30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

6月24日、梅干し用の残った黄熟梅でまたジャムづくり

2021-06-26 | ジャム


6月24日、6月7日に続いて2回目梅ジャムづくり。きれいな色に仕上がった

西島三重子の池上線が流れてきた。好きなので耳を傾ける。昼ごはんのあとの昼下がりは午後4時までNHKFMの歌謡スクランブルと、クラシックカフェをききながら読書するのが日課。音楽と読書はときに睡眠薬となる。金子由香利の再会、竹内まりやの駅、狩人のあずさ2号などなど好きな曲を挙げるとジジイの好みがわかってしまう。登山で特急あずさに乗るとこの歌を口ずさむ。これからハードな山登りだというのに、男女の別れに思いを巡らしてどうするんだといいたくなる。
午後4時から1時間30分ほどウオーキングに出かける。帰りは菜園に寄って、晩ご飯の材料を調達する。いまなら取れだしたキュウリ、ナス、トマト、ピーマン。

わたくしの好きなジャムズづくり

6月24日に梅干しを作るため塩漬けした。なんと翌25日には梅酢が落し蓋の上まで上がってきていた。最速? 熟した梅を使うとこうなる。これで第一関門をクリア。
2キロの梅に重石は4キロ。梅酢が上がったのを確認できたから重石を半分の2キロに減らした。土用干してまでこのままの状態を保つ。

梅干し用にと手もぎした梅は、2キロ使っただけでかなり残った。自宅の梅だけにキズや茶色い斑点があるものの、きれいに黄熟している。捨ててしまうのはもったいない。

それならまた梅ジャムでもつくるか。6月7日に梅ジャムを250mLの瓶3個作ったばかりである。梅を漬け終えてすぐにこんどはジャムズづくりに励む。なんとかのひとつ覚えだなとつぶやきながら、1個1個皮をむいていく。あまり作っても冷凍庫に入りきれない。途中でやめる。250mlの瓶に2個できた。かなりいい色に仕上がった。これは特上品だなと自画自賛し思わずほおが緩む。

黄熟したきれいな梅を使うとここまでいい色になるのか。これまでの経験でいうと、皮ごとジャムにすると仕上がりの色はにごる。はっとするような透明感のある色に仕上げたいと思うから面倒でも皮をむいている。

6月はこれで梅ジャムが250mlの瓶で5個、ラズベリージャムが同じ瓶で3個、あわせて8個。つぎはブッラクベリーが待っている。これも3個予定しているとなると全部で11個。作りすぎて冷凍庫に入りきれなくなるのは目に見えている。さてどうしようかと思案する6月のジャムづくりの楽しさよ。


      
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2021梅干しづくりー6月24日塩漬け、わが家の白加賀で2年ぶり8回目

2021-06-24 | 梅仕事

2021梅干しづくり
塩漬け(6月24日)
土用干し(7月17日~19日)
完成と保存(7月19日)


6月20日、わが家の手もぎの白加賀梅、キズや斑点があるものが多い
6月24日、追熟させて黄熟、選り分けて2キロ漬けることにした

2年ぶりに梅干しを作ることにした。2013年から2019年までの7年間、毎年梅干しを作ってきた。梅干しは食べるよりも作ることのほうが楽しい。段取りと手順は慣れたものである。

2020年は梅干しを作らなかった。それまで作ってきた在庫がかなりある。作ってもあまり食べない。食べるのは登山のおにぎりに入れるくらいなものだから、これ以上つくっても在庫がふえるばかり。そこでこの年は休むことにした。

在庫の量からすればあらたに作る必要はない。それほどまであるのになぜ作るのかといえば、なんとわが家の梅の木が今年は狂ったのかと思うほどたくさん実をつけたからだ。

この梅の木、品種は白加賀。35年ほどの付き合いになるのだが、これほど大量に実をつけるのをはじめてみた。腐らせて無駄にしてしまうのはもったいないので、それなら梅干しにでもしてみるかと。

