30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

モンシロチョウの猛攻を避けたいブロッコリー

2014-09-30 | ブロッコリー

 

モンシロチョウの猛攻から防虫ネットの中に避難するブロッコリー

8月23日にタネをまいたブロッコリー。本葉が3枚ぐらいのときに植えつけた。タネまきから1カ月が過ぎたいま、本葉が7枚ぐらいになっている。防虫ネットをトンネル掛けして育てている。この防虫ネットがこれから大活躍する。

モンシロチョウが飛びまわっている。ブロッコリーが好きなようで、卵を生みつけてはアオムシが大量に発生する時期を迎えた。放ったらかしにしておくと、食害で丸坊主にされてしまう。この駆除に毎年悩まされてきた。

タネを7月中下旬にまくと、10月にはその先端が幅150センチの防虫ネットのトンネル掛けの天辺に届く。そうなるといつまでもネットを張っておくわけにはいかないから取り外すことになる。このときを待ってましたとばかり、丸裸になったブロッコリーめがけてモンシロチョウがやってくる。いっせいにブロッコリーに襲いかかるようにわたしには見えてしまう。

そこで、これを回避するため昨年からタネまきを1カ遅くして8月下旬にしている。生育を遅らせ、モンシロチョウが飛びまわる10月から11月にかけて、防虫ネットの中で育てることができれば被害はなくなるはずだ。そのための措置である。昨年はこれがうまくいった。アオムシの被害の心配は不要になった。ことしもそうなってほしいと願っている。モンシロチョウが姿を消すころにネットを取りはずすことができればいうことなしだ。

タネから育てた苗はすべて植えつけた。全部で20株弱になる。なにもこんなに植えつけることはないのだが、捨てるのがもったいないからと狭い菜園をやりくりしてスペースを確保した。それだけ自家苗には愛着がある。大事にする。これが市販苗だと扱いが適当になる。いい加減になる。不思議である。

ブロッコリーを植えつけて、これで夏から続いたタネまき、植えつけがひととおりすんだ。中でも毎年真剣に取り組む、7月のニンジン、8月のハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、9月のタマネギと、すべてタネからの生育がいまのところ順調にいっている。 

↓本葉が5枚ごろのブロッコリー

 ↓いま本葉が7、8枚になった


2014年の読書

2014年9月の読書
・しんがり 山一證券 最後の12人(清武英利著・講談社)
・推定脅威(未須本有生著・文藝春秋)
・掏摸(スリ)( 中村 文則著・河出書房新社)
・文鳥、夢十夜(夏目漱石著・岩波書店) 

2014年8月の読書
・風待ちのひと(伊吹有喜著・ポプラ社)
・四十九日のレシピ(伊吹有喜著・ポプラ社)
・ミッドナイト・バス(伊吹有喜著・文藝春秋)
・吉野葛、春琴抄(谷崎潤一郎著・筑摩書房)

2014年7月の読書
・笛吹川(深沢七郎著・深沢七郎集第3巻・筑摩書房)
・破門(黒川博行著・KADOKAWA)
・師父の遺言(松井今朝子著・NHK出版)

2014年6月の読書
・渡良瀬(佐伯一麦著・岩波書店)
・俳魁 (三田完著 ・KADOKAWA)
・想像ラジオ(いとうせいこう著・河出書房新社)

2014年5月の読書
・ちょっとピンぼけ(ロバート・キャパ著・川添浩史・井上清壱訳・ダヴィッド社)
・スーツケースの中の少年( レナ・コバブール/ アニタ・フリース著・土屋京子訳・講談社文庫)

2014年4月の読書
・謎の独立国家ソマリランド(高野秀行著・ 本の雑誌社)
・茶事遍路(陳舜臣著・朝日新聞社)

2014年3月の読書
・信長と消えた家臣たち(谷口 克広著・中公新書) 
・蛇行する月(桜木紫乃著・双葉社)
・昭和史 1926-1945(半藤一利著・平凡社ライブラリー)

2014年2月の読書
・地図と領土(ミシェル・ウエルベック著・筑摩書房)
・日本仏教史 裏のウラ(島田裕巳著・佼成出版社)
・王になろうとした男(伊東潤著・文藝春秋)
・恋歌(朝井まかて著・講談社)
・HHhH プラハ、1942年( ローラン・ビネ著・東京創元社)
・ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(今野晴貴著・文春新書)

