30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

シャキシャキ感を食べるダイコンの間引き菜

2018-09-29 | ダイコン

このところのウオーキングは、家を出てから戻るまで、ずっとキンモクセイの香りに包まれて歩いている感じだ。

ダイコンの間引き菜が取れるようになった。これを待っていた。ダイコンは間引き菜を楽しみにタネをまいている。

9月6日にタネをまいた。間引き菜を取るため点まきではなく条まきする。それも1、2センチ間隔で密にまき、多くの間引き菜を取りながらしだいに株間をあけていく栽培法である。

ダイコンの間引き菜が好きなのはそのシャキシャキ感にある。まるで三つ葉のそれとそっくりだ。その食感を味わうためには本葉7枚から10枚前後のときがいい。これ以上生長するとシャキシャキとした食感はしだいに薄れていく。

うまい時期の間引き菜は茎葉が細くて繊細で、扱いにくいからそっとやさしく。食べ方はもっぱらかために茹でて鰹節をかけしょゆを落として食べる。さわやかなシャキシャキ感を味わうにはシンプルがいい。知り合いに分けたらサラダにしてもうまかったという。

菜園をやっていればこそのダイコンの間引き菜である。楽しめるのはわずかな期間でしかない。まごまごして取り損なうとアウトだ。


2018年の読書

2018年9月の読書
・織田作之助作品集2(織田作之助著・沖積舎)
・織田作之助作品集1(織田作之助著・沖積舎) 
・街道をゆく17<島原・天草の諸道>(司馬遼太郎著・朝日新聞社)
・文字渦(円城塔著・新潮社)

2018年8月の読書
・ファーストラヴ(島本理生著・文藝春秋)
・百年泥(石井遊佳著・新潮社)
・街道をゆく16<叡山の諸道>(司馬遼太郎著・朝日新聞社)
・それまでの明日( 原尞著・早川書房) 

2018年7月の読書
・本のエンドロール(安藤祐介著・ 講談社)
・日本SF傑作選6 半村良 (ハヤカワ文庫 JA)  
・作家がガンになって試みたこと(高橋三千綱著・岩波書店)
・花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生(デイヴィッド・グラン著、倉田真木訳・早川書房)

2018年6月の読書
・土の記(下)(高村薫著・新潮社)
・土の記(上)(高村薫著・新潮社)

2018年5月の読書
・わたしは英国王に給仕した(フラバル著 阿部賢一訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)

2018年4月の読書
・苦海浄土3部作(石牟礼道子著 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)

2018年3月の読書
・名誉と恍惚(松浦寿輝著・新潮社)
・火定(澤田瞳子著・PHP研究所)
・虎の牙(武川佑著・講談社)

2018年2月の読書
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・僕が殺した人と僕を殺した人(東山彰良著・文藝春秋)
・機龍警察 暗黒市場(月村了衛著・早川書房)
・アメリカ黒人の歴史(ジェームス・M・バーダマン著、森本豊富訳・NHKブックス)
・監督の問題(本城雅人著・ 講談社)

2018年1月の読書
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド著・谷崎由依訳・早川書房)
・銀河鉄道の父(門井慶喜著・講談社)
・いくさの底(古処誠二著・ KADOKAWA)

⇒2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


     
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ゆで栗はやめられない

2018-09-27 | その他

栗ご飯に続いてゆで栗を作った。

この栗は菜園のすぐ近くの栗林から拾ってきたもの。果樹は食べることより、採取することが楽しい。この栗林は何十年も人の手が入っていない。放ったらかしである。それでも毎年実をつける。道端にまで落ちて多く転がっている。長年だれも拾う人を見ない。それならと、栗拾いが好きということもあるのだが、棘が指に刺さらないように注意しながら、もったいない、もったいないといいながら拾う。

ここの栗はいつもゆでて食べる。ゆでたら縦半分に切って食べる。サジで中身をほじくり出す。残さないようにと、小さい穴をのぞき込んでは丹念にほじくり出しながら、うまいうまいと食べている。他人から見るときっとけちくさい姿に見えるだろうなと思う。小銭入れをのぞき込んでいる姿と同じで、これもはたから見るとどうもみみっちく見える。

ゆで栗は炊き込みご飯とおなじくらい好きである。飲んべえの箸休めになるし、食後の“スイーツ”にもなる。一つ食べるとやめることができなく、次々と食べてしまう。手元にあるのがなくなるまで夢中になって食べてしまう。ゆで栗はこれが困る。