わが家の白加賀を梅干しにするのは初めてのこと。これまでは南高梅と曽我十郎を買って漬けてきた。いろいろな梅をつかってきたが、結論は表面が無傷のもので茶色い斑点がなく、1キロ千円ぐらいのものを買うのがベスト。原材料がいいものなら初心者でも失敗なく作れる。安いからといって手を出すと後悔する。わたくしがそうでだった。

6月20日に1個1個、手でもいだ。青梅の状態では梅酒にするには最高だなと感心していたのだが、熟してくるとキズや茶色い斑点があるものがかなり多い。殺虫殺菌など一切しないでほったらかしにしておいたのだからそうなってもふしぎはない。これなら買ったほうが手っ取り早く無難かなと思ったほど。

しかしわが家の梅をはじめて梅干しにすることを思い立ったのだから、ここは初志貫徹。少々のキズと斑点はあるのだがやってみる。まだ一部が青い部分があり黄熟していない。すこしのあいだ追熟させることにした。

6月24日朝、追熟に時間がかかった。このあたりで漬けることにした。多く漬けたところで食べないから、さらに選り分けて2キロばかり漬けて楽しむことにした。梅がかなり残った。

梅干しは18%の塩分で漬けている。1キロの梅を180グラムの塩で漬ける。2キロ漬けるから塩は360グラム。3~4日後には漬け汁が落としふたの上まで上がってくるだろう。これを確認できれば安心する。梅雨が明けたら土用干しだ。この土用干しがのんびりした感じがあって一番楽しく、梅干しづくりのハイライト。

わが家の梅を使っての梅干しづくり。どう漬けあがるのか随時記録していく。


      
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6月20日、うきうきとこころはずませてラズベリーのジャムづくり

2021-06-20 | ジャム

わたくしの好きなジャムズづくり

6月7日の梅ジャムに続いて、6月20日にラズベリージャムを作った。

ラズベリーは6月5日から摘み始め、ジャムをつくるのを楽しみして、毎日のように少しずつ摘んでは冷凍してきた。昨19日までの総量は1,500グラム。

これぐらいいあればいいだろうとジャムづくりに取り掛かる。昨晩に冷凍庫から取り出して解凍、今朝は早起きしてジャムづくりに取り掛かった。ようやくその日を迎えることができた。思い入れがあるジャムだけに、うきうきした気分で台所に立ち、こころがはずむ時間であった。

ジャムづくり35年のなかで一番好きなのがこのジャム。30年ほど前に短期間栽培したことがあり、再度作りたい一念で一昨年から栽培をはじめ、昨年は250mlの瓶に1本と半分のジャムがとれた。感激だった。まるで長年恋ごころを抱き続けたひとに再会できたような気分になったものである。

ラズベリージャムの作り方はいつもこうだ。
1、前夜に冷凍庫から出し砂糖をざっとまぶして解凍をはじめる。

2、翌朝に火にかけて果実を煮る。
3、やわらかくなってきたら、濾し器で濾してタネを取りのぞく。
4、砂糖を加えて煮詰めていく。

市販のラズベリージャムにはタネを入れたままのものが多い。タネはかなり小さい。タネ入りかタネなしかは好み。わたくしはタネが気になり、舌触りが悪いからタネを除いている。

いよいよ砂糖を加えて煮詰めていく。仕上がりの状態は食パンに塗るためややゆるめにしたい。ラズベリーはペクチンが多く煮詰めると固くなりがちだ。鍋の状態を慎重に見極めて火を止める。いつもこの瞬間は真剣になる。

冒頭の写真が出来上がったもの。250mlのガラスのジャム瓶に3個弱とれた。どうもラズベリージャムの本来の色が出ていない。天気のせいか。細い雨が降っていて天気が悪い。太陽の光があれば、あざやかな色が出るのだが。昨年作ったものを下に参考までに。実際にはこんな色に仕上がっている。


ラズベリーを摘み終えたところで、交替するかのようにこんどはブラックベリーが黒く熟してきた。昨19日から摘み始めている。つぎはブッラクベリージャムづくりとなる。


      
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サヤインゲンーかなり地味だが、このところ重宝してよく食べる

