30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

この冬も切り干し大根づくりー日差しを浴びてのんびりとゆっくりと

2024-01-09 | ダイコン

冬の間、まめに作っている切干し大根(1月6日)

切り干し大根作りの光景は見ているだけで心が和む。このようにのんびりとくつろいでいたくなる。正月三が日に起きた惨事を見る気分とは対極の世界にある。当事者であったらいまごろの自分はと考えてしまうのだが、空回りするばかりだ。

切り干し大根は冬に毎年作る。12月から1月の間に行う。大根は年末にすべてを引き抜いて、土の中に貯蔵している。2月中旬にもなると地温が上がって腐ってくるからそれまでにできるだけ食べるのだが、間に合わないでいつも無駄にする。

腐ってダメにするくらいならと、早めに切り干し大根にする。一度に多くを処理できないから、気が向いたら2本ばかり持ち帰る。皮をむいて千切りにして干すだけ。

段取りは慣れたもので面倒とは思わない。2本の大根を千切りにして干すまでの時間は30分もかからないだろう。それを濡れ縁に置いて日に当てる。

干しあがるまでに約1週間。しかし天候に左右される。風が強いと早く仕上がり、風がないとできるまでに時間がかかる。びゅうーびゅうと北風が吹きまくるのがいい。

12月から1月の間、切り干し大根はまめに作る。作りすぎることはない。年中食べているからである。むしろ足りないくらいだ。

冒頭の写真。左側は仕上がりまじかのもの、右側は干したばかりのもの。竹ざるにすき間なく並べても乾燥するほどに収縮してすき間だらけになる。

これを見て我が頭のようだと。この2年ほどで急に頭髪が薄くなった。いやになるほど豊かな髪だっただけに、よもや死ぬまで禿げ頭になることはないと思っていた。しかしこのまま髪の毛が抜けるようだと、かなりの面積が空き地になってしまいかねない。たぶんそうなるだろう。


登山と菜園のページ

気まぐれ山旅リポート 

ようこそ!ビッグファームへ 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月上旬まきダイコンを11月19日に収穫、シンクイムシには手を焼いた

2023-11-21 | ダイコン

ニンジンに続いてダイコンを収穫。いつものように9月上旬にタネをまいた。ところが9月に入っても暑い。やはりというか、シンクイムシが大暴れ。防虫ネットなしのところは、いずこも食害に遭って無残な姿になり、まき直しをせざるを得なかった。

わが菜園はタネまきから防虫ネットをトンネル掛けしたが、それでもすくなからずシンクイムシの犠牲になった。生長点を食害されるとお手上げだ。そのままにしても生育はかなり遅れてしまう。再度タネをと思ったが、被害に遭ったのは一部だけなのでそのまま育てることにした。

その後も防虫ネットをしているのにつぎつぎと虫が。手が焼けた。これではたまらない。ついに殺虫剤を散布せざるをえなかった。ダイコンは手がかからない。それがこの秋はどうも勝手が違った。ダイコンばかりでなくすべがそうだった。

自然には逆らえない。やっと平年並みの気温に戻ると元気を取り戻したのだが生育が遅くてなかなか太くならない。試しにと引き抜いてみたが、やはりそうだった。もう少し待てばいつもの太さに育つはずだ。待とう。

作るのは毎年「青首耐病総太り」ばかり。冒頭の写真のとおり、ことしは2種類を作ってみた。上のほうがはじめてのもので、寸足らずで小太りの品種。

ダイコンは食べきれない。そこで厳寒期の1月と2月に切干し大根作りに励む。切干し大根はよく食べる。いくらあってもたりないくらい。2020年からは12月から行っている。ことしはさらに早く、いい天気がつづきそうなのでいまから始めることにした。

11月20日の切り干し大根

 


