30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

夏野菜は食べ放題―朝と晩はオクラを取りに

2018-07-31 | オクラ


7月31日朝の収穫

酷暑で野菜が高いという。気候の変動で毎年きまってこんな話題になる。わが菜園ではありがいことに夏野菜は食べ放題だ。

いま盛りなのがオクラ。取り遅れないようにと朝と晩に菜園に行く。けさも行ってきた。往復するのにだって汗だくになる。それでも大好きだから行く。

わが家の冷蔵庫の野菜室には、多くの野菜が所狭しとある。いまがいちばん種類が多いときなのかなと思う。そんなことはふだんはまったく気にしないのだが、あらためてみると多くの種類が取れているのを知る。これもせっせと汗水を垂らして精を出してきた成果である。

野菜はあればあったで困るのは食べないでおくことだ。しだいに新鮮さを失う。食べないままでいると最終的にはゴミになる。

28日は台風襲来で一日中家の中にいた。読書ばかりでは目が疲れる。体を動かさないでいると気分が悪くなる。そこで台所に立って気晴らしにおかずをつくった。

野菜室の野菜を少しでも減らさないといけない。これだけの野菜があれば料理上手なら次々とおかずができるのだろうなと思う。じじいが作るのだから大したものは作れない。面倒なものは作らない。となると手間なしで簡単にできるものになる。一気に作った。さすがに疲れた。

台所に立っていつも思うこと。ネットのレシピはありがたい。その通りに作ればじじいにだっておかずが作れる。それなりにうまく。

28日の冷蔵庫の野菜室には、
(果菜類)トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、シシトウ、エダマメ、オクラ、ゴーヤー
(葉菜類)タマネギ、キャベツ、モロヘイヤ
(根菜類)ニンジン、ジャガイモ
28日の冷蔵庫の冷凍室には、
 エダマメ、インゲン、ソラマメ、エンドウ

・ゴーヤーとオクラと豚バラの炒めもの

・オクラと納豆


・ナス味噌ーナスとピーマンと豚バラ。大好き酢をたっぷりと入れたら好みの味になった

・マカロニ野菜サラダーマカロニ、キュウリ、タマネギ、ニンジン入り。ハムなし。

・ひじきの煮物ーひじき、ニンジン、油揚げ、チクワ、それにエダマメをこれでもかと入れた。これが一番豪華に見える


2018年の読書

2018年7月の読書
・本のエンドロール(安藤祐介著・ 講談社)
・日本SF傑作選6 半村良 (ハヤカワ文庫 JA)  
・作家がガンになって試みたこと(高橋三千綱著・岩波書店)
・花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生(デイヴィッド・グラン著、倉田真木訳・早川書房)

2018年6月の読書
・土の記(下)(高村薫著・新潮社)
・土の記(上)(高村薫著・新潮社)

2018年5月の読書
・わたしは英国王に給仕した(フラバル著 阿部賢一訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)

2018年4月の読書
・苦海浄土3部作(石牟礼道子著 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)

2018年3月の読書
・名誉と恍惚(松浦寿輝著・新潮社)
・火定(澤田瞳子著・PHP研究所)
・虎の牙(武川佑著・講談社)

2018年2月の読書
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・僕が殺した人と僕を殺した人(東山彰良著・文藝春秋)
・機龍警察 暗黒市場(月村了衛著・早川書房)
・アメリカ黒人の歴史(ジェームス・M・バーダマン著、森本豊富訳・NHKブックス)
・監督の問題(本城雅人著・ 講談社)

2018年1月の読書
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド著・谷崎由依訳・早川書房)
・銀河鉄道の父(門井慶喜著・講談社)
・いくさの底(古処誠二著・ KADOKAWA)

⇒2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


       
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この夏の葉ショウガには特別な思いが

2018-07-28 | ショウガ

すでに夏バテだ。菜園仕事は午後5時からにしている。年をとると暑さに弱い。それを思い知らされたこの夏である。そして今日は台風襲来。日照り続きの畑には恵みの雨となるはずだ。

夏野菜はすべて取れて食した。と思ったら取り忘れていたのがひとつあった。葉ショウガである。葉ショウガを食べたいがためにここまで苦心、工夫してきたのに。

ことしのショウガは特別になる。種ショウガは昨秋に自家採取して冬を越したもの。腐らせることなくなんとか越冬させた。それが出芽してくれた。越冬させて出芽できたのだから、じつにうれしかった。失敗の連続だっただけに、やっと成功したという思いが強い。

生育にばかり気をつかったせいか、肝心の食べるのを忘れていた。すぐに茎を握って左右にゆするとぽきっとショウガが折れて、葉ショウガが姿を現す。これがきのうの27日。

葉ショウガは、もちろん酒のつまみにする。味噌をつけて食べた。特別な思い入れがある葉ショウガだけに感激ひとしおである。ショウガは、葉ショウガを食べるために栽培している。とはいえ葉ショウガだってすぐに飽きるから、残りが根ショウガになる。秋に収穫するこの根ショウガが来年の種ショウガになる。

この循環が毎年うまくいけばいいのだが、これが素人にはむずかしい。栽培農家のように温度が一定の貯蔵室を作るしかないのだが、そこまでやるつもりはないから、試行錯誤してはこれからさきも困惑が続く。


       
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カボチャ「坊ちゃん」ー追熟させないで収穫後すぐ食べてみたら

2018-07-24 | カボチャ


まだ早いかなと2個を収穫
追熟させないですぐに食べた味は?

わが菜園のカボチャは昨年から「坊ちゃん」である。500グラム前後で、手のひらに乗るほどのミニサイズ。次々と実を生らせているところだ。すでにヘタがコルク化してひび割れたものがある。収穫できるサインだ。昨23日に2個を収穫してみた。少しばかり早いかなという感じもする。

栽培するカボチャの品種は一定しない。これまでうまいカボチャに出合わないから、気まぐれに次々と品種を変えては栽培してきた。「坊ちゃん」の存在は以前から知ってはいたが、あんな小さいのがカボチャといえるかと見向きもしなかった。ところがである。知り合いの農家の「あれはホクホク感があって甘いよ」という一言で、それならやってみようかと。態度が一変した。うまいと聞けばやるのである。決め手はホクホク感、この言葉にはめっぽう弱い。

カボチャは収穫後すぐには食べない。数週間そのままにして追熟させる。こうすることでホクホク感が出て甘みが増す、ということはよく承知している。

それでも、すぐに食べたらどうなるか。とりあえず2個ある。1個を試しに食べてみることにした。重さが450㌘。カットしてみた。色はいい。20分ほど煮る。

鍋の蓋を取ってみる。出来上がりは、見た目にもホクホク感はなく、汁を吸ってべっちゃりとした感じだ。やはり収穫後すぐはだめか。

ところがそのまま1時間ほど放置した。汁気が抜けたのか、なんかホクホク感が出てきてみたいだ。食べてみた。なんとホクホクであった。うまかった。思わず、うまいじゃないかと。ダメもとでやってみたのだが、収穫後すぐのものでもホクホクと食べられたのである。でもカボチャは追熟が肝要だという。こんかいはたまたまうまく仕上がった、そう考えることにしよう。


       
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酷暑大好きのニガウリ(ゴーヤー)がうらやましい

2018-07-22 | ニガウリ

梅雨が早く明けたうえに、昨夏とは打って変わって猛暑日が続く。暑さに強いと自負しているのだがことしは違った。年をとったせいもあるのだろうが、この酷暑にあえいでいる。つらい。これまで冷房は苦手と避けてきたが、我慢も限界になった。冷房の部屋に入るとホッとする。冷房が嫌いなんて言っていたくせに。

テレビを見ると、子どもと老人は熱中症に注意、外出は控えて冷房の効いた部屋に居ろとたえまなくいう。周囲の菜園では過去3人が作業中に倒れている。オレは大丈夫とはさすがに言えなくなった。菜園仕事をするときは梅酢入りのペットボトルをもっていくようになった。

この猛暑にげんなりしているというのに、暑いのが好きな野菜はさすがに元気だ。とくにニガウリ(ゴーヤー)は猛暑が続くと俄然元気が出てくる。梅雨明け前はしょんぼりしていた。梅雨が明けたとなると四方八方にツルをのばし始め、間もなく最初の実が収穫できる。よほど暑いのが好きなのだろう。目を見張るほどぐいぐいと育つ。

ニガウリは毎年1株を買って植えつける。これだけで十分だ。縦2メートル×横4メートルのネットを張っている。1株だけでも全面を葉が覆う。すごい生命力だなと感心してしまう。

見ていると、できればその元気さをほんの少しでいいから分けてほしいと願う。まだ7月下旬、いつもの年ならいまごろが梅雨明けとなるのに、この夏はすでに心身ともに夏バテ。まだまだ夏は長いというのに。


       
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食べないと、盛りのトマトを

2018-07-21 | トマト

冷蔵庫の野菜室にトマトが並んでいる。大玉トマトはたったの8株でも、毎日食べるのには困らないほどの実を生らせている。朝昼晩と食べている。食べないと残るばかりだ。嫌いではないが自ら食べようとしなかったトマトだが、ここに来て食べないといけない事態になった。食べようと思えば食べられるもので、もしかしたら好きなのかもと思うほど食べている。

食べきれないから差し上げる。トマトはキュウリよりも喜ばれる。でも差し上げるのにも気をつかう。こちらとしては食べ切れないんだからどんどんもらってほしいのだが、そうもいかない。相手が負担にならないようにとその加減が難しい。

トマトは冷やして塩をかけて食べる。これがいちばんかなと思う。ほかを知らない。たまたま前回の記事でズッキーニと炒めてみた。これもわるくなかった。でも毎日食べようとはしない。やはりあきないで食べるには冷やしトマトかなと思う。

7月21日現在、トマトはミニを含めて量的にもやや盛りを過ぎてきた。トマトに限らずわが菜園の夏野菜の盛りは7月であって8月に入ると種類もぐっと少なくなる。


       
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ズッキーニと旬の夏野菜で“ごった炒め”

2018-07-19 | トマト

トマトのお返しにとズッキーニをいただいた。過去に作ってはいたのだがいまは作っていない。嫌いではないけれど食べようとはしないから、いつのまにか菜園から消えて久しい。

せっかくなので食べることにした。ネットでズッキーニのレシピを検索する。ごまんと出てきた。どれを参考に作っていいのやら迷う。

冷蔵庫の野菜室は旬の夏野菜がぎっしりと詰まっている。新鮮なうちに食べるに越したことはない。というより早く食べないといけないという強迫観念に毎日襲われている。

これらを総動員して食べよう。大量に食べるには煮るほうがいいと思っているのだが、ズッキーニのイメージは炒めるほうかなとそうすることにした。

ズッキーニ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、それにベーコン。どうせなら持て余しているキュウリも入れたいのだがイメージがわかない。これは外すことにした。材料はいずれもいまが旬の最強の夏野菜たち。問題はこれをどう調理するかだが、腕のほうはまったく自信がない。

炒めすぎた。それが下の写真。姿が崩れてうまそうには見えない。失敗かなと思ったのだが、これが食べられた。たしかに見た目は大事だが、おかずは実際の味が優先する。

おかずを写真に撮るときは、完成したときよりも調理中のときのほうがいい。まだ野菜が生き生きしているからでうまそうに見える。それもわかってきたのだが、じじいがフライパンに向き合っているときそんな余裕はないのである。 


       
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酷暑のなかニンジンの夏まきはつらい

2018-07-17 | ニンジン

 
↑タネまきは15センチ×5列の黒マルチを敷いてから
↓たっぷり水やりして乾燥を防ぐため黒い寒冷紗で覆う

ニンジンの夏まき秋冬どりのタネを7月15日にまいた。品種は新黒田5寸。ニンジンは「春まき夏どり」と「夏まき秋冬どり」の年2回つくる。いまは夏どりニンジンを食べているところなのに、もう秋冬どりのタネをまく時季になった。

ニンジンはタネまきから発芽までのあいだは土が湿っていないといけない。それで梅雨明け前に行ってきた。ところが梅雨明けが早く、今年は日照りが続いて菜園の土はカラカラに乾いている。

少し様子を見るかと思ったのだが先のことは分からない。まくことにした。しょせんは家庭菜園だ。育てる本数だって高が知れている。春まきは100本ほど、夏まきは150本ほど育てる。

畝を用意する。土埃があがるほど乾いている。水を運んで撒く。再度耕して全体を湿らせる。面倒でもニンジンは発芽がそろえば成功したも同然だから、ここは手間をかけて慎重にやる。ニンジンは最初が肝心。

あとはいつの作業手順。15センチ×5列の穴あき黒マルチを敷く。その穴のひとつひとつにタネをまいていく。タネは発芽しやすいように前の晩から水に浸しておいた。

150本のニンジンを育てるには150の穴にタネをまいていく。たいした手間ではない。うすく覆土したら、たっぷりと水をやる。

発芽まで水やりは欠かせない。乾燥を防ぐため黒い寒冷紗を被せる。これで安心はできない。乾き具合を見ては水やりをする。発芽までそうする。1週間後には発芽してくる。発芽をそろえること、すなわち150の穴から一斉に発芽させることができるか、そこが腕の見せどころ。まいかい緊張する瞬間だ。

こちらはいま食べている夏どりニンジン。今朝収穫したもの。品種は時なし。6月から収穫がいまも続いている。


       
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枝豆で豆ごはん

2018-07-14 | エダマメ


枝豆(湯あがり娘と茶豆)の豆ごはん

枝豆のむき実で豆ごはんを作った。前々回(11日)記事のとおり、このところ朝昼晩と3度の食事にエダマメを食べるのに追われている。なんとか収穫もやっと終盤になってきた。とても食べきれそうにないと分かっているから、早めに豆だけを取り出して冷凍保存している。いまもまめにそうしている。

エダマメは茹でて食べることしか知らない。冷凍保存したところでこれをどう使うかあてはない。それなのに。

ことしは豆類が多く取れ過ぎて次々と冷凍保存してきた。スナップエンドウ、キヌサヤエンドウ、ソラマメと。冷凍庫は豆類に占領された。ほかの冷凍食品が収まらない状態になった。一刻も早く食べてしまって、スペースを空けないといけない。思いつくのは豆ごはんにして食べることぐらい。

スナップエンドウのむき実の豆ごはんは意外にもうまかった。ソラマメの豆ごはんは豆がやわらかいせいか、原形をとどめないほどぐにゃぐにゃになってしまった。うまくなかった。それでもすべて食べた。これでなんとか冷凍庫にすき間ができたのだが、こんどはエダマメに占領された。

茶豆(左)と湯がり娘(右)のむき実

枝豆ごはんはうまかった。湯あがり娘と茶豆をあわせて入れてみた。湯あがり娘は緑豆、茶豆は文字通り茶色。炊くと色の変化がどうなるか見たかった。結果は炊いても同じだった。

この豆ごはん、豆の味と食感がいい。これなら十分に使えるとわかった。だいぶ冷凍したからしばらくはエダマメごはんが食べられるというものだが、早めに食べて冷凍庫にスペースを作らないといけないというのが実情だ。

そこで枝豆を使うレシピをいつものようにネット検索した。多くのレシピがあるのだが、わたくしの好みのがない。ひとつだけあった。ひじきの煮物だった。これまで大豆を入れてきたから、次からは枝豆を代用できるなと思った。大量に枝豆を入れたひじきの煮物になるはずだ。


       
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オクラとエダマメで快便まちがいなし

2018-07-13 | オクラ

 

日常生活のリズムを維持するには、快食快眠快便が不可欠らしい。年をとったいま、快眠はなかなかできないが、あと二つの快食と快便はいたって快調である。

エダマメに続いてオクラが取れるようになった。好物であるから、市販のタネ袋のタネをすべて使い切って多く育てる。

朝から尾籠な話になるが、朝晩このオクラとエダマメの二つを食べていると快便は間違いない。わたくしにはとても合うようで、朝に快便があれば一日はじつにすがすがしい。

オクラは丸オクラ。取れ出すとキュウリとおなじく毎日菜園に行く。取り遅れても、角オクラに比べてそれほど固くならない。それで丸オクラをずっと作っている。

食べ方は茹でてマヨネーズをかけて食べる。それだけである。納豆に混ぜてもいい。たまに炒めるがやはり好みは手っ取り早く食べるのに限るようだ。

夏野菜でいまだ収穫できていないのが、モロヘイヤにゴーヤ、それにカボチャとなった。今月下旬にも食べられるようになる。順調に生育しているところだ。


       
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エダマメも食べるのに保存にと懸命だ

2018-07-11 | エダマメ

↑茶豆(左)と湯あがり娘(右)
↓実を取り出した茶豆(左)と湯あがり娘(右)

 

7月上旬のいま収穫できている野菜。トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、シシトウ、ニンジン、トウモロコシ、インゲン、キャベツ、それにエダマメとオクラが取れはじめた。

エダマメは取れはじめたというよりもいまが最盛期を迎えている。ことしは豆類の出来がいずれもよくエダマメも実入りがいい。4月中下旬にタネをまくと収穫は7月上旬になる。

ことしのエダマメは「湯あがり娘」に加えて「茶豆」をあわせて150本ほど植えつけた。本数でいえば昨年と変わらない。

エダマメの収穫期間はかなり短い。若取りのほうがうまい。実が入りすぎるとまずくなる。一斉に食べごろを迎えるから取り遅れないようにと夢中で取る。食べきれない。こりゃたいへんだと3度の食事のたびに食べる。茹でるのだって大変だ。それでも食べるのが間に合わない。こうなるといまから先取りして冷凍保存するしかない。ことしはスナップ、キヌサヤ、ソラマメに続いての冷凍保存になる。

サヤのまま冷凍するとかさばる。豆だけを取り出しジップロックに入れて冷凍保存することにした。三日三晩そうしている。まだまだある。今晩もそうするだろう。まるで(やったことはないが)内職で夜なべをしているようなものだ。自業自得とはいえさすがに持て余し気味だがやるしかない。

「湯上がり娘」はサヤが白毛、実はあざやかな緑色。「茶豆」はサヤが茶毛、実はうす皮が深緑色で茶色に見えなくもない。それで茶豆。うす皮をむけば中は緑色だ。


        
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ショウガの土寄せと乾燥対策

2018-07-08 | ショウガ

いまの菜園の主な作業は雑草取りになる。取っても取ってもすぐに生えてくる。梅雨が明けて渇水期に入るからいくぶん楽になるはずだ。

それと土寄せがある。サトイモ、ラッカセイ、ショウガの土寄せは忘れてはいけない。重要な作業である。

そのショウガ。どこの菜園でも6月に入ると出芽してきた。寒さが苦手だから植えつけは4月末から5月にかけてが一般的になる。それなのにわが菜園は1カ月も早い3月末に植えつけてしまった。地温を上げるためビニールをべた掛けして、その効果で5月中旬には出芽していた。

早植えの理由はこうだ。

ことしの種ショウガは自家採取したもので、昨年収穫したものを貯蔵してきた。寒さに弱いから冬を越させるのは素人には極めて難しい。ただし農家は違う。温度を一定に保てる専用の貯蔵庫を持っているからだ。

そんな貯蔵庫は持てないから、冬を越させるのは失敗続きであった。昨冬は、貯蔵を屋外と室内の両方でやってみた。前者は失敗して腐らせた。後者がなんと成功したのである。芽がぽちっと出ているのを見つけた。これはうれしかったですね。

だが、これらが本当に種イモとして使えるのか、たしかに出芽するのか。一日も早くそれを確かめたいという気持ちがあり急いで植えつけてしまったというわけである。

だからといってそこまで早植えの必要はない。あわてても適した気温にならないと生育しないとわかっていても、そうしてしまう。要はせっかちなのである。そうしようと思い立ったらもう居ても立ってもいられない。年取ったいまはその性向がますます高じている。

そのショウガは出芽がそろって生育がいい。わが家で冬を越したショウガが種ショウガとして使えたということがここに至ってようやく分かったというしだい。

ショウガはサトイモと同じく乾燥を嫌う。そこで早速に土寄せをしてワラで株もとを覆った。今月は葉ショウガが食べられるようになる。ショウガ栽培はこれが楽しみ。まもなくだ。


       
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2018梅仕事ー梅干しの完成と保存

2018-07-05 | 梅仕事

2018梅干しづくり
 塩漬け6月14日)
 土用干し(7月1日~3日)
 完成と保存(7月3日)


  
3日目の梅干し(7月3日)↑
1日目の梅干し(7月1日)↓

梅干しが完成! ことしで6回目のこともあって、スムーズに事が運んだ。

7月1日から3日までの3日間、梅干しの土用干しを行った。2日目は室内に取り込まないでそのまま夜露にあてた。土用干しというくらいだから通常なら7月下旬の土用に行うのだが、天気がいいのでそれっとばかりに天日に干した。予報通りに天気にめぐまれて、かなりうまく干しあがった。たった3日で、つやつや肌の娘がしわくちゃばばあに変身してしまった、見た目はそんな感じになる。

梅干しづくりは楽しい。ゆっくりと時に身を任せて、といった感じがいい。せっかちじじいだってそう思う。過去5年間の梅干しが多く残っているから、ことしはたったの1キロしかつくらなかった。白梅干しだけにしたから赤じその栽培はなく、赤じそ漬けもなく、あっけなく終わってしまった。なんかもの足りない。

保存する。ザルから取り込んで瓶に入れる。食べ始めるのは3年目になってからになる。



梅干しをつくって得られるものに梅酢がある。これは大のお気に入り。ことしは白梅干ししか作らないから白梅酢だけになった。梅酢も梅を干しているあいだ、一緒に天日にあてて消毒する。水分がいくらか飛んで色が濃くなってくる。



この夏のささやかな楽しみをさっさと片づけてしまった。もったいない気がしないでもない。しかしこれは天気に左右される。やれるときにやってしまわないといけない、というのが昨夏の反省だったはずだ。


       
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7月2日、炎天下のキュウリ、トウモロコシなどの収穫

2018-07-03 | キュウリ


7月2日の収穫物

梅雨が明けて猛暑が続く。この炎天下では何をする気も起きない。6月はずっと収穫に追われた。さすがに疲れた。7月も収穫が主になる。

夏野菜が次々取れる。たとえば7月2日に収穫できたものを見てみる。トマト、キュウリ、トウモロコシ、ピーマン、シシトウ、インゲンと盛りだくさんになった。ことしは春から夏までいずれも豊作が続いている。虫や小動物の食害がない。これもめずらしい。

毎日菜園に行く。いまはキュウリとトウモロコシの取り遅れがないように努める。とくにキュウリはさぼれない。一日取り遅れただけでウリのように大きくなってしまう。それに毎日見ているのに取り残しが多くある。地這いキュウリだけに葉の裏に隠れてるのが多く、目を凝らして取り残しがないか注意しても必ずある。自分の目は節穴かと思うほどだ。

キュウリ。いま4株から収穫中だ。たったの4株でも毎日5本から10本が取れる。食べきれない。これまでの経験で2株あれば十分と分かっていてもつい多く植えつけてしまう。この4株もいまが最盛期だろうか、間もなく株が衰える。その後釜として2株が生育中だ。

トウモロコシ。これも毎日食べている。キュウリは飽きないのだが、トウモロコシは飽きる。残り少なってきたからちょうどいい。この夏は小動物による食害は対策をきちんとしたせいか、まったくなかった。おかげで飽きるほどに食べられた。これも取り遅れるとまずくなるからせっせと食べ続ける。夕飯は米の飯ではなくトウモロコシを食べている。

ふと近くの菜園のトウモロコシを見ると、その惨状に目を疑った。小動物に食い荒らされて壊滅的な被害である。まともにトウモロコシの形状を保っているのは1本もないほどで、皮がむくれ実がきれいに食べられて散乱している。目をそむけたくなる。わが菜園と同じく、いやそれ以上に厳重に上下をネットで囲んで侵入できないよう対策を講じたかのように見えた。それなのにどうして? どこかに侵入できるすき間があったということに尽きる。犯人はタヌキかハクビシンか。

きょうも厳しい暑さになるという。暑くなる前に菜園に行ってキュウリとトウモロコシを取ってくるか。きのうの記事に書いたように、きょうは梅干しの土用干しが仕上がる。


       
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2018梅仕事ー梅干しの土用干し

2018-07-02 | 梅仕事

2018梅干しづくり
 塩漬け6月14日)
 土用干し(7月1日~3日)
 完成と保存(7月3日)


7月1日から梅干しの土用干しを始めた。まだ土用にはなっていない。正確には天日干しとなる。

それにしたって梅雨が明けたからといってせっかちすぎるのではないか。昨夏のことがある。天候不順で、土用干しができたのは8月末になった。ことしだってどうなるかわからない。天気予報を見ると1~3日の3日間は晴天で高温である。それならやってしまえと。

梅の塩漬けは6月14日に行った。梅酢は2日目には上がってきた。

ことしで梅干しづくりは6年目にして6回目。思うのは、梅はいいものを購入したほうがいい。1キロで千円ぐらいのものなら間違いない。つい安物に目が行きがちだが出来上がりが違う。

今年の梅だって、塩漬けしたものを容器から取り出したところ、第一印象はきれいな梅だなということ。見ほれるくらいすばらしい。これまでの経験からこれならいい梅干しができるなと確信する。

ことしの梅の品種は小田原の曽我十郎。それもたったの1キロだけ。これまでの在庫がかなりあるからことしは少なくした。それに少量だから赤梅干しはやめて白梅干しだけにした。

いざ取り出してみるとやはり少ない。これをザルに並べると余計そう感じる。まるでままごとみたいだ。

ザルに並べたら注意することがある。6年前に失敗したことを記す。一日に一度は梅を裏返すのだが、干し始めて2時間後ぐらいがいい。時間がたつと皮がザルにくっついてしまい、無理に裏返すと皮を破ってしまうから早めに裏返すことだ。とくに初日は気をつける。へばりついてしまい、破れるなと思ったらその日は裏返すのをやめてそのまま翌朝を待つ。一晩おくと表面が湿って裏返しやすくなる。

きょうは7月2日、干し始めてから2日目になる。赤ちゃんの頬っぺたと同じくらいふわふわとやわらかくなってきた。その感触はとても気持ちがいい。あしたにはできあがる。


       
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冷凍保存のキヌサヤとスナップを食べてみた

2018-07-01 | キヌサヤ


冷凍のキヌサヤ

昨日6月30日午後9時からNHK総合の<あなたも絶対行きたくなる!日本「最強の城」スペシャル>を見た。有名人たちが「最強の城」を決定する。事前の番組案内で奈良の高取城が出てくるというからこれは必見と楽しみにしていた。

なぜかというと昨年11月に京都の紅葉見物の折に奈良の高取城まで足を延ばしたからだ。山城登山である。いまは石垣だけで建物はまったく残っていない。本丸跡周辺を1時間ほど去りがたくうろうろしていた。寂々としたたたずまいがかなり気に入ったのだろう。

最強の城はなんと高取城に決まった。それを決めた芸能人?3人は高取城に行ったことがないのにそう決めた。うん? まあ深く考えないことにしよう。

閑話休題。
5月初旬に冷凍保存したキヌサヤエンドウとスナップエンドウを食べてみた。キヌサヤは食べられたが、スナップはまずかった。

両者のこの春の豊作は何度もこのブログで書いてきた。食べきれないのでとうとう冷凍保存してみた。はじめてのことなので冷凍保存の方法はネットで検索し、その通りにさっとかために茹でたのをジップロックに入れて冷凍室へ入れておいた。

これがかざばる。冷凍庫が狭いからこれ以上置いておくこともできないので早々に食べなければならない事態になった。

まずはキヌサヤ。これは解凍しても問題なく食べられた。食感もそれほど違和感がない。これなら冷凍してもいけるとわかった。

一方スナップ。これはまずかった。かために冷凍しておいたから解凍してからほんの少し茹でて食べた。サヤにあのポリポリ感はまったくなくなっていた。きわめてまずかった。スナップはやっぱり生の茹でたてにかぎる。来年はスナップの冷凍保存はやめよう。

そこで冷凍スナップは食べずにすべて捨ててしまおうかと思ったのだが、ふと気がついてけちくさく豆だけを取り出した。これで豆ごはんを炊いた。大正解であった。自分で育てたものには愛着がある。最後まで食べてやろう。


       
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