2021-06-19 | インゲン

6月は葉物の収穫がない。キャベツもレタスも終わった。いまあるのはタマネギが少量と、根菜のジャガイモとニンジンだけ。7月に入ると枝豆が取れるが、これからの夏は果菜類が中心となる。これらもしだいに取れだしたもののまだ少量だ。わが菜園の6月は意外と収穫物がないのである。

こんな状況だから、春ネギはまずくていけないといっていたくせに、知り合いの農家からいただくネギはおかずに結構食べた。大きに助かった。それだってもうおしまい。

この菜園の窮地?で登場するのがサヤインゲン。いまこれがあるだけでおおいに重宝している。茹でても炒めてもおかずになる。いまのサヤインゲンは筋がないから下処理が楽だ。

育てているのはツルなしインゲン。支柱を立てるのが面倒だからと、このところツルありをやめてツルなしを育てている。

ツルなしはかなり地味な存在だ。丸まってこじんまりと生きている。つるありインゲンなら空に向かって伸びてそれなりに存在感をしめしているのだが、ツルなしはどうも目立つ存在ではない。

地味でも目立たなくても、いまかなりの量が取れる。現在9株ある。これでも多いくらい。できるだけ若どりしている。というのも放っておくと虫が侵入し食害される。その前に収穫しておかないといけない。

以前にツルありを育てていた経験からすれば、ツルなしは収穫期間が短いように感じる。根拠はない。最盛期を過ぎればすぐにおしまいといった感じだ。たぶん今週中にそうなる。それを見越して後継として再度タネをまいていま8株ほどを育てている。7月にはいるとまた取れ出すだろう。

最盛期のいま、食べるのが追いつかない。もったいないので残りはさっとかために茹でて冷凍している。


      
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6月15日にトマトとナスの初どり

2021-06-16 | ナス

6月15日、トマトとナスの初どり

コロナワクチンの1回目の接種(73歳の男性高齢者)
6月13日 接種。注射嫌いだからいえるのだが、これほど無痛の注射は生まれて初めて。
6月14日 朝から接種を受けた部分に鈍い痛みを感じる。大概の人がそうなるという。
6月15日 朝には、接種を受けた部分の鈍い痛みは消えた。副反応は自覚できなかった。やはり安心する。

菜園に夏が来た。10日のピーマンとキュウリに続いて、15日にはナスとトマトの初どりができた。これで夏野菜の定番野菜が出そろった。関東は14日に梅雨入りしたが、菜園はすでに夏、この4つ野菜が初どりできると、そんな気分になる。

ナスは6株、トマトは8株育てている。いずれも売っている苗を買って植えつけたもの。タネから育成すると愛着がでて、失敗しないで立派に育ててやろうという意欲がわくのだが、買ってきた苗にはそれほどの執着はないからふしぎだ。

ナスは千両2号が4株、長ナスが2株。生育が思わしくない。ナスを育てるにはそれほどの世話は必要ないから苗が悪かったのかと。不安を持って眺めていたのだが、ここに来てやっと少しずつ元気になってきた。そこに最初の1個の初どりである。

トマトはことしは大玉を作らない。中玉が4株、ミニが4株。ミニは品種が4種類。中玉のほうが先に赤くなり、こちらも最初の1個がとれた。まめに誘引してはわき目をかいている。

この4つの野菜はいずれも簡単に育てることができる。経験値はそれほど必要としない。ナスだけが素直に育ってくれない年がある。

ここにきて本来の作業はほぼ終わった。あとは生育を見ながら世話をしていくだけとなり体が楽になったのだが、6月から7月にかけては厄介な作業がある。

雑草取り。これも農作業のうちとわりきって、腰を落としても黙々とやっていく。雨が降るたびに生えてくる。まめにやるのが肝心だが、さぼると雑草が大きくなってしまい、除去するのが大変になる。小さいうちと心がけているが蒸し暑い中ではかなりの汗を流す。

日が長くなった。このところ朝起きして、きびしい日差しを避けるため8時半ごろまでには作業を終えるようにしている。早起きが習慣となり夜10時には就寝。老人は朝が早いというが、気がつけばその仲間入りをしたようだ。


