30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

10月28日に7月末まきキャベツを収穫

2022-10-29 | キャベツ


上から7月下旬まき、8月下旬まき、9月下旬まき(10月28日現在のすがた)

コロナワクチン接種の間隔が3カ月になった。タイミングよく4回目接種の8月から3か月後の11月に5回目の接種予約ができた。それも同日となった。

10月の紅葉の山旅はできなかった。10月末に日光の山を歩く予定でいた。全国旅行割が始まり、たまには奥日光に宿泊するのもいいかなと予約サイトをみたら「おひとりさま」はどうも相手にされないようだ。それですっかり行く気をなくした。紅葉時期の日光は渋滞に悩まされる。奥日光からバスに乗るといつ東武日光駅に着くのかわからなくなる。計画は来春に回そう。

10月28日に7月末にタネをまいたキャベツが収穫できた。タネをまいてから約3カ月。殺虫剤をいっさい使わないのに、虫食いひとつないきれいな姿だ。うつくしい。

キャベツの栽培ポイントは土寄せと害虫退治。そのためタネをまいてから収穫まで防虫ネットをトンネル掛けして育てている。安心はできない。わずかなすき間から侵入してくるのか、それ地中から出てくるのか。虫食いは必ずある。

キャベツは3回に分けてタネをまいている。7月下旬、8月下旬、それに9月下旬だ。

冒頭の写真を見ると、当たり前だが気温がいかに生育に影響しているか一目瞭然だ。7月末まきの収穫がタネまきから3カ月なのに対して、9月末まきの収穫は来年4月となり半年以上かかる。これが春キャベツになる。

キャベツを収穫するのは半年ぶり。その間は市販のキャベツは買わない。必要なときもあるがなるべく買わないでいる。キャベツばかりでなく葉物はたいがいそうだ。どうも薬剤散布が気になるので手を出しにくい。


2022年の読書

2022年10
月の読書
ウェルカム・ホーム!(丸山正樹著、幻冬舎)
・ルワンダでタイ料理屋をひらく(唐渡千紗著、 左右社)
・野火(大岡昇平著、筑摩書房)

2022年9月の読書
・あなたはどこで死にたいですか?(小島美里著・岩波書店)

・平安貴族サバイバル(木村朗子著・笠間書院)
・ペリリュー・沖縄戦記(ユージン・B.スレッジ著・講談社)
・日本のコメ問題(小川真如著・中央公論新社)

2022年8月の読書
・戦慄のインパール(NHKスペシャル取材班著、岩波書店)

・戦争のプロパガンダ10の法則(アンヌ・モレリ著、草思社)
・街道をゆく29 秋田県散歩、飛騨紀行(司馬遼太郎著、朝日新聞社)
・街道をゆく11 肥前の諸街道(司馬遼太郎著、
朝日新聞社)

2022年7月の読書
・おいしいごはんが食べられますように(高瀬隼子著・講談社)

・夜に星を放つ(窪美澄著・文藝春秋)
・爆弾(呉勝浩著・講談社)
・この道の先に、いつもの赤毛(アン・タイラー著、小川高義訳・早川書房)

2022年6月の読書
・冬の夢(スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳・中央公論社)
・ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック(村上春樹著訳・中央公論社)
・絞め殺しの樹(川﨑秋子著・小学館)

2022年5月の読書
・鳳仙花(中上健次著・集英社=中上健次全集)

2022年4月の読書
・水納島(橋本倫史著・講談社)
・バビロンに帰る(スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳・中央公論社)

・アイルランド革命1913-23(小関隆著・岩波書店)

2022年3月の読書
・ブラックボックス(砂川文次著・講談社)
・戦火のサラエボ100年史(梅原季哉著・朝日新聞出版)
・黛家の兄弟(砂原浩太朗著・講談社)
・異常(エルヴェ・ル・テリエ著、加藤かおり訳・早川書房)
・暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ(堀川惠子著・講談社)

2022年2
月の読書
・ケルト人の夢(マリオ・バルガス=リョサ著、野谷文昭訳・岩波書店)
・中野のお父さんの快刀乱麻(北村薫著・文藝春秋)
・塞王の楯(今村翔吾著・集英社)

2022
年1月の読書
・木曜殺人クラブ(リチャード オスマン著、 羽田 詩津子訳・早川書房)
ヴィンテージガール(川瀬七緒著・講談社)

・死亡通知書 暗黒者(周浩暉著、稲村文吾訳・早川書房)
・教誨師(堀川惠子著・講談社)
・黒牢城(米澤穂信著・KADOKAWA)

⇒2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧

 


