生育中の冬ネギの苗
今が旬の冬ネギ
嗅覚、これって「きゅうかく」と読むんだっけと一瞬迷った。迷ったこと自体に困惑した。どうも臭覚の「しゅうかく」と混同したようだ。こんな間違いは今回に限らず多々あるにしても、焼きが回ってきたなと実感する。このブログでも年を取ってあちこち異変ありと書いてきた。しょうがないとわかっていても、やはりボケを意識しないわけにはいかない日々である。
わが菜園で冬を越す野菜。①タマネギ、②キヌサヤエンドウ、③ソラマメ、④キャベツに続いて今回は⑤冬ネギ。
根深ネギの冬ネギはいまが旬。うまいうまいと食べているところ。育てているのは赤ネギと石倉太ネギの2種。1月中旬から2月中旬までの厳寒期がいちばんうまい。冬ネギはタネをまいてから収穫まで約11カ月かかるのに、食べる期間は1、2カ月と短い。作りすぎるとこの期間には食べきれないで無駄にしてしまうことが多い。
いつも作りすぎている。昨年は半分ぐらいに苗を減らしたのだが、こんどは足りなくなりそうだ。でも足りないぐらいがよさそうである。そうとわかっていてもつい作りすぎる。
冬ネギはいま、食べるばかりでなく、いっぽうで苗を育てている。ことし11月から食べられる。タネは昨年10月にまいた。今季は石倉太ネギだけに絞った。
厳寒期の防寒をどうするか。被覆をビニールにするか、それとも穴あきビニールにするか、いつも迷う。今季はビニールをトンネル掛けしている。ただし密閉しないで両側の裾を少しだけ持ち上げている。これで寒害に遭うこともなく今のところは元気に生育している。
冬ネギの苗は、3、4月になると植え替える。ここで苗の選別をする。悪い苗は捨てる。さらに6月下旬から7月初旬にさらに選別して、生育のいい苗だけを定植する。
冬ネギはわが菜園で栽培期間が最長であり、そのうえに手間がかかる。大変だといいながらも作る。旬の冬ネギのうまさを知ってしまうとそうなるのである。
5回にわたってわが菜園で冬を越す野菜を取り上げてきた。それぞれ収穫時期が異なる。無事に冬を乗り越えて最初に収穫できるのがキヌサヤエンドウと春キャベツになる。
2021年の読書
2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。
・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス( 長浦 京著・ KADOKAWA)
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