      
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ジャガイモ4種類ー6月10日に残りアンデス赤とデジマを収穫

2021-06-14 | ジャガイモ

6月10日収穫のアンデス赤(上)とデジマ(下)

昨6月13日にコロナワクチンの1回目の接種をした。翌日の今朝、接種を受けた部分に鈍い痛みを感じるだけで、いまのところこれといった副反応はなく安心している。

ジャガイモー6月8日の男爵とメークインに続いて、10日にアンデス赤とデジマを収穫した。植えつけた種イモはこちらも同じく各1キロ。

6月8日の時点で、アンデス赤とデジマの収穫は1週間後と踏んでいたのだが、2日後に掘り出してしまった。いつもながらのせっかちがそうさせた。

出来具合は、男爵とメークインと同じく豊作でも不作でもない「普通よりややいい」という結果になった。これまでの経験でいえばこの評価はかなりいい。男爵やメークインとくらべて収量が少ないのはいつものことで、春作でこれだけの収穫があれば満足である。

この両者を春作するのは、秋作の種イモを得るため。食料とするよりも種イモをとるのが目的。このため大きいサイズよりも、40から50グラムほどの小ぶりの、種イモとして使えるサイズがいい。といっても種イモとして使う個数はたかが知れているから、食料としての大きなサイズができるのは大歓迎である。

昨年の秋作で12月に収穫した両者にまだ在庫がある。芽かきしながら食べてきた。いまでも食べられる。だが新ジャガがとれたのでここで新旧交代となる。新ジャガを見ればこちらが食べたくなるのはどうしようもない。

秋作では、春作で得た両者の種イモを9月初めに植えつける。6月に収穫したものを9月初めに種イモとして使うのだから、いかに両者の休眠期間が短いかがわかる。わが菜園では、アンデス赤とデジマは2期作の品種としてすっかり定着してきた。


      
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6月10日、キュウリとピーマンに最初の1個が

2021-06-13 | キュウリ

6月10日、キュウリとピーマンに最初の1個が

73歳、コロナワクチンの1回目を接種してきた。ほんとにうったのと思うくらい無痛だった。2回目は3週間後の7月初めになる。これで安心して夏山に行けるかなと、それがいま一番の関心ごと。

5月の2回の登山ではどちらも8時間ほどほぼ休むなく歩いた。こんな登山がまだできるのはうれしい。昨年ぐらいからか、ゴールまじかになると、きまって膝の痛みを感じるようになった。想定内だがやはり寄る年波には勝てないと実感する。そこで助けになるのかどうか、膝のサポーターをスポーツ店で試着した。この年になると膝の痛みで立ち往生する事態はかなり現実的と思える。ザックに入れておくといざとなっときに安心できるかなと買うことにした。

ピーマンとキュウリを各1個初どりした。なんともささやかなる収穫だが、これが最初の一歩になる。

特にキュウリはこれから盛りを迎えると手がつけられなくなる。これでもかと多く取れる。食べきれない。それに取るのを逃すと、へちまみたいに大きなのが出てくる。

そんなことを毎年繰り返している。それを避けるには株数を減らすほかないのである。わかっていながら毎年同じことを繰り返してきた。ことしこそは株数を減らすんだと自分いいきかせていたのに、いまいちどに5株を育てている。これではことしも始末がおえなくなる。経験から学んで実行する能力が欠如しているのではないかと思ってしまう。

頭で描くキュウリ栽培の理想の姿とはーまず2株を植えつける。これの盛りを過ぎるころあいを見計らって、あらたに2株を用意して植えつけ、収穫が途切れないようにスムーズにバトンタッチさせる。これが意外と難しい。次の2株のタネまきをいつにしたらいいのか、かんたんのようだがいつも空白ができてしまう。キュウリの盛りは短い。3回ぐらい順番に植えつければ夏のあいだ食えるのだが。これがなかなかできないでいる。

