30坪+20坪+30坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

残雪の山旅(1)ー赤城山(駒ケ岳~黒檜山)

2014-04-30 | 登山

↑谷川温泉の宿の前から仰ぎ見る早朝の爼(まないたぐら)と満開の桜

↓宿のすぐ近くにある谷川冨士浅間神社。4月29日にお祭りがあった

2014年4月27日から29日まで2泊3日で残雪の山を歩いてきた。今回は共同通信のワンゲルの皆さんとの“グループ山行”だ。私の登山スタイルは単独行だからグループで歩くことはめったにない。2年ぶりに参加した。

共同ワンゲルは年2回、4月と12月に谷川温泉にある共同通信谷川保養所で合宿する。登山半分、宴会半分の合宿だ。山行に差し支えないようにと気をつけながらもつい飲み過ぎてしまう。

ここの保養所の売りは玄関前から谷川岳の爼(まないたぐら)を仰ぎ見ることができることにある。朝の谷川岳は神々しく、目が覚めるほどに美しい。谷川冨士浅間神社、それにホワイトバレースキー場がすぐ近くにある。それにいまの時期の谷川温泉は桜が満開になるから2度目の桜を楽しむことができる。

27日に赤城山を歩いた。28日は谷川岳を歩いた。この合宿はいつも天気が悪いのだが、今回は両日ともに恵まれた。これは晴れ男の私が登場したからだと勝手に思い込むことにした。最終日の29日は自由行動。私はひとり松ノ木沢ノ頭を歩くつもりでいた。松ノ木沢ノ頭は谷川岳の厳しい岩壁をまじか見ることができる格好の“展望台”だ。しかし宿から見る爼(まないたぐら)がしだいにガスに包まれてきた。晴れ男の神通力は3日目で消えてしまったようだ。残念だが今回はあきらめることにした。


赤城山(駒ケ岳~黒檜山) 

黒檜山(左)と駒ケ岳(右)。尾根や鞍部には雪が残っている


2014年4月27日(日)
晴れ
参加メンバー 共同ワンゲル14人
コース&タイム
我孫子駅6:39=7:12上野駅7:23=9:08高崎駅9:12=9:22新前橋駅=駒ケ岳登山口11:10ー12:15駒ケ岳13:00ー14:00黒檜大神碑ー14:20黒檜山-15:50黒檜山登山口=17:35谷川温泉・共同通信谷川保養所


初日の赤城山。赤城山を歩くのは久しぶりだ。何年ぶりになるのだろうか。今回は駒ケ岳から黒檜山をめぐる。私の経験からすれば逆コースのほうが望ましいのだが、リーダーの判断には逆らえない。なぜそう望むのかというと、黒檜山からの下山は厳しい。しかしそこを小学生以下の小さな子たちが元気に歩いている。そのコースを大の大人が厳しいなんていうとなんとも恥ずかしいのだが、岩混じりの道は歩きにくく、一歩たりとも気が抜けない。こんな道は下りよりも登りにとりたいというのがわたしの本音なのである。

頂上近くの尾根道や北側斜面には雪が残っていた。アイゼンをつけるほどではなかった。黒檜山山頂から北へ5分も歩けばビューポイント。そこからの展望を楽しみにしていた。しかしきょうは天気がよすぎた。気温が高く周囲の山並みはすべて霞の中だ。武尊山、それに日光方面の日光白根山、皇海山、袈裟丸が見えた程度だった。

やはり下山は厳しかった。私の前を小さな子が何人も歩いている。「感心だ、えらいね」と頭を撫でながらも、この子たちの前ではこけられない。集中力を切らさないようにと注意しながら下山した。登山口に降り立ったときはさすがにほっとしたものだ。


