使いこなせないなと苦笑いしている。

わが菜園で冬を越す野菜。タマネギ、キヌサヤエンドウに続いて今回はソラマメ。

ソラマメに防寒対策はこの地域では不要だ。寒さに強い。放ったらかしでいい。それでも厳しい寒波のときは葉が寒さで傷み茶色く変色するが、株全体が枯れることはない。安心してみていられる。

ソラマメ栽培は定期的に必ず行う作業があるので意外と手がかかる。そのなかでもっとも手を焼くのがアブラムシだ。ソラマメ最大の敵である。これさえ退治できればソラマメは無事に食べられる。

そのためソラマメに殺虫剤は欠かせない。農薬を毛嫌いする人はソラマメ栽培はできない。わたくしも殺虫剤を散布するのはソラマメだけである。簡単に防除できる年もあれば、こちらが根負けして投げ出したくなるくらい、しつこくまとわりつく年もある。

アブラムシさえ退治できればと思ってきたのだが、一昨年は信じられないような凶作に見舞われた。わが菜園ばかりでなく、地域全体がそうであった。はっきりした原因はわからず、農家の人によると花が咲く5月に雨が不足したせいかなという。こんな現象は初めて経験した。

相手にするのはアブラムばかりではなかった。アブラムシには人力で対処できるが、天気には手の出しようがない。

今年のソラマメはいつもより少なくした。ソラマメばかりでなく、いずれもこれまでより少なくしている。年を取り、いまの80坪の家庭菜園をそろそろ見直しする時期に来た。ことしは菜園を縮小するつもりでいる。


      
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キヌサヤエンドウの防寒対策ー寒冷紗か穴あきビニールか

2021-01-18 | キヌサヤ



昨年10月末にタネをまいたキヌサヤエンドウ(1月16日現在)

いまは白い寒冷紗で防寒対策をしているが・・・

コロナくん さよなら さよなら コロナくん
坂本九の「涙くんさよなら」のメロディーで口ずさむ。

毎年1月は冬眠しながら夏ぐらいまでの山旅の計画を、どこに行こうかと思いつくままに立てる。関係する情報を目にすれば頭に入れていく。だが、ことしもコロナ渦で先が見通せない。いまの状態だと春の外出はままならないだろうと悲観的になる。ワクチン接種を2月末から始め、高齢者を優先するというがいつになるのだろう。3月、いや4月、もっと先? 夏までには収束するのだろうか。 

ダメもとでも計画を立てるのはそれだけで楽しい。4月、5月、6月、7月と行く先を決めていく。たいがいのところには行ったかなという思いがあってか、これといって是が非でも行きたいところはない・・・そう思ってはいても、まだ遊び足りないのか、元気なうちにとつぎつぎとあちこち行きたいところが出てくる。明日があるさ、この歳になるともうそんなことはいってはいられない。

冬を越す野菜。今回は前回のタマネギに続いてキヌサヤエンドウ。

昨年10月末にタネをまいた。いつもはスナップエンドウもあわせて育てるのだが、これをやめてキヌサヤエンドウだけにした。

キヌサヤエンドウの越冬には、わたくしが住む地域では防寒対策がいる。まったくなにもしないでいると寒害に遭って枯れてしまうことが多い。

その防寒対策として、これまで白い寒冷紗にはじまり、次は穴あきビニールと試行錯誤してきた。いまは穴あきビニールンをトンネル掛けすることで落ち着いている。ずっとこれでやってきた。

ところが昨冬は暖かく、トンネル内の気温が上がり、徒長してしまい、枯れ死する株が多く出た。寒さではなく暑さによって。皮肉なものである。よもやの事態であった。まめにチェックして、気温の変化に応じて被覆資材を変更すればいいのだが、これがなかなかできない。面倒が先にたつ。

