30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2024ジャガイモは絶好調の豊作ー6月13日に男爵、15日にメークイン、25日にアンデス赤とデジマを収穫

2024-06-26 | ジャガイモ

 
上)男爵(左)とメークイン(右)
下)アンデス赤(左)とデジマ(右)

 

やっぱり豊作はうれしいものだ

ことしのジャガイモは絶好調で豊作であった。6月13日に男爵、15日にメークイン、25日にアンデス赤とデジマを掘り出した。

アンデス赤とデジマは昨秋に収穫したのを種イモとして使っている。そのためほかの2種類と比べて出芽が遅れ、収穫も遅れる。いつものことである。

豊作なのは掘り出しているとすぐにわかる。これも長年の経験だ。それに貯蔵する容器はいつも同じものだから、その容器にどれくらい入るかで、収量がすぐにわかるというわけである。

サイズは大小あるが、豊作はサイズがそろうことである。握りこぶしぐらいの大きさのものがかなりの量を占めることになる。これは見ていても気持ちがいいもので、豊作の喜びを味わう。各1キロの種イモでこれだけの量が収穫できるのだから。

ところが知りあいの農家の方から今年は不作だという。こういうことはよくある。我が菜園が豊作で、農家が不作だというのが。同じ地区なのにどうしてこんなことが起きるのか。

昨年も豊作だった。ところが半月を過ぎたあたり、貯蔵している物置から異様な臭いが。見ると多くが腐っている。初めて見る光景だ。唖然としたといって過言ではない。まるで伝染病のように次々と腐っていく。あわてて腐敗しているものを取り除いた。全滅を覚悟したが、なんとが秋ジャガが取れるまでの量は確保できた。軟腐病らしい。

昨年はタマネギも同じ軟腐病にかなりの数が被害を受けた。狭い物置はタマネギとジャガイモの腐敗臭で満ちた。

この経験があるから、タマネギもジャガイモも貯蔵いているいま、その状態が気がかりだ。いまのところ症状はなく安心している。

アンデス赤とデジマは、収穫したものを秋ジャガの種イモにする。分割すると種イモが腐ってしまうから、分割する必要のない丸のままがいい。40から50グラムの小さいものがよく、これをある程度は確保したいのだが、ことしは出来がいいものだから少ない。思わぬところで困っている。

今秋の秋ジャガに使う種イモ



いま我が家の物置は毎年そうだが、タマネギとジャガイモに占領されて、足の踏み場もない。


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3月28日にジャガイモの芽が出てきた

2024-03-29 | ジャガイモ

3月3日に植えつけたジャガイモ、3月28日に芽を出してきた

3月26日のNHKBSで1984年制作の映画「ナチュラル」を見た。主演はロバート・レッドフォード。MLbの野球賭博が出てくる。さらには「記録はなくても記憶に残るわ」というセリフもでてきた。どちらもいま話題のことが、たまたま見ている40年前の映画に出てきた。不思議な感覚に襲われた。今朝は早くに起きてMLB観戦。暇な老人にはNHKBSのMLB放送が楽しみになっている。

3月28日にジャガイモの芽が出ているの見つけた。2月初めから浴光催芽を始めて、3月3日に植えつけた。

浴光催芽での芽出しの具合を見ているから、真っ先に芽を出してきたのはメークインだろう。次は男爵となり、少し遅れてアンデス赤とデジマの順となるはずだ。

出芽は植えつけてから1カ月後で、毎年3月下旬から4月初旬になる。この冬は暖冬といわれながらも、3月は思いのほか寒かった。出芽は平年よりも遅れるだろうと予想していたが、例年通りきちんと芽を出してきた。

あちこちで芽が地上に出ようと土が盛り上がっている。週末は暖かくなるというから、かなり芽がつぎつぎと出てくるはずだ。

いまの時期は遅霜がある。若い芽は寒害に遭うと枯れてしまう。これはまったく心配することはない。すぐに若い芽が出てくる。


2024年の読書

2024年3月の読書
・北海道犬旅サバイバル(服部文祥著・みすず書房)

・宙わたる教室(伊与原新著・文藝春秋)
・江戸川乱歩(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・文豪、社長になる(門井慶喜著・文藝春秋)