赤城山登山の参加者は14人。いい天気だ。覚満淵を横目に見ながら駒ケ岳登山口へ。



すぐに登山口。あしたの谷川岳への足馴らしにはちょうどいい。



手摺りの付いた長い鉄の階段があらわれた。急斜面だ。



覚満淵を右下に見る。

さらに2番目の鉄の階段を登りきると稜線に出る。



稜線にはところどころ雪が残っている。



目の前に黒檜山(左)と駒ケ岳(右)。こちらから見ると、黒檜山は立派だが、駒ケ岳のほうは見栄えがよくない。



駒ケ岳山頂。ちょうど昼時。ここでご飯とする。

頂上の奥に昼飯にちょうどいいスペースがある。こんなに天気がいいのに山並みが見えない。南に位置する山々が見えるはずなのだが霞の中だ。

南に長七郎山(左)と小沼(右下)を見る。

北に目を転じるとこれから目指す黒檜山。

西には眼下に大沼が見える。

昼飯を済ませ、黒檜山を目指す。鞍部にはきょう一番の残雪。



振り返ると駒ケ岳。北から見たほうがピークらしく見える。北斜面にはたっぷりの残雪。

黒檜山への登りは渋滞気味だ。大人数だから急斜面になると、立ち止まってはまたほんの少し進み、また立ち止まりの繰り返しになる。こうなると歩くリズムがつかめない。これだけの大人数での山行はやはり疲れる。最後尾に下がり、前の人が見え隠れするぐらいの間隔をあけて歩くことにした。これだから単独行はわがままだといわれてしまう。たしかにそうなのだ。ここは許してもらおう。

高度をあげると小沼がよく見える。

黒檜大神碑で休憩。

長七郎山と小沼。南方面の見通しが悪い。

黒檜山の山頂。私の楽しみはここから北へほんの5分先にあるビューポイントからの展望だった。



細い尾根を進むのだが残雪があり危ない。途中で足を止めて眺めるしかない。やはり今日はだめだ。かすんで見えない。武尊山は見えたがあした歩く谷川岳は見えない。北東だけが見通しがよく、日光白根山、皇海山、袈裟丸。これぐらいなものだ。



目を凝らすと皇海山の左手に日光白根山が見えるのだが、わたしのカメラではやはり無理だ。

下山開始。残雪のぬかる道を行く。慎重に下りよう。おかなびっくり。腰がひける。雪が消えるとこんどは岩混じるの道になる。これもやっかいだ。



やっと赤城神社が見えてきた。ゴールまでもうすぐ。



「猫岩」を通過。前回と同じく、どこが猫岩をさすのかわからない。手前の巻いてきた大きな岩がそうなのだろうか。

ゴールの黒檜山登山口。残雪で慎重に下りてきたから思ったよりも時間がかかってしまった 。

途中で疲労のためへたり込んだメンバーもいたが、どうにか全員無事に下山。

急げ! きょうの宿には温泉と酒が待っている。

2日目(4月28日)の谷川岳に続く


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


アブラムシとの攻防が始まったソラマメ

2014-04-25 | ソラマメ

ソラマメ栽培に抜かりはない。毎年完璧である。ことしも見事に育っている。立派なソラマメが出来るはずだ。といいたいのだが、それはアブラムシがやってくるまでの話で、一昨年、昨年と2年続きでアブラムシに負けて不作だった。

ソラマメはこれからが正念場だ。ここまで立派に育てていながら、花が咲きサヤが出てくるようになるとアブラムシの襲来で生育不良になり、ほとんどが台無しになる。なんとも憎い相手なのである。

私の菜園にかぎらず周囲の菜園もアブラムシに完敗している。家庭菜園の主から作る意欲を奪ってしまったようで手も足も出ない。周囲の家庭菜園でソラマメを作っているのはわたしだけとなった。それほどアブラムシは手ごわい。人間がアブラムシにお手上げになるなんて。でも現実だ。

毎年冬に福岡の知人から鹿児島産のソラマメが送られてくる。それで十分満足しているから、これだけアブラムシに悩まされるなら、無理に作ることもない、やめようか。そう思いながらも昨秋にタネをまいてしまった。やっかいだなと思いながらも、ソラマメはやはり初夏にも食べたいのである。

ことしこそはとこれまでの敗退の経験から、すでに浸透性殺虫剤をまき、茎も思い切って半分ほど切り取り風通しをよくしてある。対策はそれなりにしている。

ことしはまだ来ていない。そう安心していたら、1株にアブラムシを発見した。ああ、もう来ていたのか。すでにびっしりと付いている。この株だけだ。あわてて殺虫剤を噴霧した。これからは畑に行くたびに見回りを欠かせない。

ことしも激しい攻防が繰り返される。覚悟している。アブラムシとの戦いは一夜で決着がつかない。持久戦となる。これが私には苦手だ。戦いのあとにどれほどのものがことしは取れるのか。嫌な予感がするが、後がない。ここはきちんと戦わないといけない。敵ながら執拗に攻撃を続けるアブラムシもあっぱれである。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


ぐいぐい伸びるキヌサヤ

2014-04-24 | キヌサヤ

ことしのキヌサヤは元気だ。生育がいい。こんなに勢いのあるキヌサヤを見るのは何年ぶりになるのだろうか。そう思えるほどぐいぐいと伸びている。早めにネットを張り、すくっと立ちあがってくれて上々の出来になっている。

