私の庭仕事はじめ。
濡れ縁に沿って通路を作った。敷石を敷き、周辺に龍のひげをこれでもかと植えた
農閑期なのをいいことに、いまは庭仕事に精を出している。建て替えていた家は完成したものの、庭だけがいまも見るも無残な姿になっている。この庭をどうにかしなければいけない。
建て替えの家に昨年12月23日に移り住んだものの、なにかとやり残しの仕事があって1月末に完成した。最後の最後まで残っていたのがトイレの蛇口の取り付けだった。
家だけはびっしとしたものの、庭がどうにも様にならない。庭木がほとんど切られてしまっている。なんとも殺風景だ。庭木で残っているのは「モッコク」の生け垣、それに貧弱な木が4,5本だけである。生け垣は残しておいて大正解だった。これまでも切られてしまっていたらどうしようもなかった。この生け垣がなかったなら、家ばかりが目立って、落ち着きのない風景になっていた。
返す返すも残念なのは切られてしまった木なのだが、これは移植して残しておいても、狭い庭にあらたに移植するスペースはないから、仕方ないとあきらめがつく。
仕事は、まずは整地することだった。工事で出た土が盛られているのでこれを平らにして余分な土を運び出さなければならない。これが終わり、立春あたりから草花の植え込み作業を始めた。まずは濡れ縁に沿っての通路だ。「敷石」を敷いて、周辺に「龍のひげ」を植えた。さらに買っておいた「ドウダンツツジ」を駐車場と庭との境に植えてみた。
「ノミの額」程度の庭仕事でも、庭師になったようだ。少しばかり作業をしては、手を休めてじっとたたずんで、こんなもんかなとか、それともこうしたほうがいいのかと悩みながら、眺めている時間のほうが多い。庭仕事は大好きなので、なんとも楽しい時間だ。
庭仕事を始めて気がついたのだが、これまでの宿根草がすべてなくなった。たぶん土の下に眠っているのだろう。工事で土をかきまわされたから、はたしてこの春に芽吹くてくれるか。たぶん全滅に近いだろう。しかし「ホトトギス」と「シュウメイギク」は残っていそうである。
小さな庭だけに、まずは宿根草を主体にして組み立てることにした。
これから新たに植えつけ計画のものは、
庭木=カエデ、ナンテン、アジサイ、テイカカズラ、センリョウ
宿根草=ギボウシ、アスチルベ、ニゲル、ヒューケラ、アストランティア、ブルネラ、ティアレア
宿根草は苗を植えつけてから大きな株に育つまで何年もかかる。一日も早く作業を行いたいのだが、3月になるのを待つほかないようだ。
家の建て替え記録である。
2010年
5月27日 この家ともおさらばだ
8月12日 建て前を迎えた家づくり
9月22日 木の香りに包まれて
10月12日 外観が完成近くの姿に
11月10日 そろそろ完成のはずなのだが
12月 2日 完成は遅れて12月に
12月11日 わが家の完成一歩手前の見学会
12月16日 迷ったー漆喰壁をなに色にするか
12月21日 2階は完成した、建て替え中のわが家
12月24日 引っ越し作業、ダンボールの山にうんざり
12月31日 大晦日だというのに引っ越しの後片付け
2011年
1月10日 わが家の無垢材(1)(玄関、居間&食堂、和室)
1月11日 わが家の無垢材(2)トイレ、台所、洗面所、風呂