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30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

面倒だなとトマトの芽かきと誘引

2013-05-31 | トマト

やっぱり筋肉痛になった。階段を下りるのがつらい。登山で筋肉痛になるなんて何年ぶりだろう。痛いけれどそれを楽しんでいる。久しぶりの登山なのだから自重すればいいものを、ちょっとばかりがんばりすぎた。

菜園はようやくすべての植えつけが済んだ。これでやれやれと思いたいのだがこれから先も細かい作業が続く。害虫を監視し、追肥を適宜やり、雑草取りに汗をかく。とくに6月と7月は雑草取りに追われる。梅雨に入ると雑草は伸びる。雑草取りが菜園の重要な仕事だ。これをさぼって放置しておくと、いざ取る段階でえらい作業になる。雑草は小さいうちに小まめに取る、そうわかっていてもつい面倒で放ったらかにしてしまいがちだ。腰を落として一人こつこつと地道にやる。案外と心静かになっていい気分になるときもある。

夏の代表野菜、トマト、キュウリ、ナスが実をつけはじめた。これらは支柱を立てたり、ネットを張ったりとなにかと資材がいって、手間がかかる。私の好みはナス、キュウリ、トマトの順だ。

トマトは好きでも嫌いでもない。自分から食べたいとは思わないが出されたら食べる。それも少しでいい。トマトは酒のつまみにならないから、なんてというわけではない。いや、それが原因であるかもしれない。好きでないのは作らないのだが、かみさんが好きだから、しょうがないかと作っている。

トマトはなにかと手がかかる。ハウスを建て、マルチして苗を植え、支柱をたてる。これだけでも面倒だ。ちょうど第一花房の一番果が大きくなってきた。いまはわき芽かきと誘引がおもな作業になる。少なくとも1週間に一度はきちんと手当てをしてやらないといけない。好きではないからといって手は抜けない。

狭いトマトハウスに、ことしも12株も植えている。密植ではあるが、これまでの経験からするときちんと育つ。しかし狭いハウスに体をねじ込んで、わき芽かきや誘引をするのは、身動きできないほどの狭さだから動くたびに枝を折ってしまうのではないかと気を使う。


2013年の読書

5月は辻まことの伝記を2冊。私には思い入れのある人だ。

2013年5月の読書
・山靴の画文ヤ 辻まことのこと(駒村吉重著・山川出版社)
・夢幻の山旅 (西木正明著・中央公論社)
・永遠の0(ゼロ)(百田尚樹著・太田出版)

2013年4月の読書
・火山のふもとで(松家仁之著・新潮社)
・陽子の一日(南木佳士 著・ 文藝春秋)
・戦後史の正体 (孫崎享著・創元社)

2013年3月の読書
・無罪 INNOCENT(スコット・トゥロー著・文藝春秋)
・談志が死んだ(立川談四楼著・新潮社)
・影法師 (百田尚樹著・講談社)

2013年2月の読書
・原発のコスト―エネルギー転換への視点(大島堅一著・岩波新書) 
・わたしがいなかった街で(柴崎友香著・新潮社)
・ウエストウイング(津村記久子著・朝日新聞出版)
・ホテルローヤル(桜木紫乃著・集英社)
・小さいおうち(中島京子著・文藝春秋)
・漂流記の魅力(吉村昭著・新潮新書)
・漂流(吉村昭著・新潮社)
・牛を屠る(佐川光晴著・解放出版社)

2013年1月の読書
・ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)(足立則夫著・岩波書店)
・大いなる眠り (レイモンド チャンドラー著、村上春樹訳・早川書房)
・父、断章(辻原 登著・新潮社)
・東電OL事件( 読売新聞社会部著・ 中央公論新社) 
・ポトスライムの舟(津村記久子著・講談社) 
・やりたいことは二度寝だけ(津村記久子著・講談社)
・エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子著・集英社) 


 2012年の読書
2012年12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋) 

2012年11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

2012年10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

2012年9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

2012年8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

2012年7月の読書
・被差別のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

2012年6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

2012年5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

2012年4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2012年3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