キヌサヤは冬を越さなければならない。防寒のためいつもは白い寒冷紗をトンネル掛けしてきた。この冬は12月末からの厳寒期は寒冷紗に代わって穴あきビニールをトンネル掛けした。これが功を奏したのだろうか。一株たりとも寒さで枯れるものはなかった。

穴あきビニールをすすめてくれたのは親しくしている農家の方だ。わたしは穴あきビニールだとキヌサヤにはどうかなと思った。少しあたたか過ぎないかと逆に心配したのだが、これは杞憂であった。結果オーライである。

すでに小さなサヤが生まれている。キヌサヤの味はどうってことはない。調理も限られている。それなのになぜキヌサヤを作るのか。わたしはキヌサヤは目で楽しむ。若やいだ色が初夏の陽光に輝くさまを眺めているだけでさわやかな気分にさせてくれる。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


いまニンジン畑が美しい

2014-04-23 | ニンジン

春まきのニンジン畑がいま一番美しい時を迎えている。若葉のなんと初々しいことか。ついうっとりとみとれてしまう。

ニンジンは、2月25日に15㌢間隔の穴あき黒マルチを敷いて、穴のひとつひとつにタネをまき、保温のため穴あきビニールをトンネル掛けしてきた。発芽を確認できたのが3月19日。順調に育っている。

ここにきてトンネル掛けの穴あきビニールを取り除いた。ニンジンにもやっと春が来た。さぞかし清々した気分でいるだろう。

今回の春まきは黒マルチの穴90カ所にタネをまいた。本葉が出てきている。一斉に間引きし、ひとつの穴に一本を残した。このままいけば90本のニンジンが6月から収穫できる計算になる。

発芽はうまく行った。しかし10カ所ほどの穴から芽が出なかった。すぐに追いかけてそこにタネをまき直した。なんとか芽が出て、いまは90カ所の穴すべてから芽が出ている。

欠株がないから見た目がいい。しかし10株程度ならまき直すこともないだろうにと思う。手間だけがかかる。すぐに大きくなるから欠株なんかすぐに気にならなくなる。それがわかっていながらどうにも気に入らない。チマチマしたことにかまうな。そう思いながらも性分なんでしょうね、面倒だと思いながらもやってしまう。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


気が気でないレタスの発芽

2014-04-21 | リーフレタス

レタスが発芽してきた。ひと安心である。というのはレタスの発芽は何年やっても揃わない。失敗したり成功したりと、発芽を見るまでは気が気でない。

ことしも玉レタスと赤チシャ(リーフレタス)のタネをまいた。教科書通りにやる。タネは一晩水につけてから、濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れて催芽させる。2,3日して芽が出てきたのを確認すると畑にまく。タネが見えるか見えないか程度にごく薄く土をかぶせる。わたしはタネを手で軽く押さえる程度だ。はたしてこれで芽が出てくるのかといつも心配になる。ホントにいつもそう思う。

それに大事なことは、表面を乾かさないように水やりをすることだ。乾かしてはだめだ。そうしながらことしはどうかなと心配しながら様子を見る。2日もすると芽が出てくる。なんともこころもとないレタスの発芽なのだ。

レタスはしゃきしゃきとした食感とみずみずしさが売り。初夏の味だ。サラダにはかかせない。わが家では6月のそろそろ梅雨入りかなと思う季節の贈りもの。それを楽しむために毎年作る。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


トマト・ナスなど果菜類の苗の購入

2014-04-19 | トマト

↑買ったのはすべて4連ポットの苗。これが一番安い。

↓すぐに直径10㌢ぐらいのポリポットに植え替えて引き続き育苗する

この時期の週末ともなると、種苗店やホームセンターは苗の購入客でにぎわう。いま買ったところで植えつけには早すぎる。買うのはまだだ。そうわかっていてもそわそわしてくる。

ことしも14日に果菜類を買ってしまった。いつもの通り、トマト(大玉8、ミニ4)、ナス4、ピーマン4、シシトウ4、キュウリ4。
購入した苗はいずれも4連ポットのものばかり。これが一番安い。すぐに直径10センチぐらいのポリポットに植え替える。この手間を惜しまなければ4連ポットの苗で十分だ。

植えつけは5月上旬以降。それまでじっと待つ。早く植えつけたところでまだ気温が低く、寒冷紗などでトンネル掛けしてやらなければならない。面倒だからとわたしはそれまで家で育苗する。

