30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

種ショウガの保存ー児戯に類する方法で越冬させているのだが

2023-11-30 | ショウガ


 これを種ショウガにするため越冬させる

<前日から続く。
今回はショウガの保存。越冬させて来年の種ショウガにする。35年あまり家庭菜園をやっていながら、いまだに確実にできないのがこれ。なんとも忸怩たる思いがあり、これができるようにならないと安心してあの世にいけない。

ショウガは一部を来年の種ショウガにするため越冬させなければならない。しかし寒さでどうしても腐らせてしまう。さいわいにもすべて腐るのではなく、何割かが生き残り種ショウガとなる。おかげで細々と循環できていて種ショウガを買うことはない。

無事に越冬して生き残るのは2割から3割程度。この割合を高めたい。これがうまくいかないから毎年苦労する。

昨冬はうまくいった。8割程度が無事に越冬できた。たまたまだろう。まぐれだろう。

ネットで調べると越冬させる方法が多く載っている。以前はこれらを参考にしてやってみたがことごとく失敗した。そこで自分で工夫してやるしかない。しかしやはり失敗続き。なんとなく今の方法にたどりつき、少しは越冬できるようになった。それでも割合が低い。

ことしはどうしようか。収穫量が少なく、種ショウガに回す量がいつもより少ない。これで失敗すると我が家の種ショウガは消滅し、買わないといけなくなる。
瀬戸際である。さて今年はどうするか。この脳たりんの頭ではこれといった方法が思いつかない。今年も同じ方法を取るしかない。

工夫してきたといっても、児戯に類する方法だと言わざるを得ない。その程度かと笑われてしまいそうだ。

・発砲スチロールの箱を用意し、もみ殻を厚く敷く。


・そのうえにショウガを置く。


・もみ殻を厚くかぶせる。

・蓋をして、これで終了。

この箱を家の中に置き、1月と2月の厳冬期には毛布ですっぽり覆う。

来春に箱を開けて無事かどうかを確かめる。うまくいくか、そうでないかは神のみぞ知る、というかなり頼りない保存方法である。


2023年の読書

2023年11月の読書
・まいまいつぶろ(村木嵐著・幻冬舎)
・国商(森功著・講談社)
・南海トラフ地震の真実(小沢慧一監修・東京新聞)

2023年10月の読書
・夜間飛行(サン=テグジュペリ著・光文社)

・老人と海(ヘミングウェイ著・新潮社)
・デモクラシー(堂場瞬一著・集英社)
・種をあやす(岩崎政利著・亜紀書房)
・妻の部屋 (古山高麗雄著・文藝春秋)

2023年9月の読書
・野性の呼び声(ジャック・ロンドン著・光文社)
・裸の大地 第2部(角幡唯介著・集英社)
・運び屋円十郎(三本雅彦著・文藝春秋)
・戦争小説家 古山高麗雄伝(玉居子精宏著・平凡社)

2023年8月の読書
・極楽征夷大将軍(垣根涼介著・文藝春秋)
・頰に哀しみを刻め(S.A.コスビー著・ハーパーコリンズ・ジャパン)
・敵前の森で(古処誠二著・双葉社)

2023年7月の読書
・木挽町のあだ討ち(永井沙耶子著・新潮社)
・二十三の戦争短編小説(古山高麗雄著・文藝春秋)
・軋む(エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル著・小学館)

2023年5月の読書
・街とその不確かな壁(村上春樹著・新潮社)

2023年4月の読書
・汝、星のごとく (凪良ゆう著・講談社)

・ある男(平野啓一郎著・文藝春秋)
・君のクイズ(小川哲著・朝日新聞出版)

2023年3月の読書
・ラスト・チャイルド(下) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・ラスト・チャイルド(上) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・笑い神(中村計著・文芸春秋)

・われら闇より天を見る(クリス ウィタカー 著、 鈴木恵 訳・ 早川書房)

2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)


2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

⇒2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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ショウガの加工ーすりおろして冷凍、つくだ煮、ガリ

2023-11-29 | ショウガ


これは食べる分。なんどもごしごし洗うと泥が落ちてつるつるときれいに

どうも左ひざが気になる。年相応と思っている。周囲の老人を見るにたいがいは足が悪い。このところ入念に膝の屈伸をしてから毎日のウォ―キングに出ている。このまま続けていいものか。それともしばらく様子を見たほうがいいのか。

11月30日からJRの大人の休日倶楽部バスが利用できる。長野県の3つの低山を登る予定で計画はばっちりだ。だがこのひざの状態ではどうもその気になれない。無理をしないほうがいいかなとそんな気分になっている。年を取ると、ひとつ、またひとつと楽しみが消えていく。だから遊びは元気なうちにとなる。

11月13日に収穫したショウガ。日照り続きで今年は生育不足のうえに収穫量が少ない。すぐに埋め戻し、やっと根茎だけになった。

ショウガは、「食べる分」と「来季の種ショウガ」とに分ける。種ショウガを優先し、充実したものをこちらに回す。食べる分はその残りとなる。

食べる分は、貯蔵しながら使う手もあるのだが、ことしはすべていっきに加工してしまうことにした。すぐにごしごし洗っては泥を落とす。しつこいほど繰り返すと見違えるばかりにきれいになる。

・きまってつくるのガリ。スライサーを使う。根茎が小さいから指を切らないように気を遣う。熱湯に通してから天日に干す。これを砂糖と酢の甘酢に漬ける。酸っぱい!と顔をしかめるぐらいが好みだ。晩酌のつまみ。

残りをどうしようか。ネット検索する。選んだのが2つ。ひとつはショウガをすりおろして冷凍するもの。もうひとつは佃煮。

・すりおろして冷凍保存する。これは大量に冷凍保存できるのがいい。ちぎりながら使えるという。ショウガを一番食べるのは夏。もちろんソーメンだ。来夏までもつのだろうか。とにかくやってみる。400グラム。これは200グラムをジップロックに詰めたもの。冷凍庫の場所を取らない。

・つぎは佃煮。こちらも400グラム。レシピ通りに作る。手間を惜しんで「ガリ」用にスライスしたものを粗めに刻んで使った。初めて作ったわりにはいい味に仕上がった。気に入った。酒のつまみに、ご飯のお友にいい。定番にしよう。調味料の量を変えて好みに仕上げることができそうだ。

ということで、一気に3品をつくった。すべて使いつくした。少しぐらい生ショウガを残しておくべきだっかと思わないわけではないが、清々した気分でもある。

次回は種ショウガの保存。どう越冬させるか。頭が痛い。


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2023サトイモは不作ー高温と日照りに降参するしかない

2023-11-24 | サトイモ

おしなべて生育不足のサトイモ
上からタケノコイモ、土垂、丸系ヤツガシラ、ヤツガシラ

ことしのサトイモは不作であった。8月から9月にかけて、高温の日照りがこれでもかと続いた。空を見上げて「こりゃだめだ」と嘆くしかなかった。

サトイモの夏には雨が必要だ。それなのに干ばつのような日々。地中深くまでからからに乾燥しているのを見て、不作は間違いなしと早々に確信せざるを得なかった。潅水設備があれば何一つ問題はないのだが、それがないだけに天からの雨のみが頼り。それがないとなると手も足も出ない。なすべがない。

サトイモ栽培はかなり勉強して試行錯誤してきた。手塩にかけて育て、おかげで立派なサトイモを毎年掘り出している。それだけに久しぶりの不作にはさすがにがっかりきた。不作はもちろんわが菜園だけではない地域全体がそうだ。

とにかく生育不足である。サトイモの生育具合は掘り出さなくてもすぐにわかる。茎の太さを見れば一目瞭然。ことしは茎は細く、それに上背も足りない。これですぐに判断できる。

わが菜園のサトイモは、このところずっと4種。タケノコイモ、ヤツガシラ、土垂、丸系ヤツガシラ。

順番に掘り出していく。生育が悪いだけに収穫の喜びはなく、張り合いがないのがわかる。

特に好物のヤツガシラが一番悪かった。例年なら1.5キロもあるのがゴロゴロあるのに、ことしは1キロを超えるのが少ないのである。この冬、ヤツガシラを食べる機会が減ることは確かで我慢するほかなさそうだ。

おしなべて不作の中で、なんとかこれならというのがタケノコイモ。これだって例年と比べれば太さも長さも不十分で不満だが、それもわが菜園のが立派すぎるからで、ことしのものだって市販のものと比べればそん色ないといえるのが救いである。

サトイモは、11月の霜が降りまで収穫を待つのが普通なのだが、わが菜園ではいつも10月には掘り出している。今年もそうした。すぐに貯蔵と保存。

その場所は、畑に深く穴を掘りそこに収納する。寒さを防ぐため、ワラをかぶせ、さらに防水シートを重ねている。

貯蔵をしてから1カ月が過ぎた11月23日。中をのぞいてみると、サトイモに付着している茎、根、皮が腐って“素顔”を見せ始めている。12月中旬までには、タケノコイモもヤツガシラもお店で売っているようなすっきりとした姿になる。


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9月上旬まきダイコンを11月19日に収穫、シンクイムシには手を焼いた

2023-11-21 | ダイコン

ニンジンに続いてダイコンを収穫。いつものように9月上旬にタネをまいた。ところが9月に入っても暑い。やはりというか、シンクイムシが大暴れ。防虫ネットなしのところは、いずこも食害に遭って無残な姿になり、まき直しをせざるを得なかった。

わが菜園はタネまきから防虫ネットをトンネル掛けしたが、それでもすくなからずシンクイムシの犠牲になった。生長点を食害されるとお手上げだ。そのままにしても生育はかなり遅れてしまう。再度タネをと思ったが、被害に遭ったのは一部だけなのでそのまま育てることにした。

その後も防虫ネットをしているのにつぎつぎと虫が。手が焼けた。これではたまらない。ついに殺虫剤を散布せざるをえなかった。ダイコンは手がかからない。それがこの秋はどうも勝手が違った。ダイコンばかりでなくすべがそうだった。

自然には逆らえない。やっと平年並みの気温に戻ると元気を取り戻したのだが生育が遅くてなかなか太くならない。試しにと引き抜いてみたが、やはりそうだった。もう少し待てばいつもの太さに育つはずだ。待とう。

作るのは毎年「青首耐病総太り」ばかり。冒頭の写真のとおり、ことしは2種類を作ってみた。上のほうがはじめてのもので、寸足らずで小太りの品種。

ダイコンは食べきれない。そこで厳寒期の1月と2月に切干し大根作りに励む。切干し大根はよく食べる。いくらあってもたりないくらい。2020年からは12月から行っている。ことしはさらに早く、いい天気がつづきそうなのでいまから始めることにした。

11月20日の切り干し大根

 


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夏まきニンジンを11月15日に収穫、一部は育ちすぎて裂根

2023-11-20 | ニンジン


こちらは20センチ前後に育ったまともな5寸ニンジン

一方大きく育ちすぎて30センチ近くあり裂根している

ニンジンを11月15日に、ダイコンを11月19日に収穫を始めた。

まずはニンジンから。
「春まき夏どり」と「夏まき秋冬どり」の年2回育ててきたが、今年は後者だけにした。ニンジンはよく食べる。だがどうも夏は食べないようなので今年からやめた。

ニンジンは発芽をそろえることが育てるうえで重要なポイントになる。その点では夏まきよりも春まきのほうが発芽をそろえやすい。

夏まきは7月2日にタネをまいた。この辺りでは暮れから正月にニンジンを食べるには遅くも8月上旬までにタネをまけばいいのだが、梅雨が明ければ少雨となり、一斉に発芽させるには水やりがたびたび必要になるから、どうしても梅雨のあいだにまくようになる。

見事なほど発芽がそろった。ニンジン栽培で難しくも面白いのはこの一点にあるといっていい。そのためにこれまで苦労を重ねてきたのだが、いまは当たり前のようにできるようになっている。

発芽はそろえば生育するほどに間引きをすればいいだけ。ところがこの夏は様子が違った。高温続きで生育が悪い。こんなの初めてだ。

今年の秋冬野菜は全般に、夏の高温と水不足が生育に深刻な影響を与えたといっていい。

それでも間引きだけはきちんと済ませたものの、いっこうに大きくならない。「ことしはだめかな」とあきらめ気分になり、様子を見るのも間遠になっていた。

7月上旬まきなら収穫は早くて10月下旬からできる年もある。今年はまだだろうとのんきにかまえていた。ところが「待てよ」と確かめたら、なんと思いのほかというか、いつのまにか育っていたのである。

サイズがそろわない。生育不足と育ちすぎが混在。5寸ニンジンだから20センチぐらいがベストなのだが、一部には30センチ近くに育っているのもあり、それも根が割れている。取り遅れた。割れたものでも十分に食べられるのだが、やはりはり見た目がいいほうがいい。


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酷暑の日照りに苦しんだショウガを11月13日に収穫

2023-11-15 | ショウガ

ショウガにとっては最悪の夏だった。生育は悪いがほどほどに収穫 

今週は秋冬野菜の収穫が続く。

寒くなったので11月13日にショウガを掘り出した。この夏は酷暑で日照りが続いた。ちっとも雨が降らない。雨がないのがショウガにとっては大打撃。最悪の夏となった。夏に雨不足で日照りが続くと不作は目に見えている。そうそうにあきらめていた。

掘り出してみると、量は取れたが例年に比べて全般的に生育が悪い。だが一部にはいつもように立派なものもすくなからずある。これなら来季の種ショウガに回すことができるなと、凶作とまでいかなかったのが救いであった。

ショウガは、このところスライスして甘酢漬けにしている。いわゆるガリである。大量に作る。泥を落とすのがかなり面倒なのだが辛抱強くやらねばならない。残りは種ショウガに回す。

ショウガでいまも苦労しているのが越冬させること。貯蔵しても全部とまではいかないが腐敗してしまう。失敗の連続。残りのショウガを種ショウガにして生きながらえている。

せめて半分でも冬を越せるよう小さな脳みそをフル回転させるのだが、どうにもうまくいかない。それがやっとのこと昨冬は80%以上が元気で冬を越すことができた。まぐれか。それでも成功だ。苦節10年とまではいかないが、やっとできたなといった思いだった。

これまでの経験でしか言えないのだが、ショウガ栽培は、それがすべてではないにしろ種ショウガの質で左右される。冬を無事に越した種ショウガ。4月に取り出した時点ですでに小さい芽が出ている。この良質な種ショウガなら今年の豊作は決まったようなものよと期待していたのだが・・・。自然にどうにも逆らえない。

収穫したショウガはすぐに根茎近くまで茎葉を切り落とす。だが根茎に少しばかり短い茎が残っている。これを落として根茎だけにするため埋め戻す。1週間もたてば根茎だけのすっきりした姿になる。

これを貯蔵保存する。今年はどうするか。新たな知恵もないのでこれまで通りにするほかないようだ。貯蔵保存方法は後日に。


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11月13日に冬が旬の根深ネギの収穫をはじめる

2023-11-14 | 冬ネギ

初収穫の根深ネギ、まずは5本。熱々のうどんに入れて食べた

11月13日に冬ネギである根深ネギの収穫を始めた。姿はいいのだが、例年に比べてやや細いか。これは予想通りの結果といえる。

こうなったのには夏の酷暑と少雨にある。菜園周辺はほとんどがネギ畑。ネギ栽培が盛んだ。そのひとり、知り合いの農家は「ことしはだめだな」とぼやいていた。たしかにスーパーで見る夏ネギは貧弱だった。

夏の時季のネギはさえない。見た目が悪い。この夏はさらにひどかった。果たしてまともに育ってくれるのかと心配するほどだった。根深ネギだけに8月下旬から土寄せをはじめた。いつもなら土寄せするほどに伸びてくれるのだが、今年がどうもそうならない。

やっと冬ネギらしい、青々として天をつく姿になってきた(11月13日)

9月末ぐらいからだろうか、本来の青みが増しきた。これを見てなんとか元気を取り戻してきたかと安心するようになったといえる。

根深ネギの旬は12月から2月までの3カ月。厳寒期とぴったり重なる。とろりとした味わいとなる。なんども言う。ネギは冬ネギに限る、と。

何年前になるのだろうか、たまたま11月に食べたところ、やや食感はかたいものの食べられた。11月から収穫をはじめるようになったのはそれからとなる。

冬ネギはうまいから多めに作る。どんどん食べても、食べきれないでいつも残してしまい無駄にする。それなら早めに食べてみようと思いたったというわけである。

さっそくに収穫したその日の昼、うどんにこのネギを入れて煮込んで食べた。まだかたい食感は残るものの、急に寒くなっただけに熱々のうどんはうまかった。


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カブはやさしい。千枚漬けに、葉っぱはふりかけに

2023-11-13 | ダイコン

きのう12日は寒かった。急にこんなに寒くなるとは。体が対応できない。すぐに炬燵を出した。暖房はこれに限る。このぬくもりがいちばんくつろげる。

11月上旬は夏日が続いた。おかげで野菜の生育はいい。ありがたいのやら困るやら。そこに寒波が当然襲いかかってきたといった感じである。

今回はカブの出番。滅多にこのブログには登場しない。あまりにも地味すぎて書く材料がないのである。だからといって粗末にしているわけではない。カブはしっかり食べている。そのやさしい味がいい。地味だが滋味だ。年を取って知るカブのうまさ、とでもいおうか。

9月末にタネをまいた。11月初めから収穫できている。小さいタネはつい厚めにまいてしまい、密になる。カブは間引きが肝要。それを怠ると大きくならない。それを承知しながらついさぼってしまい、気が付いたら小カブばかりということもあった。

カブは、おもに千枚漬けにし、葉っぱはふりかけにしている。

カブは栽培してもあまり食べないでいたのだが、一昨年から千枚漬けを作るようになった。千枚漬けといえばお土産でいただくことばかり。ついぞ自分が作れるとは思っていなかった。レシピが新聞に載っていた。そのとおりに作ったところこれがうまかった。そこで毎年作るようになった。今回は3個。そのうち2つは生育がよすぎて10センチもある。ここでスライサーが活躍する。千枚漬けが簡単に作れる。一晩冷蔵庫に入れて味をなじませたら食べはじめる。

葉っぱは捨てないで“ふりかけ”にしている。作り方はダイコンの葉っぱのふりかけと同じ。茹でてから小さく切り炒めるだけ。カブの葉っぱでつくるようになってからは、ダイコンの葉っぱよりもうまいと感じる。

どちらも鷹の爪をいれる。辛みがないと物足りない。これが飲んべえには味のポイントになっているのかなと思う。どちらも酒のつまみになるし、ふりかけはもちろんご飯の友にもなる。


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ソラマメー11月11日に苗60本を定植

2023-11-12 | ソラマメ

11月11日、苗床で発芽してきたソラマメ。これを移植した

ソラマメの苗60本を、11月11日に定植した。10月25日に畑の隅に苗床をつくりタネをまいて育ててきた。10日ほどで発芽。本葉が2枚ぐらいになったところでいつもは定植するのだが、年々高じるせっかちさに勝てず「もういいか」と、畝間100センチ、株間40センチで植えつけた。



今年は思わぬ失敗があった。タネは自家採取して毎年保存している。今年6月に採取したタネを取り出したところ乾燥が不十分でカビがはえていたのである。すぐに水洗いしてさいど乾燥させたのだがこの状態で発芽するのか。とにかく試験的に一応まいて結果を見ることにし、今年は安全策として昨年採取したタネを主にまいた。こんなことがあるから、タネは毎年かなり多めに採取している。

やはりカビがはえたタネは発芽しなかった。腐ってしまっていた。昨年採取したタネをまいていてよかったとひと安心、予定数の苗を得ることができた。


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タマネギー9月10日にタネをまいて育成した苗150本を11月4日に定植

2023-11-05 | タマネギ

(上)自家育成したタマネギの苗
(下)黒マルチを敷いて植えつけ

11月に入っても気温が高い日が続く。こうなると秋冬野菜の生長がはやく予定がくるう。冬野菜までもが大きくなってしまって戸惑うばかり。野菜の高値が続いているというが、この陽気で特に葉物野菜がどっと出てくるはずだ。

タマネギの苗を11月4日に150本ほど定植した。苗は9月10日にタネをまいて育成してきた。今年の苗づくりにはうまくいったとはいえない。発芽がそろわなかったという点で不満が残った。それでも苗のサイズにふさわしいほどに育ったからほっとしている。

タマネギ栽培の面白いのは苗づくり。これに尽きる。35年も家庭菜園をやってきて一番手を焼いたのがタマネギの苗を育成すること。これには苦労した。タネをまいては、発芽がそろわず、それに生育不足となる。それがいまでは当たり前のようにできる。タマネギの苗を毎年失敗することなく作れるようになると、かなり腕が上がったなと実感できる。

タマネギの苗づくりは難しいけれど手間が要るから楽しい。面白いのはここまでで、植えつけたらあと放ったらかしでも育つ。5段階評価で言えば、苗を作るのは難易度が5に対して、苗を植えつけてしまえば難易度は1になるほど両極端だ。

ところがである。3年前から様子がちがってきた。病気がでてきたのである。タマネギの病気は初めて経験する。病原菌に侵され、尻が腐る。調べてみると乾腐病と思われる。収穫ががくんと減った。

長いこと300から350本の苗を植えつけてきた。病気が出てきてからは半数ほどに減らした。

昨年も今年もこの病気に見舞われた。病原菌が畑に居ついてしまったのか。場所をかえて育ててみるほかなさそうだと、ことしはこれまでと少し離れたところに定植してみた。これで来春も乾腐病が出てきたらお手上げで、さらに対応を考えないといけない。


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キヌサヤエンドウー10月27日に育苗箱にタネまき、11月1日に定植

2023-11-02 | キヌサヤ

10月27日育苗箱にタネをまく
10月31日に一斉に発芽、11月1日に定植した

キヌサヤエンドウのタネを、10月27日に育苗箱にまいた。10月31日に発芽し、11月1日にすぐに定植した。

タネまきから定植までここまで短期間で済ませることができて、超せっかちなわたくしとしてはまことに気分がいい。

育苗箱を使うのは、エダマメとキヌサヤの2回だけ。エダマメは4月に、キヌサヤは10月に。

豆類は直まきすると発芽率が悪いときがある。それを避けるため育苗箱を使うのだが、始めたときはこれでもうまくはいかなかった。どちらかというとエダマメのほうがむずかしく苦労した。これも試行錯誤しているといつのまにかうまくなるもので、いまはエダマメもキヌサヤも極めて高い発芽率を示す。やはり一斉に発芽するさまを見るのは気持ちがいい。

発芽したとみたら間髪を入れずに定植してしまう。暴挙? 発芽したばかりの小さな細い苗をすぐに引き抜いて植えつけてしまって大丈夫か、これで無事に生長するか。最初にやったときはもちろん心配で実験のつもりでそうしたのだが、なんの問題もなく活着して育つのがわかり、エダマメもキヌサヤもいまではそうしている。

こうするには訳がある。育苗箱で育てると根が絡み、引き抜くときに根を切りやすいからで、一刻も早く引き抜いたほうがいいだろうとの対応である。

キヌサヤは越冬しなければならない。どうやって1月と2月の厳冬期を乗り切るのか。これがなかなか悩ましい。幼苗が寒さにいちばん強いからこの状態をキープしたい。しかし気温の関係で伸びすぎるときがある。そうなると厳冬期に寒害に遭いやすい。

それに厳冬期の寒害対策。ビニール、穴あきビニール、防虫ネット、この3種類の資材を使ってトンネル掛けしてやる。どれを使うか、これが迷う。いろいろ試して穴あきビニールにしてきたが、暖冬だと防虫ネットを使う。一昨年と昨年はこれで間に合った。それでも寒波襲来の予報があると重ね着してやる。キヌサヤの越冬にはなにかと気を遣う。


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