キュウリの最初の1本はいつものように味噌をつけて食べた。10カ月ぶりになるのか。うまかった。口にしたときの清涼感といったらなかった。


      
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6月9日に春まき夏どりニンジンの初どり

2021-06-10 | ニンジン


6月9日収穫の春まき夏どりの5寸ニンジン
左端1本を除いて形と大きさがそろっている

6月9日に春まき夏どりの5寸ニンジンを初どりをした。じつにすばらしい。なにがそうなのか。無作為に9本引き抜いて、一様にサイズがそろっていることだ。9本のうちサイズが小さいのは1本だけ。あとはすべてそろっている。こんなことはめったにない。つくっている本人がそう感心しているのだから世話がない。

家庭菜園ばかりでなく農家もそうだが、ニンジン栽培はむずかしい。家庭菜園で真っ当なニンジンを作っているのをみかけるのはあまりない。たいがいは発芽がそろわず、生育不足で、それにサイズがまちまちだ。

もちろんわたくしもかつてはそうであった。失敗の連続だった。試行錯誤していくうちにしだいにコツをつかみ、自分なり工夫を加えて、いまでは失敗はなくなった。この10年ほどはうまくできて当たり前の野菜になっている。やればできるものよと自分でも思う。

ニンジンは春まき夏どりと夏まき秋冬どりの年2回つくっている。味は後者のほうがよく、秋冬の時季だから根菜はよく食べる。春まき夏どりは100本、夏まき秋冬どりは150本つくる。

春まき夏どりはそれほど食べる機会がない。100本はつくりすぎだ。収穫しないで放置しておくと裂けて無駄にしてしまうことが多い。そうならないよう早く食べようと思うのだが、ニンジンの大量消費レシピで気に入るものをさがすのはたいへんだ。それでもニンジンを使う機会はかなり増えた。冷蔵庫の野菜室にはいつもある食材になっている。


      
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ジャガイモ4種類ー6月8日にまずは男爵とメークインの収穫

2021-06-09 | ジャガイモ


上が男爵、下がメークイン

6月8日、栽培しているジャガイモ4種類のうち、まずは男爵とメークインを収穫した。ほかのアンデス赤とデジマの収穫はまだ地上部が枯れていないので収穫は1週間後になる予定だ。

出来具合を見る基準は人によって異なるだろう。栽培していると豊作と不作を経験する。両方を見ているから、豊作でもなく不作でもない、「普通」であれば満足する。

今年はとなると、豊作、普通、不作で分類すると、「普通より少しいい」という評価かなと思う。こんなもんだろうと納得している。自分ではいいほうだろうという評価である。

4種類の種イモはいずれも1キロ、合わせて4キロ植えた。40~50グラムに分割するから1種類につき種イモは20個から22個ほど取れる。

男爵とメークインの種イモは今春に種苗店で購入したもの。このふたつは芽出しをしてから植えつけているから収穫も早い。

一方、アンデス赤とデジマは昨年12月の秋作で収穫したものを種イモとして使っている。どうしても出芽が遅れる。取れるのも遅くなる。だが間もなく収穫の見通しだ。

さっそく収穫したその晩に新ジャガのメークインでポテサラを作った。サイズの小さいものは捨てないでポテサラに使う。ジャガイモのレシピのなかで一番食べるのがポテサラ。これをあきもしないで毎朝、食パンに厚く重ねて食べている。

個人としてはかなりの消費量になる。常備菜となっている。在庫を切らさないよう春作と秋作の二期作を行い、新鮮なものを食べられるよう努めている。


      
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6月7日に梅ジャムづくりーかなり酸っぱいのが好き

2021-06-08 | ジャム

わたくしの好きなジャムズづくり

毎年恒例の梅ジャムを6月7日に作った。ジャムの容器はいつも250mlのガラス瓶。これにちょうど3個とれた。

いつもより少ない、梅ジャムは好きだからもう少し作ろうか。いや保存の冷凍庫がすぐに窮屈になるからことしはこれだけでやめておくことにした。

6月6日付の記事でラズベリージャムが、まもなく作れそうだとが書いたばかりのその日の夕方のこと。ウォーキングの帰りに菜園近くの知り合いの農家の庭先を見ると梅が落ちている。数日先かなと思っていたのだが、すぐに拾って帰ってきた。