2024年2月の読書
・ムッシュ・クラタ、死亡記事、晴着(山崎豊子全集5,9・新潮社)

・1947(長浦京著・光文社)
・八月の御所グラウンド(万城目学著・文藝春秋)
・極楽とんぼ(里見弴著・岩波書店)
・三人書房(柳川一著・東京創元社)
・15の街道からよむ日本史(安藤優一郎著・日経BP日本経済新聞出版)

2024年1月の読書
・藩邸差配役日日控(砂原浩太朗著・文藝春秋)

・霜月記(砂原浩太朗著・講談社)
・海と毒薬(遠藤周作著・角川書店)
・ラウリ・クースクを探して(宮内悠介著・朝日新聞出版)
・襷がけの二人(嶋津輝著・文藝春秋)
・硫黄島上陸(酒井聡平著・講談社)

⇒2023年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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3月3日にジャガイモの植えつけ

2024-03-04 | ジャガイモ


3月2日に分割して表面を天日に、これを3月3日に植えつけた

<2月29日付のジャガイモの植えつけ準備
からのつづき

ジャガイモは2月29日付記事の通り準備万端。あとは植えつけるだけである。

3月2日に、種イモは1個が40から50グラムになるように分割した。これ以下に小さく分割すると、これまでの経験でしか言えないのだが、生育がよくないと思い込んでいる。1キロのイモから20個の種イモを得るようにしている。平均すると1個当たり50グラムとなる。切った表面からの腐敗を防ぐため一日天日に当てて乾かす。

用意した種イモは、男爵20個、メークイン20個、アンデス赤20個、デジマ15個。

3月3日に植えつけた。畝間60センチから70センチ、株間30センチ。1カ月後の4月初めごろに芽が出てくる。ちょうどそのころ遅霜があることがたびたび。地上に出てきた芽は寒害に遭って枯れる。だが全く心配はない。新しい芽が出てくるからだ。


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ジャガイモの植えつけ準備ー浴光催芽から1カ月

2024-02-29 | ジャガイモ



浴光催芽からひと月、芽が出てきた(2月28日)
上がメークイン(左)と男爵(右)
下がアンデス赤(左)とデジマ(右)

予定通り2月末をもってわが菜園の冬野菜はほとんど終わった。いまだに冬ネギは収穫できているがこれも時間の問題。3月は空っぽ状態になる。春キャベツとブロッコリーの側花蕾とコマツナだけとなる。収穫は激減し、これらの少ない野菜でなんとか食いつないでいく。

そろそろ春作ジャガイモの植えつけの時期である。1月30日から種イモの浴光催芽を始めた。それからひと月。のっぺらぼうだった平らな表面から芽が出てきた。

メークインと男爵の種イモは種苗店から買ってきたもの。これだけ芽が出ればすぐにでも植えつけられる。

アンデス赤とデジマは12月に菜園で収穫したものを種イモとして使うのだが、いくら休眠期間が短いとはいえ、さすがに芽が出てくるのが遅れている。それでもこれだけ確認できれば十分だ。

植え付け前日に、これらを40グラムから50グラムに分割して、切断面を天日に当てる。

メークインと男爵は各1キロ、アンデス赤とデジマは合わせて1.5から2キロを使う。合わせて種イモは4キロ近くになる。

植えつけは今週末を予定してる。悩ましいのは花粉。花粉症だから大量飛散の中での作業はつらい。


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菜園の仕事始めはいつもジャガイモの浴光催芽から

2024-01-30 | ジャガイモ


ジャガイモの種イモー男爵とメークインは各1キロ、これは29日に購入(上)
アンデス赤とデジマの種イモは昨年12月に収穫貯蔵しているのを使う(下)

29日の日中はぽかぽか陽気。この暖かさでいよいよ白梅が咲く予感。夕方見ると数輪が咲きはじめていた。あとひと月で春だ、そう思うことでいくぶん寒さを辛抱できる。

1月は農閑期。やることいったら冬野菜を収穫することに限られる。この冬はだいぶ残っている。2月になっても野菜不足には困らないほどある。といっても、そろそろおしまいなのはハクサイ、ニンジン、ダイコン、カブ。たっぷりあるのはホウレンソウ、コマツナ、根深ネギ、ブロッコリー、キャベツ。