2012年2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

2012年1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)



   


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あいたくてあいたくてー2013丹沢のシロヤシオ

2013-05-28 | 登山

塔ノ岳・北斜面から丹沢山への稜線に咲くシロヤシオ


山行日 2013年5月27日(月)日帰り
天気 曇り
山域 丹沢
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:53(千代田線・小田急線)=6:01代々木上原6:06=7:10渋沢7:16(神奈川中央バス)=7:32大倉7:38-8:57駒止茶屋-9:15堀山の家-9:59花立山荘-10:36塔ノ岳10:45-(シロヤシオ観賞・撮影タイム約15分)-11:46丹沢山11:58-13:10塔ノ岳13:20-13:47立花山荘-14:21堀山の家-14:43駒止茶屋-15:40大倉15:52=16:05渋沢駅16:22=18:43我孫子駅


シロヤシオに惚れてしまった。思いは熱い。自分でも驚くほどだ。それなのに会えるのは年に一度だけ。開花するいまのに時期になると落ち着かない。ことしの“逢瀬”は今週末かと心ウキウキと考えていた。ところが、ネットで見てみるとことしは開花が早いことを知った。

これにはあわてた。今週末なら会えなかったかもしれない。すんでのところで間に合った。シロヤシオの花つきの具合は年によってかなり違う。一昨年2011年は「アタリ」、昨年2012年は「ハズレだった。ことしはどうか。それが一番気になる。ネットで見ると、今年の花つきはあまりよくないこと、それにもう見ごろだという。

それ急げとばかりに翌日に出かけた。このところ私とシロヤシオの逢瀬の場所は、丹沢の塔ノ岳から丹沢山への稜線だ。今年はどうなのだろう。やはり昨年とおなじく「ハズレ」なのだろうか。下山する人に尋ねた。「いいですよ」。印象は各人異なる。それでも期待が持てて心が明るくなった。

とにかく会いたくて急いだ。大倉から大倉尾根を伝わって塔ノ岳まで約3時間。2カ月ぶりの登山だとはいえ頑張った。塔ノ岳の山頂でおにぎりを口に押し込んで丹沢山方面に向かった。

すぐにいつもの場所のいつものシロヤシオだ。さあどうか。よかったですね。はじめてこれを見たした人はそう思うであろう花つき具合で、「ハズレ」ではなく、これなら「中の中」といったところか。2011年を「上」、2012年「下」とすれば、相対評価でそんなところかなと思う。ということは私にとってはよかったのである。これなら観賞するに十分である。

たとえ花つきが悪くても、会える喜びに変わりはない。今年も会えた。一年待っても会えるのは一時間足らず。つれないね、あなたはいつも。それでもうれしかった。


4月初めの「谷川岳」以来、2カ月近くも山を歩いていない。家庭菜園や花粉症で山を歩く気持ちがわいてこなかった。しかしシロヤシオとなれば話は違う。恋しくて愛しい人に会いに行くようなもので、心がはずむのが自分でもよくわかる。

しかし、2カ月近くも山を歩いていないと、たとえ日ごろ体力維持を意識しているとはいえ、平地と山とでは違う。出発地点の大倉は標高290㍍、塔ノ岳が1491㍍、丹沢山1567㍍。塔ノ岳まででも標高差は1200㍍ある。これを3時間で登ることを課している。ことし高齢者の仲間入りをした身には、、このタイムで歩くのはいっぱいいっぱいになってきている。

丹沢の5月中旬ごろは新緑が美しい。一年のなかでもベストシーズンだ。この日は曇り。たまに薄日が差す。目的はシロヤシオだから、ガスで展望がなくても我慢できる。見晴茶屋からの急登のあとはこんないい道が続く。