農家の庭にはたいがい実梅の木がある。かつてはこれを食べていたはずだが、いまはどこでも放ったらかしで腐らせるばかり。ありがたく頂戴してくる。

梅ジャムに使うのはもっぱら豊後梅。大実だから皮がむきやすい。南高梅や白加賀はやや小ぶりのため敬遠する。

その日の6月6日、夕ご飯を食べたあとに、明日にすればいいものをせっかちだからすぐにジャムづくりの下処理に取り掛かる。1個1個の皮をむき、これをゆでて、濾し器で濾すところまでしておく。

翌7日は砂糖を入れて煮詰めるだけ。酸っぱいのが好きだから、砂糖はかなり控えめ。大方がこのジャムは酸っぱすぎると思うぐらい酸っぱいはずだ。

いつもここから緊張する。30数年もジャムづくりをしているのに、火を止めるタイミングをいつにするかいつも迷う。というのも材料によってタイミングが違うからだ。梅ジャムは煮詰めすぎないように、ややゆるい状態で火を止める。ゆるすぎるかな、もう少し煮詰めようかと自問自答しながら完成する。いい色に仕上がったようだ。

作り方は毎年同じ。変えようがないほどこれでやっている。
1、皮をむく。完熟よりは半熟のほうがむきやすい。
2、たっぷりの水でゆでる。アクがどんどん出てくる。びっくりするほど出てくる。これをすくいとる。
3、アクがほとんどなくなったところで、濾し器で濾す。残ったタネは捨てる。
4、砂糖を加えて煮詰める。梅ジャムは煮詰め過ぎるとがちがちに固くなる。ややゆるめで火を止める。


      
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6月5日に冬ネギ(根深ネギ)の定植ー毎度のことながら重労働だ

2021-06-07 | 冬ネギ

6月5日に冬ネギ(根深ネギ)を定植した。6月末から7月初めがその時季になるのだが、今年は少し早くした。梅雨に入る前にやってしまおうと。

冬ネギは昨年10月にタネをまき、冬を越して3月11日に一回目の植え替えをした。それを今回定植する。土寄せをしながら葉鞘部を伸ばし、収穫は11月からになるのだが、うまいのは1月と2月だ。

昨年10月にタネをまき、育成してきた冬ネギ(根深ネギ)の苗

冬ネギの定植で一番つらいのが、20から30センチの溝を掘ること。つぎに一本一本、腰を落として植えつけていくこと。土寄せしながら葉鞘部を伸ばしていくのであからかじめ植えつけるときに深く溝を掘る必要がある。家庭菜園では管理機などないからスコップと鍬で掘る。

冬ネギの定植は重労働だといつも実感する。といっても若いときはそれを感じなかった。73歳のいまは毎年その労働を厳しく感じる。70を過ぎるとこうなるだろうと予想していたことだが、加速度的に体力気力が衰えていくのがよくわかる。

ネギ栽培の農家は規模が大きいだけに植えつける本数も多く、かなり大変だ。最近は機械化が進んでいる。自動的に植えつけていく。えっと思うほど短時間ですむ。それにくらべたら小さな菜園の作業なんて大したことはないのだが、手作業でするしかないのだから、それなりに厳しい。

ことしから栽培面積をぐっと減らすことにした。例年の半分以下、120本ほど植えつけた。これまでが作りすぎていた。これぐらいでちょうどいいのかもしれない。たったこれだけの本数でも、ひざと腰をかばいながらの作業になる。1週間前の登山の疲れがいまだに残っている。

すべてを定植し、一直線に並んだネギの姿を見ると、ささやかながらも労働の成果を確認できる達成感と、やれやれやっと終わったという疲労感、というとなんとも大げさな表現になるが、それに近いものを感じるようになった。本数を減らして正解であったと思いながら。