2人暮らしだと、トマト、ピーマン、シシトウは購入した苗だけで足りる。わたしの好きなナスとキュウリはこれでは足りない。追加に5月に入るとタネをまく。特にナスは秋まで食べ続けるため、この先2回に分けてタネをまく。

せっかちだからいますぐにでもと思うのだが、ここは我慢だ。気温の上昇を待つ。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


ゆく春を惜しみながらハクサイ菜の花スパゲティ

2014-04-18 | ハクサイ

♪君には君の夢があり 僕には僕の夢がある ふたりの夢をよせあえば・・・♪ 
ソメイヨシノは葉桜になり、八重桜が咲いてきた。春風をうけながら自転車をこいでいた。気がついたらこんな歌をくちずさんでいた。古いなあと思いながらも、だれもいないことをいいことに大きな声を出して歌っていた。中学生のころにはやった歌だ。北原謙二という歌手は好きだった。よほど気分がよかったのだろう。それにしてもなぜ突然に半世紀以上前の歌が。

この春はハクサイの菜の花を思う存分に食べることができた。好きなだけにこれには満足した。毎日のように春を食べている気分になる。ハクサイの菜の花でこんな気分になれるのだから、安上がりにできている。菜の花を摘むためだけの目的で別に作っていたおかげである。花蕾は最初のころは大きく、しだいに小さくなってくる。そうなるとしだいに硬くなる。そろそろおしまいだ。

まだまだ食べられるからといっていつまでも置いておくわけにはいかない。狭い菜園だ。次々と順番を待っている。あとがつかえている。そろそろ処分しなければならない。

そこでさいごはやはり菜の花どんぶり、菜の花のからし醤油和え、そして菜の花のスパゲティを楽しむことにしよう。春爛漫なのにこれでお別れだと思うとちょっぴりさびしい気分になる。ハクサイはお香香にはじまり菜の花まで食べ尽くした。

 
    菜の花のからし醤油和え           菜の花どんぶり


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


サトイモの芽出しはどの程度までやるのか

2014-04-16 | サトイモ



↑ヤツガシラの種イモの芽出し。わたしはこの程度芽が出れば植えつける

↓土垂の種イモの芽出し。親イモを種イモとしてはじめて使ってみることにした

「サトイモの芽出しはどの程度までやるのか」。知人からの問い合わせである。わたしの知る限りでは、芽が2,3センチ出ればいい、いや葉が出るまでと、各人各様のやり方がある。要は試行錯誤して自分が納得できる方法を採るしかないのであるが、これでは答えになっていないか。

わたしはといえば、芽出しを「この種イモは芽を出すのかどうか」を確認する手段だと考えている。というのも、わたしの菜園は狭い。50坪の家庭菜園でもサトイモは最優遇しているのだがそれでも植えつける数は高が知れている。数が少ないから困るのは欠株が出ることだ。欠株が出ないようにと芽出しをしてから植えつけることにしている。

わたしの場合は芽出しで2,3センチの芽が出ると植えつける。この種イモは植えつけると確実に芽を伸ばすと思うわけである。その安心のために芽出しを行っている。まあ大したことはやっていないのだが、狭い菜園ではこの安心さは大事だ。しかし芽出しをして植えつけても中には芽を出してこない株もある。放ってはおけない。補植するため残った種イモを畑の片隅に植えておいてこれに充てることにしている。

サトイモは大好きだから、いろいろ試すのは楽しい。ことしは土垂の種イモに親イモを使うことにした。知り合いの農家がこうしているからである。下の写真はその土垂の親イモを芽出しさせて植えつけたところ。覆土する前の姿だ。さすがに親イモは立派だ。なんか堂々としている。いまから期待できそうな感じがする。


 

     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ 


冬ネギー1回目の植え替え

2014-04-15 | 下仁田ネギ

↑冬ネギの育苗。昨秋10月にタネをまき、冬はビニールをトンネル掛けしていた

↓赤ネギは植え替え時に葉鞘部が赤い苗(左)だけを選び、白い(右)のは捨てる

昨秋の10月にタネをまいた冬ネギ。4月上旬に1回目の植え替えをした。

冬ネギの植え替えはこれまで4月の1回だけですませていた。この2年間は4月と7月の2回植え替えをしている。家庭菜園での自家用なら1回だけで十分なのだが、なぜ2回するようになったかというと、プロ農家のまねごとをしてみたかったのである。