大倉尾根の最後の小屋「立花山荘」から富士の眺めはいい。楽しみにしているがこの日はガスの中。塔ノ岳もガスの中からようやくその姿を見せ始めた。

いよいよ頂上までわずかだ。このあたりはいつもならミツバツツジがたくさん咲いているのだが、ことしは開花が早かったようでちらほら見かける程度になっている。


塔ノ岳山頂。目標の3時間で着いた。よくがんばった。がんばりすぎて、くたくただ。やはり久しぶりの登山はつらい。
時間が早いせいか登山者は少ない。といっても時間がたてば平日でも休日と間違ってしまうほどは登山者は多い。たぶん今日もそうなるだろう。

塔ノ岳の頂上でゆっくりはしていられない。いよいよだ。なんとも気がせく。

丹沢山方面へ北斜面を下っていく。見慣れた大きなシロヤシオ。私が花つきを見る“標準木”だ。思っていたよりも上々だ。この花つきならけっして「ハズレ」ではない。ことしもシロヤシオに会えた。2011年に比べたら花つきは落ちるが、昨年に比べたらずっと姿見がいい。一年ぶりだね。あいかわらず清らかで気品がある。この姿に惚れました。毎年会いに来るんだらからそうとしか思えない。

ご機嫌になってここから観賞と撮影タイム。この時間を作るために休憩を短くして登ってきた。

 

 

塔ノ岳の北斜面を下りていくとキレットだ。昨年の「ハズレ」のときはこの先にシロヤシオは見られなかった。今年はこの先にも立派なシロヤシオが見え隠れする。登山道沿いに見られればそれに越したことはないのだが、斜面下の少し遠く離れたところに立派な、それも花つきがいいのを見つけると、わたしは斜面を下って近くまで行く。たいした危険もない。道はないのだが、戻りは尾根の高みを目指せば道に迷うことはない。

キレットを通過して、振り返るとシロヤシオ越しに塔ノ岳。いいね。


まだまだ続くシロヤシオの道。

人目のつかない、斜面の下に素晴らしいシロヤシオを見つける。そのたびに膝ぐらいの笹を分けて近づいていく。急な斜面だから足場を確かめてカメラを向ける。時間はどんどん過ぎていく。もっとゆっくり撮りたいものだと思いながら、右に左に移動しては眺める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丹沢山。途中なんども足を止めてシロヤシオに見入った。山頂標識が新しくなっていた。 

丹沢山での休憩もそこそこに来た道を戻ろうと腰を上げて、ふと思い出した。丹沢三峰から宮ケ瀬方面への道に少し入り、ブナを眺めた。この道はブナがいい。さあ戻ろう。見逃したシロヤシオがないかと注意深く左右を見ながら。あきもしないで。

ことしも会えた。昨年よりずっといい。また来年だねと声をかけた。しかし、わたしは高齢者の仲間入りしたからあと何回会えるのか。これが別れになるかもしれない。カメラはもう向けないで、自分の目でその姿をしっかりと見て、頭の中に強く焼き付けなければならない。


   


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こんなはずではなかったソラマメ

2013-05-25 | ソラマメ

23日初収穫のソラマメ。今年は豊作だと期待していたのだが

23日にソラマメの初収穫ができた。大きなまるまると肥えたのを食べることができた。喜ぶべきところだが、こんなはずではなかったと首をかしげている。というのも収穫直前になって急にモザイク病や立枯病が広がったからだ。

アブラムシの被害でここ数年は不作続きだった。ことしは浸透性薬剤のおかげでアブラムシによる被害もなく、ひさしぶりに豊作だなと期待していた。それがいざ収穫というときに病気である。期待値を10とすると、現実は5ぐらいまでにがくんと落ちた。

ソラマメは生育期に入ると茎に葉にアブラムシが真っ黒になるほどたかっていたが、ことしはその気配がない。花が一斉に咲き、サヤが青々と空に向かって伸びていた。順調だった。きわめて。これならいけると踏んでいた。

ところが、急に葉が縮れたり黄色くなったり、サヤが肥大しなくなったり張りがなくなったり、そんな株が増えてきた。困った、困った、といったところでどうにもならないのだが、期待していただけにやはり困った。