そんなわけで今冬は慎重になった。最初から穴あきビニールのトンネル掛けをやめて、白い寒冷紗で防寒している。これで寒害に遭うこともなくここまで無事に来ている。今後とも平均気温で推移ししていけばこのままでいい。だが、問題は厳しい寒波がやってきたときで、いまのままでは心配だ。そろそろ白い寒冷紗から穴あきビニールに取りかえる時期かなと迷っている。


      
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タマネギの廃棄

2021-01-16 | タマネギ



↑昨年6月に収穫したタマネギを廃棄
↓昨年11月に植え付けたタマネギの苗(1月16日現在)

コロナ渦で外出自粛。この状況下、年寄りは毎日をどう過ごしているのか。趣味のない人は普段でも暇を持てあましているとわかるが、趣味があってもあちこち行動できないのだからこちらもかなり暇である。外をぶらつくのが好きなだけに外出自粛の状態では体力ばかりでなく気力だって萎えてくる。

菜園も農閑期だからやることはあまりなく主に収穫に行くだけだ。となると、わたくしの日常が変わる。出かける先はスーパーと図書館だけ。それだけに夕方にはいつものようにウォーキング。さらに腕立て、腹筋、スクワットを加えて意識して励む。在宅のときはほとんどが読書。それだって目が弱くなってきているから長時間とはいかない。外ぶらが好きな高齢者には不自由で窮屈な毎日になったものである。

昨年6月収穫の大量のタマネギ。保存しながら食べてきた。そのなかで腐るものが多くでる。意外と多い。保存場所は物置。そこで異臭を感じたら、タマネギが腐っている臭いだ。すぐに取り除く。そのまま放っておくと周囲のタマネギに感染していく。気を付けてはいるが、つい忘れてしまうことが多く、いちどに腐った大量のタマネギを処分する羽目になる。

収穫してからすでに8カ月。長持ちさせるため、中生と晩生の品種を作っているが、そろそろ寿命だ。芽が出たり、締まりがわるくなってきた。人間でいえば筋肉が衰えて締まりがなくなり、ぶよぶよの体になったようなものといえる。

タマネギは固く締まったものがいいのだが、長期間保存しているとどうしてもこうなる。腐っていないのだからまだ食べられると思うのだが、やはりやわらかくぶよぶよ感があるものは敬遠してしまう。

そこで保存しているものはすべて廃棄した。物置がすこし空いてすっきりした感じになった。毎年のことだが、これからは新タマネギが収穫できる6月までのあいだは買ったもの食べる。

ことし6月収穫予定のタマネギの苗は、いま厳寒に耐えているといったところ。これも2月いっぱいまでの辛抱だ。自家育成した苗だから、しっかり根付いて、寒さで根が持ち上がってしまうようなことはない。安心してみていられる。いまはさえない色をしているが、2月の後半になって少しでも地温が上がってくると、葉の色は青々と変化してくる。いち早く春が遠くないことを教えてくれる。


      
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甘夏ジャムづくりー冬日にレモンイエローのさわやかさ

2021-01-10 | ジャム

できたての甘夏ジャムー250mlの瓶が4本ならんだ

わたくしの好きなジャムズづくり

甘夏ジャムをつくった。レモンイエローの彩りがじつにさわやかに映る。寒さとコロナで縮こまっている身と心を開放してくれる。いい色だねと眺めている。

この時季はいつも甘夏ジャムをつくる。ジャムづくりは昨年6月のラズベリー、7月のブッラクベリー以来だから半年ぶりになる。いつもなら11月にユズジャムをつくるのだが、冷凍庫に残りがあるものだから今季はパスした。

知りあいの農家からいつものようにいただく。つくりすぎないようにと自戒しながら5個だけいただくことにした。甘夏はこれから旬を迎える。熟してくると色に深みが出てくる。ジャムにするならレモンイエローした淡い色合いが好きだからいまのうちにと早めにつくる。

