30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

これはいける

2006-10-30 | ラッカセイ

秋の収穫祭ーその6

ラッカセイを収穫した。いつ掘り出そうかと迷っていた。周辺の農家でも家庭菜園でもすでに掘り出しが済んでいるようだ。秋の野菜が次々に収穫できている。その勢いで29日にラッカセイを試しに掘り出した(写真下)。全体の3分の一ほどで、残りは来週にする。
ラッカセイ栽培はことしが初挑戦。どんな結果になるのか。スコップで掘り出すとラッカセイが姿を現した。よく出来ているじゃないか。ラッカセイは土の中にある。どのように生長しているのかわからない。その姿を見るまでは少しばかり不安であった。これならまずまずの収穫である。初挑戦にしては上出来だ。


掘り出してから手がかかった。茎から一つ一つ莢をもぎ取り、泥を落とす。イモを洗うようにゴリゴリと洗い流す。どうにかきれいにした(写真下)。こうして写真でみると硬質の貝殻みたいだ。さて、取り立てのラッカセイを食べたい。半分を「塩ゆで」にした。残り半分は「炒り豆」にする予定で庭に新聞紙を広げてほした。


塩ゆではすぐにした。方法をインターネットで調べた。水1㍑に塩10㌘から20㌘の割合。水はたっぷりめに入れる。落とし蓋をして沸騰したら弱火で40分。ゆで上がったらそのままにして味をしみこませる。この通りにやってみた。できてすぐに味見だ。少ばかりゆですぎたかなといった微妙な感じの出来だ。これは酒肴にいい。昨日の晩酌でも今日の晩酌でも食べ過ぎてしまうほどのうまさだった。一日おいた今晩のほうが味がしみてうまい。菜園には今回収穫した倍以上のラッカセイがまだ残っている。これで楽しみが増えた。サトイモに続いてうまいものがしばらくあるのはなんとも幸せなものである。


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どちらに軍配が

2006-10-29 | サトイモ

 秋の収穫祭ーその5

サトイモは、株元に黒マルチを敷いたものと敷かないものの二通りの栽培をしている。10月7日に黒マルチをした株を試し堀りした。形も揃い個数も多く満足の出来であった。「愛知早生」特有のねっとりした味を楽しむことができた。すっかり地上部が枯れてきた。いつでも収穫できる状態だ。右側の列が黒マルチをしている畝で、左側の列が黒マルチしていない畝だ。

10月22日にはこんどは黒マルチをしていない株の方を掘り出した。出来は悪くないのだが、7日に掘った黒マルチした株に比べて収量は少なかった。一般的には黒マルチをしたほうが収量が多いといわれている。結果はそのとおりになった。ただ適当に掘り出した株での比較なので、収量がどちらがいいとは一概には言えない。
きのうはそれぞれ一株ずつを掘りだした。少しでも正確を期するために茎の大きさが同じ株を選んだ。こんどの結果は、個数では「黒マルチしていない」方が多かった。 これでお互い一勝一敗だ。収量を比べるなら5株ずつぐらいをいちどに掘り出して総量をみると決着がつくのだろうが、取り立てを食べるのが一番のサトイモ。そんなことをすることもないだろう。楽しもう。

写真上は黒マルチをしていない株の収量。写真下は黒マルチをした株の収量。上のほうが多いことが分かる。

 □「赤城山と武尊山の山行記」のうち武尊山をアップ。10月は3週連続で紅葉を求める山旅をした。紅葉を全身に浴び、紅葉で満腹になった。充実した山旅になった。満ち足りた気分だ。


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晩はサンマだな

2006-10-28 | ダイコン

秋の収穫祭ーその4

ラズベリーが取れた。この品種はインディアンサマーといって初夏と秋の2回収穫できる2季成り。秋の実はジューシーさがないので摘まないでいたが、この秋はどうしたわけかよく実が成る。もったいないので摘み取る。