      
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ラズベリーを6月5日に初摘みージャムづくりが楽しみだ

2021-06-06 | ジャム

6月5日に初摘みしたラズベリー

6月はジャムづくりの季節。まずはベリー類のラズベリーとブラックベリーのいまを。

ラズベリーが赤く熟し始めてきた。6月5日に初摘みをした。といっても初日はわずかばかりの数しかない。

収穫するほうからすれば、一斉に熟してくれて、一気に取ってしまえれば楽なのだが、そうはいかない。少しずつ少しずつ熟していくから、そのつど取らないといけない。面倒といえば面倒なのだが、その手間が楽しい。というのもラズベリーのジャムは一番の好みだけに、摘み取りそのものがなんともうれしいのである。

摘むたびにジップロックに入れて冷凍庫へ。少ない量ながら毎日摘んでいくと、ジップロックはしだいに膨らんでいく。摘み取りが終われば、ジャムにする。

ラズベリーは一昨年に、ブラックベリーは昨年から栽培をはじめた。楽しみが増えた。ラズベリーは植えつけた翌年から収穫ができて、念願のジャムを作ることができた。

ブッラクベリーは昨年植えつけた。今年から収穫できそうですでに実をつけている。熟するのは6月末から7月初めか。

ラズベリージャムは今月中に、ブラックベリージャムは7月上旬にはできるはずだ。

6月5日現在のブラックベリー


      
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2021ソラマメー食べつかれ食べあきて、自家採種へ

2021-06-03 | ソラマメ


毎日、毎日、茹でては食べていた

自家採種のため莢が黒くなるのを待つ



ソラマメは5月15日に初収穫。それから日々食べ続けること半月。さすがに食べつかれ、食べあきてきた感がある。ソラマメも自分の役目がそろそろ終わったと感じたのか、ここにきて熟して莢が黒くなってきた。これをタネとしていま採取している。

栽培面積を減らしたにもかかわらず豊作だった。食べるのが間に合わない。知人にわけたり、冷凍保存しても追いつかない日々だった。初収穫は莢つきで13. 5キロあり、2回目以降は量らなかったが、最終的には全部で30キロぐらいになったのではないか。かなりの豊作だったといえる。

仕上げはタネの自家採取。これを忘れてはいけない。豊作のときこそ自家採種の量を増やす。いつ不作に見舞われるかわからないからだ。ソラマメのタネは3年は保存可能だ。それは実証済み。ことしはかなり多く自家採種できるし、そうすることにした。

自家採種は毎年同じ手順だ。莢が黒くなったものから順次もぎ取って、なかの豆を取り出す。莢を乾燥させると割れやすく作業がスムーズだ。

採種は2回に分けて行った。

これが1回目の採種。黒くなった莢から豆を取り出して、2、3日天日にあて乾燥させる。それを保存容器に入れる。密閉した瓶でも虫に食われることがある。それを防ぐためトウガラシを入れておく。これは知り合いの農家におしえてもらった。たしかに食害がない。
知り合いの農家では、莢ごと乾燥させてそのまま保存している。莢のままだとかさばるからわが家では豆を取り出して保存している。これまでの経験でいえば、これで豆の質も発芽率もまったく問題はない。



2回目の採種。

かなりの量の種を得ることができた。1回目のタネは1000グラム、2回目のタネが700グラム、合わせて1700グラム。さすがに多すぎた。

初収穫から自家採種までほぼ半月。栽培期間は長いのだが、食べるのはあっという間であった。


      
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ニンニクを3株いただいた・・・匂いと臭い

2021-06-02 | その他

本6月2日午前8時ごろに、WEBでコロナワクチン接種の予約ができた。1回目は6月中旬、2回目は3週間後の同じ曜日で7月上旬となった。いずれも自宅から近い病院を選んだ。せっかちだから、やれることはすぐにやる。

ニンニクの収穫時期。知り合いの農家から3株いただいた。感心するほど大きく立派な出来である。

30数年家庭菜園をやっているがニンニクは作ったことがない。周辺のニンニク栽培を見ていると、大きなニンニクを毎年作るのはかなり難しそうだ。出来不出来は茎を見ればすぐにわかる。太いものは大きく、細いものは小さい。たいがい茎が細いものは鱗茎が小さい。いただいたような立派なものは滅多に目にしない。