登山と菜園のページ

気まぐれ山旅リポート 

ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブはやさしい。千枚漬けに、葉っぱはふりかけに

2023-11-13 | ダイコン

きのう12日は寒かった。急にこんなに寒くなるとは。体が対応できない。すぐに炬燵を出した。暖房はこれに限る。このぬくもりがいちばんくつろげる。

11月上旬は夏日が続いた。おかげで野菜の生育はいい。ありがたいのやら困るやら。そこに寒波が当然襲いかかってきたといった感じである。

今回はカブの出番。滅多にこのブログには登場しない。あまりにも地味すぎて書く材料がないのである。だからといって粗末にしているわけではない。カブはしっかり食べている。そのやさしい味がいい。地味だが滋味だ。年を取って知るカブのうまさ、とでもいおうか。

9月末にタネをまいた。11月初めから収穫できている。小さいタネはつい厚めにまいてしまい、密になる。カブは間引きが肝要。それを怠ると大きくならない。それを承知しながらついさぼってしまい、気が付いたら小カブばかりということもあった。

カブは、おもに千枚漬けにし、葉っぱはふりかけにしている。

カブは栽培してもあまり食べないでいたのだが、一昨年から千枚漬けを作るようになった。千枚漬けといえばお土産でいただくことばかり。ついぞ自分が作れるとは思っていなかった。レシピが新聞に載っていた。そのとおりに作ったところこれがうまかった。そこで毎年作るようになった。今回は3個。そのうち2つは生育がよすぎて10センチもある。ここでスライサーが活躍する。千枚漬けが簡単に作れる。一晩冷蔵庫に入れて味をなじませたら食べはじめる。

葉っぱは捨てないで“ふりかけ”にしている。作り方はダイコンの葉っぱのふりかけと同じ。茹でてから小さく切り炒めるだけ。カブの葉っぱでつくるようになってからは、ダイコンの葉っぱよりもうまいと感じる。

どちらも鷹の爪をいれる。辛みがないと物足りない。これが飲んべえには味のポイントになっているのかなと思う。どちらも酒のつまみになるし、ふりかけはもちろんご飯の友にもなる。


登山と菜園のページ

気まぐれ山旅リポート 

ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブ・厳寒期の1月下旬が旬の野菜たち

2023-01-22 | ダイコン

極寒期の1月下旬が旬の野菜たち。根深ネギ、ブロッコリー、チヂミホウレンソウに続いて4回目はカブ。

葉物ばかりでなく根菜も旬になる。ダイコン、ニンジン、カブ。いずれも1月に入ると寒害に遭って傷む。ダイコンとニンジンは年末に引き抜いて畑の土の中に保存してあるが、カブはそのまま畑に残してある。さすがに寒さに遭って痛々しい姿だ。葉の緑は少なくほぼ枯れて、白い肌は汚く見える。

年を越すと、カブは防寒対策をしないと寒害に遭うのはわかっているのだが、そのままにしておく。寒さのおおかげでかなり甘くなり食感もやわらかくうまくなる、とそう思い込んでいるところがある。

カブの旬は11月から1月。年内のものはややかたくゴリゴリ感が少なからずあるのだが、年を越すとなんともとろりとした食感になる。

周囲の農家ではカブ栽培が盛んだ。ところがだいがいは年末までに出荷してしまう。いまはほとんど畑にその姿を見ることはない。見た目が大事だからと年内に出荷してしまうのだろうか。

カブは作ったものの、実はあまり食べない。もったいないのでネットでレシピを見るのだが食指を動かすものがない。そのなかに、めんつゆの素を入れるだけ、というレシピをみつけた。5ミリぐらいの厚さに切ってジップロックに、そこにめんつゆを入れる。それだけ。酒のつまみによく、2度、3度作ったから気に入ったのだろう。

ふと思い出した。なんでもかんでもすぐに忘れる。そうだ千枚漬けがあったと。これは昨冬に作って当たりだった。これも酒のつまみになる。
カブ2個、酢(米酢)大さじ3,砂糖大さじ3,塩小さじ1と1/2 昆布8センチ角、赤唐辛子1本。ジップロックに入れるだけ。とにかく簡単手軽にできるのがいい。


