防虫ネットの中で冬を越しているキヌサヤエンドウ
15から20センチぐらいの草丈がいちばん耐寒性がある(1月22日)
わが菜園で春の収穫に向けて冬を越している野菜。春キャベツに続いて今回はキヌサヤエンドウ。
キヌサヤは冬を越すぐらいだから耐寒性はある。それでもキャベツと比べると弱い。小さな株でも、大きな株でも寒害を受けやすく、厳しい寒波になると枯れてしまう。これには何度も泣かされた。
そうなると、冬を越すためにはどれくらいの草丈が適当かとなる。これまでの経験でいうと、15センチから20センチといったところか。タネを早くまくと大きくなりすぎ、遅いと小さい。タネまきの適期はいつにするのがいいのか、なんとも悩ましい。
いろいろ試行してタネまきは10月下旬と決めている。育苗箱にタネをまき、11月初旬に定植。問題はその時期の気温にある。気温は気まぐれだ。昨年の11月は高かった。このままだと育ちすぎてしまうのではと。心配したところでどうなるものでもなく、お天道様にまかせるしかない。
生育が早いのではないかと心配したもののそれほどのこともなく胸をなでおろした。12月に入るとこんどは厳冬期の防寒対策になる。これも気温しだい。暖冬なら安心だが、それなりの対策を講じなければならない。これを怠ると枯れてしまい、これまでの世話が水の泡となる。
厳冬期の防寒は、以前は穴あきビニールをトンネル掛けしていた。これでも寒害を受けた年があった。しかしやはり暖冬傾向なのだろうか、近年は防虫ネットをトンネル掛けでしただけで、寒害を受けこともなく冬を乗り切れる。
ただ、いまの時季は防虫ネット1枚だけでは不安だから用心して2枚重ねにしている。厳しい寒波がなければこれだけで寒さをしのげる。それでも心配なのか、菜園に行くたびに大丈夫かなと様子を見ている。
3月に入るとネットを取り払い、支柱を立ててツルを誘引するネットを張る。
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