2回植え替えを行うということは、苗を2回選抜することになる。こうすることでサイズが揃う。たしかに手間をかけただけの出来栄えになる。しかし2回目の植え替えとなる夏場の作業はつらい。

繰り返すが、自家用なら大きさや形それに見た目にこだわらないから植え替えは1回だけでいい。菜園が広ければ、極端に生育が悪い苗だけをのぞいて、あとはすべて植え替えてもいい。収穫時にサイズがまちまちになるだけで、味は変わらない。

わたしはことしも手間がかかるが2回植え替えることにした。
まずは1回目。苗を掘り起こし、選抜を行う。生育不良の苗は捨てる。捨てないでこのまま植え替えてもいいのだが、なにせ菜園が狭いから植えつける面積は限られている。大きな苗を選び、一定の間隔で植えつけていく。すべて腰を落としての作業になる。

ことしの冬ネギはいつものように「赤ネギ」「九条太ネギ」「下仁田ネギ」の3種。すべて自家採種で育てた苗だ。隣り合わせて植えているため自家採種を繰り返していると交雑が進む。妙なものが出てくる。九条太ネギの中に葉鞘部がうっすらと赤みがかっているものや下仁田ネギの中に背の高いのものがあらわれたりする。そろそろタネを更新しなければならない。

赤ネギは葉鞘部が赤紫色になる。だから赤ネギである。苗もすでに赤くなっている。白いものも混じっている。植え替えのときに赤いものだけを選んで白いものは捨てる。もったいないのだが、苗は多く育てているので容赦なく捨てる。さらに夏場の2回目の植え替えのときにも選抜をする。こうして農家は“商品”にする。わたしは商売しているわけではないからそこまでする必要はないのだが、自己満足のためにやっている。手間がかかるとぼやきながらも、楽しいのである。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


日本五大桜をめぐり終えて

2014-04-13 | 登山

日本五大桜を、昨春と今春の2回に分けてめぐった。昨春に三大桜を、今春は残り二つを見物した。遠出してまで花見をしたことはこれまでにもあるが、ここまで名物の桜を追い続けるとは自分でも思ってもみなかった。登山なら全国どこへでも足を延ばすが、よもやサクラでここまでやるとは・・・。そんな感慨である。

最初の一つは軽い気持ちで出かけた。それがほかの名桜にも会いに行くのを心待ちするようになった。それだけわたしを引きつけるものがあった。

眺めている。気の済むまで眺めている。ただそれだけの行為だ。それなのに不思議と満たされる気分になってくる。それが満ちたとき、いや満ちるまでといった方がいいのかもしれないが、さよならいってその場を離れる。その繰り返しであった。

自分が団塊の“高齢者”になったからではないのだが、名桜の老いてもなおも盛んなる様を見て、元気づけられたことは確かにいえる。しかしそのパワーをもらうために出かけたつもりはまったくなかった。期待してもいなかった。

それよりも、とにかく美しかった。きれいだった。だから会いに行った。といったほうが一番素直な気持ちだろう。眺めているうちにそれぞれの持ち味というか、個性があることを知る。風格とか気品とか、その気に触れるとおのずから厳粛な気持ちになって向き合わざるを得ない。さすがだなと思いながら、そのたたずまいに心打たれるものがあった。



1、山高神代桜(山梨県北杜市)
 2013年3月29日


 

2、根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市) 2013年4月8日~9日


 

3、三春滝桜(福島県三春町) 2013年4月10日



4、石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市) 2014年4月5日


5、狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)
 2014年4月10日

 


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


狩宿の下馬桜に真白き富士とは豪勢だ

2014-04-11 | 登山

 
2014年4月10日、狩宿の下馬桜はヤマザクラ。開花して間もない。それでもきみは美しい


花見日 2014年4月10日(木)
天気 晴れ
場所 静岡県富士宮市
メンバー 単独
コース
我孫子駅=東京駅=富士宮駅ー富士山浅間大社=(静岡富士急バス)=中井出バス停ー狩宿下馬桜ー白糸の滝ー狩宿の下馬桜=中井出バス停=富士宮駅=東京駅=我孫子駅


青空のもと、大きな真白き富士を背景にして咲く狩宿の下馬桜。「春爛漫だなあ」と眺めていた。

日本五大桜の一つ、静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」を見物してきた。咲き始めたばかりだ。それを知っていたから、蕾ばかりの状態ではないかと心配していたのだが、この2日間の暖かさで、なんとか観賞に耐えるほどに咲いてくれていた。満開には遠く、これが何分咲きなのかわからないのだが、私の目には3分咲きぐらいといったところか。あと2日もすれば見ごろになるのだが、いまの状態でも私は満足した。心に響くものがあった。