登山と菜園のページ

気まぐれ山旅リポート 

ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年の瀬恒例の切り干し大根づくり

2022-12-24 | ダイコン

切り干し大根づくりーまずは2本を

ダイコンが立派すぎるほどまるまる肥えている。数年前から作りすぎないよう数を制限しているのだが、それでもこの冬も持て余しそうだ。毎年こうなる。そこで残して無駄にしないよう切り干し大根づくりに励む。

厳寒期の1月と2月に行ってきたが、一昨年の2020年からは12月から早めに行っている。

週間予報をみるとこの先、今年いっぱい晴れのマークが続く。切り干し大根づくりのチャンスだ。しかし年を取って、以前のように一気呵成にはやれなくなった。

そこでこまめに作っている。まずは大きく育っているダイコンを2本とってきた。この時季になると切り干し大根づくりのスライサーというかカッターの器械がほしくなるのだが、物色しても気に入ったものがない。

そこでことしもすべて千切りにするのは手作業になる。2本ぐらいならたいして時間がかからない。これから気が向いたら切り干し大根を作っていく。かなり作る。

23日は晴れた。早速、千切りにした大根をざるに広げる。晴れて風が強ければ1週間ぐらいで仕上がる。お天道様と風だのみである。

切り干し大根はよく食べる。ジップロックに収めて冷蔵庫に入れておくといつの間にかなくなる。よく食べるよなと思ってしまうほどに。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋冬野菜が続々とー11月24日にダイコンとカブの収穫

2022-11-26 | ダイコン

続々と秋冬野菜の収穫ができている。

こんかいは根菜類が2つ。11月24日にダイコンとカブが収穫できた。

ダイコンは9月5日にタネをまいた。発芽したときにシンクイムシに食害されると、初期生育がかなり遅れるばかりか、まともなダイコンが取れなくなる。そのため10月いっぱいまでは防虫ネットをトンネル掛けしておく。このひと手間でだいぶ違ってくる。

カブは9月21日にタネをまいた。いつもタネを厚くまいてしまう。このため間引きは絶対必要だ。これを怠るとカブがくっついたまま列をなして小さなものばかりになってしまう。最初から一定間隔にまけばいいものだが、これができない。このため初期のうちに思い切って間引きする、と言い聞かせているのだが・・・。冒頭の写真は間引きを兼ねて、大きなカブだけを選んで収穫したもの。

ダイコンもカブもこれから霜が降りてからのほうがうまいと思う。葉っぱのほうはいまが食べごろろになる。厳寒期になると傷んでくる。いまの時期はまだ青々としてしてきれいだ。茹でたうえで炒めてふりかけにしている。熱いご飯にうまい。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間引き菜を食べないダイコンなんてー9月5日タネまき

2022-09-25 | ダイコン

間引き菜を取るためタネは密にまく
見るからにうまそうなダイコンの間引き菜(9月24日)

9月24日に1回目のダイコンの間引き菜が取れた。これからは短期間に2、3度にわたり取っていく。

9月5日にタネをまいた。間引き菜を取るためにタネは密にまく。間引き菜を食べながら、最終的に25から30センチの株間にしていく。

ダイコンはシンクイムシに食害されると生育が止まる。そのためタネまきから防虫ネットをトンネル掛けしている。

間引き菜を取らないダイコンなんてー間引き菜を楽しみにしている。三つ葉のような茎の 繊細な食感を味わうには、大きすぎても小さすぎてもダメ、これまでの経験で微妙な頃合いで取っていく。

今回は本葉が8から10枚程度のところを取った。これを茹でて細かく刻む。醤油を落とし、かつお節をかけて混ぜ合わせ、熱いご飯にのせて食べる。それだけ。世間のグルメにはほどとおく、簡単極まりない。

白いごはんに若い青菜。この彩りが食欲をそそる。そのみずみずしさを楽しむ。晩酌の締めのごはんにはたまらない。短期間限定の間引き菜。そんな粗末なものが好きだというのだから、笑われかねない。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月21日に小カブで千枚漬けをつくる