2014年1月の読書
・脊梁山脈(乙川優三郎著 ・新潮社)
・日輪の賦(澤田瞳子著・ 幻冬舎)
・マスカレード・ホテル(東野圭吾著・集英社)

⇒2013年、2012年の読書



     
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取れたてラッカセイを塩ゆでに

2014-09-28 | ラッカセイ

 

ラッカセイを9月27日収穫した。いつもなら収穫は10月10日前後になる。収穫前日の26日に試し掘りをした。取れたてをすぐにサヤ(殻)付きのまま塩ゆでにして食べた。これがラッカセイ栽培のなによりの楽しみになっている。食べながら、これならもう収穫してもいいかなと、いつもより2週間近い早い収穫になった。

ことしのラッカセイの出来はどうかなと思っても、掘り出してみてはじめてわかる。粒やサヤの状態をみて、出来具合を見るのだが、毎年たいして変わらないーいつもその程度の感想になってしまう。というのはラッカセイ栽培はほとんど手がかからない。放任しているから、あれこれ言うのはなんともおこがましい。これが手間ひまかけて育てたものなら、なんらかの感情が起こるというものだが、ラッカセイはほとんど放ったらかにして育てている、というりもそれで育つから、結果をみてはこんなもんだろうなと思うほかないのである。贅沢はいえない立場なのである。

収穫したラッカセイは、すぐに株からひとつひとつサヤをもぎ取り、家に持ち帰り乾燥させる。畑の隅にすわって株からサヤをもぎ取るのは面倒だが、収穫の喜びを味わえる時間だよ。

1、持ち帰ったらすぐに食べる。取れたてをサヤ付きのまま塩ゆでにして食べる。
2、他は、天日に干して乾燥させ保存する。十分に乾燥させて風通しの良いところに置く。保存するには徹底的に乾燥させなければならない。これを怠るとカビの原因になる。保存するなら徹底的に乾かせーそれが私の経験である。
3、忘れてはならないのは、保存するもののなかから、来年にまくタネを取り分けることだ。これはサヤの網目がはっきりした完熟のサヤ、いわゆる上ザヤを選んでいる。
4、保存したものの食べ方は、気が向いたらサヤをむいてゆでたり、いったりして食べている。

保存しても、取れたてのサヤ付き塩ゆでを2,3回食べてしまうと、わたしはそれですっかり満足してしまう。保存したものはなかなか食べる機会がなく、いつまでもその状態のまま残してしまうきらいがある。

↓今回取れたての塩ゆでラッカセイ。冷蔵庫に入れておくと1週間ぐらいは大丈夫だが、やはりゆでたてがうまい。うまくてとまらなくなるから用心だ。

↓保存するものは、サヤ付きのまま天日干しに。

 



↓ある程度乾いたら、風通しといいところに年中置く。わたしは網の中に入れて吊るしておく。これは100円ショップで見つけたもの。



↓昨年10月に収穫してサヤ付きのまま保存していたものが直前まで残っていた。残り少ないがもったいないので、サヤをむいて40分ほど煎り、缶の中に乾燥材を入れて保管。保存したものをまめにゆでたり、いったりすると酒のつまみなって重宝するのだが、サヤをいちどにむくのが面倒だ。


     
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秋まき春どりキャベツのタネまき

2014-09-26 | キャベツ

9月21日、セルトレーにタネをまいた秋まき春どりキャベツ。いま芽が出てきたところ

9月21日にタネをまいたキャベツが、26日のけさ発芽してきた。これは秋まき春どりである。ことしは夏から秋にかけてキャベツのタネを3回に分けてまいてきた。手間ヒマを惜しまずにまめにまいてきた。タネはすべてサカタのタネの「金系201号」。一袋買うとたいがい余ってしまうから、使い切るためにはこうするしかない。

1回目=7月18日 ⇒収穫は年内

2回目=8月23日 ⇒収穫は来春の2、3月か?