その年の菜園仕事はいつもジャガイモの浴光催芽からスタートする。

ジャガイモはよく食べる。そのため春と秋の2回作ることで半年ごとに新鮮なジャガイモを食べることができる。ただ秋作は上級者向けだ。

今回は春作。種イモを用意する。春作はことしも男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種類。

男爵とメークインの種イモは29日に各1キロ購入。税込みで328円と338円。1キロから種イモは少なくとも20個は取れる。

アンデス赤とデジマの種イモは買わないで、昨年12月に収穫した秋作のものを種イモに使っている。両者を合わせて1キロ。

これで全部合わせると種イモは3キロになる。ジャガイモはよく食べるといっても3キロを植えつけると、収穫量は食べきれないほどになる。これを秋作ができるまでの半年間食べるわけだが、とても食べきれない。

浴光催芽は、2月から1カ月ほど太陽に当て、出芽を促す。しだいに芽が出てくる。これを3月の初めぐらいに植えつける。出芽がそろい、それに収穫も早くなる。浴光催芽をやる利点はこれぐらいなものか。

秋作と違って、春作にまず失敗はない。が、たまにある。昨年は軟腐病に罹りだいぶ廃棄することになった。久しぶりの事態にあわてた。


2024年の読書

1月はこれといった用事もなく、炬燵で読書三昧といったところ 。
2024年1月の読書
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11月28日に秋作ジャガイモの収穫ーアンデス赤とデジマ

2023-12-01 | ジャガイモ

11月29日の記事で、膝に違和感を覚えるようになったと書いたその日のこと。夕方になって今まで感じたことのない痛みが。とうとうきたか。それにしてもこの痛みを予感していたかのようでタイミングがよすぎる。これでは登山に行けない。JRの大人の休日パスを利用しての登山はあきらめた。来春まで待とう。でも不安が。膝の痛みが進行してもう山に行けなくなるのではと。悲観するとストレスがたまる。ここは、しばらくすれば治るのではと楽観したいのだが・・・。

秋作ジャガイモを11月28日にすべて掘り出して収穫した。収穫時期は霜が降りて茎葉が枯れてからでも遅くはないのだが、せっかちだから「まあいいか」とやってしまった。

ふと気が付いたことがある。いい加減なことは嫌いなほうだ。そうして生きてきた。ところが年を取るほどに「まあいいか」という気分でやってしまうことがよくあるな、と。

ジャガイモは春と秋と2回つくる。これで半年ごとに新ジャガが食える。秋作はいつものようにアンデス赤とデジマの2種類。秋作は春作に比べると、その栽培の難しさは比べようもない。だから当初はまともなジャガイモを育てることができなかった。

なにごとも試行錯誤。この5年ほどはまともな秋作ジャガイモが取れるようになった。農家だってこうはいかないところが秋作ジャガイモの難しいところ。

ところが今回は不作とまではいかないもののよくなかった。5段評価で言うと、アンデス赤が3、デジマが2といったところ。いつもの年はデジマのほうがいいくらいなのだが、今年はよくない。

小さいイモは捨てないでこのまま茹でてポテサラに使う。

秋作ものは食べるのはもちろんだが、来年の春作の種イモにもする。50グラム程度の大きさのものを種イモとして保存する。

これで物置には、6月収穫の春作のものと今回収穫した秋作ものがある。春作ものはすでに芽が出て皮がしなびているものの、きちんと芽かきをすれば来年1月まで食べられる。

それでも古いものは後回しにして、どうしても新ジャガのほうに手が伸びてしまう。

これでイモ類はすべて収穫を終えて貯蔵、保存した。サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ。これだけあると安心だ。なんども書くがイモ爺である。一年中毎朝にポテサラを、10月から3月まで毎昼に蒸かしたサツマイモを食べてる。これからの冬は毎晩とはいかないがサトイモの煮っころがしが加わる。イモはうまい。


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秋作ジャガイモー8月31日に植えつけてから1カ月後・9月30日のすがた

