7月も今日でおしまい。夏を感じないままに7月が終わる。関東の梅雨明けが早かったから、この夏は山を楽しめるぞと期待していた。いつでも出発できる準備ができていた。しかし天気が悪い。山を歩くのは、年をとると天気がいい日に限る。とうとう7月は出かける機会がなかった。この天気でその意欲もへし折られた感じになっている。8月はどうなるのか。自然にはバランスがある。そこに期待しよう。
きのうのトウガラシ、その仲間にピーマンがある。種苗店ではピーマンよりひと回り大きくてカラフルなパプリカをよく見かける。苗を手に取るのだが、買うまでには至らない。ピーマンは緑色でいいんじゃないの、という思いがあるからだろうか。その緑色のピーマンが熟して赤くなった。緑のピーマンは苦みを感じるが、赤く熟したピーマンは甘みを感じる。ピーマンはこの2週間ぐらいが収穫の真っ盛りだった。取っても取っても次々と実をならせる。これでもかといった感じだ。ピーマンのおかずといえば、私の世代は肉詰めだ。懐かしくて、これを作ってとカミサンに頼みのだが、なかなか出てこない。
トウガラシの赤、ピーマンの赤が出てくると、畑の夏野菜がそろそろピークを過ぎて、猛々しいほどの旺盛さが失われてくる。お盆ちかくになるとすっかり畑はさみしくなる。畑の8月はすでに秋への準備となる。
ウォーキングの途中にある公園は一面のヒマワリ畑。ヒマワリが太陽に向かっている姿は元気を与えてくれる。いまがちょうど見ごろなのだが、このところの天気の悪さにヒマワリも元気をもてあまし気味だ。
私は夕方にウォーキングしている。その時間帯はヒマワリはいつも背を向けている。私を見て、といいながら歩いている。しかし、いつも私を見てくれない。仕方ないなあといいながら正面に回り込む。やはり一斉に見られるとさすがに照れるな。