3回目=9月21日 ⇒収穫は5月ごろ

1回目はいわゆる「夏まき年内どり」の冬キャベツ、3回目は「秋まき春どり」で春キャベツになる。この2つはいつもやっていることなのでよくわかるのだが、2回目の8月下旬にタネをまいたのははじめてなのでいつごろ収穫になるのかよくわからない。年内どりできるのか、それとも来年の早春になるのか。

キャベツのタネからの育苗はハクサイに比べたら、というより比べようもないくらいずっと楽だ。ハクサイもこれくらい楽にできればいいのにといつも思ってしまう。

キャベツは苗を植えつけたら害虫に気をつける。一番の敵は害虫である。そのため私は植えつけたらすぐに防虫ネットをトンネル掛けする。収穫までずっとそうする。

防虫ネットをかけたからといって安心はできない。常に観察していないと、害虫に食われる。どこからか侵入して葉を食いあらす。放っておくと株全部が虫食いになる。こうなったら手の施しようがない。そのため注意が大切だ。早期発見である。見つけたらつぶす。こうすると多少の虫食いはあるにしろ殺虫剤を使わなくても済む。このためキャベツは目が離せない。

↓2回目=8月23日にタネをまいたキャベツ、いま本葉5、6枚になった

 ↓1回目=7月18日にタネをまいたキャベツ。もう葉が立ってきて巻きはじめている

 


      
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ルバーブのタネまき

2014-09-24 | その他

9月22日にルバーブのタネをまいた。ルバーブは寒さに強いが、暑さにはめっぽう弱い。夏場は要注意である。というよりもたいがい夏の暑さでダメになってしまう。夏には黒い寒冷紗をかぶせて強い日差しを遮ってやらないといけない。それを怠ると地上部がとろけるように消滅してしまう。夏以外は放ったらかしでいい。

わたしのルバーブ栽培は、30年近くになる。この間、株分けや、タネまきでなんとかいまも欠かすことなくジャムを作れる分だけは確保できているのだが、とうとう2,3年前から畑のルバーブは1株だけになってしまった。ルバーブはもっぱらジャムにしている。これが枯れたら私の好きなルバーブジャムが食べられなくなる。後がないーそうわかっていてもつい億劫がって、タネを買ってまこうとはしなかった。

残った1株を後生大事に育ててきた。幸い枯れずにいまも残っている。しかしこの株も勢いがなくなった。株を増やすには春先に株分けするのが手っとり早い方法なのだが、残った1株で失敗すれば元も子もなくなるためできないでいた。

そうなるとタネで増やすほかない。秋冬野菜のタネまきや植えつけが山を越えたところなので、タネをまく気になった。ただ、ルバーブのタネは近くのホームセンターや種苗店では売っていない。以前購入したことがある隣町の柏市にある「恩田種苗店」に連絡したところさっそくに取り寄せてくれた。

タネをまく時期は4,5月と9月。たいがいは春まきにしているようだが、わたしは秋まきにしている。秋まきにしているのはこれも私なりの経験である。

ルバーブはジャムにするだけだから3株もあれば十分だ。だからといってタネを残しても無駄にするだけだから、5ml入りのタネの半分を今回はまいた。失敗もあり得るから残り半分は来春にまくことにした。タネはブナやソバの実と同じように三稜形をしている。

1ポットに3粒ずつまいてポットの数は12個になった。こんなにまいて発芽率がよかったらどうするんだとあきれるが仕方ない。芽が出たらこのまま冬を越して来春に植えつける。その年は収穫せずに株を充実させる。収穫できるのは早くて再来年からになる。

↓2年後にはこんな姿になる


      
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待ってましたとダイコンの間引き菜

2014-09-22 | ダイコン

ダイコンの間引き菜。本葉6枚ぐらい

9月3日にタネをまいたダイコン。きのう20日、私にとっては待望の間引き菜を食べることができた。ダイコンは間引き菜をとるため、点まきではなく、条まきにして3、4センチぐらいの間隔でタネをまいている。ダイコンはこれを食べるために作っているようなもので、いつになったら食べられるかと畑に行くたびに観察していた。

先にことわっておくが、だからといって感嘆するほどのうまさではない。粗末なものである。しかし私は好きだ。なにが好きかってそのしゃきしゃき感がたまらない。もうそれだけ味わえば、わたしにとっては秋が来た、なのである。

本葉が6枚ぐらいになった。これくらいになれば食べごろになる。シンクイムシの被害を受けないようにと防虫ネットをかぶせていたから、見た目にもきれいに育っている。色といい姿といい、若く美しい。いまだきゃしゃだが、ちょうどしゃきしゃき感が出てくる。もちろんこの先もしばらくは間引きしながら食べられる。ただ大きくなると、しゃきしゃきとした食感がなくなりガリガリ感が出てくる。そうなるとわたしの好きな間引き菜はおしまいになる。

