30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2021シロヤシオー5月28日の日光・女峰山の羽黒尾根は大当たり、お見事!

2021-05-29 | 登山

こんなに撮ってどうするのというくらい撮った。
それなのに羽黒尾根のシロヤシオのすばらしさをまったく表現できていない


山行日 2021年5月28日(金)日帰り
天気 晴れのちくもり
山域 日光
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:29=5:03北千住5:13=5:58南栗橋5:59=6:35栃木駅=6:41=7:39東武日光駅7:43 =7:49日光田母沢御用邸記念公園バス停

羽黒尾根を登る・日光田母沢御用邸記念公園バス停(650m)7:558:20(
羽黒尾根末端740m)ー9:00(935m・祠がある)ー9:49(1122m)ー10:47(雨量計)ー11:15(1450m)ー11:50(1523m 黒岩尾根と合流)ー12:40(八風)ー13:00(遙拝石)13:10ー13:15(1913m黒岩、遙拝石)13:35下山開始
黒岩尾根を下る・14:13(羽黒尾根との分岐)ー15:06稚児の墓ー15:51(855m)ー16:04行者堂ー16:17大
猷院・二荒山神社前(ゴール)
=16:25東武日光駅16:29=17:49南栗橋17:50=18:06春日部18:11=18:58柏19:09=19:12我孫子駅


<わたくしの好きな山登り

5月28日に日光の山を歩いてきた。コースは、バリルートの羽黒尾根から登り、遙拝石、黒岩まで行き、下山は一般コースの黒岩尾根をとった。目的は5月23日の丹沢に続いてのシロヤシオ。

羽黒尾根のシロヤシオは見事だった。延々と続くいまが盛りとばかりに咲くシロヤシオの森に身を置くことができた。花つきがよく、尾根全体にすきまなく群生して咲き誇るさまを目にし、シロヤシオ大好きのわたくしは、青空に白く輝く美しさに酔いしれ
狂喜乱舞のていであった。どんなにオーバーな表現も許されるだろうというくらい、ここはほんとすごかったですね。生きているうちに出合えてよかった、と。

羽黒尾根とは、日光・女峰山から南へ延びる尾根、黒岩尾根と寂光の滝ルートとのあいだの尾根である。バリエーションルートになり、登山道として地図には記載されていない。1523mあたりで黒岩尾根に飛び出し合流する。

シロヤシオに魅せられ、恋し、虜になり、毎年5月はシロヤシオを想う日々だ。人一倍シロヤシオをこれまで見てきたという自負があるのに、これほどの群生に出合うのは初めてであった。見とれるばかりで足が先に数まない。羽黒尾根のシロヤシオは予想をはるかに超えていた。

5月23日に丹沢の大倉尾根から塔ノ岳丹沢山を歩いた。今年もはずれだった。もの足りなかった。そこで昨年に評判を聞いていた羽黒尾根を登ることにした。だが妙なことにネット検索してもこの5月は羽黒尾根の登山記録がまったく見当たらない。歩いていないのか? それがひとつの不安材料であった。それに5月末になり、ことしは見ごろをすでに過ぎてしまったかという心配もあった。
 
さすがに標高の低いところでは盛りを過ぎて落花していたが、標高を上げていくとその心配は一気に消えた。花盛りであった。とにかくうれしかった。
 
羽黒尾根はバリエーションルート。ということで事前になんどもシミュレーションし、準備万端整えた。バリルートを歩くのは好きである。バリルートは一人で歩くべきものと決めている。道迷いして遭難するのではないかという不安を感じなら緊張して。歩きとおしせたときの達成感は格別だ。

羽黒尾根を地図で見ればすぐにわかるのだか尾根が明瞭でわかりやすい。もちろん道標は一切ない。踏み跡はところによりあったりなかったり。とにかく尾根のてっぺんを外さないよう意識して歩けばいい。バリルートとしては中級程度になるのか。

下山を開始して、知らずに口笛を吹いているのに気が付いた。それだけご機嫌だったのだなと自分でも知ることができた。

羽黒尾根のシロヤシオを知ってしまうと、ほかには目がいかなくなる。「丹沢の君」には悪いが、これからは「羽黒の君」との逢瀬が楽しみになるのだろうかなと思う。
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なかなかシロヤシオが出てこない。時期がやや遅れたか。やっと1295mあたりになってはじめてすがたを現した。その木が素晴らしかった。大きき枝を伸ばしそれはそれは見事だった。

