ジャガイモの植え付け。毎年3種類合わせて3キロの種イモを
2日前の27日、かみさんが家の近くでウグイスの初音を聞いたという。初音は早春の楽しみで、毎年その日を記録している。このところ3月に入ってからのほうが多いから、2月中に聞けるなんて運がいい。わたくしもいまかいまかと待っている。
その同じ27日にジャガイモを植えつけた。毎年2月末から3月初めに植えつけている。遅霜が気になるが、ジャガイモは霜にあたってもダメージからすぐに回復する。それを経験で知っているから平気で植えつけている。
2月末になると、3カ月の農閑期を経ていよいよ菜園の仕事始めになる。さあやるぞと言いたいのだが、花粉症に悩まされているから意気が上がらない。覚悟して畑に立つ。
2月初めに種イモを購入し、約1月の間、浴光催芽させていた。しだいに黒紫色した強い芽が出てくる。今年は伸びがいい。これ以上伸びてはまずい。それならと植えつけた。
品種は毎年同じで男爵、メークイン、キタアカリの3種を各1キロ、合わせ3キロの種イモを植えつけている。2人暮らしならこれだけ植えつければ、余りあるほどの収穫になる。
まずは小型耕運機で耕す。春の風を受けながら無心で耕運機を押す。これは気持ちがいいもので、春の息吹を全身で感じ取ることができる。わたくしにとってはたまらない時です。
30グラムから40グラムに分割した種イモ。株間30センチ、畝間75から80センチ。深さ10センチで植えつける。久しぶりに休みなしで3時間の労働になった。疲れを感じた。冬の間にすっかり体がなまってしまった。1日も早く気力体力みなぎる体に戻さないといけないというのに、このざまだ。なんという体たらくかと嘆くばかりであった。
2016年の読書
2016年2月の読書
・乱菊物語(谷崎潤一郎著・中央公論社)
・長いお別れ(中島京子著・文藝春秋)
・重耳(下)(宮城谷昌光著・講談社)
・重耳(中)(宮城谷昌光著・講談社)
2016年1月の読書
・重耳(上)(宮城谷昌光著・講談社)
・消滅世界(村田沙耶香著・河出書房新社)
・つまをめとらば(青山文平著・文藝春秋)
・雨月物語(上田秋成著・円城搭訳・河出書房新社日本文学全集11)
⇒2015年、2014年、2013年、2012年の読書