ことしも楽しみにしてきた。しかしワクワクした楽しいことはなんだってあっという間に過ぎてしまう。この気分を楽しむために、うまいうちにこまめに取らなければならない。間引き菜を食べながら株間を20センチから30㌢する、のが私のダイコンの育て方である。

この間引き菜の食べ方はシンプルそのもの。しゃきしゃき感を損ねないようにさっと茹で、これを細かく刻んでかつお節をかけ醤油を落とせば出来上がり。このままで酒のつまみになるし、晩酌の締めには熱いご飯にかけて食べるのもよし。私はこの菜飯がなによりの楽しみなのである。


     
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タマネギー3連発で発芽が揃った

2014-09-20 | タマネギ

↑9月4日にタネをまいた中生種(9月19日現在) 

↓9月10日にタネまいた晩生種(9月19日現在) 

 ↓9月13日にタネをまいた中生種(9月19日現在)

ただいまタマネギの育苗中である。 毎年、2袋のタネから300本+αの苗を作る。うまくできる年もあればできない年もある。原因はわかっている。育苗技術が未熟だからできないのである。小さな脳みそながらもそれなりに工夫はするのだが、毎年300本の苗づくりに苦労する。安定した苗づくりができないものかと毎年思いながら、ことしも取り組んでいる。

1、1回目のタネまきー9月4日に中生種をまいた。これは発芽が揃った。
2、2回目のタネまきー9月10日に晩生種をまいたのだが、翌11日に大雨が降り、タネをまいたばかりの苗床の一部が流されたり、亀裂が入った。その状態では発芽率が極めて悪くなり、ことしの300本の苗づくりはむずかしいだろうと思わざるを得なかった。
3、3回目のタネまきー2回目のタネまきは失敗だと判断し、9月13日にもう一度中生種のタネをまいた。これでことしは中生種が2袋、晩生種が1袋のタネをまいた。

気になるのは11日に大雨にたたかれた2回目にタネをまいた苗床だ。1週間近くたって乾燥を防ぐため覆っていた黒い寒冷紗を取り除くと、なんと意外や意外、発芽が揃っていた。たぶんダメだろうと思っていただけに、これは望外の喜び。これならなにもあわてて3回目のタネまきをするんじゃなかったと。

1回目に続いて2回目も発芽が揃った。こんなことははじめてだ。ことしはどうしたんだろうと思えるほどいまくいった。これだけで300本の苗は十分に確保できる。

そしてきのうのこと。13日に3回目のタネをまいたのが発芽してきた。これも見るからに発芽が揃っていそうだ。ことしは3連発で発芽が揃いそうだ。めずらしいこともあるもんだとうれしいながらも、これでは作り過ぎだ。やっぱり2回目でやめておけばよかたっと思うのだが、これだけあれば、予定数の苗を作れるかどうか心配することはなく、大船に乗った気分で育苗できる。

わたしはここで大事な作業をする。子葉が伸びきったら、株の間にフルイで土をかけてやる。タマネギは株元が弱い。これまでの経験からそんな気がするのである。そこで丁寧にフルイで土をかけて少しばかり株元に土を盛ってやる。これは自己流であるといっておかなければならない。


       
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きょうもゴーヤ、あしたもゴーヤ

2014-09-18 | ニガウリ



そろそろおしまいのゴーヤだが、いまも取れている

いまだにニガウリ(ゴーヤ)が取れている。この夏は猛暑で次々と実をつけてくれた。ニガウリは毎年市販の苗を一株だけ買う。一株あれば、2人暮らしには十分だというのがわかってから毎年そうしている。

ことしは豊作だった。8月中旬から毎日2本取れた。一株からこんなに取れたのも初めてというくらい取れた。2人暮らしで毎日2本取れると食べきれるものではない。

この夏はかみさんはあいかわらず登山で、わたしは留守番に徹してしまった。好きでそうしていたわけではないのだが、この夏のアルプスは悪天続きだったので、天気予報を見ては先送りしてしまい、とうとう行きそびれた。毎日天気予報ばかり見ていたような気がして、8月はあっという間に過ぎてしまった。間抜けな自分だった。

留守番がやることは食事づくりだ。かみさんは出発前に留守のあいだのおかずを作り置きしてくれる。これがあるから冷蔵庫から取り出すだけで食事ができる。朝と昼は自分で作るが、晩はかみさんが用意ものを食べる。しかしこればかりだと飽きてくる。そこで夕飯でも一品ぐらいは自分で作る。冷蔵庫には野菜があふれるほどある。これも食べなければならない。不思議なもので一人だと意外と食べないものだ。