1350mにある雨量計から1400m台が圧巻だった。シロヤシオのオンパレードになる。四方八方どこを見てもシロヤシオばかり。標高を上げていくと、これでもかと密生してくる。とくに西斜面は一面真っ白。尾根を外れで斜面を下ってしまいたい衝動に駆られるほど。

シロヤシオは黒岩尾根と合流する1523mから先も咲いていた。ダケカンバが出てくる1650mあたりまで咲いていた。どこまで続くのか、そんな思いで登っていた。
 
隣り合わせの尾根なのに、黒岩尾根のほうにはシロヤシオはほとんど、いやまったくないといったほうがいい。谷を一つあいだに挟んでいるだけなのに、こんなにも植生が違うのかと不思議なほどだ。

多くを撮った。だが、これが羽黒尾根のシロヤシオ! という一枚がない。全貌を伝えるには、どうぞ歩いてみてくださいというほかない。

手短にコースをたどってみる。
日光田母沢御用邸記念公園バス停(650m)から黒岩(1913m)まで標高差は約1263m。

日光田母沢御用邸記念公園バス停から県道194号(寂光滝線)を行く。
8:20 羽黒尾根末端となる740mあたり。右手の(広い)林道へほんの少し入りそこから登り始める。
6月1日追記=羽黒尾根にはどこからも取り付くことができるが、ここは見るからに尾根の末端だということがよくわかる場所から登ることにした。いよいよバリルートへ足を踏み出す。
 
8:55 林道に出る。林道を歩かないで、道を渡り再び山のなかへ
 
9:00 935m・祠がある
 
9:05 再び林道。20mほど歩くと左手に踏み跡がある。かなりはっきりしているから見落とすことはない
 
6月1日追記=1240m前後が羽黒尾根で一番の急坂が続く。直登したがこれはやばいと右に回り込んだ。かすかに踏み跡らしい道形があるような?気がした。ここはみなさんそうしているようだ。回り込んだら意識して尾根のてっぺんにまた戻るようにする。どこを歩いてもいいというのがバリルートの面白いところ。
10:25 1295mあたりでシロヤシオの姿が。ここから、しつこいくらい下手な写真が続きます。
 

ヤマツツジが所々に
 
 
 


10:47 1350mの雨量計。ここから上が花盛りl
 
ミツバツツジも
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11:50 1523mで黒岩尾根に飛び出し合流する。目印にテープが何重にも巻かれている。羽黒尾根のシロヤシオに、ここでお別れね、と見送られている感じ。黒岩までここから約一時間。黒岩尾根を進み、このさき1650mあたりまで咲いている
 
 
12:36 八風の手前の岩場
 


遙拝石や黒岩が見えてくる
 
遙拝石、黒岩への道
 
13:00 遙拝石に着く。滝が見える。ここまで晴天で暑いくらいだったのだが、急にガスが出てきた。
 
13:15 1913mの黒岩

遙拝石、黒岩の周辺には雪割草がそこかしこに。ハクサンコザクラとかなり似ている。雪割草は花の切れ込みが浅いこと、一番の区別の目安は葉っぱで、見れば一目瞭然だ。

13:55 下山開始

14:20 標高1650mのシロヤシオ。後ろはダケカンバ

下山は黒岩尾根をとる。
2000m台でヤマツツジが連続して目立つようになる。



15:06 稚児の墓

16:04 行者堂

16:17に猷院・二荒山神社前に着く。
そこにバスが。出発時刻を聞くと16時17分。すぐに乗車。この下の西参道バス停まで歩くつもりでいたのだが、ここがゴールとなった。この日は終日ついていた。晴天に恵まれ、シロヤシオに心洗われた一日であった。満足の山旅ができた。