モザイク病はアブラムシによって媒介されるウイルスが原因で発生するという。アブラムシが運び屋になる。アブラムシを徹底的に駆除しなければならない。周辺の菜園もそうしないと効果がない。それには無理がある。やはり病気の発生はやむをえないとあきらめるしかない。

がくんと収穫量は減った。これで満足するしかないのかと不満ではあったが、このまま放っておくと病気は伝染する。すべての株を抜き取ることにした。もちろん生育したサヤからは豆をすべて取り出した。

これが思いのほか分量が多かった。少しは安心した。これだけあればこれから十分に味わうことができる量だったからだ。それにしても取らぬ狸の皮算用ではないが、豊作と思ってあれこれ考えていたのに、こういう結果だ。

ソラマメの種は毎年自家採種しているのだが、今年10月末から11月初めにまくのものは新しい種を買うことにしよう。


   


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やっと芽が出てきたサトイモ

2013-05-23 | サトイモ

やっと芽を出してきたサトイモを見てひと安心だ。サトイモにはいつもやきもきさせられる。「芽出し」をしてから4月29日に植えつけた。そろそろ芽を出してもいいころなのに、その気配がいっこうにない。毎年こうだと承知してはいるが、じらされているように感じる。

しかしわたしの菜園だけが遅いわけではない。近くの菜園のサトイモも先週あたりから芽を出してきたのだから。それでも気分的には遅く感じてしかたない。

50坪の菜園では約10坪近くをサトイモにあてている。狭い菜園でサトイモにこれだけのスペースを取っている。ほかの野菜の植えつけのスペース確保にいつも苦心しているのにだ。もっと少なくしてほかの野菜にスペースを割り当ててもいいのではと思うのだが、やはりサトイモは多く作りたいという気持ちが強い。

そうするのもサトイモがうまいからだ。自分で作るまではサトイモがこんなにうまいと感じることはたぶんなかったはずだ。それがだ。自分で作ったサトイモを食べて、サトイモってこんなにうまいもんなんだ、と見方が変わった。そうなるとあたりまえだがうまいものは多く作ることになる。

芽が出たら出たで気になるのは欠株だ。「芽出し」をしてから植えつけるのもそれを防ぐためでもあるのだが、それでも芽を出さないものがある。このため予備の種イモを片隅に植えつけている。欠株が出たらこれを補植している。農地が広ければ、欠株なんてまったく気にしないで鷹揚に構えていられるのだが、狭い菜園を有効に活用するため、さらに欠株は見た目にも悪いので、面倒でもそこまでしている。


   


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ルッコラは評判がいい

2013-05-21 | その他

 ↑コマツナ(左)とルッコラ(右)

↑ルッコラ

↓コマツナ

4月16日にタネをまいたコマツナとルッコラ。先週から収穫できるようになった。葉ものは、気温が高くなるこの時期、ちょっと目を離すと、すぐに大きくなってしまう。葉ものは大きくなるとかたくなる。小さいうちに摘まなければと思いながらも忘れがちになるのだが、今回はちょうどいい大きさだった。

いちどにタネをまくから一斉に大きくなる。たくさんあっても食べるのに困る。間隔をおいてタネをまけばいいものを、それを承知しながらも面倒がってできない。ルッコロはわたしはこれぐらいが食べごろだと思っていても、かみさんからは「ちょっと大きいわね」ときまって嫌みをいわれる。好みの基準が違う。

ルッコラは家に持ち帰ると台所にゴマの香りが満ちる。この香りがルッコラの売りだ。なんともいいにおいがする。こんなに持ち帰っても食べきれない。新鮮なうちにと近所の知り合いに分ける。サラダがうまい季節になったから、ルッコロは評判がいいい。自分が食べてもうまいと思う。スーパーでルッコラとコマツナを見ると、値段はルッコラのほうが高い。手間ヒマは同じなのにこんなものかと思う。