私のおかずづくりはもっぱらインターネットのレシピにたよる。多くのレシピが出てくる。どれにしようか迷う。決め手は手軽にできるもので、これまでの経験からこれならなんとかいけるなというのを選ぶ。というより簡単なものしかできないからだ。

こんかいはゴーヤをどうするかだ。留守番のときのわたしの定番はスパゲティ。「ゴーヤ」と「スバゲティ」で検索してみると多くのレシピが出てきた。ざっと眺めて、ゴーヤとツナのスパゲティを選んだ。ツナを使うのははじめてになる。その中でもポン酢を使っているものを選んだ。私は酸っぱいものが好きだからこれならなんとか食べられるものが作れるだろう。

これがさっぱりとしてうまかった。自分で作ってうまかったというのはなかなかできない。あっというまに食べてしまったのだからうまかったのだろう。予想通りさっぱりした味がよかった。私の作るスパゲティはなんとかの一つ覚えで、いつもペペロンチーノ風になるから今回のさっぱり味が気に入った。数日後にまたおなじものを作ってしまった。やはりなんとかの一つ覚えである。

ニガウリは、気温が下がってきたから生育が鈍くなった。葉の色も褪めてきた。そろそろおしまいで、片づけないといけない。ことしほどニガウリを食べた年もない。


     
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ハクサイーうまくいったタネからの育苗

2014-09-16 | ハクサイ

タネをまいてから1カ月。いま、本葉が10枚以上になっている。

いまも害虫予防のため防虫ネットで覆っている

2014ハクサイーこれまでの作業
1、タネまき
2、育苗(1)

ハクサイが一本立ちさせるまでに大きくなった。本葉は10枚を超えている。タネをまいてから1カ月、ここまで育てることができた。うまくいったなと目を細めてはながめ、自分の腕に感心している。長年やってもハクサイのタネからの育苗はむずかしい。ことしも手間ひまがかかり苦労しただけに、毎年のことながらちょっぴり充実した気分を味わっている。ハクサイづくりにだってこんな気分になれる。しかしこれで安心はできない。いまもシンクイムシ、さらにヨトウムシを警戒しなければいけないからだ。

いま34株ある。狭い菜園だということも忘れて無計画によく作ったものだ。いくらハクサイのお香香が大好きだからといっても、2人暮らしならこの半分もつくれば事足りるのに。

私のハクサイの作り方は、タネはポットにまくのだが、ポット育苗はいつまでたっても下手だ。徒長する前に畑に移してしまうから直まきに近い。要は点まきのようなもので、一カ所に芽が3から4つでている状態になる。生育の悪いのを間引きながら最後に1本残す。残り2つになって、大きさが同じくらいだとどちらを間引くか、ためらってしまうことがよくある。

そんなときはしばらく様子を見る。たいがい優劣がつく。どちらかが他より大きくなる。ハクサイだって互に競争しているのだというのがよくわかる。しのびないのだが、小さい方を間引いて1本にする。こうしてやっと一本立ちさせた。たのんだぞ、これからはおまえだけがたよりだーそんな気分になる。

ハクサイは初期生育が大切になる。いま大きく育てる。これから葉が多くなると、次の段階は葉を巻くようになってくる。巻いて結球して立派な株になるにはいまが大事だから、まだまだ手を抜くことができない。

私のハクサイは冬にそのお香香を食べるためにつくる。進学のため家を出るまでの味を、いまもこのジジイになるまでずっと食べ続けている。かみさんがその味をつないでくれているからだ。私のような勝手なわがまま男でも、こればかりはありがたいことだと思っている。 

     
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続・3度取れるか三度豆

2014-09-14 | インゲン

↑2回目のサヤインゲンの収穫。1回目に比べて形が揃わないし、収量が少ない

↓こちらは3回目のサヤインゲン、ただいま生育中

三度豆といわれるサヤインゲン。ほんとうに年に三回タネをまいて収穫できるのか。これまで春と夏の2回タネをまいて育てた経験があるから、年3回収穫もできるだろうと思ってやってみた。動機はタネを知人から大量にいただいたからだ。残しても無駄にするだけだから、まくしかない。

1回目は4月上旬にタネまき、6月下旬から収穫できた。
2回目は7月上旬にタネまき、8月下旬から収穫できた。
3回目は8月上旬にタネまき、ただいま生育中。たぶん10月初旬には収穫できる見通し。