柑橘類のジャムづくりは手間がかかる。どうしても2日がかりになる。ベリー類のようにあっというまに出来上がり!というわけにはいかない。

1月9日夜に下ごしらえ、本10日朝に煮詰めて完成。小ぶりの甘夏5個から、250mlの瓶で4本のジャムができた。  

柑橘類のジャムづくりは、いつ火を止めるか、それが肝心だ。ほかのジャムのように煮詰めてしまうとがちがちにかたまって食べられたものではない。緩めに、緩めにと言い聞かせながら鍋に向き合う。しかしなんどやっても、そのタイミングはむずかしい。いつも、もうこれくらいでいいだろうと、やまかんで火を止める。そこは経験がものをいうのか、いい具合に仕上がる。

作り方はいつも同じ。以下の記事は昨年のを転載した。つくる日にちも昨年と同じになった。
1月9日の作業

1、甘夏は縦に4等分して切る。皮と果肉を離す。
2、皮は薄く切る。これまでは包丁で切っていた。柑橘類のジャムづくりで一番大変なのがこの皮の薄切り。今回はスライサーを使ってみることにした。指先を切らないよう神経を集中する。たしかにスライサーを使ったほうが均等に薄く切れる。
3、この皮を鍋に入れて、軟らかくなるまで煮ていく。2回ほど水を取りかえて煮たら、水に入れたまま一晩おく。
4、果肉は適当に切って鍋に入れ、水を少し足して弱火でやわらかくなるまでじっくり煮る。果肉の薄皮が煮崩れしてきたら濾し器で裏ごしする。ねっとしりした汁ができる。

1月10日の作業
皮と、果肉を裏ごししたものを混ぜ、砂糖を加えて煮詰めていく。柑橘類のジャムづくりのポイントは煮詰めすぎないこと。やや緩めかな、とためらうところで火を止めている。どこで火を止めるのか、かなり神経を使う。
経験が頼りである。ほかのジャムと違って煮詰めすぎるとがちがちに固まって食べられたものではなくなるからだ。


      
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正月の清酒ー健診が近いので節酒を心掛けて

2021-01-07 | その他

晩酌の酒

生きている喜びのひとつが晩酌、といってもいい。近く健康診断がある。なんとかガンマGTPの数値を少しでも下げたい、と意を決していま節酒を心掛けている。年2回の健康診断が近くなると毎年そうなる。むなしい努力と知りながら来週まで辛抱だ。

飲んべえには休肝日が必要だといわれる。これができそうでできない。毎日晩酌が習慣となっていると、軽いアルコール中毒の体になっている?のだろう。断酒はできない。いまも休肝日はとっていない。だが節酒ならできる。年年、飲む酒の量が減っている。年のせいで体力が衰えて節酒とならざるをえない。それだけに少量の酒をじっくり楽しむようになっている。

酒を楽しむためには一に健康である。酒飲みなら、だれもが身に染みてそう感じているだろう。体のどこかが不調だと酒はてきめんにまずくなる。そのため健康には留意しているのだが年ととも体は衰える。いつかは飲めなくなる日がやってくる。それだって遠くない。それまでは酒をうまく飲むために、ほどほどの努力をして健康を維持したい。

清酒の在庫がなくなり年末に注文した。冒頭の写真がそれ。純米酒を3本、本醸造酒を3本の計6本がやってきた。これだけのラインナップ、飲んべえは見るだけでよだれが出そうである。

写真左から、純米酒=乾坤一(宮城)、 一白水成(秋田)、雪の茅舎(秋田)、本醸造酒=喜久醉(静岡)、楽器正宗(福島)、磐城壽(山形)。一白水成と楽器正宗は初めて飲む酒となる。

それにうれしいことに仙台の友人から年末の同じ日に酒が届いた。これが毎回うまい酒ばかりでうれしくなる。感謝感謝で恐縮しっぱなしだ。

これで合わせて8本の1升瓶がならんだ。それなのに節酒とはなんとも恨めしい。でも酒をうまく飲むには健康を細々ながらも維持する必要がある。健診はやりたくないがやらねばならない。


