このところのウオーキングは、家を出てから戻るまで、ずっとキンモクセイの香りに包まれて歩いている感じだ。
ダイコンの間引き菜が取れるようになった。これを待っていた。ダイコンは間引き菜を楽しみにタネをまいている。
9月6日にタネをまいた。間引き菜を取るため点まきではなく条まきする。それも1、2センチ間隔で密にまき、多くの間引き菜を取りながらしだいに株間をあけていく栽培法である。
ダイコンの間引き菜が好きなのはそのシャキシャキ感にある。まるで三つ葉のそれとそっくりだ。その食感を味わうためには本葉7枚から10枚前後のときがいい。これ以上生長するとシャキシャキとした食感はしだいに薄れていく。
うまい時期の間引き菜は茎葉が細くて繊細で、扱いにくいからそっとやさしく。食べ方はもっぱらかために茹でて鰹節をかけしょゆを落として食べる。さわやかなシャキシャキ感を味わうにはシンプルがいい。知り合いに分けたらサラダにしてもうまかったという。
菜園をやっていればこそのダイコンの間引き菜である。楽しめるのはわずかな期間でしかない。まごまごして取り損なうとアウトだ。
2018年の読書
2018年9月の読書
・織田作之助作品集2(織田作之助著・沖積舎)
・織田作之助作品集1(織田作之助著・沖積舎)
・街道をゆく17<島原・天草の諸道>(司馬遼太郎著・朝日新聞社)
・文字渦(円城塔著・新潮社)
2018年8月の読書
・ファーストラヴ(島本理生著・文藝春秋)
・百年泥(石井遊佳著・新潮社)
・街道をゆく16<叡山の諸道>(司馬遼太郎著・朝日新聞社)
・それまでの明日( 原尞著・早川書房)
2018年7月の読書
・本のエンドロール(安藤祐介著・ 講談社)
・日本SF傑作選6 半村良 (ハヤカワ文庫 JA)
・作家がガンになって試みたこと(高橋三千綱著・岩波書店)
・花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生(デイヴィッド・グラン著、倉田真木訳・早川書房)
2018年6月の読書
・土の記(下)(高村薫著・新潮社)
・土の記(上)(高村薫著・新潮社)
2018年5月の読書
・わたしは英国王に給仕した(フラバル著 阿部賢一訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)
2018年4月の読書
・苦海浄土3部作(石牟礼道子著 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)
2018年3月の読書
・名誉と恍惚(松浦寿輝著・新潮社)
・火定(澤田瞳子著・PHP研究所)
・虎の牙(武川佑著・講談社)
2018年2月の読書
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・僕が殺した人と僕を殺した人(東山彰良著・文藝春秋)
・機龍警察 暗黒市場(月村了衛著・早川書房)
・アメリカ黒人の歴史(ジェームス・M・バーダマン著、森本豊富訳・NHKブックス)
・監督の問題(本城雅人著・ 講談社)
2018年1月の読書
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド著・谷崎由依訳・早川書房)
・銀河鉄道の父(門井慶喜著・講談社)
・いくさの底(古処誠二著・ KADOKAWA)
⇒2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