これまで2回収穫してきたわけだが、4月まきは大量に取れた。それに形も揃った。これに比べると7月まきは花が多く咲くもののその割にはサヤつきが悪く、当然収量が少なかった。それに形が揃わなく、生育も十分ではなかった。原因はわからないが、素人目には酷暑のせいだろうなと思っている。それでも夏野菜にいい加減飽きているときだけに、サヤインゲンが妙に目新しく思えた。

3回目はいま花をつけはじめたところ。気温もいい具合になってきたので、たぶんこれはいい結果が期待できるはずだ。

9月に入り、夏野菜の収穫ががくんと減ってきた。いま収穫できているのは、ピーマン、シシトウ、キュウリ、ニガウリ、ナス、オクラ、クウシンサイ、モロヘイヤだけになった。これらも気温が下がるにつれて元気がなくなり、そろそろおしまいになる。そんなとき、このサヤインゲンがまたまた食べられるのはありがたい。


     
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タマネギー中生種と晩生種のタネまき

2014-09-12 | タマネギ

↑中生種の発芽(右)と晩生種のタネまき(左)

↓ことしは発芽が揃ったー中生種

タマネギのタネをまいた。11月中旬までの定植時までに300本以上の苗をつくるのだが、毎年これに苦労する。問題は確実性だ。いまだに、何年、いや何十年やっても、確実に予定の数の苗を育てることができないでいる。300本を育苗するためタネはいつも中生種1袋と晩生種1袋を使う。

発芽が揃い、その後の生育がいいと300本の苗は確保できる。できる年もあればできない年もある。毎年確実にできないから苦労する。2袋から300本の苗を確実に育てることができないのなら、3袋を使えばいいものをと思うのだが、いつも2袋でやっている。いつかはという気持ちがある。

タネからの育苗なんぞ、ちまちましたことにこだわっていないで最初から市販の苗を買えばいいという気持ちもあるのだが、長年やっていてこんなことも満足にできないのか、それにできないからといって降参するのも腹が立つ。ということでタネからの育苗にこだわり、意地を張って毎年挑戦している。

小さな脳みそでもなんとかうまく育苗できないかと考え工夫する。タネからの育苗は面倒なのだが、いかにして定植できるまでに苗を育てることができるか、その楽しみの方が上回っているからこそ、毎年こりずにやっている。何度も書いているようにハクサイのタネからの育苗と同じ気持ちである。

育苗にこだわるもう一つの理由は、タマネギ栽培はこのタネからの育苗以外に楽しみがないからだ。タマネギは定植してしまえば、手がかからず、極端な話だがほったらかしにしても手間や工夫なしで収穫できる。苗を買って植えつけてはちっともおもしろくないのである。

ことしもタネまきをした。中生種は9月4日に、晩生種は10日にまいた。タネは厚めにまき、うすく土をかける。たっぷりと水をやり、乾燥させないように黒い寒冷紗をベタ掛けする。作業は自分でもおかしくなるほど慎重で丁寧だ。

9月9日、そろそろ4日にまいた中生種が発芽するころだ。おっかなびっくり、黒い寒冷紗をめくってみる。おお、発芽が揃っている。うまくいった。これならいい。こんなに発芽が揃ったのは久しぶりのことだ。

これに気をよくして翌9月10日には晩生種のタネをまいた。

ところがである。まさに好事魔多し。きのうの11日は午前11時前後に大雨が降った。この大雨でタネをまいたばかりの晩生種の苗床にひびが入り、一部が流された。こんなことはよくあることだが、それでもがっかりだ。晩生種の発芽具合は15日にはわかるのだが、まき直しを覚悟している。


     
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ことしはいい予感のサトイモ

2014-09-10 | サトイモ

こんなに元気なサトイモは2年ぶり?