菜園の隣は農家の畑で、ちょうど夫婦がタカナの種をまいていた。収穫は3月だという。「食べきれないから」と立派なダイコンを抜いてくれた。わが菜園のダイコンの収穫はまだ先だ。ありがたくいただくことにした。もちろん葉付きのダイコンである。自転車でこの収穫物をぶら下げて家に戻る。「今晩はサンマかな」とふとそんな気がした。家内はこれを見たあとに買い物にでかけた。やはりサンマを買って帰ってきた。

わが家ではサンマを食べるとき、葉付きダイコンとスダチが欠かせない。葉付きダイコンは大阪漬けにする。これをたっぷりとサンマにのせ、スダチをぎゅっとしぼり醤油をかける。大口を開けて食べるのが私の流儀である。

初サンマが出回る頃、スダチは庭に植えてあるのでいつでも準備できるのだが、その時期は葉付きダイコンが手に入らない。八百屋には葉のないダイコンばかり。わが菜園ではダイコンの間引き菜しか得られない。そこで苦しまぎれにこの両者をあわせて大阪漬けを作ることになる。だから葉付きダイコンの“登場”を首を長くして待っていた。きょうはサンマ、葉付きダイコン、スダチの3点が揃った。まさに実りの秋になった。


これが葉付きダイコンで作る大阪漬け


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万能スダチ

2006-10-28 | 果樹

秋の収穫祭ーその3

サフランの花が咲いた。毎年庭の隅に咲くのだが、今年はすっかりその存在を忘れていた。「忘れちゃ困るよ」と向こうから私に声をかけてくれた。はっとするほどきりりとした美しさだ。

スダチの木を庭に植えてある。9月になると収穫できる。便利に何かとよく使う。最初の出番はサンマだ。どうしてサンマにスダチなのかは次回に譲る。野菜にもおかずにも絞りかけて食べると味がまろやかで落ち着き奥行きが出てくる。これからの季節は鍋物だ。ますます出番が多くなる。
スダチは隔年結果で豊作と不作を繰り返す。今年は不作の年回りで出来があまりよくない。皮が青い色から黄色に色付いてきた。いつも無駄にしてしまうので、家内がきのう多くをもぎ取った。


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お久しぶり

2006-10-28 | その他
秋の収穫祭ーその2

このところ山ばかり歩いている。野菜は私を待つことなく生長している。次々と収穫の時期を迎えているのだが菜園日記が追いつかないでいる。

次はチンゲンサイ。
9月16日に種をまいたものを先週の22日に初収穫した。チンゲンサイを久しぶりにつくってみた。害虫に食害されることもなくここまで大きくなり、あたりまえだがチンゲンサイの姿になった。チンゲンサイは毎年つくるというわけではない。たまに気まぐれで種をまく。嫌いではないがぜひつくってみたいとも思わないからそうなる。私の好みだから仕方ない。




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酒肴の定番

2006-10-28 | ホウレンソウ

秋の収穫祭ーその1

山歩きもひと休み。一昨日に会った人から「お疲れ気味ですか」と言われてしまった。顔に出ていたのだろうか。遊びでお疲れとは本望?とはいえ少し家でのんびりすることにした。

菜園は「秋の大収穫祭」になった。コマツナ、ホウレンソウ、チンゲンサイ、九条ネギ、ダイコン、スダチそれにサトイモ。実りの秋を実感する。

まずはホウレンソウ。9月16日に種をまいたホウレンソウが22日から収穫できた。ホウレンソウらしい姿になってから急に大きくなった。もちろん酒の肴にホウレンソウのおひたしが一品加わる。かつお節をたっぷりかける。すっかり秋の食卓になってきた。


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フン探し

2006-10-25 | ハクサイ
陋屋のサザンカが咲いた。この家の主人に似てせっかちな性分なのだが、今秋の開花はずいぶんと遅い。うすい花弁がかろやかで爽やかな秋空によく似合う。しかし、この花は目いっぱい咲き開いて恥じらいがない。そこが気に入らない。そこで蕾を撮った。