あっというまにルッコラとコマツナはなくなる。しばらく楽しもうかと畑に置いていても、初夏の葉ものはすぐに大きくなってまずくなるばかりだ。ここぞとばかりに食べるからすぐに畑から消えてしまう。

次の葉ものは玉レタスとリーフレタスの出番だ。タネまきが少し遅れたので収穫は5月末から6月初旬になるのだろうか。これもサラダだ。ここ当分は毎日の食卓に「オレは山羊か」と思ってしまうほど大盛のサラダがでる。


   


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モロヘイヤも酷暑向きの葉もの

2013-05-20 | その他

一昨晩は町内の知り合い9人との酒飲みだった。わたしを含め全員が月給取り上がりの年寄りばかりだ。当初からのメンバーは気心が通じてうまい酒になるのだが、しだいに各人が友人を呼び込んだ。気心がよくわからない人がでてくる。年を取ったら、気のおけない人とだけ飲んで、気にくわない人とは付き合わない、それが願いだった。ややこしい人間は避けたい。しかしそうばかりはいっていられなくなった。人付き合いの下手な私は気をつけなければならない。どういうわけかわたしはからまれることが多い。人品骨柄がいい?ばかりにこうなるのか。思いがけないところから火の粉が飛んできて苦い酒になる。そろそろこの飲み会とも距離を置かなければならないか。

酷暑に適した葉ものとして、きのうはクウシンサイを取り上げた。つづいてモロヘイヤである。

モロヘイヤのタネまきは、当然がら発芽気温が高いからGW以降で、早やまきは避けなければならない。そういいながらもせっかちだから、4月の下旬にはタネをまいてしまった。ポットまきと直まきの2本立てだ。直まきのほうは水やりして寒冷紗を被せておいた。しかしその後に雨がない。これはまずいと一度だけ水やりをした。

直まきのほうはだめかなと思っていたら、一斉に芽が出てきた。だめだと踏んでいたら、意外にも良かった。よくあることだ。直まきはついタネを多くまき過ぎてしまう。うまく行くと、こんなに芽を出してくれなくてもいいのにと思うほど出てくる。2人暮らしでは、5,6株もあれが十分なのにである。

モロヘイヤは、たしかに葉ものなのだが、見た目には野菜というよりも木の葉である。放っておくと、背丈よりも高く伸びてしまう。膝くらいまで育ったら摘心する。

なにも葉ものがなくなった酷暑のときには、クウシンサイとモロヘイヤの存在はじつにありがたいと感じる。ほかにも酷暑野菜はある。好みでとりいれるといいのだが、勉強しなくなったせいか、いまもこの両者に頼っている。


   


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酷暑の葉ものにはクウシンサイ

2013-05-19 | その他

昨夜のこと、ふとんに入ってしばらくするとホトトギスの鳴き声を聞いた。まさに「夏は来ぬ」である。ホトトギスは夜中に鳴くことがよくある。これはやっかいだ。安眠妨害になる。わたしが眠ってしまったのか、それとも鳴くのをやめたのか、その後を知らずに済んだ。

夏の野菜といえば果菜類ばかりに目が行くのは仕方ないのだが、7月に入ると葉ものがほとんどなくなる。とくに8月から9月は暑さのせいと、秋冬野菜への端境期で葉ものはたぶんどの家庭菜園でも不足する。

酷暑の時期でも、葉ものはおかずに必要だ。さて何がいいだろうか。とにかく暑さに強くなければならない。虫にもだ。あれこれ酷暑に強い野菜を育てて食べてみた。やっぱりというか、酷暑に負けない葉ものというものは、あまりうまくないものばかりだった。

しかしそれでも暑い盛りに葉ものはほしい。味に不満はあるもののいまに残っているのはクウシンサイとモロヘイヤになった。これが私の菜園の酷暑野菜である。このふたつの葉ものがあれば大いに助かる。