2023-10-01 | ジャガイモ

秋作ジャガイモの出芽状況(9月30日)ー(上)アンデス赤と(下)デジマ

秋作ジャガイモは、8月31日にアンデス赤とデジマの2種類をそれぞれ13個植えつけた。それからひと月がたって芽が出てきた。ようやく出そろったかといった感じである。

秋作の出芽率は、春作に比べると格段に低い。それだけにかなり難しい。春作はほぼ100%だが、秋作となるとまったく予想ができない。まったく芽が出ない年だってある。ビギナーズラックもあるだろうが、それだって翌年は失敗するだろう。甘くはない。

そのため秋作の栽培ポイントは、とにかく芽を出させることにある。これなしでは当たり前だが収穫は望めない。種イモは、芽が出ているものを選んで植える。春作なら難なく芽が出てくるのだが、秋作となると思うようにならない。

一番の多い原因は種イモが腐ること。植えつけてからひと月がたっても芽が出てこないようなら、試しに掘り出してみるがいい。たぶん腐っているはずだ。秋作で悩ましいのは、まったく出芽率の見通しができないことにある。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるー秋作をはじめたころはそんな思いであった。失敗すればするほど、それならという意欲もわいてくる。苦節10年とまではいかないが、試行錯誤を繰り返すうちに、ようやくここ数年はまともなサイズのものが収穫できるようになった。しかしいまでも手探りでやっているというのが実情だ。

今年の秋作の出芽は、うまくいったといえる。植えつけた種イモ13個のうち、アンデス赤が10個、デジマが9個、それぞれ芽を出してくれた。各10個芽を出してくれたら御の字と思っていただけに、これでひと安心。出芽しない種イモを掘り出してみると、やはり全部が全部腐っていた。

収穫は12月上旬の予定。


2023年の読書

2023年9月の読書
・野性の呼び声(ジャック・ロンドン著・光文社)
・裸の大地 第2部(角幡唯介著・集英社)
・運び屋円十郎(三本雅彦著・文藝春秋)
・戦争小説家 古山高麗雄伝(玉居子精宏著・平凡社)

2023年8月の読書
・極楽征夷大将軍(垣根涼介著・文藝春秋)
・頰に哀しみを刻め(S.A.コスビー著・ハーパーコリンズ・ジャパン)
・敵前の森で(古処誠二著・双葉社)

2023年7月の読書
・木挽町のあだ討ち(永井沙耶子著・新潮社)
・二十三の戦争短編小説(古山高麗雄著・文藝春秋)
・軋む(エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル著・小学館)


2023
年5月の読書
・街とその不確かな壁(村上春樹著・新潮社)

2023年4月の読書
・汝、星のごとく (凪良ゆう著・講談社)

・ある男(平野啓一郎著・文藝春秋)
・君のクイズ(小川哲著・朝日新聞出版)

2023年3月の読書
・ラスト・チャイルド(下) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・ラスト・チャイルド(上) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・笑い神(中村計著・文芸春秋)

・われら闇より天を見る(クリス ウィタカー 著、 鈴木恵 訳・ 早川書房)

2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)


2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

⇒2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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8月31日に秋作ジャガイモの植えつけーアンデス赤とデジマ

2023-09-01 | ジャガイモ

秋作ジャガイモの種イモーデジマ(上)とアンデス赤(下)

8月31日に秋作ジャガイモの種イモを植えつけた。

秋作の種イモは、いつもアンデス赤とデジマの2種類。この2つの品種は春作でも秋作でも栽培できる。

種イモは芽が出ているものをつかう。アンデス赤とデジマはことし6月中旬に収穫したもので、すでに芽が出てきている。休眠期間がいかに短いかがわかる。

春作と秋作の栽培の難易度は異なる。後者のほうのハードルはかなり高い。はじめて挑戦する人はまず失敗し、試行錯誤がつづくはずだ。それだってすぐには成果がでない。これはわたくしの経験から言っているだけだが、長年やっているからといって、毎年うまくいくとはかぎらない。それが秋作。

だからというか、周辺で秋作をやる人は少ない。知り合いの農家とわたくしの2人ぐらいなものだ。どうせうまくいかないからとあきらめてやらない。

植えつけは8月下旬から9月上旬とその期間は短い。秋作ができるのは暖かい地域。この地域は秋作ができる北限に近いのかなとも思う。これから日々気温が低下していく。収穫は12月上旬、それまの3カ月間が勝負。まごまごしてはいられない。