初秋の9月の味覚はいつも栗である。それにサツマイモ。このふたつですっかり満喫してしまった。松茸は食べたいと思わないのだからなんとも安上がりの秋なのである。


     
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栗700グラムと米3合で栗の炊き込みご飯

2018-09-25 | その他

今秋も栗を近所からいただいた。この家は同じ住宅地にあり、大きな栗の木が家全体を覆っている。栗といえば定番は栗ご飯とゆで栗。今回は栗ご飯を作ることにした。炊き込みご飯は簡単だからわたくしにだって作れる。タケノコにしても豆にして炊き込みご飯はなんでも好きで目がない。

皮つきで700グラムあった。皮をむくのが面倒だが、皮むきはすでに経験しているからたいした手間はかからないと分かっている。一晩水に浸して皮をむいた。鬼皮は簡単にむけた。しかし渋皮にはかなりてこずった。包丁で手を切らないようにと気力を集中した。皮がむけたらできたも同然。

皮つきで700グラムあったのだが皮をむいたらそれほどのボリュームはない。用意するのは3合のコメ。これに対して栗が少ないのか多いのかわからないが、栗ご飯はこれでもかと栗が入っていたほうがぜいたくで豪勢である。むいたままの大きな粒をそのまま入れる。炊きあがったら半分をつぶしてまぜるほうが食べやすい。一丁上がりである。



栗のほかに秋に作りたい炊き込みご飯がある。それはキノコご飯だ。ずっと昔のこと、山形の月山の帰りに寄った料理屋のキノコ汁とキノコご飯がいたく気に入ったことをいまでも覚えている。ふだん見たこともない多くの種類のキノコだった。こんかい栗ご飯を作っていたらそれを思い出した。こんどはそんなキノコご飯を作ってみたい。


       
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ナスとジャガイモの大量消費

2018-09-23 | ナス

菜園をやっているといちどに多く取れる。食べるのに追われる。宿命とはいえこれが厄介だ。食べる分だけ日々収穫できるのが理想だが、できるわけがない。そうなると大量に調理ができてかつ保存ができるおかずがないものかと考える。

知り合いの農家から秋ナスをいただいた。色合いからして青ナスとばかり思っていたのだが、白ナスだという。



ナスの大量消費でわたくしが思いつくのは「なす味噌」。なんとかの一つ覚えである。この夏はこればかり作っていた。それしかできないから今回もそうしようと思ったのだが、あまりにも脳がない。ほかにないかと、ネットで「ナス 大量消費」で検索。そのなかから「麻婆なす」を選んだ。はじめて作る。新メニューが一品増える。レシピを見ると麻婆豆腐と似たようなもので簡単にできるようだ。これにしよう。

使うナスは8本。長ナスだから一般的な千両2号より長くて大きい。すべてを麻婆なすにするには多すぎて鍋に入らない。半分は麻婆なすに、あと半分はなす味噌に。今回は新メニュー開発ということでいつものなす味噌は避けたかったのだが、やっぱりそうなったかと苦笑い。でも新メニューを一品でも増やすことができればこれ幸いである。

麻婆なすができて味見をした。どうも気に食わない。自分の好みの味ではない。なにが足りないのか。ほかのレシピをあらためて見直し、あらたに調味料を加えた。これで食えたものではない味になったにしても、自分が食うのだから安心してやれる。これがうまくいった。なんかしだいに勘がつかめてきたようだ。

最後に片栗粉を入れ、ラー油で自分の好みの辛さに整える。熱いご飯にのせて食べる。やはり麻婆豆腐の味だった。これはいい。気に入った。あとの一品はなす味噌。こちらは作り慣れている。

うまい具合にできたので気をよくした。さらに好物のポテサラを作ってしまった。ジャガイモの大量消費で自分にできるものはポテサラだけ。6月収穫のジャガイモが大量にあり、ここにきて芽が出てきた。早く食べるに越したことはない。これも鍋いっぱいに作ってしまった。



在庫を大量に減らすにしても、食べる量は限られている。調子に乗りすぎて作りすぎたか。


       
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この歳にしてはじめてのハンバーグづくり

2018-09-22 | その他

 

ハンバーグは定番中の定番といわれる。たしかによく食べる。好きである。ところがいつもかみさんお手製のもので自分で作ったことはない。自分で作るには手に余るものとずっと思い込んでいた。これを70にして作った。