      
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72歳にしてはじめてのスマホ

2021-01-05 | その他

はじめてのスマホ。さっそく1月中はスマホ教室を受講してその操作を学ぶ

2020年の暮れにガラケーからスマホに機種変更した。いま真新しいピカピカのスマホが手元にある。72歳にしてのスマホデビューはかなり遅いだろうーと思っていたのだが、新年早々4日にドコモのスマホ教室を受講したら、受講生はすべて年上と思われるじんさんとばあさんばかり。冗談ではなく、わたくし同様にいつあの世に行ってもおかしくない方ばかりであった。これからスマホの操作方法を覚えようとするのだから、その意欲に驚くとともに、わたくしの72歳にしてのスマホデビューは決して遅くはないのだと知った。

60歳で月給取りをやめてからは、それまでと同じくパソコンをもっぱら使い、これでほとんどの用事は済ませることができている。ガラケーはただ持っているだけでめったに使うことはなく、万が一の連絡用のポケベル代わりしている。使わないでただ持っているだけではもったいないと思いながらも毎月利用料をNTTドコモへ支払っていた。ガラケーを使うのは、旅行や登山で遠出したとき。緊急用にと持って出かけるだけである。

パソコンとの付き合いは長い。1980年代初めからだから、かれこれ40年になる。その後にケータイが登場し、2008年にはスマホが発売された。その年はちょうど退職した年で、友人がスマホを手に入れて見せてくれたことを覚えている。

スマホは急速に普及した。電車内の風景が一変した。それまでケータイばかりだったのにいつの間にかスマホに代わっていった。そんななか、一人ガラケーを取り出している自分がいた。

スマホがここまで普及したからといって、毎日が日曜日のじいさんにとってはいまも必要性は感じない。ただ、旅行や登山で遠出したとき、現地で天気や時刻表やGPSを利用できたら便利だろうなと思うときはあった。

旅行も登山も公共交通機関を利用する。予定通りに行動できないときがある。そのため出発前には入念に準備をする。とくに登山のときは辺鄙なところが多いから、予定のバスに乗り遅れたら次の行動に迷う。そんなとき、その場でスマホで時刻表や宿を調べることができる。それでも手間を惜しまなければ、いますぐにほしいものではなかった。

スマホが安くなっていると知人が言う。いまのガラケーの利用料で格安スマホが使えるのではないかと。調べたらそうであった。利用料がいまと同じかそれ以下であったならスマホに変更しない手はない。

そう思ったら、生来のせっかちだから行動は早い。格安スマホの2、3社を候補にして、NTTTドコモに解約にいった。そこは商売だ。すぐに格安プランを提示してきた。ドコモは高いだろうと思っていただけに、提示された利用料を見て、他社と比較せずにその場で即決。予定とは違って引き続きドコモと契約したというわけである。たまたまいまテレビでCMが流れている「はじめてのスマホプラン」が適用されたのだという。

そこで買う機種のスマホを手に取って操作してみた。スピードがすごい。私のパソコンよりも早い。それにわたくしのブログをみたら画像が鮮明にきれいに見えた。これならスマホにしてもいいかなと。

1月と2月の厳寒期は、わが菜園の農閑期。暇つぶしに、ドコモのスマホ教室に通って操作を覚えるにはちょうどいい時季に重なった。1月中はドコモスマホ教室を受講して操作を覚える。これも繰り返し使っていれば自然と身につくもの。そうとわかってはいても、これからスマホを使う機会はなく、これまで通りパソコンが主体になるはずだ。スマホはガラケーにとって代わっただけである。というのも日々ブログを書くにも、ホームページを更新するにもパソコンが便利だからである。

ことしもコロナ渦で先が見通せない。それでもせっかくのスマホ。これをもっての旅行や登山のことし前半の計画を、どこに行こうかといま考えているところだ。


      
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