ということで、今年も両方のタネをまいた。

クウシンサイは直まきでもポットまきでもいい。ことしはポットまきにした。タネはかたいから一昼夜水に浸しておく。その芽が出てきた。しばらくしてから定植する。2人暮らしなら5株も育てれば十分すぎる。人間さまがぐったりきているときにも元気にツルを伸ばす。放っておくと隣りの畝にまで侵入する。伸び過ぎらた根元から刈り取ってやればまた新しいツルを伸ばしてくる。

クウシンサイはエスニック料理では人気があるものの、わが家ではせいぜいおひたしか油炒めぐらいにするだけで、せっかく収穫してもいつも同じおかずでは飽きてしまう。もっとおいしい食べ方がないものかと思いながらも、それがないのが悩みだ。


   


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ラッカセイの芽が出たけれど

2013-05-17 | ラッカセイ

今年もやってきた。目がかゆくて、クシャミして、鼻水が出る。典型的な花粉症だ。わたしは5月中旬から1カ月ほどこれに悩まされる。花粉症といえば2月から3月が一般的だ。この時期もやはり花粉症になるが、いまと比べるとずっと症状は軽い。とにかく目がかゆい。寝ているときもかゆい。忘れたころにやってくる花粉症に、このいい季節に悩まされるなんてなんとも憂うつだ。

菜園は、このひと月ほどの作業で、なんとかほぼ植えつけを済ませた。毎年こんな同じ作業を繰り返している。いい加減飽きてもいいのにと思うのだが、何年やっていても飽きもせずにやっている。

植えつけで残っているのは、ラッカセイ、クウシンサイ、モロヘイヤだけとなった。しかし畑にスペースがなくなってきた。次々と無計画に植えつけていくから、最後はそのツケがくる。さて、これら3つをどこに植えつけようかと頭を悩ませている。

この3つは発芽温度が高いからGWのあとにまいたほうがいい。そうとわかっていても生来のせっかちのためか、待ちきれないで早まきしてしまう。いまタネをまいても十分に間に合う。

まずはラッカセイ。タネは昨秋に収穫したもののなかから、姿形がいいもの選んでサヤつきのまま保存していた。保存の前にしっかり乾燥させる。そうしないとラッカセイはすぐにカビが生えてくる。

そのサヤを割って子実を取り出し、これをまくのだがもちろんこのときも姿形のいいものをタネとする。タネは、まく前に水に浸してからまくのか、いやその必要はなくそのまままけばいいのか、二通りのやり方があるが、後者は土の中で吸水するからというのが言い分で、たしかにそうだなとうなずいてしまう。わたしはこれまで水に浸してからまいていたが、今年はそのまままいてみた。芽が出た。これまでと差があるかと問われれば、わからないとこたえるほかない。とにかく芽が出てくればいい。

ラッカセイは畝を用意してタネをまけばいいのだが、それだけのスペースが残っていない。ほかに空きが出たときに移植すればいいやと、狭い所にタネをまいた。芽が出てきた。本葉2、3枚までなら移植は可能だからいましばらくこのままにしておくほかなさそうだ。


   


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ソラマメ登場で晩酌もクールビズ

2013-05-15 | ソラマメ

サヤエンドウの収穫に追われている。取っても取っても取りきれない。ことしは大豊作だ。取り遅れて「これはサヤエンドウではなく、実エンドウだね」と嫌みをいわれている。

サヤエンドウと同じ時期に花を咲かせたソラマメも、収穫まであとわずかとなった。それにしてもだ、ソラマメの栽培ってこんなにも楽にできるもんかと思わざる得ない。一昨年までのあの苦労はなんっだのか。あれほど悩まされたアブラムシの被害がまったくないからだ。すべて薬剤のおかげだ。なんでもっと早くに薬剤の存在に気が気がつかなかったのかと悔まれる。隣りの農家のソラマメになぜアブラムシかつかないのか、それを不思議に思わなかったのだろうか。うかつというよりも、ノウタリンといわれてもしかたない。