ニンニクを作らないのは、一に好みの問題に尽きる。嫌いではない。むしろ好きなほうだがあまり食べない。きついにおいが苦手だ。

ニンニクは、心地よく「匂う」ときと、不快に「臭う」ときがある。なんでもそうだが程々がよく、多く使うレシピは好きになれない。あまりににおいがきついのは「臭い」、「悪臭」と感じるときさえある。

いまはカツオのシーズン。ニンニクのスライスを添えて食べている人を見ていると目を背けがちになる。あれはうまいのだろうか。そうやって食べたことがない。

そこで昨晩はカツオのタタキを買ってきて、生ニンニクを添えて食べてみた。予想通りというか、やはりニンニクのにおいが勝ちすぎてカツオの味がしなかった。3切れだけ食べてあとはおろししょうがで食べた。包丁からまな板までニンニク臭くなって往生した。

餃子もそうだ。餃子は好きだが、これもあまりにニンニクが強すぎると敬遠する。店内がニンニクのにおいでむせるほど、店中にしみついてしまっている餃子店だってある。こちらにまでにおいが移ってしまうのではないかと心配してしまう。

菜園の近くに300本以上のニンニクを栽培しているひとがいる。農家ではない。家庭菜園でこれだけの量を作っている!
わたくしより年上で75、6歳ぐらいの本人いわく。
「健康のため毎日食べている」
その姿を想像する。そんなに精をつけてどうするのだろう。
傍らで作業をしている奥さんに尋ねた。
「奥さんも相手しているのですか」
「私もそうしています」

体内がニンニクのにおいで充満していそう。体外にしみ出しているのでは、と失礼ながらそう思ってしまう。

すべては好みの問題、とわかっていても面白い。

ふだん食べないわけではない。たまに買う。ペペロンチーノを作るのが目的だ。残りは使われることなくいつまでも野菜室に置かれる運命にある。

いただいた生ニンニクの鱗片をひとつ取って、さっそくペペロンチーノを作った。春キャベツとキヌサヤときのこを入れて。昼食はいつも麺類である。スパゲティもそのひとつ。ペペロンチーノばかりでなく、ほかのものもいつの間にかうまく作れるようになった。ただし味は毎回違う。それが持ち味。

これが春キャベツとキヌサヤときのこのペペロンチーノ


ついでに、ニンニクは使わないが、このところよく作るのが、ネギたっぷりのスパゲテイ。ネギは冬ネギしか食べないのだが、知り合いの農家から春ネギをたくさんいただいた。いつものように大量消費レシピを検索して、これならと作ってみたら、これがわたくし好みの味であった。

ネギを大量に切ってゴマ油でいためる。そこに鰹節を加える。茹でたスパゲテイを入れて、醤油と白ごまを加える。



これがネギのスパゲテイ。どうみても焼きそばだろう。たしかにそうみえる。しかし正真正銘のスパゲテイ。さっぱり食べられて好みの味である。


2021年の読書

2021年5月の読書
・続・用心棒( デイヴィッド ゴードン著、 青木 千鶴 訳・早川書房)   
・用心棒(デイヴィッド ゴードン著、青木 千鶴訳・ 早川書房)
・特捜部Q―アサドの祈り( ユッシ エーズラ・オールスン著、吉田 奈保子訳・ 早川書房)

2021年4月の読書
前月の続きで島尾敏雄の「死の棘」を読んだ。感想はといってもすぐに言葉がみあたらない。読み始めてすぐにミホの言葉がいちいち胸に深く突き刺さった。いまさらわが身を反省しても遅いのだが。「パディントン発4時50分」は若いとき読むつもりでいたのを何十年後の白髪の年寄りになったいま手に取った。

・パディントン発4時50分( アガサ クリスティー著、 松下祥子訳・ハヤカワ文庫)
・レストラン「ドイツ亭」(アネッテ・ヘス著、森内薫訳・河出書房新社)
・死の棘(島尾敏雄著・新潮文庫)

2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。

・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)

2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。

・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房) 
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋) 
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)  
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)  
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス(  長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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