この桜はヤマザクラである。事前にここの桜がヤマザクラだと知っていた。ヤマザクラはソメイヨシノの華やかさに比べたら、質素で地味だが凛とした気品がある。シブイからこそ
美しさがしっとりと心にしみ込んでくる。

マザクラには山歩きでよく出会う。汗をかきながら急坂を登っていると、ふとあらわれるヤマザクラ。はっとして立ちつくしてしまうほどの美しさだ。とくに山道の奥にひっそりとたたずむ一本のヤマザクラなんかその孤高さにこころ打たれてつい見とれてしまう。思わず駆け寄りたい衝動に襲われる。ヤマザクラには女性への感情と似たものを重ねてしまう。どうもいけないのだが、それだけ好きだということだろう。だからというわけでもないのだが、3分咲きぐらいでも私は見入ってしまう。

ヤマザクラはまだは肌寒いくらいの山のなかでちらほらと咲いているのが風情があっていい。その清らかさといったらない。これは私の好みなのだが、ヤマザクラは開花と同時に薄紅色の若葉を出すから満開のときには葉と花でうるさく感じるものだ。いま以上に花を咲かせてくれた方がそれは美しく感じらるのだろうが、山歩きでなんどもその美しさに触れてきた経験からすれば、いまの姿でじゅうぶん美しかった。

これで狩宿の下馬桜を最後に日本五大桜のすべてをめぐった。遠出してまで桜を楽しむ気持ちなどなかったのにいつのまにか一本桜に魅せられていた。春を追いかけ、桜を追いかけ、会うのを楽しみにするようになっていた。


富士山浅間大社空の富士と桜
身延線沿線の山を3年続けて歩いている。富士駅からこの線に乗り換えると、富士山はいっそう大きく見えてくる。きょうの富士はきれいだ。きのうは天気がいいのに春霞で見えなかったという。それだけ春の
富士は気まぐれだ。きれいに見えるうちに富士山浅間大社の桜と富士を撮っておこう。駅から歩いて約10分で着く。ここの桜はすでに盛りは過ぎているが、なんとか見られるといったところか。

 

狩宿の下馬桜
富士山浅間大社前から富士急静岡のバスで狩宿の下馬桜へ。運転手さんがひとつ手前の「中井出バス停」で降りたほうがいいと教えてくれた。そのバス停から約10分で狩宿の下馬桜。
 





狩宿の下馬桜からも、目の前に富士が大きくそびえている。やはり富士を入れて撮りたい。
左に狩宿の下馬桜、右に富士。



後ろに回って見よう。逆光で桜がうまく撮れない。花見客がさっさと帰るのに、私はしつこく、これでもかと眺めている。

白糸の滝
ここから白糸の滝まで歩いて行ける。わかりやすい道だ。目の前の一本道を行く。右手の富士と一緒に歩く。
 

白糸の滝 

  

 

 白糸の滝入口から天子ケ岳が目の前だ。

もういちど狩宿の下馬桜に戻り、これでもかとあくことなく眺めた。

さあ帰ろう。中井出バス停近くの風景。

富士宮市には造り酒屋が4つある。その中の一つ「高砂」。車中の友に買った。前回もこの銘柄だった。 

おかげで満足したよと、富士宮駅の陸橋から富士山と狩宿の下馬桜に乾杯だ。

 


    
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ 


なんともせっかちなサトイモの植えつけ

2014-04-09 | サトイモ

 

伏せ込んで、ほんの少し芽が出てきたサトイモの種イモ

どうしてこうもせっかちなんだろう。早く植えつけたらいいってもんじゃないことぐらいわかっているのだが、つい待ちきれなくてサトイモを植えつけてしまった。わかっちゃいるのにどうにも我慢できずにやってしまう。

サトイモは種イモの芽出しをするため1カ月前の3月上旬に伏せ込んだ1カ月もたつとどうなっているのか気になるもので、芽が出てきているかなと、覆ってあるビニールシートをめくって種イモの具合を見た。小さな芽が出てきている。芽が伸びるのをもうしばらく待てばいいものを、なにを思ったのか、掘り出して植えつけてしまった。なんでもうすこし待てないのか、バカなことをやっているなと思いながらも、一気に植えつけてしまった。

