30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

「ためしてガッテン」で男の超簡単惣菜づくり

2009-01-31 | その他

いまは農閑期。畑に行くのも収穫のためだけとなる。ブログのネタは少ない。少ないはずなのにこの3年間のブログを見てみると農閑期にもちゃんと書いている。

今年はどうかといえば、とうとう男子厨房に入ることになく、仕方なく台所に立っている。自分の作る料理?を記録しておくのもいいかなと、このところ作った惣菜をこのブログに載せている。

食べなければ生きていけない。まずこの現実を思い知らされた。それも毎日、一日3食食べ続けなければならない。この食事を作ることがいかに大変かを思い知らされた。当初は、作らなければ!という思いが強く、次々と作ってきたのだが、そろそろメニューが限界にきた。新しい料理を仕込まなければならないのだが、これが大変だ。

台所に立って気がついたことは、ゴミがよく出ることだ。まずは野菜くず。野菜をぜいたくに?に食べているから、野菜くずはたぶん普通の家庭より多い。それから、食品包装のビニールが多いということである。台所に立っているということは、ゴミの日にゴミ出しもしているということで、家のゴミはほとんどが台所から出るゴミだと知った。

昨晩の献立。わが菜園からはホウレンソウ、カブ、ダイコン。

1、鶏肉のもも肉のソティー。
簡単である。以前NHKの「ためしてガッテン」で鶏肉のソティーの作り方を見たことをおもいだし、その通りにやってみた。これなら私にもできる。ご覧のとおり手間がかからない。

2、おでん。タネを買ってきて、酒と醤油でゆでるだけ。これも手間要らずだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまが旬!の九条太ネギ(5)

2009-01-29 | 冬ネギ

年明けから咲いている庭のサクラソウ。この寒空によく咲いている。

いまが旬!のシリーズで5回目。今回は九条太ネギだ。
前回のカブから、余計なことばかり書いているもんだから間が空き過ぎた。
下仁田ネギと同じく、いやそれ以上に九条太ネギはこの時期はうまく、なんにでも使える。じつに重宝する。葉から白いところまですべて食べられる。

ぜいたくな悩みなのだが、作り過ぎてやや持て余している。近所に分けてもまだまだある。この冬といっても、2月いっぱいが旬なのだが、食べても食べてもまだ余るみたいだ。このままにしておくのはもったいないので、せっせと食べている。無理して食べているのだが、九条太ネギは食べ飽きることがない。下仁田ネギのほうは濃厚な味なので食べ続けると飽きてくる。なんか贅沢なことを書いているな。

この九条太ネギの大量の食べ方を考えた。そば粉を水に溶いて、そこに細かく切った九条太ネギを入れて混ぜ合わせ、フライパンで焼くのである。お好み焼きの「ネギ焼き」のぜいたく版と考えればいい。今晩は豚肉とネギの炒めものにしようかなと考えているのだが、これだと大量にとることはできない。ネギの旬はあと1カ月。食べ続けるしかないようだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒の肴になるのがわが惣菜

2009-01-27 | その他

「お元気ですねえ」
「そんなことはないですよ。このところ腰痛とか飛蚊症とか歯槽膿漏とかであちこちの病院通い続きです」
「見ましたよ、ブログ。跳んでいるじゃないですか」
「あれは無理しているんです。あんなことして元気ぶっているだけですよ」
山に行くと馬鹿なことができる。それがいい。やはり開放感。山を歩くと何度も何度も言うのだが心身ともに快適になる。気分爽快だ。今日もそうだ。東京の人込みの中にいながらこころは山を歩いている気分が続いている。

さて、あいかわらず「アラ還」男の食事づくりが続く。風呂に入り、台所に立って食事を作るとどうしても時間が遅くなる。こんな時は出来合いのものを使わざるを得ない。

きのうの献立。3品の中でコマツナだけ。

1、ギョウザ鍋。残りのギョウザで小鍋。シンプルに豆腐とギョウザ。焼きギョウザを使っているので煮すぎるとすぐに皮が破けてしまう。気をつけないといけない。小鍋仕立てで酒を飲むのは好きだ。これを相手に独酌する。「どこが楽しいの?」と首を傾げられるのだが、この楽しみは女子供にはわからない。