2022-01-22 | ダイコン


コロナ感染は3年目に入る。いい加減にしてくれと期待していたのに、ことしも収まる気配がない。団塊の世代のわたくしの3回目のコロナワクチン接種は2月上中旬の予定。ついこの間まではわが町の感染者数は「ゼロ」の日が続いていたのに、あっというまに増えだした。
大寒の1月20日に法事のため電車に乗って遠出した。それなりに感染防止対策をしなければならない。いつのまにかマスクを忘れることはなくなった。この時季だけは厳寒期だけにマスクは防寒の役目もしてくれるのはありがたいのだが。ああ、ことしも肩身を狭くして生活しなければならないのか。

小カブで千枚漬けをつくった。朝日新聞の1月21日付の「ごはんラボ」にそのレシピが載っていた。同記事は毎週金曜日の朝刊に掲載される。必ず見ては、自分で出来そうなものはやってみる。この記事のページを毎回切り取って保存する。いまではかなりたまって邪魔になるほど。ネットで見ることができるのに、古い世代はつい切り取ってしまう癖が抜けない。この記事はかなり重宝している。気に入ったレシピはつくるたびに台所でなんども見るから油などですっかり汚れてしまっている。

いまのカブは、寒害に遭って見た目が悪い。でも厳寒期が旬だから一番うまい時季といえる。それを知りながら、小カブのこれといったレシピを知らない。毎年食べないで畑に残したままにしまいがち。ちなみにわたくしの小カブを使っての18番はスパゲテイだ。

それだけにこんかいの朝日新聞の記事はグッドタイミングであった。すぐに4個をとってきて、掲載日の21日につくった。翌日から食べ始めることができるというので22日朝に味見したのだが、まだ味が落ち着かない。

このところ農閑期で暇なものだから、おかずづくりに熱心だ。冬の季節は漬け物のレシピが出るとついつくってしまう。いま大根の甘酢漬けの2回目を仕込み中。これはかなり気にいった。出来立てよりはやや“古漬け”のほうがうまいと感じる。こんな好みだがら、千枚漬けはあしたまで待つことにする。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめて作る大根の甘酢漬けー清酒のつまみにぽりぽり

2022-01-05 | ダイコン


そろそろ漬けあがったかなと大根の甘酢漬け

寝正月もたまにはいいもんだ。すっかり疲れがとれた。毎日が日曜日という生活を送っているのに、疲れはたまるもんだとわかる。この4日間は、あっというまに過ぎた。なまった体を動かすためことしもウオーキングで始動。

ブログのことし初めは大根の甘酢漬け。

年末にいただいたものが清酒に合ってかなり気に入った。ぽりぽりいくらでも食べられる。ちょうど2回目の切り干し大根を干しているところ。ダイコンはまだまだ余ってる。いつも切り干し大根ばかりでは能がない。それなら甘酢漬けを作ろうかと。

教えてもらったレシピがある。念のためにネットで検索してみると、作り方は多々ある。迷う。教えてもらったつぎのレシピどおりに作ることにした。

大根干しあがり 1㎏
つけ汁分量 酢  60㏄
      砂糖 100g
      塩  15g
  
 1、大根の皮をむき、つける容器のサイズ(長さ)に合わせ切る。それを半分か太ければ4分の一に切る。
 2、2~3日天日干し。
 3、酢、砂糖、塩を煮たてて冷ます。 
 4、干し大根を容器に並べ、漬け汁をかける。重石をする。
 5、2、3日で水があがり、上下入れ替える。

大きなダイコンを1本用意した。酢、砂糖、塩とも、レシピ通りでは足りないのではと重量に応じて増量した。

これを4日のあいだ天日に干した。

容器に甘酢を入れて重石をする。

2日ほどすると水が上がってくる。ここで失敗した。予想より水が上がって容器からあふれて、床に広がった。あわてて受け皿となるような鍋を引っ張り出しその中に置いた。4日間も干しているのに大根にはまだこれだけの水分が含まれていたのかと驚いた。