植えつけた種イモはもちろん芽がきちんと出ているものを選んだ。芽出しを途中でやめてしまったとはいえ、ほんの少しだけでも芽が出ているもの選べば出芽はほぼ確実になる。それでも芽が出ないものがある。この欠株対策には、残った種イモを畑の隅に植えておく。欠株が出たらこれを補植すれば芽が出揃う。

ことし植えつけたサトイモは4種類。いつものヤツガシラ、エビイモ、愛知早生に土垂を加えた。土垂は種イモに親イモを使ってみることにしたその親イモをいっぱい集めたので植えつけたのは土垂が一番多くなった。種イモに親イモを使うのははじめてのこと。結果が楽しみである。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


一発勝負のジャガイモの出芽

2014-04-08 | ジャガイモ

ジャガイモの芽が出揃った。1月31日に種イモを購入し、それから1カ月のあいだ日光育芽(催芽)して、3月3日に植えつけた。芽が出てきたのが3月末だった。

すべての種イモから芽が出てきた。出芽がいいのは日光育芽したからだと思いたい。ひとつも欠けることなく芽が出た。気分がいい。

欠株を嫌う。欠株が気にくわない。欠株は小さなすき間だが、狭い菜園では目立つからどうにも見た目が悪くなる。おのれの未熟さを呪い、肩を落としてしまう。農家なら欠株ができたくらいで気にしてはいくら体があってもたりないだろう。

いくら気をつけても欠株はできる。そこで補植することにしている。直まきしたときは、欠株対策に別にポットにまいておく。しかしジャガイモは補植などできない。一発勝負である。だから真剣にならざるを得ない。それだけに、欠株の多い他人の菜園なんかを見てしまうと、よくこれで我慢できているなと思ってしまう。人の勝手でしょ!といわれようとも、だ。

しかし欠株ができたからといっても気になるのはほんの短い間のこと。しばらくすると生育して、欠株の空間なんかすぐに葉で覆われてしまう。それがわかっていても欠株はどうも気になってしまうのである。

これでジャガイモはひと安心。今月中旬に3,4本に間引きし、軽く土寄せする。さらに今月末に最後の土寄せを行えば、あとは放ったらかしだ。


     
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ 


五大桜の石戸蒲ザクラが満開だ

2014-04-06 | 登山

 
2014年4月5日、日本五大桜の一つ、石戸蒲ザクラ満開の晴れ姿である


花見日 2014年4月5日(土)
天気 晴れ
場所 埼玉県北本市
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅=上野駅=北本駅(バス・川越観光自動車)=北里大学メディカルセンター石戸蒲ザクラー城ケ谷堤の桜並木=北本駅=東京駅ー坂下門ー東京駅ー日本橋ー神田=四谷=上野ー上野の桜ー上野駅=我孫子駅


日本五大桜の一つ「石戸蒲ザクラ」(埼玉県北本市)が4月4日に満開になった。それ急げとばかり5日に出かけてきた。ついでに皇居の乾通りが4日から8日まで一般公開されるというので帰りに東京駅で下車し行列に加わった。こちらはあまりの人の多さに驚きあきれて途中で離脱した。

昨春は日本三大桜をめぐった。この3つとは、山高神代桜(山梨県北杜市)、根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)、三春滝桜(福島県三春町)である。五大桜は、三大桜に石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)と狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)の2つを加えてもの。日本五大桜のほうは昨年までその存在を知らなかった。それならと、三大桜を回ったことだしこの春は残りの二つの桜を見物しようと計画していた。

石戸蒲ザクラのほうが狩宿の下馬ザクラよりも開花が早い。北本市HPの開花状況をチェックしていた。3月31日開花というから満開はまだ先かなと決め込んでいたら4日に満開と出た。

混雑を避けるため早めに出かけた。現地には8時10分に着いた。それでもすでに花見客はいた。
この桜は東光寺の境内にある。境内は狭い。そのため全体像を撮ることがむずかしい。画面からはみ出てしまう。姿は正面と右手がいい。写真を撮るなら午前中で午後は逆光となる。

この周辺は桜が多い。やはりその中でも大きさが突出している。他を圧している。さすがの貫禄である。しかし衰えが目立つ。やむを得ないと思いながら細部を見るとやはり痛々しい。それでもこれだけの花を咲かせる。その生命力にただ見入ってしまう。感動というより頭が下がりしんみりした気持ちになる。それが一本桜の魅力でもある。私はこれに魅せられたのだろうと思う。