きのうのこと。仙台の知人から宮城県女川魚市場に水揚げされた初サンマが送られてきた。やっぱりうまかった。晩酌よりもサンマを食べるのに夢中になった。寝る前にはベランダから虫の音を聞きながら満月を眺め、月の光を全身に浴びた。知らず知らずに秋の気配が満ちてきている。

ことしのサトイモは期待できる。背丈も葉茎の太さも申し分ない。夏場に適度に雨があったおかげである。農家のも家庭菜園のもことしはまずまずの収穫ができるのではないか。そうなると3年ぶりのまともな収穫になる。

サトイモには水が必要だ。夏場には定期的にかん水してやらないといけない。私の畑には水道などのかん水設備がないから、頼るのは雨である。この2年は日照りのため不作だった。とくに一昨年はひどかった。昨年だってそうだったが一昨年よりはましだった。

毎年ことしこそと豊作を願い、手をかけて世話をする。しかしそれも夏前までだ。夏になって少雨と乾燥が続くともう駄目だ。サトイモは干天には勝てない。水なしではあきらめるしかない。雨乞いするしか手はない。

この夏もいっとき日照りが続いてカラカラに乾いてしまい、ことしもだめかと。そうあきらめかけたときもあったのだが、幸いにして雨があった。おかげで株全体が元気でたくましく、葉も青々として輝いていた。日照りが続くとこうはいかない。株全体が小さく、弱々しく、見るからにこれはだめだとわかる姿になる。

ことしは50個以上の種イモを植えつけてしまった。50坪しかない狭い菜園にこの数である。占める割合は大きく、ほかの野菜の植えつけ計画に影響が出るしまつだ。それだけにことしも不作ならがっかりするところだが、いまの時点ではいい具合だ。これは期待が持てる。そうあってほしいと久しぶりの豊作を期待している。


    


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楽なブロッコリーの育苗

2014-09-08 | ブロッコリー

↑苗床で育つブロッコリー

ブロッコリー(上)とキャベツ(下)。見分けがつかない

前回書いたように、ハクサイにはいつも手こずらされる。その育苗は面倒ではあるがきちんと育てることができると苦労したかいがあったというもので、すなおにうれしく感じる。タネから本葉4、5枚まで育てれば、ことしも育苗はうまく行ったとひと安心する。

8月はこのハクサイに続いて、8月23日にブロッコリーとキャベツのタネをまいた。

両者ともにセルトレイにまいたのだが、本葉が1枚出たところで、すぐに苗床へ植え替えた。いつもならポットに植え替えるのだが。私の作り方はころころ変わる。毎年同じではない。気まぐれなのか、とりかく失敗覚悟でやってみる。長い経験から知らずにその勘所を得ているようで、たまに失敗はあるもののたいがいはうまくいっている。

苗床に植え替えたら防虫ネットをトンネル掛け。その後は順調で、キャベツもブロッコリーもいまは本葉2、3枚になっている。すぐに4、5枚になるからその時に植えつける。

キャベツはこの夏2回目のタネまきだ。すでに7月まきを育てているがタネが余っている。残しても無駄にするだけだからとまいたのだ作り過ぎか。キャベツは今月下旬にこのあと春どりのタネをまく。

キャベツもブロッコリーもハクサイに比べると、その育苗はたやすいから気が楽である。登山でいうならば、ハクサイの育苗が上級コースなら、キャベツとブロッコリーのそれは中級コースというより初級コースに近い。それに両者ともに苗が移植に強いこともあり扱いやすく安心して作れる。

しかし、これにだって心配はある。シンクイムシだ。ハクサイ、ダイコンとともにシンクイムシに注意だ。10年ぐらい前から虫に手を焼く。かつては防虫ネットなど不要だったのに、いまはこれなしでは育苗ができなくなった。


    


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ハクサイーなんとか一山越したか

2014-09-06 | ハクサイ

↑ことしも苦労しているハクサイ、なんとか本葉5枚ぐらいになった

↓ことしは2条千鳥植え

ハクサイが本葉4、5枚になった。ここまで来るのにことしも苦労した。それだけに一山越したようでほっとしている。しかしここで安心するわけにはいかない。収穫までにこの先まだまだ病気やら害虫やらが待ちかまえているからだ。

8月13日に50数個のポットにタネをまいた。ことしは本葉が出ない前に畑に移した2条千鳥植えで32個を収穫する予定でいる。

1つのポットには芽生えたばかりの苗が4、5本ある。これをそのまま畑に移植した。生育具合を見ながら間引きし一本立ちさせていく。なんとかその時期を迎えた。ことしも多難だった。毎年のことだから慣れてはいるもののハクサイは手がかかる。補植用のポットはすべて使いきった。

ハクサイはわたしにとっては一番世話が焼ける。それなのに30年近くもタネから育てている。もうこの苦労から解放され、市販の苗で済まそうかと考えることもあるのだが、タネまき時期のお盆になるとタネを買ってしまい、毎年同じ苦労を背負う。しかし長いこと苦労したおかげで素人ながらも栽培技術が知らずのうちにうまくなったことは確かだった。