漬けて4日ほどして味見をした。まあまあのできである。ただ、酢が大好きなわたくしには酢が足りなかったようだ。もっと酸っぱくていい。つぎは酢を多めに入れよう。



大事なのは歯ごたえ。首に近いところはかたく、根に近いところはやわらかい。年を取ってかたいものには用心している身には、やわらかいほうが食べやすい。

今晩も清酒のつまみにぽりぽり。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月25日に赤大根を収穫=はじめての紅化粧大根

2021-12-27 | ダイコン

あざやかな赤の大根、品種は紅化粧大根
中身は真っ白

12月25日に赤大根を収穫した。今シーズンに初めて作ってみた。品種は紅化粧大根といって、サカタのタネがタネを発売している。

ダイコンは、毎年作っている青首大根の数量で今季も十分間にあっている。持て余すほどだ。それなのになにを思ったのか、たまにはお遊びもいいかと赤大根のタネをほんのわずかばかりまいた。

赤大根にもいろいろな種類がある。表皮も中身も赤いもの、表皮は赤いが中身は白いもの、表皮は白いが中身が赤いもの。これらすべて赤い大根というそうだ。

紅化粧大根は、表皮が赤で、中身は真っ白。首から先まで全身赤い。それもかなりあざやかな赤だ。ほんのり薄化粧というよりも厚化粧といった感じ。葉柄も付け根から先端まで赤い。葉は緑色をしている。

長さと形は、栽培している青首よりも小さい。冒頭の写真は25センチほど、ずんぐりした形。葉柄が赤いため畑の中でかなり目立つ。

はじめて作ったので食べ方を知らない。いつもようにネットでレシピを検索。赤と白のコントラストを生かした甘酢漬けが多い。紅白だから、これはおせちの一品になるかなと作ることにした。酢は好物で、酢を使ったおかずならなんでも手を出すくらいだから、甘酢漬けも目がない。

薄く切ったのを味見した。辛みはまったくない。甘さを感じる。なんかいい感じ。ただ首のほうの部分は固い。それで下半分のやわらかいところだけを甘酢漬けにした。

紅化粧大根の甘酢漬け

 


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月10日にこの冬1回目の切り干し大根づくり

2021-12-12 | ダイコン

12月10日に竹ざるに新聞紙を敷いてそのうえに

12月12日から新聞紙を取り除き直接竹ざるに広げる

晴天が続くとの予報を見て、12月10日から切り干し大根づくりを始めた。一昨年まではきまって1月に干していたのだが、昨年は12月と1月の2回に分けて行った。この冬もそうするつもりでいる。

1月の厳冬期は切り干し大根づくりに最適である。乾燥した風がびゅんびゅん吹いて、かなりいい出来の切り干し大根ができる。

だが1月とて1週間もいい天気が続くとは限らない。でもまちがいなく晴れの日が続くのだが、それを待てないで12月にやるのは一に超せっかちだからだ。いい天気が続くなら、なにも1月を待たないでやってしまおうということになる。

年を取るとやはりというか千切りが面倒になってきた。それで昨年はスライサーを買った。やはり手で切ったほうが早いことに気が付いた。ことしもスライサーを使わずに千切りにした。

初回は3本のダイコン。長年やっていると包丁さばきもいつのまにかうまくなるもので一気に切り終えた。指先の爪をいっしょに切ってしまうこともあるから、慣れたといっても気が抜けない。

千切りした大根は竹ざるのうえに新聞紙を敷いてそのうえに2日間ほど広げる。水をたっぷり含んでいる大根は、直接ざるに広げると乾燥するにつれてざるにくっついてしまうからだ。

2日ほどしたきょう12日、あらかた水分が抜けている。そこで新聞紙を取り除き直接ざるに広げた。あては天気まかせ。できあがりまでの日数は、お天気しだいで5日から7日で完成となる。

菜園の大根を残して無駄にしないよう始めた切り干し大根づくり。これを始めると本格的な冬を迎える。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月24日に小カブを収穫