      
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10月26日にソラマメのタネを苗床にまく

2022-10-26 | ソラマメ

タネは自家採取し保存している。左が昨年採取したもの、右がそれ以前のもの

タネは苗床にまいて、発芽したら定植している

10月26日にソラマメのタネをまいた。いつも10月末と決めている。タネまきから帰ってこの記事を書いている。

菜園の縮小とともにソラマメの栽培面積も小さくせざるを得ない。昨年は60本ほどの苗を植えた。ことしも同じくらいの規模となる。

タネは自家採取したもの。かなりの数が保存してある。タネの寿命は4年ほどか。そのため無駄にしないよう古いものから順次使っているのだが、これまでの経験でいうと、やっはり新しいもの、前年に採取したものの発芽率がいい。

大した数を育てるのでもなく、それに欠株を嫌うから、苗床にタネをまき、発芽したら定植している。定植はタネまきから約2週間、11月10日過ぎになる。ソラマメの苗は移植に強い。

タネはオハグロを斜め下に向けて押し込む。タネ全体を土の中に入れないで、頭部が見えるくらいに浅まきする。

60本の苗を得るために、昨年採取のものを60粒、それ以前のものを90粒まいた。発芽率がいいのでこれでは多すぎる。かなりの数の苗が余る。残りは昨年もそうだが知り合いの農家に使ってもらう。無駄にタネをまいているつもりはないのだが、こうでもしないと保存のタネがなかなか減らないのである。

このところわが菜園のソラマメは豊作続き。昨年もそうだった。ところが地域全体が不作だった。農家でも家庭菜園でも軒並み、サヤが大きくならないで全滅状態であった。知り合いの農家がいうには、このあたりではわが菜園だけが豊作だったというのだからたまげた。わたしも以前に経験している。それまで順調に生育し、さあこれからサヤをつけるぞという段階で、あれよあれよという間に全滅した。あっけにとられたものだ。

収穫は来年の5月。栽培のポイントは土寄せと整枝とアブラムシの駆除。4月が正念場となる。


      
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10月23日に夏まき秋冬どりニンジンの初収穫

2022-10-24 | ニンジン

10月23日に初収穫の秋冬どりニンジン

7月6日にタネをまいたニンジン。いわゆる夏まき秋冬どりを10月23日に初収穫できた。5本引き抜いて20センチを超えて、かつ形がいいのものが3本。秋冬どりの品種は「黒田5寸」。長さ5寸といえば15センチだがこれでは短い。見た目に貧弱だ。やはり5寸ニンジンは20センチないといけない。

ニンジンはむずかしい。発芽をそろえることができれば難関突破だ。さらに20センチ級のサイズの割合を多く作るには間引きが欠かせない。ニンジン栽培農家は別にして、自分の家で食べる分を作っている農家だってうまくいかない。

周りの菜園を見ればわかる。たいがいは小さい。生育不良だ。原因は2つある。作るのが下手なこと、それと十分な間隔で間引きしないこと。どうしてもケチなところがあるから、思い切って間引きできないのである。わたくしは初めから15センチ間隔の黒マルチを使っているから間隔が15センチになる。

秋冬どりは夏どりに比べてやわらかい。それにうまい。根菜類はたいがいこの時季がうまい。この秋に収穫した根菜類は、10月にサツマイモとサトイモ、続いてこのニンジン、11月はダイコンとカブが、12月にはジャガイモがとれる。冬のおかずに根菜類は欠かせない。


      
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10月の根深ネギ、日に日に生き生き青々と

2022-10-20 | 冬ネギ

冬に食べる根深ネギ(10月19日のすがた)
11月になれば食べられるが、旬は1月と2月


根深ネギはタネまきから収穫まで1年以上かかる。
来年のネギはいまから準備、10月にタネをまいたものが発芽してきた

ラッカセイ、サトイモ、サツマイモと収穫が続き、栽培面積が小さいながらもその作業ですっかり疲れてしまった。いま菜園はすべて秋冬野菜で占められている。

これからの作業は、10月下旬にサヤエンドウとソラマメのタネをまき、11月上中旬に自家育苗しているタマネギを植えつけだけとなった。そうだ、コマツナのタネまきも忘れてはいけない。冬の小物野菜として欠かせない。3度くらいタネまきをくりかえす。

根深ネギの冬ネギが青々として元気になってきた。すっかり見違えた。夏のネギの色合いといったら見ていられない。青息吐息といった状態だ。それがいま生き返った。すっきりと立ち上がった姿が美しい。

菜園の縮小に伴い、ネギの栽培面積は数年前の3分の1に減った。品種は石倉一本太ネギに絞った。いま育てているのは130本ほど。


昨年10月にタネをまいたから、すでに1年がたっている。春先に植えかえて、6月下旬に定植した。根深ネギだから白い部分を長く伸ばすため土寄せをしていく。これも今月下旬で仕上げとなる。

以前は早くても12月から食べ始めたのだが11月からでも食べられる。旬は厳寒期の1月と2月。この時季のネギが一番うまいと思う。だから冬ネギしか作らない。

この秋も来年の冬ネギの準備を怠らない。10月5日にタネをまき、8、9日後に発芽がそろった。


      
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10月14日にサツマイモの収穫が完了

2022-10-16 | サツマイモ


来年3月まで毎日食べるサツマイモ、それだけの量が取れた

10月14日に、サツマイモをすべて掘り終えた。9月28日に試し掘りをしてこれなら十分と、以来3度ほど収穫してきたのだが残りをすべて掘り出した。心配した基腐病(もとぐされびょう)の感染はまったくなかった。

5月28日に80本の苗を植えつけた。農家の人に「家庭菜園でそんなに植えてどうするの」といわれてしまうのだが、来年3月まで毎日食べるから、これだけの量がどうしてもいる。

洗わないままほどほどに乾燥させてから貯蔵する。大きいダンボール箱が2個。これに入りきれなかったから昨年に比べて収穫量は多いといえる。サイズはもちろん大小あり。大きいのは扱いにくい。やはりほどほどの大きさがありがたい。

このダンボール箱を台所横のパントリーというのか収納庫に入れる。狭い。ここに貯蔵する。これでサツマイモの今季作業は完了である。

菜園で一番栽培面積が大きいのがこのサツマイモとサトイモ。サトイモは前回記事の通り10日に収穫がすんでいるから、かなりのスペースが空いて菜園全体がすっきり見通せるようになった。

いま、イモ長者の気分でいる。ジャガイモが物置に、サツマイモがパントリーに、サトイモが畑にー貯蔵してある。このブログでなんども書いているようにイモじじいといえるほどイモを食べる。朝はジャガイモ、昼はサツマイモ、夜はサトイモの食生活である。

      
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10月10日にサトイモの収穫ー土垂、ヤツガシラ、丸系ヤツガシラ、タケノコイモ

2022-10-15 | サトイモ


収穫した土垂、すぐに煮っころがしにして食べた

10月10日にすべてのサトイモを収穫した。ショベルに力を入れてよいしょと掘り出した。重労働であった。

かなり疲れた。といってもたいした分量ではないのだが、ここにきて、掘りだしが急にきつく感じるようになった。年を取ったものよ、と毎回同じつぶやきだ。

3月25日に植えつけた種イモは、土垂12個、タケノコイモ17個、ヤツガシラ17個、丸系ヤツガシラ5個、合わせて4種51個。

サトイモ栽培の最大の敵は夏の少雨。夏に程よく雨が降ればサトイモは育つ。夏に干天が続けばまちがいなく不作となる。このところ夏の雨に恵まれて、この夏もそうで、平年並みの収穫量を得ることができた。

不作となるとどうなるのか。まずイモが大きくならない。小さなイモばかりとなる。掘り出していても楽しくない。育ちがいいことがわかると、精が出るものである。

結果よければすべて良し、なのだが、ことしは初期の生育が悪かった。7月になってもいつものように背丈が伸びない。かなり心配した。なかばあきらめ気分でいたが、とにかく追肥、敷き藁、土寄せをして様子を見るほかなかった。

それが8月になるとみるみる大きくなり、一気に挽回した。これには胸をなでおろした。

サトイモは収穫後の貯蔵と保存が面倒だ。4種類のなかで、すぐに食べられるのは土垂と丸系ヤツガシラ。ほかのヤツガシラとタケノコイモは、貯蔵してイモの表面の皮というか茎葉が腐るまでに40~50日かかる。12月上旬にはイモの形がはっきりして食べられるようになる。

貯蔵といっても、穴を掘ってそこに入れて土に埋め戻し、上からブルーシートをかけているだけ。50株あるから、貯蔵スペースの穴を掘るのもたいへんだ。

霜が降る前には、こんどは冬期保存にとりかかる。


      
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10月9日にゆで落花生・おおまさり、一気にゆでて殻をむいて冷凍

2022-10-10 | ラッカセイ

ゆで落花生・おおまさり、すべてを一気にゆでて殻をむいて冷凍。
やっと殻むきが終わった!

10月8日にゆでラッカセイ・おおまさりをすべて収穫した。10月4日に試し掘りして今年は豊作の予感、その通りになった。

ラッカセイは、従来種にしても、この大粒のおおまさりにしても、収穫してから食べるまで手間がかかる。

ラッカセイは、網目模様がないもの、生育不良なものは、殻がやわらかいものなどは思い切って捨てる。もったいないとばかりにまめに取ってしまいがちだが、ゆでても、炒っても、どうせ食べられたものではない。おおまさりもそうで、大きな粒だけを取り、小さな粒は捨てる。小さな粒はゆでてみると一目瞭然、これなら最初から捨てておけばよかったと思うはず。

収穫した翌9日。
まず最初にすることは、来春のタネを確保すること。大きくて形のいいものを選ぶ。殻つきのままネットに入れて物置の風通しのいいところにぶらさげておく。

つぎは本番。おおまさりは保存がきかないからすぐに作業を始める。泥を落とし、ゆでて、当座食べる分を残し、ほかはすべて殻をむいて冷凍してしまう。

収穫量が少なければ、たかがこれだけの作業。たしたことはないのだが、量が多いと、なんども大鍋でゆで、殻をむいていく。大鍋で6度ほどゆで、山と積まれた殻をむいていく。これがたいへん。あきてしまい、どこまで続くやらとため息さえもしてしまう。

冷凍用保存袋のジップロックに小分けして冷凍。酒のつまみに食べたいときに解凍して食べるから小分けにしておくのは大事。ゆで落花生は、ゆであがりが香りがあって一番うまいものの、冷凍してもそれほど味は落ちない。それが気に入っている。

なんとかすべての作業を終えて冷凍した。半日もかかってしまった。正直のところしだいに面倒に感じるようになってきたことはたしか。なにかをするたびに、寄る年波に抗えないなと自覚する毎日だけに、いつまで続けられるのか。


     
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煮たカボチャとふかしたサツマイモを解凍したら

2022-10-08 | カボチャ


冷凍した煮たカボチャとふかしたサツマイモ、これを解凍して食べてみたら

この1週間、山歩きのホームページを少しばかりリニューアルしようと手を入れてきた。見た目だけでも変えようと、以前からそう思ってきたのだが、面倒が先に立ってできなかった。細かい作業が続き、集中力がつづかない。山を歩くようにはいかない。頭を使う作業を2時間もすると疲れてしまう。年をとったものよとさすがに実感する。HTMLを思い出しながらの作業は、ぼけた頭にはかなりの刺激になった。なんとか作業が一段落。前と変わらないのでは? そんな声が聞こえてきそうだ。

このところカボチャを煮たり、ラッカセイや大根の葉をゆでたり、サツマイモをふかしたりと“保存食”づくりに精をだしている。冷蔵庫に入れて置くと1週間は持つ。

記事を書くにあたって「煮る」と「ゆでる」の違い、「ふかす(蒸かす)」と「むす(蒸す)」の違いに戸惑う。去年も調べたはずだ。それなのに耄碌してきたからすぐに忘れてしまう。

10月2日のカボチャの記事では、煮物を作りすぎたので冷凍保存した。そのあとにつづいてこんどはふかしたサツマイモを冷凍保存した。

これまで調理した両者を冷凍したことはいちどもなく、両者が冷凍に向くかどうかも考えたことはない。なんの疑問も持たないで冷凍保存してしまった。

解凍して食べてみた。

カボチャの煮物は水っぽくてまずかった。ふかしたサツマイモも水っぽく、べちゃべちゃ、ふにゃふにゃといった食感だった。

冷凍は失敗だったか。あらためてネットでこの両者の冷凍保存を見る。最近は便利だからとネットで調べてしまう。その情報がウソかまことか、そのことを意識しながら、多くの記事を見て判断している。

ネット情報を見ると、カボチャの冷凍はすすめる記事が多く、イモ類は冷凍にはそれほど向いていないという記事もあるのだが冷凍はだめという記事もない。

こうしたほうがいい、とたしかなことはなかなか言い切れないことはわかる。自分で試行錯誤して判断するしかない。

率直なところ、冷凍すると味は劣る。冷凍しないで冷蔵庫で保存するに越したことはない。かぼちゃの煮物でもふかしたサツマイモでも、いつも1週間は冷蔵庫に保存してそれを当たり前のように食べている。

解凍した両者を捨ててしまうのはもったいない。失敗覚悟でやってみた。

水っぽいカボチャの煮物は、水分を飛ばすためラップを掛けずに電子レンジで1分半ほどチンしてみた。こんどは水分が飛んでしまいパサパサの食感となったが、これなら食べられる。チンする時間を短縮するとさらにほどよくなった。

つぎはふかしたサツマイモ。これも電子レンジで水分をある程度飛ばし、さらにオーブントースターで焼くと食べられるようになった。おもいつきでこれだけのことをしただけだが、なんとなくポイントは水分の処理いかんかなと思う。

でも、結論はこうだった。これまでどおり、両者は冷凍などせずに、冷蔵庫で保存できる適量を作ることにしよう。


 

      
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10月4日にゆで落花生・おおまさりの試し掘りーことしは豊作

2022-10-05 | ラッカセイ

試し掘りした大粒種のおおまさり2キロ。これから大鍋でゆでる

10月4日に、ゆで落花生・おおまさりを試し掘りした。殻の網目模様もはっきりして、育ち具合もよく、これなら豊作だ。あすにでもすべてを収穫できる。

試し掘りだらか数株を引き抜いて見ればいいのだが、たいがいつぎつぎと引く抜いてしまう。だいぶ取ってしまった。

豊作かどうかは株を引く抜くときの重量感である程度予測できるのだが、実際は大きな粒の割合を見て判断することになる。大粒が多ければ豊作に、小さな粒ばかりだと不作に。おおまさりは大粒種だから、わかりやすい。

大粒の割合がどの程度になれば豊作になるのか。過去の経験と照らし合わせて判断するのだが、ことしはいい、かなりいい。

菜園のちかくでも農家の主婦が収穫していた。品種をきくとおおまさり。年を取ると従来種の加工が面倒に感じ、大粒のおおまさりにしたという。わたくしもそうでことしは千葉半立をやめて、おおまさり一本にした。

この農家の主婦はおおまさりがゆで落花生だとは知らなかった。はじめて知ったと驚いていた。いつもは乾燥させて炒って食べていたというからこちらのほうがびっくりしてしまう。

かつておおまさりを炒って食べるという“実験”をしたことがある。食べられたものではなかった。まずかった。この主婦はそれを食べていたというのだから開いた口が塞がらない(失礼!)

けさのこと。とれたての泥を落としてすぐに2~3%の塩分濃度でゆでた。そのまえに量ってみると2キロあった。試し掘りのはずがだいぶ取ったようだ。大鍋にちょうどいっぱいの量であった。まずは30分ほどゆで、そこで味見する。硬ければさらに10分ほど茹でる。これで出来上がり。とれたて、ゆでたての初物を食べた。ちょっと塩分がたりなかったかともぐもぐいいながらこの記事を書いてる。

収穫本番となると、ゆでるのに忙しい。手間がかかる。大鍋でなんかいもゆでることになる。ゆであがったら殻をむいて冷凍する。酒のつまみに年中楽しめる。


      
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とにかく皮が硬いー白皮カボチャを煮物にして食べる

2022-10-02 | カボチャ


2キロの白皮カボチャを煮物にする

毎晩煮物のカボチャを食べている。菜園をやっていると同じ野菜が毎晩のように続くことがよくある。収穫時はどの野菜でもたいがいこのような状態になる。

9月3日に収穫したカボチャは、白皮(たぶん雪化粧)と坊ちゃんの2種類。坊ちゃんはすでに食べている。白皮のほうは収穫後約ひと月がたったので食べることにした。

重さは約2キロ。これを煮物にするとかなりの量がある。半分はあとで、なんてできないのでいちどに調理することにする。

この白皮、とにかく皮が硬い。かなかな切れない。力をこめて刃の先を入れるのだが跳ね返される。ゆっくりと慎重に徐々に切れ込みを入れてやっと半分に切れた。包丁を使うのが怖くなるほど硬い。硬いカボチャはうまいというから期待しよう。

カボチャを煮るときは重ならないようにしている。ところが今回は量が多い。わが家で一番底が広い鍋を用意しても、1段では収まらず2段重ねとなった。煮えるまで時間がかかりそう。

醤油と砂糖と清酒だけで煮る。この白皮は煮るのに時間がかかった。蓋をして30分。味見してみるとやや歯ごたえがある程度の硬さがあるが、煮崩れするよりはいいかと、ここで火を止める。

さて肝心の味である。醤油と砂糖の量を控えたから味が薄く感じられるのはしょうがない。ホクホク感があってパクパク食べられる。まずいカボチャだと一口食べただけでわかる。これなら合格だ。

さすがに多かった。食べきれないから結局は半分を冷凍した。

うまいカボチャを求めて、毎年ちがう品種を作ってきた。来年は、あたらしい中型カボチャに加えてバターナッツとコリンキーを作ってみようかと思っている。狭い菜園をなんとかやりくりして3株を育ててみるつもりだ。



2キロのカボチャを煮るとかなりの量があるというのを知った。


      
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