ハクサイがハクサイらしい姿になってきた。外葉 が大きくなり、葉が立ち上がってきた。これから葉が幾重にもまいて球の形になっていく。この時期に注意しなければならないのは害虫だ。とくにヨトウムシに よる食害である。菜園では株数が限られている。殺虫剤に頼らずに手作業で捕殺している。ヨトウムシが葉の中に侵入しているかどうかはすぐ分かる。葉が食害 されて、あたりに新しいフンを見つけたら必ずヨトウムシが入り込んでいると思っていい。それと経験だ。99%の確率で見つけることができる。と言っても自 慢にはならないが。簡単に見つけて捕殺できることもあれば、葉を一枚一枚丹念にひっくり返し「見当たらないなあ」とぶつぶついいながら探し当てることもあ る。茶色で大きいヨトウムシは手でつぶすには気持ちが悪い。足で踏みつぶしている。
このハクサイの品種は昨年までは「黄ごころ85」だが今年は「黄ごころ80」にした。収穫できるのは11月下旬から12月初旬になるのだろうか。「
ハクサイのおこうこ」が待ち遠しい。 

□週末の「赤城山と武尊山」の山行記のうち、まずは赤城山をアップ。「一から十までよく書くね」と家内が言う。もちろん誉め言葉ではないが指摘のとおりだ。私のは「ぐちゃぐちゃ作文」だ。それを意識して書いている。半年後、一年後に読むと多くのことを思い出させてくれて私自身じつに楽しい。


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もう初収穫

2006-10-22 | ブロッコリー

黄金色に輝く黄葉だった。9月に山を歩いていない反動なのか。10月は3週連続で紅葉目当ての山歩きになった。今週は赤城山と武尊山。かつて東北で絶景紅葉を体験してしまった。これがいけない。これを超える紅葉にはなかな出会えない。写真下は全山紅葉の武尊山周辺の山。


ブロッコリーの初収穫。週末は登山が続き畑は久しぶりだ。虫取りに行く。ブロッコリーのアオムシを捕殺 するため葉の裏表をチェックしていたら、もうこんな大きなものができていた。葉に隠れていたので気がつかなかった。大きいのはまだこの一株だけだ。もちろ ん初収穫になったがそれにしても今年は早い。今晩のおかずになった。初物はうまい。きょうはこのほかにサトイモ、九条ネギ、コマツナを収穫。すべて夕飯の お膳に並ぶ。

 

ブロッコリーの葉が大好きなのはアオムシばかりと思っていたが、よく観察すると「オンブバッタ」があちこちで葉を食べている。それも一匹二匹といった数ではない。
オンブバッタというのはお母さんが子どもバッタを背に乗せているからそう呼ばれているものとてっきり思い込んでいた。
それが違った。
お母さんが子どもをオンブしているのではなく、メスがオスをオンブしているのだという。それもオスがメスを一人占めするために。
この年になるまで知らなかった。もっと早く知っておいたらと損した気分だ。知っていたからといってもどうということもないのだが。


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花蕾が見えた

2006-10-19 | ブロッコリー


ブロッコリーが花蕾をつけてその姿を見せ始めた。
今年は種をまいてから順調すぎていつもより早く株も背丈も大きくなった。あの小さな苗からここまで育ってきたのだから感慨もひとしおだ。

アオムシが日差しをいっぱい浴びでせっせと葉を食べている。家内が午前中に畑を見回った折、100匹以上も捕殺したという。

□10月14,15両日の「
甲武信岳、破風山、雁坂嶺」の山行記をアップ


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これは欠かせない

2006-10-19 | ホウレンソウ


コマツナと同じく9月16日に種をまいたホウレンソウ。品種は「まほろば」。
いつの間にホウレンソウらしい形になってきた。「おひたし」がわが家の定番。毎晩のように食べても飽きないから不思議だ。収穫までもう少し待たなければならない。

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なにかと便利

2006-10-18 | コマツナ


土、日の両日は登山に出かけたため、しばらく畑を見ていない。今朝は早起きして見回る。しばらく見ないうちに葉菜類が大きくなった。

まずはコマツナ。品種は「楽天」。
9月16日に種をまいたのを収穫する。先週からすでに収穫できる状態だ。早いものである。葉菜類は若取りにかぎる。菜園をやっていればこそそれができる。コマツナはなにかと便利だ。時期をずらして種をまいておくと長い期間楽しめてなおいい。