2021-11-26 | ダイコン


11月24日収穫の小カブ、今年は形がそろっている

11月24日に小カブの収穫を始めた。かなり地味な野菜だがあればあったで重宝する。

カブは間引きだ、と言い聞かせている。というのもいつもそれをさぼってしまい、その結果はカブ同士が密着して、サイズが大小さまざまでそろわない。タネをまくときにある程度の間隔を開ければいいのだが面倒とばかりについ厚めにまいしまう。

当然ながらこれでもかと多く発芽してくる。見ただけでもう間引きをするのをあきらめてしまいがちになる。間引きをするにしてもあまりに多すぎてつい手を抜くと前述のようなカブができてしまい、毎年のように同じことを繰り返している。

ことしも間引きを忘れそうになった。放ってはおけないので、いつもよりもまじめに間引きに取り組んだ。やはり最後はこれくらいでいいかとやや持て余し気味になった。それでも努力は報われる。サイズのそろったカブができている。やはり間引きだなとそのときは思うのだが、はたして来年はどうなるか。

いまの時季のカブは見た目がいい。葉が青々として真っ白な肌との対比が鮮やかだ。しかしどうもガリガリ感があって苦手だ。あまり食ようとはしない。

できれば1月まで待ちたい。露地もののカブは厳寒期の1月になると見違えるような食感になる。寒さで尾羽打ち枯らしたような姿になりはててしまい、とても食べたいとは思わないし、さすがに露地もののカブをスーパーではまずみないし、だれも手をださないだろう。

そんなカブだが、口に入れると甘味が増してとろけるようなやわらかい味わいになる。これがわたくしの好みのカブ。厳寒期の露地もののカブは菜園をやっていればこその格別の味になる。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイコンの間引き菜でふりかけをつくる

2021-10-16 | ダイコン

10月3日から5日まで北アルプス紅葉の山旅を楽しんだ。5日は涸沢カール。同じこの日にNHKの取材班が涸沢カールの紅葉を撮影していた。ドローンがぶんぶん飛んでいてあわただしい雰囲気であった。その映像が10月17日(日)12:00から13:30まで、NHKBSプレミアムで「絶景満喫 北アルプス 涸沢カールの紅葉」として放送される。NHKも天気と紅葉を見ながら満を持してこの日を選んだのだろうからわたくしもいい日に行ったといっていいだろう。この目で見た同じ日の紅葉をこんどは映像で楽しめる。

ダイコンの間引き菜を利用してふりかけを作った。これがなにかと重宝してこのところ毎年そうしている。間引き菜を取るためにタネは厚めにまき、密に育てる。

頃合いを見ながら間引きする。若い間引き菜は、さっとゆでて、鰹節をかけしょうゆを落として食べる。繊細なシャキシャキ感があって気に入っている。簡単にできて酒の肴にいい。

間引き菜はあくまでも副産物。間引きをしながらしだいに間隔をあけていく。放っておくと肝心のダイコンそのものの生育に影響を与えるから、早めに取らないといけない。

密にまくと、間引き菜は次々と取れる。これを大量消費するレシピがふりかけというわけである。年にいちど作るからレシピはとうに忘れ、そのつどネットで検索するのだが、濃い味がいいのか薄いのがいいのか、好みの味に自在に作れるのがいい。

晩酌の締めに熱いご飯にふりかけてよし、そのまま酒のつまみにしてよし。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太さまちまちの切り干し大根ができた

2020-12-29 | ダイコン

干しあっがた切り干し大根。
右が千切りスライサーを使ったもの、左がいつもように包丁で切ったもの

上が千切りスライサーを使ったもの
下がいつもように包丁で切ったもの

子年ともまもなくお別れです。6回目の年男でした。毎日がコロナ、コロナの騒ぎで明け暮れ最速で過ぎた一年だったと振り返っています。

このブログも満15年。いまや、駄文とはいえ、ネタをさがすのも書くのも、ぼけた脳のトレーニングと思ってパソコンに向かっています。70歳を過ぎてからは予定通りというか、年を取ったなと自覚することが度々になりました。72歳はそろそろ健康寿命ともおさらばのようで、これから先、私も含めた団塊の世代はあと数年で後期高齢者になだれ込みます。あの世にもかなり近くなりました。

