夏野菜の初物。定期的に取れだした
雑草取りは、春から秋にかけての菜園の大事なルーティンだ。これからの梅雨の時期がピークになる。雨が降るたびに雑草が出てくる。雑草という名前の草はなくそれぞれ固有の名前を持っているとはいえ、菜園をやっているものにとっては栽培野菜以外は厄介だ。放っておくわけにはいかない。ひざを深く曲げ腰を折って、もくもくとやらねばならない。
夏野菜が取れだした。5月下旬にはピーマンが、6月上旬からはナスが。いまでは3、4日おきに少ないながらも定期的に取れるようになった。いちどに多く取れるよりも、少しだがコンスタントに取れたほうがありがたい。
菜園は4月から端境期、夏野菜が取れるまでは野菜不足になる。4月から6月中旬までに収穫できたのコマツナ、キヌサヤエンドウ、ソラマメ、タマネギぐらいなもので、これだけでは当然ながら十分ではない。
そこでこの野菜不足を補ってくれたのが長ネギ。ネギは冬ネギに限るとうそぶいているが、実は春ネギも夏ネギもわずかに食べている。ソバの薬味にどうしてもネギがいるからで、知り合いの農家からそのつど、1、2本いただいている。
冬ネギとくらべるとやっぱりというか食感が劣るのだが、こんなものだと思えばそれなりに。この農家は年中ネギを作っている。すべて自家消費で、大量に残しては捨てている。それじゃということで、多めに頂戴する。春ネギも夏ネギも食べるといっても冬ネギとは比較にならないほど少ないのだが、4月と5月の野菜不足の時期にはかなり重宝する。そんなわけでネギは冬ネギに限るなどとは言えないのが実態だ。
昨13日は、ジャガイモ4種類のうち男爵だけを収穫した。少しずつだが野菜不足が解消しつつある。これからは夏野菜がどっと取れだす。これはこれで困る。食べきれないからだ。少量をコンスタントにはかなわぬ希望なのである。
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