黒マルチを敷いて植えつけている。この夏はとりわけ暑い。地中で種イモが腐敗するのが多くなる。1カ月近くたっても芽が出てこないときはほとんど腐敗が原因。その時点で補植してもすでに遅い。腐敗の数を見越して植えつけている。

ところで、6月に収穫した春作ジャガイモに異変。貯蔵中に腐敗と食害に遭った。これほどの被害は初めて経験する。貯蔵しているのは男爵、メークイン、デジマ、アンデス赤の4品種。

食害された男爵とデジマ。犯人はハツカネズミと思われる

腐敗はデジマと男爵。収穫したときはなんらその兆候はなかったのに、その後の貯蔵中にイモから汁が出て悪臭を放ち、次々と腐った。半数以上が犠牲になった。原因は軟腐病なのか、特定できない。

食害もおなじデジマと男爵だった。犯人は、その姿を目撃できなかったがハツカネズミと思われる。被害が大きかった。

今年の春作は豊作。それが腐敗と食害でだいぶ減った。それほどの被害であった。思わぬことが起こるものである。


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2023春作ジャガイモは豊作だったー6月13日にすべて収穫

2023-06-15 | ジャガイモ

かなりいい出来だったアンデス赤(上)とデジマ(下)

6月13日に春作ジャガイモをすべて掘り出して収穫した。雨続きで畑の状態は良くなかった。いましばらく待とうかなと思ったものの、せっかちな性分を押さえることができずに掘り出してしまった。

今年は豊作だった。6月6日に試し掘りをしたときは、平年並みとばかり思っていた。ところが掘り進んでいくうちに「例年以上にいい」ことがわかった。

男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種類、すべてが良かった。なにを基準にして豊作か否かを判断しているのか。収穫したジャガイモを貯蔵する箱の容量は毎年同じものを使っている。不作のときはこの貯蔵箱に空きスペースが生ずる。ことしはいずれの箱も山盛りにしても入りきれず、貯蔵箱を追加することになったのだから、これは豊作だ、といえよう。種イモは全部で3キロとわずかなものだが、豊作となると収量はかなりのものになる。

アンデス赤とデジマは収穫に波があるのだが、今年は両者ともに型が揃い、多くを収穫できた。とくにアンデス赤がいい。ここまでいいのは久しぶりのこと。9月に植えつける秋作の種イモには、この両者を使う。

収穫から貯蔵まで一気にやった。蒸し暑い日で汗びっしょり。この程度の作業は以前ならなんでもなかったが、年を重ねてこの2、3年は疲れを感じるようになった。のんびりやればいいとわかっていても、一気にやらないと気が済まない性分だ。とはいえ菜園で熱中症で倒れたなんてことがないよう注意しなければならない。


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6月6日にジャガイモの1回目の収穫ー例年並みの出来

2023-06-07 | ジャガイモ

試し掘り?にしては次々と掘り出してしまった
左2つが男爵で、右がメークイン

6月6日にジャガイモの一部を収穫した。試し掘りのつもりだったが次々と掘り出してしまった。出来具合は、豊作とはいえないが例年並みであった。これでひと安心。

春作で育てているのは、男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種類。種イモは、男爵が1キロ、メークインが1キロ、アンデス赤とデジマが合わせて1キロ。合計で3キロ。これらの種イモが順調に育つと食べるには十分すぎるほどの量となる。

今月中旬には、残りの男爵とメークインの一部とアンデス赤とデジマをすべてを収穫する予定でいる。

わが菜園のジャガイモの栽培は、スタートが早く、周囲に比べるとその分だけ収穫時期も早くなる。2月1日に芽出しの浴光催芽をスタートさせ、2月27日に植えつけた。1カ月後の3月上旬に出芽した。そして6月中旬収穫。毎年こんな感じである。

ジャガイモは春と秋の二期作。いままでは昨年12月に収穫した秋作をこの半年食べていた。これからの半年はこの春作の新ジャガを食べていく。


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2月27日に植えつけたジャガイモ、3月22日に出芽を確認

2023-03-23 | ジャガイモ

2月27日に植えつけたジャガイモ、3月22日に出芽を確認
メークイン(上)と男爵(下)