最初のころはもちろん失敗が多い。それがいつの間にか失敗することなく、たいがいの野菜をうまく育てることができるようになった。ふとそのことに気がつき、菜園だって苦労してはじめて上達するもんだと実感した。

これは周囲の菜園を見渡すとそのことをいっそう実感する。育苗がむずかしい野菜ほどタネから育てることをすすめたいのだが、やはりむずかしいのかあきらめて市販の苗を植えつけているのが多い。手っとり早く収穫できる近道だが、育てる喜びを捨ててしまっているようでなんとももったいない。だからといって容喙すると、勝手でしょ、と問題が起きかねないので黙っているが、これではいつまでたっても上達は見込めないなと思って眺めている。

この夏はこここまで、秋冬収穫の野菜として、7月まきのニンジン、キャベツ、8月まきのブロッコリー、キャベツ(2回目)をこなし、ハクサイもなんとか一山越した。

次はタマネギのタネまきになる。背丈20から30センチの苗を300本作るのが目標だが、こちらはいまだに確実にできないでいる。できる年もあり、できない年もあったりで、こちらもわたしにとっては育苗がむずかしい。これからことしも本気で取り組まなければならない。


    


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ダイコンは条まきして間引き菜を

2014-09-04 | ダイコン

間引き菜をとるため、ダイコンのタネは「条まき」にして厚めにまく



稲刈りが始まった。ウオーキングコースからは四方に田んぼが見渡せる。黄金色の豊かな実りが広がる。自然災害はなかった。立ち止まってコンバインが刈り入れをするのを眺める。農家の人だって気分がいいだろうし、見ている方だってとても豊かな気分になれる。

ダイコンのタネをきのう9月3日にまいた。品種は毎年決まって「青首総太り」。名前からすると、これが人間ならぶくぶくと太った醜い姿を思い浮かべがちだが、このダイコンはバランスがよく見た目がいいい。

ダイコンのタネまきはたいがい「点まき」になる。わたしはいつも「条まき」している。ひねくれているわけではない。なんども書くのだが、ダイコン栽培でなにが楽しみかといえば間引き菜を取ることにある。ダイコンの間引き菜が大好物だから条まきしている。

タネは厚めにまく。3、4センチ間隔にまく。本葉が4、5枚になったら間引きしていく。この間引き菜を食べるためにダイコンを作っているといってもいい。あのしゃきしゃきした繊細な食感がたまらないのだ。

間引きしながらダイコンは生育して行く。間引き菜は本葉が5枚から8枚ぐらいのときが食べごろになる。株間が本来の20から30㌢間隔になるまで間引きして行くのだが、大きくなると間引き菜はまずくなる。食感が粗くなる。間引き菜を楽しめる期間は短い。それだけに大事に摘んでは酒の肴にして、みずみずしい青菜の食感を楽しむ。ありがたいありがたい、と。


    


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やっとクウシンサイの出番

2014-09-02 | その他

モロヘイヤ(左)とクウシンサイ(右)

やっとクウシンサイの出番となった。夏の葉ものにと、毎年決まってクウシンサイとモロヘイヤを作っている。それでいてなかなか食べない。これは私の好みでそうなるのだが、できるだけ避けている。

夏野菜が徐々に少なくなってきている。そうなると現金なもので、せっかく育てているのだから食べてみるかとなる。モロヘイヤのほうは8月中旬から週一ぐらいで食べているのだが、クウシンサイの方にはまったく手が出ない。

クウシンサイは真夏でも、いや真夏だから生育が旺盛だ。ツルが伸びて隣りのウネまで侵入している。仕方なく切り戻さないといけない。そこで先端の若い茎と葉だけを摘んだ。もちろんおかずになった。これがたまに食べると食べられるのである。あまり食べたくないなと思いながらも食べてみると食べられる。意外と食べられるのである。

しかし、また食べたくなるほどの好みではない。育てていながらクウシンサイの出番は多くて2、3回である。なんとももったいないと思いながらもめったに食べない。毎夏そんな思いを抱きならがクウシンサイを食べている。それでいて毎年作っているのだから自分でもわからないところがある。作っておけばいざというとき食べられる、そんなふうに考えているふしがある。

エスニック料理でよく使う野菜だというのだから、ほんとはもっとうまく食べられるのだろう。ということは、調理法に問題があるのではないかと思うのだが、かみさんにいえないでいる。


    


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