2、レンコンのピリ辛炒め。酒の肴。工夫は要らない。薄切りにして、トウガラシを入れて炒めるだけのシンプルさ。もちろんレンコンはわが菜園にはない。レンコンはいいね。食感が小気味よい。

3、コマツナと油揚げのおひたし。この寒さでも畑のコマツナは元気だ。もったいないので得意のこの酒の肴を作ってしまう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石割山で雪山を楽しむ

2009-01-25 | 登山
きのうは久しぶりに雪の山を歩いてきた。山中湖を見下ろす山だ。 

">

 
10時20分まで姿を見せていた富士。その後に急に雲の中に隠れてしまった。この写真は山中湖村の中継カメラの履歴から抜き出した10時20分の富士の姿。晴れ男の神通力が少し失せてきた。
 
 

そんなことにもめげずに、決意を新たに、隠れた富士を背景に跳びました。
トンデ、トンデ、さあ、今年も歩くぞ、と。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男の惣菜づくりーオバマ就任式を見ながら

2009-01-22 | その他

オバマ米大統領の就任演説の英文を、日本語訳を脇において読んでみた。久しぶりに英語に向き合ったものの、やっぱり英語は分からなくなった。

オバマのニュースを見ながら台所に立っている。
自分で惣菜をつくるようになってありがたいことは、野菜を存分に使えることだ。このところ野菜以外の食材を買いにスーパーに行くのだが、野菜売り場を見ては「へえ、こんなにするんだ」と思うことばかり。いかにこれまで物の値段を知らなかったか思い知らされる。正月になってから野菜の値段が少し上がったのだろうか。家庭菜園は春に向かって収穫物がなくなるばかりだが、昨年の秋からこまめに作ってきたせいか、その成果がここにきてあらわれ、ほかに菜園にくらべて青物が多い。なんとなく自慢したくなる。

台所に立って最初に困ったのは味付けだ。大さじ1杯とか小さじ1杯とか書いてあるがこれが面倒だ。最初の週はそれでも料理書通りにやってきたが、いまは目分量というか、すべてアバウトである。野菜中心だから煮物が多い。煮物にすると野菜は驚くほど多く食べられる。その味付けだが、「酒、みりん、しょうゆ、だしの素」で和風味で何でも煮付けてしまう。昆布をつかった「だし」はこれからだ。次はコンソメ味。カレーを作ったついでにカレー味。いまのところでこの3種類の味付けだが、どうしても和風味が多い。さすがに飽きてきた。また献立をさがさなければならない。

昨晩の献立。

1、筑前煮、をつくるつもりだったのだが、野菜を炒めているとき何か足りないなあと思いながら。やっぱり鶏肉をいれるのを忘れた。いまさら手遅れだ。そこで焼き豆腐があったのでそれを。さっぱりした筑前煮もどきになった。

2、ギョウザ。かみさんはいつも手作りなのだが、わたしはそれができない。たまには野菜だけではものたりなくて脂っこいものが食べたくなる。そこでギョウザを買ってきてフライパンで焼いた。ぱりっと焼けた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アラ還」男の惣菜づくり

2009-01-20 | その他

「アラフォー」なる言葉からすれば、団塊の世代の60歳前後はなんと言うのだろうか。アラウンド還暦だから「アラ還」かと思っていたら、新聞にもそんな言葉が出てきた。考えることは大差ない。そのアラ還が夕飯作りに精を出してそろそろ1カ月になろうか。自分の食事づくりはこれからの老後を考えると大切な日常の仕事だと前向きに取り組んでいる。いや、現実はやるしかないのである。
台所に立って気がついたことは、毎日立たなければならないということだ。当たり前なのだが、これを思い知らされた。まずこれに慣れることだ。要は習慣になれば億劫になることもなくなる。
次は料理を作ることは段取りだということ。自分の作る料理を思い描いて、全体が完成に向けてどのように目配りしていくか。順番を間違えると手間暇がかかる。「ばかだな」と呟きながら。これも経験が解決してくれるものだと思っている。食卓についたときに同時進行した料理がすべて食卓に並べばいいのだが、手違いでこうはいかない。温かいものがすっかり冷め切ってしまうことがある。情けないったら。