昨年まではどんな名桜であろうが、遠出してまで見にいきたいとは思ってもいなっかた。それがである。すっかり魅せられてしまったのだからわからないものだなと思う。

写真を撮ったら、気の済むまで眺める。昨春に一本桜の名桜をめぐるうち、これが自分には一番いい観賞の仕方だと知った。


東光寺が見えてきた。門前のこの桜だって見応えがある。

階段を上ると目の前に石戸蒲ザクラ。

満開だ。これはお寺の正面から見た姿。境内が狭いから桜が覆いかぶさってくる感じだ。



正面に「天然記念物石戸蒲櫻」の石碑

根元を見ると痛々しい。

こんどは右手から見た姿。横の広がりを見ることができる

次は、近くの「城ケ谷堤の桜並木」まで足を延ばした。ここはソメイヨシノ。まだ散り始めていない。十分に美しい。

これが北本市の「石戸蒲ザクラ」と「城ケ谷堤の桜並木」である。滞在時間は1時間30分ほどだった。
残すところ狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)だけとなった。きょうから開花状況をチェックしなければならない。


まだまだ時間がある。予定通りに4日~8日まで一般公開される皇居内の乾通りに向かった。すでに東京駅構内からして異様な雰囲気である。とにかく人が多い。

こんな行列は初めて経験した。そこに私は並んだ。誘導の警官もこの人出にはさすがに驚いているのがよくわかる。これほどの人出があるとはだれもが予想してしていなかったのではないか。わたしもここまでとは・・・。あきれた。それほどの人だ。それを表現する言葉が見つからない。それほどの人の多さである。

行列は先が詰まっているから進まない。じっと待つしかない。私は並んだ。警官が「待ち時間は3時間」だという。それでもみなさんはじっと待つ。老夫婦も、乳飲み子を抱いたお母さんも、である。

私は行列に加わったことを悔やんだ。失敗したなと思った。あきらめるつもりで列を離れるつもりでいたのだが、離脱しようにも見渡す限りの人なので、どこにどう行けばいいのかわからない。青空だったのに、にわから雨が降りだした。離脱する人が増えてきた。わたしもここで列を離れた。

混雑が嫌い、こらえ性がない。それをわかっているのに行列に加わってしまった。皇居内は若いときに仕事で出入りしていた時期があった。いまあえて見物することはないと思っていたのに、ついでにと、つい欲張ってしまった。人混みの疲れだけが残った。「石戸蒲ザクラ」で気分良くしていただけに後半が悔やまれる一日となった。まだまだ修行が足りない。


    
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ 


春まきニンジンが発芽した

2014-04-04 | ニンジン

    2月25日タネまき。↑3月19日発芽  

↓4月3日本葉出る

もう出たかなと気になって仕方ない。トンネル掛けの穴開きビニールをそっとめくってみる。ニンジンが芽を出してくれたのかたしかめている。出てきた、出てきた。こんなことを毎年繰り返している。目論見通りに発芽が揃うのを見ると素直にうれしくなる。

ニンジンは何年やっても発芽を揃えることに苦労する。それだけに一斉に芽を出してくれると肩の荷が下りる。これでもう安心だ。そう、ニンジン栽培のこだわりは、発芽を確認したときにほぼ終わる。なんとも冷たいのねといわれてしまうのだが、あとは間引きをすればいいだけだ。それで育つ。ニンジンの栽培は、一にも二にもすべて発芽にかかっている。

ことしの春まきニンジンは2月25日にタネをまいた3月19日に発芽、4月3日には本葉が出てきていた。

前にも書いたが、ニンジンの発芽は夏まきよりも春まきのほうがわたしには簡単だ。発芽するまで土を乾燥させないというのが鉄則だから、割合と乾燥しない春のほうがいいのかもしれない。春まきニンジンの収穫は6月からになる。せっかく育ててもわが家では夏はあまりニンジンを食べない。ニンジンを食べるのは煮物が多くなる秋と冬だ。夏まきニンジンは足りないくらいなのだが、春まきニンジンはいつも余る。もったいないからとジュースにする。ニンジンジュースなんてただ臭いだけなんて思ってはいけない。じつは私も自分で収穫するまでそう思っていた。ところがである。私には驚いた味の一つになった。

桜が咲いて春本番。これからは次々とタネまきと植え付けをしなければならない。長年やっていると失敗も楽しいなんていってられない。ひとつひとつ作業を確実にこなしていくのが腕の見せ所なのである。


    
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