当地の桜は今週末に満開になろう。毎日、花見を楽しんでいる。曇りの日の桜は心にしみる。

あれっ、もう芽が出てきたのか。昨3月22日になにげなくジャガイモの畝をみたら、芽がわずかに出てきていた。ジャガイモは、浴光催芽したうえで2月27日に植えつけた。

2月下旬から3月上旬に植えつけると、例年だと約1カ月で芽が出てくる。気温が高い日が続いているせいなのか、ことしの出芽がやや早いといえる。

植えつけた品種は、男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種類。そのなかで芽を出してきたのがメークインと男爵。両者に比べるとアンデス赤とデジマの出芽は遅れて4月になるだろう。

4月初めに遅霜に遭うことがある。出てきた芽は寒さで枯れるが、すぐに新しい芽が出てくる。寒害に遭っても心配することはない。


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ジャガイモー浴光催芽を終えて植えつけの準備

2023-02-26 | ジャガイモ

浴光催芽(芽出し)を行ってから1カ月(2月24日現在)。上が男爵、下がメークイン

こちらは左がデジマ、右がアンデス赤(2月24日現在)

歌いながら道路をスキップする後期高齢者、はたから見ると不気味だろうな。自分でもそう思う。

ウォーキングの帰り、家が近くなってのこと、なにを思ったのかスキップをしてみた。ちょっぴり恥ずかしい気もするがやってみた。軽快にはもちろんできない。それでもドタドタと足取りは重いがなんとかできた。

だが長く続けることができない。最後はべたべた歩きになってしまう。繰り返しているとしだいに長く続きうまくなってくる。スキップをやってみよう、そんな気分させたのは春が近いせいか。万物が蠢動をはじめている。

スキップすると楽しい気分になる。スキップのときは、きまって♪♪なにかほんとうにうれしくってうれしくってーとくちずさむ。この歌は「春のシャンソン」。昭和24年発表の古い歌だから知っている人は少ないだろう。小学か中学で習ったのだろうがいまでも覚えている。

作詞が岩佐東一郎、作曲が高木東六。あの高木先生である。
  何かほんとに
  嬉しくて嬉しくて
  たまらぬ様な
  鳥の声、鳥の声
  花咲く丘の向こうには
  ほのぼの浮かぶ
  春の雲、春の雲
 
前置きが長くなったが本題に。年が変わってはじめての作業はジャガイモの植え付けとなる。種イモは2月1日から1カ月の間、浴光催芽(芽出し)を行ってきた。
 
春植えは、男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種類。芽出しを始めた1カ月前は、いずれものっぺらぼうだったのだが、2月24日現在、芽が出てきた(冒頭の写真)。

男爵とメークインは種苗店で各1キロを買ってきたものではっきりと芽が出てきている。いっぽうアンデス赤とデジマは昨年12月に収穫したものを種イモとして使うのだが、両者はいくら休眠期間が短いからといって、そんなに早く芽が出るものでもないと思うだろうが、これもすでにほんのわずかだが出てきた。

芽出しを確認できたので、2月25日に植えつけの準備。種イモは縦にカットして、1個当たり40~50グラムにする。

男爵とメークインは各1キロある。1個当たり50グラムにカットすると約20個の種イモが取れる。
かっとしないで
アンデス赤とデジマは、収穫物のなかから40~50グラムのものを選んで種イモとする。

種イモは切った表面を上にして1,2日天日に当てて表面を乾かす。
 

これで準備完了。明2月27日に畝幅60から70センチにして、30センチ間隔で約5センチの深さに植えつける。

2023年の読書

2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)


2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

⇒2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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2月1日にジャガイモの浴光催芽をスタート

2023-02-01 | ジャガイモ

ジャガイモの種イモ
上=種苗店で買ってきた男爵とメークイン。
下=アンデス赤(左)とデジマ(右)、こちらの種イモは昨年12月に収穫したのを使う

毎日夕方にウォーキングしているから、日が長くなっていくのがよくわかる。12月なら5時を過ぎると暗いのに、いまは明るく。寒さもあとひと月の我慢だ、と思うと縮こまった心身もいくぶん伸びてくる。

あたらしい年の菜園の仕事は、いつも春作ジャガイモの浴光催芽から始まる。植えつけの2月下旬から3月初旬の1カ月前から、種イモを室内に置いて日光に当てて出芽を促していく。種イモの表面はいまはのっぺらぼう。ここからしだいに小さな芽が出てくる。これを確認したうえで分割し植えつけるという段取りだ。