翌朝の29日、やはり筋肉痛だ。

追記
ここがバリルートだというのを忘れてしまうほど、シロヤシオの花盛りの森が続き、心うきうき歩くことができた。まさにシロヤシオのでパラダイスであった。
訪れた時期が遅く落花してしまったかと心配したが、なんとなんと絶頂期であった。それに今年の日光のシロヤシオは花つきがいいと聞いていたが、その通りであった。幸運が重なった。忘れられない山旅となった。

さらに追記
あまりに素晴らしかったので2022年5月に再訪を期していた。日光博物館に問い合わせると、ことしは花つきが悪い、というので取りやめることにした。わたくしが歩いたこの報告の2021年は近年にないほど大当たり年だったという。そうか、それほどの幸運に恵まれたのか。


      
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2021シロヤシオー塔ノ岳から丹沢山はハズレ

2021-05-24 | 登山



上からシロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジ


山行日 2021年5月23日(日)日帰り
天気 ガスのちくもり
山域 丹沢
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:29=5:39代々木上原5:50=6:57(渋沢駅北口からバス)7:02=7:17大倉7:22-8:10見晴小屋-8:50駒止茶屋-9:13堀山の家-10:02花立山荘10:07ー10:40塔ノ岳11:00-(シロヤシオ観賞・撮影のため塔ノ岳から丹沢山のあいだのコースタイムは参考になりません)-12:04丹沢山12:30-13:50塔ノ岳13:55-14:20花立山荘-14:55堀山の家ー15:15駒止茶屋-15:44見晴小屋15:50ー16:30大倉16:38=16:50渋沢駅16:53=18:03代々木上原18:04=19:16我孫子駅


<わたくしの好きな山登り

シロヤシオに逢いたくて大倉尾根を伝わって、塔ノ岳を経て丹沢山を往復してきた。

シロヤシオのとりこになってもう何年がたつだろう。毎年5月ともなると逢瀬をいまかいまかと待つようになった。
5月に入ると開花が気になり毎日ネット検索する。というのも見ごろは気温などで年によって変動する。
 
毎年逢いに行くのは丹沢山中に住み君。丹沢のシロヤシオの名所といえば、二つある。ひとつは檜洞丸。もう一つは塔ノ岳の北斜面から丹沢山へ向かう稜線だ。後者を好む。
 
今年は桜の開花がかなり早かった。それと関連性はないのだろうけれど、シロヤシオだって開花は早いだろう。そう思ってネット検索するのだが、今年に限ってわたくしが最もほしい情報が得られない。でも例年だと28日前後に出かけている。今年はなんとなく早いような気配がある。あわてて出かけた。

困ったのは天気だ。山にはいきたいのだが、梅雨入りが早まりそうで毎日天気が悪い。一日ごとにめまぐるしく予報が変わる。23日は久しぶりの晴れマーク。この日を逃したらあとがない。

しかし山の天気予報は完全に外れた。下界は予報通りらしいのだが、山中の午前中はガス、ガスの東京ガスの世界だ。こんなではなかったはずだ。でも霧に包まれたシロヤシオの幻想的な姿も素敵かもと思うようにして、自分の心を静めながら登った。

そのシロヤシオ、ことしは外れだった。3年続けての外れとなった。5月の陽光にその清楚で上品な姿を輝かせてむかえてくれるだろうと期待に胸を膨らませてむかったのだが。
 
全体的に花つきが悪い。これまでのワーストの3本指に入る。当たり年かそれとも外れ年かは、わたくしが勝手に決めている“標本木“があり、それの咲き具合を見て判断している。
 
ことしはこの標本木が悪い。2017年と同じくらい花つきが悪い。ほかも全部が全部悪いというけわではなく、なかには花つきのいい木もある。それらを観賞して自分を納得させるしかなかった。

シロヤシオがいかに気まぐれか、ここ5年の標本木の咲き具合を見るとわかる。

・2021年外れ(2017年と同じくらい花つきが悪い)

・2020年外れ

・2019年外れ(この年は歩いていない。同じ時期に九州の山を歩いていたので、後日の情報から判断した)
 

2016年大当たり (左上に富士が見えるすばらしい構図となる)


 山歩きを半世紀、73歳になっても、登山は気分を爽快にさせてくれる。歩いた翌朝のいまもそうだ。こころのオリを外に出してくれる。コロナ禍だからより強くそう感じるのかもしれない。

この年になると大倉尾根を伝わって、塔ノ岳を経て丹沢山を往復するのは年々厳しくなった。それでも歩くのはシロヤシオとの逢瀬が目的だからでがんばっていく。

目的はもう一つある。累積標高は1500mになるという。歩きとおすと「ことしもまだまだ歩けるな」という自信につながる。ことしもこれでアルプスだって歩けるという気分になれるのがうれしい。

大倉バス停から塔ノ岳まで3時間以内でというのが目標。だがもうだめだ。前年が3時間10分、今年は3時間20分。歩くたびに体力の衰えはどうしようもない。年だからゆっくり歩いて、むきになってがんばらなくてもいいのにと思うのだが、ついがっばてしまう。

しつこいようだがもうすこしシロヤシオの観察記を。
・塔ノ岳の北斜面のシロヤシオは、丹沢山へ向けて下って行くと左側周辺に群生している。標本木としているシロヤシオもここにある。これがかなり悪い。落胆した。花がほとんどついていない。周辺を見ると、花つきがいいのが散見できたのが救いであった。

・塔ノ岳の北斜面がだめなら期待できるところがもう一つある。丹沢山方面に進む。キレットから新高へ登り、こんどは下って登り返したところの左側。ここはやや満足できる状態であった。ほっとした。これで不満を少し解消でき、笹原に座り込んでじっくりと観賞した。やっぱり君は美しい。

来年こそは期待しよう。


      
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2021年6月収穫予定のタマネギは大失敗

2021-05-21 | タマネギ

見るも無残なことしのタマネギ、大失敗であった(上)
300個収穫予定だったが、このありさまである(下)

ソラマメが豊作の一方でタマネギが凶作となった。両者はくしくも隣り合わせで育ててきた。明暗を分けた。

大失敗である。タマネギ栽培を始めてからこんな事態になるのは初めてになる。

毎年タマネギの苗はタネから育成している。菜園を30数年やっていても、これは最上位のむずかしさになる。試行錯誤のうえ5年ほど前から失敗はなく、すばらしい苗を育成できるまでになっている。

タマネギは300個の収穫を予定する。今年のタマネギは、といっても毎年同じことの繰り返しになるのだが、昨年9月にタネをまき、11月に定植した。

これまでになく多くの苗を育てることができた。だいぶ余った。そこで知り合いの4人に苗を分けた。わかる人はわかっている。自家育成の苗がいかにありがたいかを。

今年2月までは順調に育った。3月になり気温が上がるとともに葉がしだいに鮮やかになって生長していく時期になった。それを見て、ことしもまいちがいなく順調だと思っていた。

ところがである。どうも生長が思わしくない。4月に入るとはっきりとそれがわかった。葉は伸びないし、色が悪くしだいに黄ばんできた。球も大きくならない。球にカビがはえている。なかには立ち枯れてきたものがある。あれよあれよとわからないままに全体に広がった。この時点で、ことしはこりゃだめだなあきためた。

問題はこの凶作の原因である。

苗が病気を持っていたのか。そこで自家育成の苗を分けた4人の畑での生育状況を見せてもらうと異常はなくすくすくとまともに育っていく。苗に原因があったとは思えない。

となると畑に原因があるとしか思えない。病原菌に感染したのだろうか。タマネギの病気を調べてみると実にいろいろなものがある。どれに該当するのか。浅学にはわからないが、「乾腐病」とか「萎黄病」というものに症状がよく似ている。

この病気はわが菜園だけではなかった。すぐ近くの2つの菜園でも同じ症状で凶作であった。まさにいまのコロナ禍と同じ、病原菌がまん延したとしか思えない。
土の中に菌が潜んでいるかもしれないから、来年はここを避けて離れた場所を選ぶことになる。

よもやの事態であった。ことしの収穫は絶望だった。すべてを破棄してしまいたいが、小さいが病気でないものをとにかく選び、ほかは破棄するほかない。

買ってきた苗で失敗するのならあきらめがつく。だが、タネをまいて9カ月も育ててきただけに残念というほかない。タマネギ失敗の顛末である。


      
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5月15日、ソラマメ1回目の収量は13.5キロー豊作だった

2021-05-17 | ソラマメ

5月15日、ソラマメの1回目の収穫

ソラマメー5月15日に1回目の収穫を行った。収量はサヤつきで13.5キロあった。昨年に続き今年も豊作であった。質もかなりよく、3粒入りのサヤが多かった。以前より栽培面積を減らした。収量が少ないのを心配していたがかなりの量が取れそうだ。

その日のうちに知り合い数人に宅配便で送った。この日の晩酌のつまみはもちろんソラマメ。初物はやっぱりうまいとばかりに手元に残った1キロを食べてしまった。



ソラマメはこの後も2回目、3回目と収穫が続く。収穫後の鮮度が急速に落ちる。多くをいちどに収穫して冷蔵庫に保存しておくよりも、食べるたびにもぎ取ったほうがいい。

ソラマメは毎年知り合いに贈る。いいものを作らなけれいけないというプレッシャーがある。それが励みとなって精を出して世話をする。それでも結果を出せないで不作の年があるとかなり落ち込んでがっかりする。

ソラマメづくりはむずかしい。周辺の家庭菜園派はだれも作っていない。ことしは農家もあまりよい出来とはいえない。ことしに限っていえばわが菜園がいちばんかなと、つい自画自賛したくなる。

ことしは不思議なことがあった。ソラマメといえばアブラムシを連想してしまう。その大敵のアブラムシが襲来しなかったのである。ソラマメを作り始めて、こんなにアブラムシが少なく、ほとんど被害がなかった年はこれまでなかったのではないか。もちろんそれに越したことはない。

それでも予防のため、マラソン乳剤2000倍を3回ほど散布した。これだけやっても駆除が間に合わない年だってある。かなり手を焼く相手だ。ことしはその姿をほとんど見なかったといっていい。やはりアブラムシがいないとこんなにも気分的に楽なんだと知った。

これから食べるのが収穫に追いつかなくなる。それにしだいに飽きてくる。もったいないから、さっとゆでてジップロックに入れて冷凍してきた。ことしはどうするか。ネットで検索してみると、薄皮に包丁で切り目を少し入れて、生で冷凍する方法を見つけた。ゆでて冷凍すると水っぽくなる。ことしは”生”で行こう。なにごともやってみないとわからない。

今日は2回目の収穫予定でいた。外は雨。ソラマメに梅雨空は似合わない。東海まで梅雨入りしたというから関東も間もなくなんだろう。


      
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5月4日植えつけたサツマイモ、1週間後の5月12日の状態

2021-05-13 | サツマイモ

5月4日に植えつけたサツマイモ、1週間たった5月12日の状態

5月4日に植えつけたサツマイモ。紅アズマ50本、紅ハルカ20本のあわせて70本。おまけが10本ほどついていたので全部で80本。おまけの10本の苗は小さく貧弱だが、とにかく植えつけた。

1週間後の5月12日のいま。ことしは両者ともに活着率がかなりいい。紅ハルカは100%近い。紅アズマだって根付かずに枯れて欠株になるのは多くても2、3本ぐらいにおさまるだろう。

植えつけたときはしおれて瀕死の状態だが、根付けば苗が起き上がってくる。見違えた姿になる。これが活着したというサイン。

ここれを見届ければひと安心できる。あとは収穫までほったらかしでいい。つるが伸びて繁茂してきたら気が向いたときに天地返しをしてやるくらいだ。

活着せずに枯れてしまって欠株が出たときの対応。早く植えつけると、なかには元気よくすぐにツルを伸ばす株がある。このツルを切り取って、植えつけ適期内に苗として挿してやれば間に合う。これはよくやる手だ。

サツマイモには育てるという楽しみがない。手間暇かけるということがないからつくっていてもおもしろくない。楽しみは収穫だけとなる。別な見方をすれば手間いらずに育ってくれるからなんともありがたいといえるのだが。

収穫は9月中下旬から順次となる。それまでには期待に応えて立派なイモをなってほしい。収穫後は半年のあいだ毎日食べ続ける仲、長い付き合いとなる。


      
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夏のジャムづくり計画ーウメ、アンズ、ラズベリー、ブラックベリー

2021-05-12 | ジャム

↑ブッラクベリーの花、一部は実をつけはじめた(5月11日現在)

↓ラズベリーの花、一部は実をつけはじめた(5月11日現在)

わたくしの好きなジャムズづくり

30数年続けているジャムづくり。冷凍庫がジャム瓶であふれる。このため近年は種類も数もめっきり減らしている。これで困ることはなく、セーブしたおかげで保存数もちょうどよくなっている。これまでが作りすぎていた。

これから迎える夏は、6月中旬にウメとアンズ、6月下旬にラズベリー、7月上旬にはブッラクベリーのジャムづくりが待っている。

年寄りになったいま、あらたにラズズベリーとブッラクベリーの栽培をはじめた。とくにラズベリーは昔のことになるが作っていたことがあり、そのジャムをかなり気に入っていた。ジャムの中では一番好きかな。でもさいど作ることはないと思っていたのだが、食べたい一心で作ることにした。

両者ともに酸味が効いたジャムになる。酸味、これがわたくしの好みの味のポイント。ベリー類のなかではブルーベリーが人気だ。近くの農園から果実を買って6年ほどジャムを作っていたのだが、甘いばかりで酸味が足りない。これが不満でいまでは作らなくなっている。

ラズベリーは一昨年に栽培を始め、昨年には少量だが実が取れて待望のジャムができた。感激だった。たぶん今期から本格収穫、すなわち多くの実がとれそうだ。

ブラックベリーは、知り合いからいただいた果実で、昨年はじめてジャムを作った。ブルーベリーより酸味があり、これならとすぐに苗木を植えつけた。初収穫は2年先の来年とばかリ思っていたのだが、生育旺盛で花がたくさん咲き、かなり実をつけている。一年早く初収穫できそうだ。

やろうと思えばできるものもある。やろうとしなからできないのである。そうとわかってはいても、年を取ると面倒だからとなかなか実行できなくなる。とにかくやってみた。ラズベリーとブッラクベリー、栽培をはじめてよかったとこれからの収穫を楽しみにしている。


      
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代わりばんこでコマツナとキャベツの煮浸しを

2021-05-11 | キャベツ

春先にタネをまいたコマツナ。ただいま収穫中

春キャベツは見るからにうまそう。5月10日収穫のもの

菜園の2月と3月はほとんど収穫するものがなくかっらぽになる。それがいまは空きスペースがないほどで、ほぼ満杯状態であちこちから芽が出ている。いかに4月は夏から以降に収穫する野菜の仕込みに励んできたかがわかる。

ことしにはいって一番食べてきたのが煮浸しだ。1月から3月はコマツナを、4月からは春キャベツを煮浸しで食べている。

コマツナは鍋に入りきれないほど詰め込む。蒸し煮するとまたたく間に減っていく。あれほどの量がこんなにと思うほど。山盛り鍋に詰めてちょうどいいくらいの分量になる。

春キャベツはやわらかく、みずみずしく見るからにうまそう。お気に入りだ。こちらのほうはコマツナのように鍋にぎゅうぎゅう詰めしない。そうするとさすがに作りすぎになる。

冬のコマツナの煮浸しがうまかったので、春先にタネをまいた。収穫できるようになって、いまは春キャベツと代わりばんこに食べている。

煮浸しが好きなんだろうなと思う。なによりも作り方が簡単だ。これが年寄りにはなによりもありがたい。たった3分でできてしまう。それに味がやさしく、もりもり食べてしまう。大量消費するにはうってつけのレシピだ。

合わせるのはいつも油揚げかちくわになる。気分によっては両方入れることもある。冷凍庫に保存できているか、チェックすることが多くなった。

煮浸しはシンプル。野菜のうまさがわかる。たまには手間暇かけたレシピに挑戦したい気持ちはあっても、時間と手間がかかるとわかると、手が負えないとすぐにあきらめる。それに手元にない調味料を使うレシピも面倒だなと敬遠してしまう。いつまでたっても凝ったレシピに向かうことができないでいるのだが、食べたいとも思わないからふしぎだ。


      
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夏野菜の定番-ナスピーマンキュウリトマト

2021-05-10 | キュウリ

キュウリはタネから育てている(5月10日現在)

夏野菜といえば、ナス、ピーマン、トマト、キュウリ。あまりに定番すぎて、なにを書いていいのやら戸惑う。このブログで登場する機会は極めて少ないのだが、たまにはことしのものを記録しておこう。

ナスとピーマン
いずれも4連結のトレイに入っている苗を4月中旬に購入した。一番安い苗である。これをポリポットに植え替えて半月ぐらい育て、ポットに根がまわってきたところで、5月上旬に穴あきビニールをトンネル掛けした中に定植した。支柱を立てるのはこれからである。

トマト
中玉4株とミニ4株のあわせて8株の苗を購入した。中玉はナスとピーマン同様4連結のトレイのもの。ミニのほうは試しにと1株250円から300円の苗を購入した。ことしは大玉は作らない。雨除けセットが折れてしまったためだ。トマトは嫌いではないが食べようとしないからこだわりはない。

キュウリ
かなり好きで夏は毎日食べる。欠かせない。そのため収穫が途切れないように植えつけをしていく。株が弱ってくると質が悪くなり収穫が落ちてくる。それを見越して次の新しい株を育て、スムーズに代替わりさせコンスタントにとれるようにするのが理想だ。ところがこれが難しい。
キュウリはタネから育てる。1株あれば毎日1、2本取れる。この株が弱ってきたら選手交代で新しい株にとって代わる。とはいえ安全策として初回は2株を育て、5月10日に定植した。収穫が途切れないようつぎのタネをいつまくか。これが問題だ。たいがいは見込み違いでうまくいかない。そうなるとしばらくのあいだ食べられない期間が出てくる。


      
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5月4日サツマイモ植えつけー紅アズマ50本、紅ハルカ20本

2021-05-06 | サツマイモ

紅ハルカ20本(左)と紅アズマ50本(右)

5月4日にサツマイモの苗を植えつけた。紅アズマ50本、紅ハルカ20本、あわせて70本。昨年と同じ本数とした。昨年の植えつけ5月8日だった。

苗の販売をジョイフル本田に電話で尋ねた。
ーすでに入荷して売り出している。ことしはあたたかったせいか苗も早めに入荷している。連休明けがいちばん多く入荷の予定だー

これを聞くと居ても立ってもいられず、すぐに自転車に乗り、利根川を渡り隣の茨城県まで買い出しに。

紅アズマが50本で987円 紅ハルカが20本で877円(いずれも税込)。紅ハルカの苗はかなり割高だ。

すでに4月20日に畝を立てマルチを張っている。用意万端。明日といわずすぐに植えつけた。それぞれ5本ほど余計に苗がついていたから植えつけたのは全部で80本となる。なかには活着しないで枯れてしまう苗がでてくる。実質70本としておこう。

植えつけ時に苗はくたっとしてまるで元気がない。ここから新たに芽がでてくるのだからふしぎでならない。つい、その再生パワーを少しでもいいからわたくしにもと思ってしまう。


      
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ソラマメー収穫はまもなくだ、でもまだ安心できない

2021-05-05 | ソラマメ


5月4日現在のソラマメ

ソラマメのいま。順調に育っている。収穫は例年なら今月の中下旬になる。

莢が充実してくる4月末から周期的に雨が降っている。これで胸をなでおろしている。いまぐんぐん莢が大きくなり実も膨らんできた。ことしはこれなら大丈夫だろうと安心している。でも収穫するまではどうなるかわからない。

というのも一昨年のことが忘れられないからだ。莢ができて、さあいまからという5月の初め、どういうわけか実が入らない状態となった。実が膨らまない。いつまでもすかすかのままであった。どうしたんだろうとあっけにとられ、わけがわからなく事態がのみこめなかった。豊作の予感だったのが一転して凶作になった。地域全体のソラマメが凶作になった。急展開の凶作ってあるもんだと知った。

これを経験したばかりに、ソラマメに対しはどうも収穫するまでは安心できなくなった。いつ凶作になってもおかしくないことを知っただけに、順調な生育ぶりをみても、一抹の不安がある。ことしは豊作の予感! なんて口にすると、たちまち凶作に転じてしまうのではないかという危惧がある。

収穫まであと10日ほどだろうか。どうかこのまま育ちますように。


      
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