今朝はこれをお味噌汁に入れて食べた。

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ミルキーウェイ

2006-10-16 | 閑話

週末は先週に続いての登山。テントを担いで1泊2日のミニ縦走をしてきた。甲武信岳から雁坂峠へのコース。 一本調子の登りで重荷が体にこたえた。老骨に鞭打ってがんばった? さすがに口を聞くのも億劫なくらいへとへとに疲れた。夜中に手洗いにテントを出た。冴 えた夜空に天の川がすばらしい。天の川を英語で「ミルキーウェイ(Milky Way)」という。それが実感できる美しさだ。こんな夜空の星を見るのは何年ぶりだろう。山では早寝早出が原則だから、山頂からの星空がきれいだと知りな がら夜空をなかなか見ることができないものである。
*写真上から
1、木賊山の下りから見る甲武信岳(左)と三宝山(右)
2、雁坂峠から見上げた紅葉
3、甲武信岳から西へ国師ケ岳、金峰山と続く奥秩父の山々
4、このコースはいつも富士の山と一緒だ

 

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ホトトギス咲く

2006-10-13 | その他


庭のホトトギスが咲いた。秋の花の掉尾を飾る。この斑模様にいくぶん抵抗があったのだが、今では咲くのを待つぐらい好きになっている。秋にふさわしく野趣に溢れ、色も渋いのがいい。これは丈夫だ。ほうっておくとあちこちに侵入して増えていく。

花のホトトギスには好感が持てるのだが、鳥のホトトギスにはほとほとまいった。初夏は、わが家の近くで時を選ばず夜中に大きな声で鳴いた。それも耳障りなけたたましい声でだ。安眠妨害で腹が立った。ホトトギスってこんな鳥だったのかとイメージがいっぺんに崩れた。それに比べたらウグイスの声のなんとやさしい響きよ。

秋野菜も一段落した。菜園を気にしないで山を歩けるようになった。ネットで7、8、9の三連休の山行報告を見ると、
私同様やはり暴風でさんざんだったらしい。

家内は今朝早く八ヶ岳登山に出かけた。私も明日からの週末はテントを担いで登山だ。なにかと準備をしなければならないこんな日に限って帰りが遅くなる。帰りにスーパーに寄りテント泊の食料を買い求め、やっとザックに詰め終わった。明日は早い。もう寝ないとなあ。

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角オクラの採種

2006-10-11 | オクラ

この夏は「角オクラ」と「島オクラ」の両方を存分に味わうことができた。9月に入ると莢がかたくなってくる。賞味期間はここまでと教えてくれる。「角オクラ」が9月初旬、ついで「島オクラ」が9月中旬で終わった。

そうなると引っこ抜いて片付けるしかない。しかし、来年の種を採るために畑に数本そのままにして残しておく。しだいに茶褐色に枯れていく(写真上は角オクラ)。
このような状態になると莢を切り取り、莢を振るとカラカラという音が聞こえるようになるまで乾燥させる。

この莢を割ると中から灰褐色をした種が出てくる(写真下)。袋に入れて野菜冷蔵庫で来年5月の種まきの時期まで保管する。

10月8日の那須岳・姥ケ平の紅葉山行をアップ。評判にたがわず紅葉の絶景だ。


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紅葉三昧

2006-10-09 | その他

噴煙を上げる茶臼岳。それを背景にした姥ケ平の紅葉にどうにか間にあった。6、7、8の3日間は低気圧が発達して海 山ともに大荒れになった。ここ紅葉の名所・那須岳の姥ケ平も暴風が吹き荒れた。吹き飛ばされそうになりながら姥ケ平を目指した。姥ケ平に近づくと駆け足に なった。暴風で紅葉もだいぶ散った。ピークは過ぎているが、それでもこれだけの紅葉の眺めだ。登山でしか出会えない光景が視界いっぱいに広がっていた。山 肌を真っ赤に艶やかに染めている。例年に比べ1週間ほど早い。今年の紅葉は予想に反して鮮やかで素晴らしい。

 

 

 

 


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