用意した種イモはことしも4種。男爵、メークイン、アンデス赤、デジマ。

前の二つの種イモ、男爵とメークインは買ってきた。それぞれ1キログラム。いま種苗店では多くの種類の種イモが山と積まれて売られている。

後の二つの種イモ、アンデス赤とデジマは昨年12月収穫したものを使う。こちらは食べるというよりも、主に秋作ジャガイモの種イモとして育成している。

ジャガイモは春と秋の二期作。春作ジャガイモの収穫は6月。秋作ジャガイモは12月。半年ごとに新ジャガを食べることができる。

この浴光催芽ははたしてやるべきか、効果のほどはどうか、といつも思うのだが、毎年やっていることなので、それに面倒でもないので、あまり考えることなく習慣でやっている。


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12月9日に秋作の新ジャガイモ収穫ーアンデス赤とデジマの2種類

2022-12-09 | ジャガイモ

秋作の新ジャガーアンデス赤(右)とデジマ(左)

上高地河童橋の五千尺ホテルのライブカメラをいまも眺めている。冬になり穂高の山並みは真っ白に冠雪。静かな上高地を見ることができる。

12月9日に秋作の新ジャガを収穫できた。ことしもアンデス赤とデジマの2種類。

ジャガイモは春と秋の二期作。春作に比べると秋作は格段にむずかしい。秋作を始めたころは小さなイモしか収穫できない年がつづいた。試行錯誤してなんとかコツといったものをつかんだような気がする。そのコツを言葉で表現するのはむずかしいのだが。おかげでもう5年以上になるのだろうか、まともな秋作ジャガを取れるようになった。

とにかく出芽をさせないとはじまらない。暑い盛りだからこれがままならない。いまは9月初旬に植えつけている。生育期間は12月初旬までの3カ月間。出芽が遅れると生育不足になり、小さなイモばかりとなる。たいがいこれで失敗する。

ことしの秋作新ジャガの出来具合は昨年より悪いといえるが、この程度にできれば御の字だ。

秋作の収量は春作に比べるとかなり少ない。ひと株から取れる数が少ない。それでも半年ぶりに新ジャガが食べられる。それを目的に秋作をしている。この秋作ジャガは来春の春作の種イモにもなる。

6月に収穫した春作ジャガイモは11月になると芽が出てくる。いまも芽かきをすれば十分食べられるから、その地味な作業をしながら食べている。年を越すと腐ってくる。そこで秋作の新ジャガの登場となる。

ジャガイモの春と秋の二期作はおすすめする。その理由は年2回新ジャガが食べられることにある。


      
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2022秋作ジャガイモの出芽-アンデス赤とデジマ

2022-09-23 | ジャガイモ

アンデス赤(上)とデジマ(下)の出芽(9月20日のすがた)

先週の登山の疲れが、いまだ残っている。どうも心身ともにすっきりしない。体力気力をすべて出し切ってしまった感じだ。毎日の1時間半のウオーキングも短縮コースをついとってしまうほど。加齢のせいだとわかっていても、後期高齢者まじかの身になって、急速に老いを感じざるをえない。

菜園は9月19日でカボチャとゴーヤーを最後にすべて収穫物がなくなった。冬から春へ、夏から秋への境はそうなる。

8月27日に植えつけた秋作ジャガイモ。種イモはアンデス赤とデジマが各15個。

9月20日あたりから徐々に芽が出てきた。ことしは遅れ気味かと心配して、昨年の記録を見たら、植え付けが8月22日で出芽が9月11日。ことしはそれほど遅れていないことがわかって安心している。

ジャガイモは春と秋の二期作を行っている。半年ごとに新鮮なジャガイモを食べられるのがいい。

秋作はむずかしい。春作ほど簡単にはいかない。種イモが腐ったり、小さいイモばかりの年だってある。秋作のイモは、もちろん食べるが、来春の種イモにも使う。それが得られればいい、それくらいの気持ちで育てている。もちろんまともなサイズが収穫できればそれに越したことはない。

秋作ジャガイモの収穫は11月下旬から12月初めとなる。


      
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