きっかけは、19日放送のNHK「ガッテン! 早い!うまい!“ひき肉”を絶品に変身させる超ワザSP」を見てのこと。手間がかかるもの、自分にはてっきりできないものとあきらめていたのだが、あっ、こんなに簡単ならおれにでもできるかなと思った。

冷凍庫をさがすと、なんと合いびき肉(牛7:豚3)があったのだから、それならとやる気を加速させる。これはやるしかない。しかしガッテン!のレシピは、いつもかみさんが作ってくれるものではないと気がついた。タマネギも入れていないし、ソースもない。

どうせ作るならふだん食べている定番のものがいいと、いつものようにネットでレシピを検索。2、3のレシピを参考に組み立てた。材料はすべて冷蔵庫にあった。買い出しの面倒が一つもなかった。まさに作ってごらんと後押しされているようだ。

やってみたいことがあった。材料を入れ練って形を整えたら、片手から片手へキャッチボールするようにして往復して空気を抜くあれだ。テレビで見るのと同じことをやる。

そして焦がさないように慎重に焼いて出来上がり。なんかうまくできた感じだ。ソースだってそうだ。ほくそ笑むほどだ。これはビギナーズラック? なんどもそんな体験をしてきた。しかし2度目はそうはうまくいかないということも経験してきた。

添えるインゲンだって冷凍していたのがあった。かさばるので早く食べなければと思っていたのでちょうどいい出番である。なにもかもハンバーグを作る条件がそろっていた。こんなにトントンと気分よくできたのもめずらしい。

ハンバーグは誰にだってできるから定番のおかずになったのだろう。意外にも大した手間もかからずにすんなりと作れてしまった。それもおいしくできてしまった。いつものことながら感想は同じで、やればできるもんだな、と。


     
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タマネギの育苗はいまも最難関、さあ本腰を入れて

2018-09-19 | タマネギ

 
 タネまき9月6日、9月16日現在の発芽状態

野菜栽培のなかで一番本腰を入れるもの、それはタマネギの育苗だ。難しいからである。これがいまだに最難関となっている。菜園を30年以上やっているとたいがいのものはできるのだが、こればかりが思うようにできない。

タマネギの育苗をはじめたころは、これしきのことができないはずがないと思っていたが試行錯誤をさせられる羽目になった。いまではなんとかうまくできるようになったものの、年により出来不出来があって確実性がない。

それだけわたくしにとって難しい。それなのにいったん植えつけてしまえばそれ以降は放ったらかしでも育つのだから極端すぎる。そのため苗を買ってきて植えるひとがほとんどといえる。

タマネギの育苗には関門が二つ。ひとつは発芽をそろえること、もうひとつが適した大きさまで育てることにある。

ことしは9月6日にタネをまいた。いつもと同じく中生種4mlと中晩生種5ml、合わせて9mlのタネをまく。ここから450本の苗を育てるのが目標だ。目標の数を越えればいうことないのだが、それを下回ると不足分は市販の苗で補うほかない。それなら最初からいま以上の多くのタネをまけば少しはリスクを避けられると分かってはいるのだが、それでは最初から己の腕を信じていないようで気に食わない。

12日ごろから発芽してきた。昨年に比べると悪い。でもほどほどに発芽がそろった。この時点で発芽率が悪ければまき直しをするかどうか考えるのだがその必要はなさそうだ。いま時点でこれならとひと安心している。

周辺の菜園を見るとタマネギの自家育苗をしている人はまずいない。むずかしいことを知っているからで、端からあきらめている。農家だって自分の家で食べるのは市販の苗を買って植えつけている。家庭菜園だとそれほどの数を育てるわけではないから買った苗で済ませるほうが合理的だと考える人が大半だ。

しかし問題は市販の苗には良し悪しがあるということ。悪い苗をつかまされるとこれが根づかない。周辺の菜園もそうだ。昨年は特にひどかった。周囲のすべてといっていいほどで、植えつけたものの根づかないでいつの間にか消えてしまったようだ。わが菜園だけはちがった。すべてが根づいているのをみると、毎年のことだが自分で育てた苗がいちばんだと思う。

こんかいも発芽がまずまずそろったとはいえ、じつは安心できない。前述の通り、これから適したサイズまで育て上げないといけない。今でも忘れられないのだが、ある年のこと、発芽がそろったと喜んでいたのだが次々と苗が消えてしまった。ぬかよろこびだった。原因がわからない。そのことがあってから育て上げるまでは常にその不安が付きまとう。

苗の植えつけは11月上旬、それまでの2カ月間、目が離せない。


       
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夏が残したものーカボチャとゴーヤー

2018-09-17 | カボチャ

夏野菜のあとかたづけがつづく。こんかいはカボチャとゴーヤー。面倒なので手を付けなかったが、昨16日にやっとその気になった。

◇カボチャ=「坊ちゃん」をたった一株植えていた。四方八方にツルをのばしている。いちどだけ収穫して食べたがそれ以降は放ったらかしにしていた。根元の太いツルを引っ張るとあちこちからごろごろと集まる。熟しているものだけを持って帰り、さっそく昼に煮物した。

◇ゴーヤー=片づけるのがたいへんだった。これもたった一株植えただけなのに、5メートル幅のネットにツルをのばし放題になっている。猛暑の夏だっただけにゴーヤーは元気いっぱい。一株から小さいのをのぞいて60個ぐらい取れたのではないか。こんなことははじめてだ。この夏はゴーヤーをよく食べた。たいへん重宝した。ツルを取り除いていると、次々と取り残しのゴーヤーが姿をあらわす。小さいのは捨てて、残りは持ち帰った。やはり今夜もゴーヤーチャンプルーか。



◇サツマイモ=菜園に向かう途中で知り合いの農家がサツマイモの収穫をしていた。べニアヅマをいただいた。ありがたい。毎日の昼食後にはほんの少しでいいから甘いものがほしくなる。甘辛両刀遣いなのである。饅頭でもなんでもいいのだが、サツマイモがあればもうこれだけで満足できる。さっそく昼前に蒸かしイモにした。しばらくは昼食後のデザートはサツマイモになる。

ということで。昨16日の晩ご飯には、カボチャの煮物、蒸かしイモ、それに飽きずにまたもゴーヤーチャンプルーを食べた。

これで菜園に残る夏野菜はオクラとモロヘイヤだけとなった。これだってまもなくかたづけることになる。


       
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ナス、ピーマン、シシトウの食べ納め

2018-09-16 | ピーマン

曼珠沙華が咲いて一段と秋の気配を感じる。夏野菜はおしまいになった。菜園は秋冬野菜で徐々に占められてきた。

夏野菜のさいごに、定番のナス、ピーマン、トマト、キュウリ。定番というくらいだからなくてはならない存在で一番によく食べる。でもあまりに定番すぎて、このブログではなかなか取り上げる機会がない。

トマトとキュウリはとうに終わっている。ナス、ピーマン、シシトウがここにきて収穫の最期を迎えた。

これら3つはたくさん取れる。豊産である。それゆえつい収穫をさぼってしまい無駄することが多かった。この夏は違った。頃合いを見てきちんと収穫した。そして食べた。この夏ほどきちんとナス、ピーマン、シシトウを収穫して食べた夏は珍しい。

しかし収穫したものの、多く取れすぎるからやはり食べないで無駄にしてしまう。そこでピーマンとシシトウは常備菜にする。わたくしにできるのは短時間で手間がかからないもの。それしか作らない。いや作れない。

◇ピーマンは炒めるだけ。つぎつぎと熟した赤ピーマンが取れた。これは甘くてうまい。




◇シシトウはもっぱら甘辛煮。簡単極まりない。



あっというまにできた2品。冷蔵庫に入れて1週間ぐらい食べている。ビールのつまみにいい。



◇ナス 秋ナスの時季。ことしは秋ナスのタネをまくのを怠った。これは農家からいただいた「青長ナス」。この夏、自分でつくってうまかったのがナス味噌。今回もそれを作った。やはりうまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまでたってもレシピが覚えられない。なぜ? 年寄りだから記憶力が衰えたのかとそう納得しながら、毎回同じレシピを見ては作っている。


       
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アブラナ科秋冬野菜はみんなみんな網の中

2018-09-14 | ハクサイ

秋冬野菜のタネまきがやや遅れ気味であった。秋まきは遅れるとアウトになる。なんとかカバーしていまのところすべてが順調に育ち、ほっと一息ついている。

秋冬野菜はアブラナ科が多い。ということは害虫対策が肝心となる。とくに幼苗のときのシンクイムシ被害には気をつける。シンクイムシに食われてしまうとこのさきの生長が望めなくなるからだ。せっかく育苗して植えつけたのにとがっかりする。なんとも憎らしいシンクイムシなのである。

そのためアブラナ科はすべて防虫ネットをトンネル掛けしている。農家ならこんな手間は掛けないのだろうが、家庭菜園だと育てる株数が少ないだけに害虫対策は欠かせない。



7月から9月までのあいだの秋冬野菜のタネまきはほぼ終わった。残りはホウレンソウでこれは9月下旬まきとなる。

◇9月
9月10日まき=キャベツ(3回目)
9月10日まき=カブ、 コマツナ、シュンギク⇒早い!9月13日に発芽してきた


9月6日まき=ダイコン⇒9月10日の姿 

9月6日 まき=タマネギ(中生種と中晩生種)⇒9月12日ごろ発芽してきた

◇8月
8月21日植えつけ=ジャガイモ(アンデス赤)
8月18日まき= キャベツ(2回目)⇒9月10日現在の姿

8月18日まき=ハクサイ⇒9月10日現在の姿


8月18日まき=ブロッコリー⇒9月10日現在の姿

8月17日植えつけ= ジャガイモ(ニシユタカ、デジマ)
7月22日 まき=キャベツ(1回目)⇒9月10日現在、もうこんなに大きくなっている)

◇7月15日まき=ニンジン⇒9月7日現在の姿


       
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仕上がりがいつも気に食わないブルーベリージャム

2018-09-11 | ジャム

わたくしの好きなジャムづくり。

こんかいはブルーベリージャム。自転車で10分ほどのところに農家がやっているベリー園がある。9月に入ると収穫はそろそろ終わり、まもなく閉園だ。



これまでジャムを長年つくってきた。その経験があるからかなりの腕前だ、と自慢の一つもいいたいのだが、いまもってそうはいかない。毎回悩むのは煮詰めて、火を止めるタイミングが難しいこと。たいがいはやや煮詰めてしまいがちになる。

ジャムはもっぱらトーストに塗って食べる。ゆるいほうが滑らかでいい。それなのに、まだ、まだといいがなら逡巡していると煮詰まってしまいがちになる。

ブルーベリージャムはほかに比べて作るのはかなりシンプルである。ゆるめに、ゆるめにと念じながら作っているのに、いつもきまってやや固めに仕上がってしまう。どうもこればかりは出来上がりが気に食わない。

8日にジャム用を1キロ買ってきた。最後だからとおまけしてもらった。1.2キロはある。もう1キロほしいところだが、冷凍庫にはほかのジャムの在庫がかなりあるからここは我慢する。すぐに洗って冷凍する。



11日朝に作った。冷凍したものを取り出し、鍋に入れて砂糖とレモン汁を加えて強火で一気に煮詰める。柑橘系のジャムと比べれば簡単極まりなく、これほど短時間で手間いらずにできるのはほかにイチゴジャムぐらいなものか。

ブルーベリーの甘さはべったとした感じで舌に残る。ジャムにしてもそうだ。そこで少しでもさっぱり感を出すためレモン汁を多く入れる。今回はレモンがなかったので、収穫したばかりのスダチを多めに入れた。これでくどい甘さが少しは消えるようだ。

本番である。鍋から目が離せない。今回こそはと、かなりゆるめの段階で火を止めた。250mlの瓶4本のジャムができた。1.2キロぐらいだとこれくらい取れる。

いまできたてのほやほや状態である。冷めると意外と固くなる。冷めてはじめていい具合に仕上がっているのかどうかがわかる。作ったばかりだから食べるのはあしたの朝になる。


       
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夏まき秋冬どりニンジンの間引き完了

2018-09-08 | ニンジン

 

夏まき秋冬どりニンジンの間引きが9月7日に完了した。タネまきは7月15日、記憶に新しいようにこの夏の7月は雨がなくそのうえ酷暑である。そのためというか、発芽を揃えることに苦労した。

栽培方法はずっと変わらない。15センチ間隔×5列の穴あきマルチを敷いて、ひとつひとつの穴にタネをまき、間引きしてひとつひとつの穴に1本を残すというやり方。

この夏は140カ所の穴にタネをまいた。ということは140本取る予定である。腕の見せどころは、140カ所の穴すべてから発芽させること、うまくいけば万々歳である。ところがこれがむずかしい。かなりといってよい。いまではすっかりうまくなったものの、毎回発芽をそろえることには神経を使い、これまでの経験を投入する。

結局は140カ所のうち125カ所から発芽し、残り15カ所からは発芽しなかった。厳しい条件の下で9割が発芽したのだから成功したと喜んでもいいのだが、ちょっとばかり不満である。

ひとつの穴からは複数の芽が出て生育する。これを2、3回にわけて間引きして最終的に1本を残す。この間引きに手間がかかるが、これをしないことには立派なニンジンは望めない。

最終の間引きを終えて、いまの生育状況は背丈が20センチ前後までに伸びている。この先収穫までは手間いらず。この調子だと収穫は例年どおり11月になる見込みだ。

よく見るとすでにキアゲハの幼虫が葉を食べている。ニンジンの葉が好物だ。放っておくと丸裸にされ、生育を阻害する。すぐに捕殺する。


       
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スダチ収穫の目安は初サンマ水揚げのとき

2018-09-05 | その他

脅威に感じた深夜の暴風だった。関東でも台風21号の風は強かった。けさ自転車で菜園の見回りに行く。やっぱりといった感じで、ゴーヤーのネットの支柱の一部が折れて、倒れかかっていた。ゴーヤーはまだ実をつけている。すぐに応急措置をしたがまもなくおしまいだろう。

初サンマ水揚げのニュースを見て、8月末にスダチを収穫した。サンマといえばスダチとくる。スダチをつかうのは一に焼きサンマである。

このスダチは菜園にあるのではなく、自宅の庭の日当たりのいい東面にある。庭といっても粗末な労働者住宅だから狭い。その狭い庭のまた狭いところ、隣の家との境にあってかなり窮屈な思いをさせている。

33年前ぐらいに植木屋から買って植えた。家の建て替えのときもこの木は残したが、ますます狭い思いをさせている。それでも伐採されずに残してもらった恩義を感じているのか、このところ毎年実をつける。果樹はほったらかしにしておくとたいがいは隔年結果になるものだが、毎年実をつけてくれる。

ことしもかなり実をつけた。高枝切りはさみで切り落とす。果樹の収穫はスダチに限らず楽しい。その時間が無心になっていいなと思う。

200個近く取った。知人に送ったり、近所に分けたりしてあらかたなくなった。スダチは薬味みたいなものだから、多くもらっても扱いに困るだろうから、ほんの少量ずつである。ふだんならほんの少々ですがという言葉をそえて相手に気をつかわせないようにするのだが、小さい果実だから見た目にもじつに少量だ。どうあいさつしてよいものやら、言葉が見当たらないので困った。


       
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見事な葉ショウガに惚れ惚れとして舌鼓

2018-09-02 | ショウガ

毎日のウオーキングコースは田んぼが広がる中を歩く。8月末から稲の刈り入れがはじまった。今年は自然災害に遭うこともなく、黄金色に輝く稲穂がどこまでもつづく。農家にとってもうれしい時季だろうし、見るほうの当方にとってもいつだって気が晴れる景色である。大汗をかきながらも、ああ秋が来ているんだなと思いながら歩く。

今回はショウガ。このところ毎日葉ショウガを食べている。ことしの葉ショウガは見事に育った。周辺の菜園をウオッチしても、これだけ立派に育てているところはめったにない。わたくしだって初めてかもしれない。こうなるとこれから先、新ショウガだってさぞかしいいものが取れるのではないかと期待してしまう。

ショウガは暑いのが好き。7月と8月は生長期になる。夏のあいだにかなり生育した。こちらがひと月前となる7月末の姿である。一方、冒頭の写真が8月末の姿で、ふたつをくらべると一目瞭然だ。

ことしの種ショウガは苦労の末に越冬させたもの。これをきちんと育ててはじめて自前の種ショウガから育てたといえる。それだけにいつもの年より力が入った。土寄せしては乾燥を防ぐためワラを敷くのは当たり前のことだが、なにかとまめに手間をかけた。ショウガのほうもこの努力にこたえてくれたものと思う。

葉ショウガといえば酒のつまみと決まっている。毎日のように収穫しては食べている。こんなに食べては新ショウガの収穫が少なくなってしまうのではないかと、ケチなことを考えながら飲んでいる。 

葉ショウガは味噌をつけて食べてきた。知人が麺つゆでもうまいよと教えてくれた。味が濃いのではないかと思ったら意外とあっさりした味で、なるほどいいねと食べている。食べ切れない分を麺つゆにつけたまま冷蔵庫に入れ一日置いて翌夕に食べた。こちらのほうが好みに合った。


       
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