このところダイコンの話ばかりが続く。
切り干し大根づくりはいつもなら1月に始めるのだが、ことしは12月から精を出してきた。とくに理由はなくいつもの気まぐれである。

キャロットラペをつくるためあたらしく千切りスライサーを買った。これは大根の切り干しづくりにも使えるのではないかと試しにやってみた。いつもより細く切れた。これでは細すぎるのではないかと思ったものの、まずは千切りスライサーを使った切り干し大根をつくった。手で千切りにするよりも短時間ですんだ。

これは干すほどにさらに細くなる。ちぎれたりして濡れ縁に広げた竹ざるから落ちこぼれてしまう。やはり細かったか。干しあがって、その出来具合は繊細で上品にみえる。

でも切り干しにしては細い気がする。歯ごたえはどうなのか。それならいつものように包丁で千切りしたものもつくることにした。

千切りスライサーを使ったときのほうが短時間でできたと思っていたのだが、包丁で千切りにするのが慣れているせいか意外と短時間ですんだ。千切りスライサーと包丁では、千切りにする時間にあまり差がなかった。こちらも干しあがった。

両者とも干しあがったものの、まだ食べていない。前者がどういう歯ごたえになるのか。ジップロックに詰めて冷蔵庫で保存する。ことし1月につくったものがまだ冷蔵庫の隅にも野菜室にもあった。食べることよりつくるのが楽しい切り干し大根である。


2020年の読書

2020年12月の読書
・「線」の思考(原武史著・新潮社) 
・チョンキンマンションのボスは知っている(小川さやか著・春秋社)
・地獄の犬たち(深町秋生著・KADOKAWAK)  
・三体Ⅱ黒暗森林(下)(劉慈欣著、 大森望訳、立原透耶訳・早川書房)

2020年11月の読書
・三体Ⅱ 黒暗森林(上)(劉 慈欣著・早川書房)
・JR上野駅公園口(柳 美里著・ 河出書房新社)
・死神の棋譜(奥泉 光著・ 新潮社)
・果てしなき輝きの果てに(リズ・ムーア著・ 竹内 要江訳 、早川書房)  

2020年10月の読書
・KGBの男ー冷戦史上最大の二重スパイ(ベン・マッキンタイアー著・ 小林朋則訳、中央公論新社) 

2020年9月の読書
・雲を紡ぐ(伊吹有喜著、文藝春秋)
・念入りに殺された男(エルザ・マルポ著、加藤 かおり訳、早川書房)
・背中の蜘蛛(誉田哲也著・双葉社)
・三体 [1](劉 慈欣著、 大森望訳、光吉さくら訳、 ワン チャイ訳、 立原 透耶監修・早川書房)

2020年8月の読書
・彼女たちの部屋(レティシア・コロンバニ著、齋藤可津子訳・早川書房)
・越前竹人形、北野踊り(水上勉全集第3巻・中央公論社)
・猫を棄てる(村上春樹著・文藝春秋)
・ザ・ロイヤルファミリー(早見和真著・新潮社)

2020年7月の読書
・少年と犬(馳星周著・文藝春秋)
・暗い森を抜けて(黒川創著・新潮社)
・銀花の蔵(遠田潤子著・新潮社)
・ダリエン地峡決死行(北澤豊雄著・産業編集センター)

2020年6月の読書
本棚から「金閣炎上」を引っ張り出した。奥付は昭和54年10月25日7刷とある。40年ものあいだ積読、と思っていたのだが、読み進めていくと既読感がずっとあった。

・じんかん(今村翔吾著・講談社)
・稚児桜(澤田瞳子著・淡交社)
・金閣炎上(水上勉著・新潮社)

・独ソ戦(大木毅著・岩波新書)

2020年5月の読書
・たまたまザイール、またコンゴ(田中真知著・偕成社)
カーテン(アガサ・クリスティー著、田口俊樹訳・早川書房)
・火星の人(下)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)

2020年4月の読書
コロナ禍で外出自粛。読書三昧で積読を少しは解消できると思ったがダメだった。菜園のほうが忙しくなったためだ。

・火星の人(上)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)
・ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー著、鈴木恵訳・新潮文庫)
・潜入ルポamazon帝国(横田増生著・小学館)

2020年3月の読書
70を過ぎたいまになってやっと源氏物語を読み通すことができた。角田光代訳の「源氏物語」(下)巻を手に取った。新刊である。これまで(上)と(中)の巻を読んできた。源氏物語は挫折の連続だった。円地文子訳、谷崎潤一郎訳でつまずいた。今日明日をも知れぬ命の高齢者となったいま、これが最後の機会だなとその覚悟で角田光代訳にのぞんだというわけである。わたくしの小さな脳みそでは原文を読むことなんて考えられない。現代語訳で筋を追うだけで精いっぱいであった。

・角田光代訳「源氏物語(下)」(池澤夏樹=個人編集日本文学全集、河出書房新社)

2020年2月の読書  
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ著・ 新潮社)  
・大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件ーなぜ美しい羽は狙われたのかー
(カーク・ウォレス・ジョンソン著、 矢野 真千子訳・化学同人) 
・待ち遠しい(柴崎友香著・毎日新聞出版) 
・おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子著・河出書房新社)

2020年1月の読書
「熱源」を読み終えた日の夜に直木賞の発表があった。
・定価のない本(門井慶喜著・東京創元社)
・熊の皮(ジェイムズ・A.マクラフリン著、 青木千鶴訳・早川書房) 
・帰還ー父と息子を分かつ国(ヒシャーム・マタール著、金原瑞人・野沢佳織訳・人文書院)
・熱源(川越宗一著・文藝春秋)

⇒2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり細すぎたか、切り干し大根

2020-12-18 | ダイコン

12月13日に干し始めた切り干し大根、完成まじかな12月18日の姿

キャッシュレスの流れにはかなり乗り遅れた。抵抗があったせいだろう。やはりキャッシュがいちばん、これが安心して使えると生きてきた。自分でもあきれるほどキャッシュレスにはうとかった。それでも世の中の動きには逆らえず、しだいにカードがたまってきた。どれをどこで使うのかそのたびに迷っている。
つい先日にはインターネットバンキングなるものを、やりたくなかったがやむを得ない事情で始めた。お金だから安全性には念を入れているのはわかる。それだけに操作が面倒で、覚えるのがたいへんだ。要は慣れだと思う。それには頻繁に利用するのがいちばんだが、ネットバンキングを始めたからといって、そう利用するものではない。キャッシュレスにはいまでもなじまないものがある。お金が知らない世界で動いているようでなにかしら不安になる。といっても不安になるほどの大金があるわけではないのだけど。

やっぱり細すぎたか。13日に始めた切り干し大根づくり(12月14日付記事)。乾燥具合を日々確かめながらそう思った。乾燥ととも千々に切れてしまう。

切り干し大根の千切りはいつも手作業でやってきた。ことしは新たに買った千切りスライサーの道具を使ってみた。この道具はニンジンのキャロットラペを作るために買ったもの。細く均等に切れた。はじめてのキャロットラペは、いまや常備菜となりつつある。

切り干し大根にするには、この道具では細すぎるのではないかという心配は初めからあった。しかしやってみなければ結果はわからない。取りあえずすべてこの道具で千切りにして干した。わたくしの腕ではこんなに均等に細く切ることはできない。とてもきれいに千切りできた。細いゆえに乾燥するほどに上品とも思える姿になって見た目はいいのだが、乾燥するほどに小さく切れて、竹ざるの隙間から多くが落ちてしまう。

新たに買った千切りスライサーは、切り干し大根をつくるには細すぎたといえる。切り干し大根にはもっと太く切れる千切りスライサーを買わないといけないようだ。

そこで自分でもまめだなと思うのだが、やり始めたことだからと、いつものように手作業で千切りした切り干し大根を作ることにした。菜園から大根を引き抜いていつもの太さに切って干しはじめたところだ。

 手作業で千切りにした切り干し大根、12月18日に干し始めた


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする