30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

キヌサヤエンドウー10月28日タネまき、11月1日発芽、翌2日に定植

2021-11-03 | キヌサヤ

育苗箱で発芽したキヌサヤ。翌日にはすぐに定植してしまう

キヌサヤエンドウのタネまきは10月28日。11月1日に発芽し、翌2日に定植した。

ことしもスナップエンドウはやめて、キヌサヤエンドウだけにした。スナップエンドウはうまいのだが、もっぱら茹でて食べるのだけで応用範囲がなく、これだけだと飽きてくる。豆類は大概そうだ。ソラマメにしろエダマメにしろ大好物でせっせと食べるのだがしだいに食べ飽きてくる。それが難点だ。その点、スナップに比べてキヌサヤはかなり地味な存在でもこれがなにかとおかずになってくれるから重宝する。

エンドウは直まきはしない。いつも育苗箱に、培養土を入れてそこで発芽させたうえで定植している。種まきから5日ほどで発芽してきた。

サヤエンドウは直まきすると発芽がそろわないときがある。欠株対策のためやや多くのタネをまくのだが、それでもうまくいかないときがある。それならば確実な方法でと、育苗箱で発芽させてから定植している。手間はちょっとばかりかかるが、小さな菜園ではこのほうが欠株を心配することなく、苗を植えつけることができて安心する。



11月1日に発芽してきたものを翌2日に定植した。これは超せっかちの仕業とはいえなくもないのだが、それなりの理由がある。

育苗箱で苗を育て、引き抜いて定植するのだが、育苗箱で根が回りすぎるとなかな抜けないで根まで切ってしまいかねない。

そこで発芽してきたら、間髪入れずに定植してしまう。上の画像が引き抜いた状態の幼苗である。こんな幼苗を定植して大丈夫だろうかと最初は心配したが豆類にそんな心配は無用のようで、定植以降の生育になんの問題もない。エダマメもそうしている。

10センチ間隔で定植した。ここまではスムーズに事は運ぶのだが、キヌサヤで頭を悩ますのがこれからの寒さ対策。寒害に遭うことなく冬を越せるか。

防寒のため、穴あきビニールまたは防虫ネットをトンネル掛けする。その年の気温しだいでどちらかを選ぶのだが、これがむずかしく凍害に遭って枯らしてしまうことがある。厳寒期となる12月末から2月の初めまでは穴あきビニールを使っている。


2021年の読書
2021年10月の読書
・菜食主義者=新しい韓国の文学(ハン ガン著、きむふな訳・クオン)

・評決の代償(グレアム・ムーア著、 吉野 弘人訳 ・早川書房)
・水の都(庄野潤三著・河出書房新社)

2021年9月の読書
・生命海流(福岡伸一著・朝日出版社)
・高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太朗著・講談社)
・スモールワールズ(一穂ミチ著・講談社)
・己丑の大火 照降町四季(2) (佐伯泰英著・文春文庫)
・初詣で 照降町四季(1) (佐伯泰英著・文春文庫)
・片見里荒川コネクション(小野寺史宜著・幻冬舎)

2021年8月の読書
・三体Ⅲ 死神永生 下(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・三体Ⅲ 死神永生 上(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・星落ちて、なお (澤田瞳子著、文藝春秋)

2021年7月の読書
・テスカトリポカ(佐藤 究著、KADOKAWA)
・台北プライベートアイ(紀 蔚然著、舩山むつみ訳、文藝春秋)

・・・・・・
今年前半期(1月から6月)で心に残ったのは次の3冊。「
死の棘」(島尾敏雄著・新潮文庫)、「ザリガニの鳴くところ」(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房)、「サガレン」(梯 久美子著・KADOKAWA)。「死の棘」は年寄りにはつらかった。40歳前後で読んだらどんな感想を持っただろうかと考えた。

2021年6月の読書
・自転しながら公転する(山本文緒著、新潮社)  
・俺と師匠とブルーボーイとストリッパー(桜木紫乃著、KADOKAWA)
・流人道中記・下(浅田次郎著、中央公論新社)
・流人道中記・上(浅田次郎著、中央公論新社) 

2021年5月の読書
・続・用心棒( デイヴィッド ゴードン著、 青木 千鶴 訳・早川書房)   
・用心棒(デイヴィッド ゴードン著、青木 千鶴訳・ 早川書房)
・特捜部Q―アサドの祈り( ユッシ エーズラ・オールスン著、吉田 奈保子訳・ 早川書房)

2021年4月の読書
前月の続きで島尾敏雄の「死の棘」を読んだ。感想はといってもすぐに言葉がみあたらない。読み始めてすぐにミホの言葉がいちいち胸に深く突き刺さった。いまさらわが身を反省しても遅いのだが。「パディントン発4時50分」は若いとき読むつもりでいたのを何十年後の白髪の年寄りになったいま手に取った。

・パディントン発4時50分( アガサ クリスティー著、 松下祥子訳・ハヤカワ文庫)
・レストラン「ドイツ亭」(アネッテ・ヘス著、森内薫訳・河出書房新社)
・死の棘(島尾敏雄著・新潮文庫)

2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。

・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)

2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。

・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房) 
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋) 
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)  
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)  
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス( 長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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