昨晩の献立。わが菜園の野菜は、ホウレンソウ、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン。

1、ハムのソテー。献立を考えるのが面倒な時はこれが簡単だ。到来物のロースハム。これをフライパンで焼いただけ。付け合わせにホウレンソウとマイタケ。このところわが菜園の野菜をベジタリアンに変身したかとおもえるほど食べている。たまには肉を食べないといけないなと意識するほど野菜中心の食卓になっている。

2、カレーを忘れていた。タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、豚肉。素人料理からすれば一番最初に思いつくのがカレーだろう。うかつにも見落としていた。カレーはあれば食べるのだが、自ら作っては食べようとはしない。実はカレーを見ただけでも汗が出てくる。まさにパブロフの犬、といった状態になる。食べれば、人一倍汗が流れてくるので、カレーを食べていると不快になる。カレーを味わうというよりは、汗との格闘になる。これだから、外食でカレーを食べることはない。食べようとしたら大げさではないのだが、タオルを準備しなければならない。だからカレーは敬遠する。しかし、カレーを作っておけば重宝するだろうと思って作った。食べたら、いつものように汗が頭から顔から流れ落ちる。やっぱり…そんな後悔をしながら、あわててタオルを洗面所に取りに行くことになった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

低精米の酒

2009-01-18 | 

熱燗がうまい季節だ。このブログのネタに晩酌の酒を記録しておこうと思いながらつい忘れてしまい、気がついては書いてきた。酒なくしてなんの人生か…とまではいかないが、かなり近いところにいる。このブログにメモしてきたものを集めて「晩酌の酒」として、私の好きな登山と野良仕事と同じサイトに並べてみた。

年末からこの正月にかけて飲んでいる酒。
本醸造は、そのさっぱりとした飲み口が嫌いではないのでいつも用意してある。もちろんその筆頭は「〆張鶴(月)」だが、今回は初めて飲む酒が加わった。「東洋美人(特別本醸造)」と「美丈夫(特別本醸造・燗映えの酒)」だ。どちらも評判の蔵元である。この時期はいずれも燗して飲む。燗上がりのいい酒で、期待通りの味を見せてくれると頬も緩む。とくに後者の酒は1升瓶で2000円を切っている。清酒は高ければいい酒になる。それでは面白くない。というより高い酒を一年365日飲める身分でもない。安くてうまい酒に出会うと、さも自分の手柄のように思えてうれしいものだ。
燗しての味は、もちろん私の好みだが、左からの順となっている。

次は純米酒。
左から「七田・7割5分磨き・17BY」「御湖鶴」「刈穂・樽酒」。
「七田・7割5分磨き・17BY」は名前のとおり通り精米75%で醸した酒だ。このところ低精米の純米酒が注目だという。その記事を読んで、そういわれて見るとたしかに低精米の純米酒をよく見かける。低精米は雑味が難だが、これは17BY。すでに熟成の味だ。開栓してすぐに常温でも燗にしてもうまかった。
「御湖鶴」は「danchu」で話題になった酒だ。常温で飲むと硬くて渋い。飲むのがためらわれる。しばらく飲まないでほったらかしにしておいたら、やっといまになって味が出てきた。
「刈穂・樽酒」は、年の暮れに行きつけの酒店にあった。「刈穂」の樽を小分けしてビン詰めしたもの。これは常温より燗がいい。 

購入店春日や(我孫子市)℡04-7185-1911。
〆張鶴=春日や(我孫子市)℡04-7185-1911。
東洋美人=鈴伝(四谷)℡03-3351-1777
美丈夫=リカーズハセガワ(八重洲)℡03-3271-4085。
七田=酒のサンワ(北上野)℡03-3844-6092。
御湖鶴=はせがわ酒店(東京駅構内地下)℡.03-6420-3409
刈穂=春日や(我孫子市)℡04-7185-1911。
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまが旬!のカブ(4)

2009-01-17 | その他

12月に痛めた腰がようやく回復してきてほっとしているがまだ不安だ。これほど長引くとは思わなかった。これで久しく歩いていない山へ行けると安心したとたん、こんどは突然に「飛蚊症」に襲われた。目の前をゆらゆらと糸くずやクモの巣のようなものが浮遊している。あわてて眼医者に行った。しばらくは激しい運動をやめるようにとのこと。うっとうしくて仕方ない。腰痛の用心で寝転がっていても本を読めないとなると、どうしようもない。うまくいかないときはこうだ。

しかたない百姓仕事に精出すしかないようだ。
霜があたって一段とうまくなる野菜の4回目はカブ。
カブは美しい。泥を落とすとしっとりとした白い肌が現れる。日にかざすと透明感が出てくる。いまの時期のカブは煮物にすると実にうまい。煮えるのも速いのだが、そのトロリとした舌触りは格別だ。カブには寒さをよけるため、上に一枚寒冷紗をかぶせてあるのだが、いまの時期は寒さにやられて葉が傷んでくる。料理するときはカブの葉は捨てないことだ。このところ自分で料理しているので、カブのうまさと、カブの葉のうまさを実感している。やわらかいので煮すぎないようにと料理本にはあるのだが、煮すぎていまにもくたくたに崩れてしまいそうで、口に入れるとすぐに消えてしまうのもまんざら捨てたものではない。昨冬はこのカブをスパゲティにして楽しんだのだが、この冬はまだ一度も作っていない。この冬は未熟な腕で台所に立っている。このカブには世話になっている。これほど重宝するとは思わなかった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カネコ種苗の展示会

2009-01-16 | その他

プロの人波の中にアマチュアはひとり浮かんでいた。14,15の両日、東京流通センターでカネコ種苗の展示会があった。盛大で、その上盛況であった。来場者が多く、その人波に驚いた。カネコ種苗の今年の事業展開を紹介しながら商談を進める展示会である。

誘われて参加した。周りは園芸業者のプロばかり。私はただ見て回るだけだが、好きな分野だけに見ているだけで楽しい。苗、種、資材が所狭しと並んでいる。たとえば「ナス」ならナスの多くの品種の苗が並んでいる。トマトもそうだ。「これを全部栽培できたら楽しいだろうな」。しかし、わが菜園の狭さを思うとそれも無理な話なのだが、その夢を見させてくれるのも催しだ。

試食コーナーがあった。ここで気に入ったのがニンジンの「ひとみ5寸」とミニトマトの「イエローミミ」。カネコ種苗のヒット商品だろう。野菜というより果物の味である。今年はこの二つの品種を作ってみよう。これくらいならわが菜園の仲間に入れることはできる。ニンジンはこの夏に種をまけばいいのだが、トマトは種から育てるほど本数が必要ないので苗を買っているので、この品種が種苗店に出るかどうかだ。

講演会もあった。日本の農業を概観できる内容でいい勉強になった。会場を回りながら、小さな菜園を長くやってこられたのはなぜだろうと思う。これだ、と自分の気持ちを的確に言い表せないないのだが、生き物と向き合いその成長に共感する喜びにあるのではないか、そんなところかなと思っている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男の惣菜づくりー準備怠りなし

2009-01-15 | その他

うかつだった。毎年この時期には、ウオーキングコース上にある公園の梅を定点観測してきたのだが、今年はすっかり忘れていた。やはりすでに咲いていた。紅梅と白梅。これからが厳寒期なのだが、梅の開花で心はすでに春を待っている。

かみさんが留守で、夕飯を作って食べるのが私の日課になった。ちょうど農閑期でブログのネタを提供してくれたのだが、こんばんはなにを作るか頭を悩ませている。慣れるまでは辛抱だ。

昨晩の献立。なんか清貧の食卓のようになった。これだけ見るとちょっとさびしいのだが、酒の肴がこのほかに2、3あるのでそれなりに飲兵衛の食卓にはなっている。使ったわが菜園の野菜たちは、九条太ネギ、ジャガイモ、タマネギ、ハクサイ。

1、ホッケの焼き物。焼くだけである。出かける朝にホッケを冷凍庫から冷蔵庫に移しておく。解凍するためだ。冷凍物は帰ってからでは解凍が間に合わない。そんなことも知らなかった。 

2、野菜のコンソメスープ煮。野菜のごった煮で、味付けをコンソメ風にした。材料はハクサイ、タマネギ、ジャガイモ、ウンナー。野菜を手当たりしだい鍋に入れるとできてしまう。ありがたい。

3、そばのネギ焼き。お好み焼きにネギ焼きがある。これは酒の肴になる。そこで小麦粉ではなく、そば粉を使って“お好み焼き”にした。たっぷりと九条ネギを入れた。九条ネギは有り余るほどある。いちばんうまい時期である。これをどうにかしなければならない。大量に使うにはこの”お好み焼き”がいいのではないかと思っていたので、そば粉を溶いてやってみた。いやあ、自慢じゃないが上出来だった。この一品、なんとか一つ覚えの仲間に入りそうだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまが旬!のホウレンソウ(3)

2009-01-13 | ホウレンソウ

いまが旬!の野菜の3回目はホウレンソウ。前回のハクサイでは霜降りハクサイに触れたが、これはまさに霜をかぶったホウレンソウ。いまのこの季節、畑の野菜はこうなる。畑は、霜がとけてぬかって足を踏み入れられない。収穫は午後になる。

霜にあたった野菜は甘いというが、それを実感させる一番の野菜がホウレンソウだ。口に入れたときにだれでもその違いはわかる。えっ? 霜にあたる前はたいしてうまいとも思わないのに、ある日を境に突然変化する。見た目も変わる。色が浅くて薄っぺらな葉だったのが、葉は厚くなり色は濃い緑と変身する。一転、たくましいくなるというのか、ふてぶてしくなるというのか、それほど見た目も味も変わってくる。

ここからのホウレンソウがうまい。そのためにホウレンソウは一度に種をまかないで、秋から冬まで楽しめるように時期をずらして小まめにまいている。この土地での最後の種まきは10月中旬だ。それがいまちょうど食べどきを迎えている。ホウレンソウは厳寒時期の露地ものがいちばんうまい、と思う。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台所に入り浸りの男の惣菜づくり

2009-01-12 | その他

あいかわらず、男の惣菜作りが続いている。きのうは一日のほとんどを台所で過ごした。やはり段取りが悪い。時間ばかりかかる。分量が分からない。野菜は使い放題なので、つい多く作り過ぎてしまい、3日3晩同じものを食べる羽目になる。これが難だ。毎日、今晩はなにを作るのか。そればかりを考える日々だ。

昨晩の献立。使ったわが菜園の野菜たちは、九条太ネギ、サトイモ、ニンジン、ダイコン。

1、ネギ焼き。九条太ネギの白い部分を焼いて酢醤油を落としたもの。酒の肴。

2、ひじきの煮物。ひじき、油あげ、ニンジン。これは単身赴任時代よく作ったので懐かしくて早速に作ってみた。当時は栄養を考えてこれに大豆を入れていたのだが、今回は買うのを忘れてしまった。味は上々。

3、豚汁。これを作るのにたいぶ時間がかかってしまた。仕込みが大変だった。材料は豚肉、ニンジン、ダイコン、サトイモ、ゴボウ、九条太ネギ、コンニャク、油揚げ。手当たりしだいぶち込んだら、大鍋いっぱいになった。当分は豚汁の生活である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまが旬!のハクサイ(2)

2009-01-11 | ハクサイ

下仁田ネギに続いて、いまが旬!の野菜は、ハクサイを挙げたい。

ハクサイを寒さから守ってやるため頭部をつつむようにヒモで結んでいる。毎日こうして霜に当て続けていると、身が凍らないように糖度を増す。越冬野菜がうまくなるのはこのせいだという。たしかに甘みが増す。スーパーなどで買うとその味を実感できるのかどうか分からないが、家庭菜園で霜にあったている野菜を食べてみると、なるほどと納得する。このハクサイにも「霜降りハクサイ」というブランド化を目指しているハクサイもあるくらいだ。

外葉は寒さで傷むのだが、2、3枚、傷んだ葉を除くと真っ白い透明感の肌が現れ、たまには虫も出てくる。いま畑にあるハクサイを見ると、この感想はいつものことなのだが、その姿はあたかも鉢巻き姿で寒さをこらえている姿に見えるくるのでなんともおかしいのである。

やはりこの時期のハクサイといえば、漬物と、鍋だろうね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜も男の惣菜づくり

2009-01-09 | その他

きのうは下仁田ネギを取り上げた。一番うまい時期の下仁田ネギが店頭にないのは見た目が悪いからなのかと書いたのだが、買い出しに近くのスーパーに行ったら、なんとあるではないか。高い! 2本で187円。わが菜園ではこれほど作ってどうするの状態だけに高値には驚いた。しかし、よく考えてみると収穫まで時間がかかるのだからこの値段に納得する。

あいかわらず台所に立って夕飯を作って毎日をしのいでいる。だいぶ慣れてきたものの、やはり勝手が違う。それでも段取りは少しずつだが身についてきた感じだ。いつものようにパソコンで検索してこれはと思う料理を選んで、その通りに作っている。

それにしてもまるで菜食主義者に変身してしまったかのようだ。これだけの野菜をいつでもわが菜園から調達できるのはありがたい。これをちょくちょく買い出しに行ってはいられないからだ。

さてなにを作ろうか。
昨晩の献立。使ったわが菜園の野菜はというと、九条太ネギ、ハクサイ、ニンジン、ダイコン。

1、湯豆腐のつもりなのだが具が多くなった。これは手軽にできる。小鍋で作った。ひとりで鍋を食べるなんてさみしくないかい、なんていわれそうだ。酒という友がいるから、むしろ一人のほうが気がおけなくてゆっくりと楽しめる。しかし、ひとり鍋に向かって独酌していると、「孤独が人間の真の条件だ」というのもうなずける年になった。

2、鶏手羽とダイコンの煮付け。単身赴任の時を思い出して、鶏手羽を買ってきた。

3、きんぴら。これも単身赴任時は常に作っていた。ゴボウを多くしたほうがうまいのだが、ニンジンを多く切ってしまったのでどうしようもない。日常食べる野菜はほとんど作っているのだが、ゴボウだけはわが菜園では作っていない。掘り出すときに腰を悪くするからだ。ヤマイモもそうだ。ヤマイモはかつて作っていたのだが、これも掘り出すときに一苦労で、せっかちで短気だからいつも途中で切ってしまう。ヤマイモ掘りで腰を痛めてからというもの、ヤマイモ作りはやめた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまが旬!の下仁田ネギ(1)

2009-01-08 | 下仁田ネギ

いまが旬!の野菜たち。

真っ先に挙げるのは下仁田ネギだ。

やっとオレの出番が来たな、ときっと思っているだろうね。別名の「殿様ネギ」といわれるほど見た目が良くて立派な姿は11月と12月に見せる。しかし、見た目の貫録に惑わされてはいけない。食べてみるとまだ食感はガリガリといった感じでまずい。収穫は歳末から正月までじっと我慢しなけれならない。

霜にあたって葉が枯れて、見た目が悪くなってからが下仁田ネギのうまさがその本領を発揮する。葉が霜で傷んで枯れてくるから、食べるところは大部少なくなる。葉と白い部分のわずかなところしか残っていない。しかし、濃厚な味と、とろりとした食感は今だからこそ味わえる。皮肉にもこのいちばんうまいときの下仁田ネギをマーケットでは見かけない。マーケットで下仁田ネギを見るのは、前述したように見た目がいい11月から12月にかけてである。この旬のものがマーケットに出ないのは見た目が悪いからなのだろうか。

自分で作っているからこそ、そのうまさが味わえる。下仁田ネギは家庭菜園を始めたときからの付き合いだ。もう四半世紀になる。作るのは手慣れたものだ。一番神経を使うのは発芽だろうか。発芽さえうまくいけば一安心だ。

下仁田ネギの育成期間は長い。わが菜園では一番長い野菜だ。かれこれ種をまいてから収穫まで一年がかかる。昨年11月には自家採種した種をすでにまいて芽が出ている。いま越冬中で、この春に定植し、これを今年の12月から来年1月に収穫することになる。昨秋に種をまいて収穫は今年の12月になる。やはり収穫まで時間がかかる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする