30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ジャガイモの種イモ90個を植え付け

2020-02-27 | ジャガイモ



植え付け3日前に種イモを分割し、日光に当てて乾燥させているところ

梅がすでに散り始めている。

2月初旬から浴光催芽してきたジャガイモを25日に植え付けた。

ジャガイモは春と秋の2回作っている。春作と秋作の2期作を行うことで、半年ごとに新ジャガを食べることができる。春作だけの人がほとんどだが、秋作もぜひすすめたい。

今回は春作。植え付けた種イモは約90個になった。男爵、メークイン、キタアカリ、アンデスレッド、デジマの5種を各1キロあわせて5キロ、これを1個あたり4、50グラムに分割して種イモとしている。

家庭菜園で種イモ90個を植え付けるなんて、どうみても多すぎる。これまではアンデスレッドとデジマを除いて3キロを作ってきた。これでだけで普通に収穫できれば充分に足りた。

それなのにアンデスレッドとデジマを春作に新たに加えて作るようになったのは2期作をするようになってから。秋作で使う種イモは両者のみで、この種イモを春作でつくるからだ。

春作の種イモは買っている。アンデスレッドとデジマだけは前作でつくったものを種イモとして利用している。すなわち両者にかぎり、春作では前年の秋作で収穫したものを種イモとして使っている。病気や生育障害などを心配するがいままでのところそれはない。

ややこしくなったが、わが菜園のジャガイモのつくり方をまとめるとこうなる。
・春作=男爵、メークイン、キタアカリ、アンデスレッド、デジマの5種。種イモはアンデスレッドとデジマ以外は買う。アンデスレッドとデジマは前年の秋作で収穫でしたものを使う。
・秋作=アンデスレッドとデジマの2種類だけで作る。種イモは春作で収穫したものを使う。

春作でアンデスレッドとデジマは秋作用の種イモを得るためにつくるとはいえ、かなりの量が取れる。種イモとして残すもの以外は食べることになる。もちろん食べきれない。このため全体の植え付ける量を減らさなければならないのだが、ついこれまでどおりに植えつけてしまう。来年こそは見直そう。


2020年の読書

2020年2月の読書  
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ著・ 新潮社)  
・大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件ーなぜ美しい羽は狙われたのかー
(カーク・ウォレス・ジョンソン著、 矢野 真千子訳・化学同人) 
・待ち遠しい(柴崎友香著・毎日新聞出版) 
・おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子著・河出書房新社)

2020年1月の読書
「熱源」を読み終えた日の夜に直木賞の発表があった。
・定価のない本(門井慶喜著・東京創元社)
・熊の皮(ジェイムズ・A.マクラフリン著、 青木千鶴訳・早川書房) 
・帰還ー父と息子を分かつ国(ヒシャーム・マタール著、金原瑞人・野沢佳織訳・人文書院)
・熱源(川越宗一著・文藝春秋)

⇒2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


 

 


      

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自家栽培のサツマイモがとうとう残り1本だけになった

2020-02-22 | サツマイモ

花粉症である。1週間前からすでに悩まされている。この野郎と言いたくなるほど目、鼻、のどが不快だ。花粉症になったのは60代前半だから、かれこれ8、9年の付き合いだ。年を取って、よもや自分がそうなるとは思ってもみなかったから青天の霹靂であった。外出をひかえて家の中に閉じこもっているのがいちばんと承知しているが、それでは引きこもり老人になってしまう。幸いにじっとしていることができない性質だから用もないのに外出したがる。日課である毎日のウオーキングは覚悟して出ている。

自家栽培のサツマイモがとうとう残り1本だけになった。9月の下旬から毎日のように昼ごはんの後に食べている。この5カ月あいだ毎日である。蒸かしては食べ、蒸かしては食べてきた。よく飽きないで食べられたものよと自分でもあきれる。

飲んべえなのに甘いものが好きだ。両刀遣いである。もともと昼ごはんの後に甘いものを食べる習慣があった。それが1昨年からはサツマイモ一辺倒になった。1昨年は近くの農家から直接買っていた。昨年は菜園で作るようになり、この5カ月のあいだ毎日食べられだけの量が収穫できたということである。

サツマイモは、収穫後に貯蔵しながら食べてきた。年が明けて1月以降になると甘さがぐーんと増す。そう栽培農家から聞いていたがまさにその通り。9月末収穫のサツマイモはいま2月はよりいっそう甘くなっている。

サツマイモは寒さに弱い。冬の貯蔵は段ボール箱に入れてパントリーに置いてある。それだけだと防寒不足かなと毛布を一枚かぶせてある。暖冬ということもあり寒さで腐ることはなかった。

いまがいちばん甘いサツマイモ、残り1本になってしまった。さすがによく食べたものである。そこまで食べればさぞかし満足だろうと、もう一人の自分が声をかけるが、なくなれば、こんどは買ってまで食べるのだろうと思う。


      

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ふきのとう味噌(ふき味噌)でひと足早く春気分

2020-02-14 | その他

ふきのとう味噌を作った。ふき味噌である。いつもこの時季に、ひと足早い春を見つけては作る。

庭のフキ(蕗)にトウ(薹)が出ている。これならと、ウオーキングの帰りに、いつもの秘密の場所に足を向けた。そこで毎年フキノトウを摘む。そんな場所を3カ所見つけている。フキノトウにも品種がある。太フキのトウ(薹)は大きく、細フキのトウは小さい。小さいほうがうまいと思うから、このところ摘むのは一カ所だけになっている。

フキノトウは花の蕾。何重にも苞(ほう)に取り巻かれている。摘むのは蕾が苞で包まれているもの。苞が開いて蕾が見えているものは避ける。

フキノトウはもう出ていた。まだ少し早い。これから次々と出てくる気配だ。素手で摘んだ。袋を持ってこなかったから多くを摘めない。片手で握れるくらいにしておこう。

家に持ち帰り泥を落とし、枯れた苞を取り除く。量ったら100グラムあった。つい多く摘んでしまいがちになるが、ふき味噌にするにはちょうどいい分量だ。

ふき味噌が作れるのはごく限られた短い期間になる。作るとしてもせいぜい2、3回といったところ。レシピはすぐに忘れるから、毎年ネットで確認し、書き写したメモを見ながら作る。一年後には決まってこのメモが見当たらない。

そこでこんかいはレシピを記しておく。まずは心構え。とにかく素早く作る。したがって調味料などはすべて事前に準備しておく。
1、フキノトウ100グラム
2、フライパンに薄く油をひいて弱火にしておく。
3、調味料は、味噌大さじ4、みりん大さじ2、砂糖大さじ1。これらを混ぜ合わせておく。
4、ふきのとうをみじん切りにする。
5、すぐにフライパンに移し、2、3分炒めたら、そこに調味料を入れる。
6、水分がなくなるまで炒める。

これで出来上がり。

途中でしくじった。調味料を準備する段階3で、味見をしたところかなり塩辛い。砂糖の代わりに塩を入れてしまったことに気が付いた。フキノトウと混ぜあわせる前に気が付いたからよかったものの、やはりぼけてきたなと実感する。数日前にもおかずを作っているときに同じ間違いをしているから余計にそう思う。

ふき味噌は熱いご飯ばかりでなく、そのまま酒のつまみになる。熱燗をちびちびやりながら、ふき味噌をちびちびいただく。いち早く春到来の気分になれる口福である。


      

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うまくいったこの冬の切り干し大根づくり

2020-02-12 | ダイコン

まるで押収された違法薬物に見えてしまうのだが、ジップロックの中身は切り干し大根である。

毎冬恒例の切り干し大根づくり。ことしも1月下旬から2月上旬にかけて3回に分けて行った。1回につきダイコンは5、6本使ったから全部で15、6本になる。作り慣れているから、うまくできて当たり前なのだがことしも上出来である。

大量消費したおかげで畑に貯蔵しているダイコンはだいぶ減った。というより、これからダイコンは腐食していくばかり。何かに使わないと無駄にしてしまう。これ以外の利用を知らないから、ことしもまた同じ繰り返しである。

切り干し大根づくりの出来を左右するのはいうまでもなく天気になる。西高東低の晴れて北風が絶対に必要だ。1回目は天気がよくなくて手間がかかり、仕上がりまでに1週間ほど要した。2回目、3回目は乾物づくりには絶好の天気に恵まれ、5日間で仕上がった。

だいぶ作った。といっても切り干し大根は、いつの間にか食べてしまう。長持ちするから急いで食べなければならないというものではない。あればあったで重宝する。

切り干し大根づくりは、天気まかせでのところがいい。のんびり感があっていい。こればかりはジタバタしてもどうにもならない。人一倍せっかちがなぜに切り干し大根づくりが好きなのか不思議だ。


      

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酢しょうがで、ショウガの大量消費

2020-02-06 | ショウガ

↑面倒だなと言いながら、たわしと歯ブラシで泥を落とした中ショウガ
↓スライスしたものとみじん切りしたものを日に当てる


瓶に入れて酢を注ぐだけ

いつものことだが、収穫した野菜を無駄にしないよう大量消費するにはどうするかを考えることが常になった。料理の本や雑誌で「大量消費」「丸ごと」「使いきる」といった見出しを見つけるとつい手に取ってしまう。

今回はショウガ。昨秋に収穫した大ショウガと中ショウガの2種類を貯蔵、保存している。大量にある。半分を食べ、半分を種ショウガとして残す。

ショウガは寒さに弱く、腐らせてしまうことが多い。冬を越すのは難しい。家庭菜園ではその防寒対策に頭を悩まし、いまも試行錯誤である。
現在やっている防寒対策はここに

ショウガは食べるとしても調味料ぐらいなものだからなかなか減らない。特に中ショウガが残る。その理由として泥落としがたいへんだということがある。たわしと歯ブラシでやるのだがかなり手間がかかるから、つい敬遠してしまう。

これに対して大ショウガのほうは楽に泥を落とせる。どうしても大ショウガばかりに手を出してしまい、その結果、中ショウガばかりが残ることになる。たしかに調理するには大ショウガは便利だ。

中ショウガを大量に消費できるレシピはないものか。昨年に酢しょうがを知り、作った。酢のものは何でも好きだ。スライスして酒のつまみにした。ことしも酢しょうがでは脳がないのだが、それしか知らないから、面倒だなと言いながら結局は作った。

今回はみじん切とスライスしたもの2種類。酢を入れて冷蔵庫に保存した。簡単極まりないのだが、やはり丁寧に泥を落とすのは大変だった。しかし酢しょうがを作ったところで大量消費とまではいかない。かなり残っている。無理して食べないで種ショウガに回すか、というのがいつものパターンになる。


      

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ジャガイモの芽出し(浴光育芽)をスタート

2020-02-04 | ジャガイモ


庭の白梅の蕾が膨らみ、花弁がほんのちょっぴり見えるようになってきた。毎日ウオーキングをしていると日が延びてきたなと実感する。冬は午後3時半ごろ家を出て5時頃帰るのだが、冬至のころはすでに真っ暗だった。いまは30分ほど延びている。

ジャガイモの芽出しを2月3日からスタートさせた。例年通りこれが菜園の仕事はじめとなる。

芽出しは、文字通り種イモを日光に当てて、早めに芽を出させること、浴光育芽、浴光催芽ともいう。作業といっても、家の中の日の当たる窓側に置くだけである。しだいに芽がはっきりとして出てくる。

2月下旬になると、芽が3ミリから5ミリぐらいになる。植え付ける3日ぐらい前に種イモの1個が40から50グラムぐらいに分割し、切断面が乾いたら3月初旬に植えつけている。毎年この手順だ。

いま芽出しをしている種イモは、男爵、メークイン、キタアカリ、アンデスレッド、デジマの5種類、各1キロで計5キロとなる。

ジャガイモは春作と秋作の二期作を行っている。春作には男爵とメークインとキタアカリの3種、秋作はアンデスレッドとデジマの2種。

秋作のアンデスレッドとデジマの両者をこの春に植えつけるのは種イモを得るため。6月に収穫したものを、9月初旬植え付けの秋作の種イモとして使っている。

春作の収穫は6、7月、秋作の収穫は11、12月。二期作をおこうなうことで半年ごとに新ジャガイモが食べられるようになった。秋作栽培はむずかしいのだが、二期作はおすすめである。


      

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