ソラマメはいまサヤを天に向けの伸ばしている。スクッと立ちあがっている。どうだ!元気だろうと見せつけているようだ。重力に逆らってサヤを上に伸ばすているのを見ていると、そのエネルギーたるやすごいものがあるのではないか。よくあんな細い体(茎)で多くのサヤを天に向けていられるものだ。力持ちなのか。

いや、案外とサヤは軽いのかもしれない。実が大きくなるにつれて、天を突いていたサヤはしだいに横向きになり、しまいには下がってくる。そのときが収穫時だ。まるで人生に重ねて見てしまう。

ソラマメといえば初夏のイメージだ。そうなると晩酌はビールの季節になる。これまでの熱燗一辺倒から、とりあえずビール、ということになる。晩酌の風景も衣替えというかクールビズだ。うーん、季節はどんどんどんすすんでいく。


   


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インゲンの発芽は両面作戦で

2013-05-14 | インゲン


↑直まきインゲン

↓ポットまきインゲン


↓うまい具合にことしも発芽が揃った

キジのケンケーンと鳴く甲高い声が響く。ことしは春先からいつになくやかましい。さらにその姿までもよく見かける。増えているのだろうか。ウオーキングしていると草むらから出ているのを目撃するたびたびだ。

いまの時期はあれやこれやと発芽状態が気になる。発芽は簡単ものから、むずかしいものまでいろいろある。むずかしいものに挑戦してこそおもしろい。失敗したところでその過程で学ぶものは多く、長いことやっていると実感としてよくわかる。

きょうはインゲンの発芽の話。インゲンも簡単ではない。というよりも、波がある。うまくいくときと、うまくいかないときの差がひどい。毎年確実に発芽を揃えることはいまなおむずかしく、手を焼いている。

そこでインゲンの発芽は両面作戦だ。直まきとポットまきだ。発芽しなかった所にポットで育てた苗を補植するというやり方である。これで万全なのだが、何株をポットで育てるのかが問題だ。直まきの発芽がうまくいってポット苗の出番がないときもあれば、直まきがだめでポット苗が足りなくなるときがある。

わたしは直まきで1個所に2粒まく。そうすると、2粒とも発芽するところ、1粒しか発芽しなところ、まったく発芽しないところが出てくる。あとの二つの場合にポット苗を補植するのである。こうすることで、きれいに発芽が揃う。

ことしは直まきの発芽がうまくいったほうだ。それでも欠株ができた。ポット苗を補ってほっとひと安心といったところである。


   


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イチゴジャムには5月の青空が似合う

2013-05-12 | ジャム

イチゴジャムを作った。5月のこれぞ青空といった空が広がり、初夏の雲が浮かんでいる。イチゴジャムの透明度の高い真っ赤な色合いがそのさわやかな青空によく似合っている。カメラを向けながらそう思う。

いまの時期はちょうど小さくて安いイチゴが出回るから、毎年ジャムにする。4パックで600円のものを買った。

きょうはかみさんが登山に出かけている。このところ週末ごとに山を歩いている。よくあきないものだし、山ばかりでなくよく遊ぶ人だと感心している。それよりもその元気さがうらやましい。

きょうは台所が使えるぞ。ということで昨晩のうちにヘタを取って砂糖をまぶしておいた。朝起きて1階に下りると、イチゴのいい香りが室内に満ちている。これはなんとも甘い香りだった。朝でもこんな香りに包まれるとおかしな気分になってくる。

いつも同じつくり方ではおもしろくない。たまには興味をそそられるイチゴジャムはないものかとネットで見たのだが、どれも似たり寄ったりだ。いつものやつにしようと朝ご飯を食べてすぐにとりかかった。

材料:イチゴ(4パック)、グラニュー糖(30%、これでも私には甘い)、レモン1個、ペクチンは不要

ジャムづくりが趣味のひとつになっている私には、イチゴジャムは手軽にできる。アクをていねに取ること、それにこれはどのジャムにもいえることだが、「ジャムになったな」というところでタイミングよく火を止めることだ。

1時間ほどでビン詰めから台所の片付けまですべて終えた。

5月はジャムづくりの季節。これから梅ジャム、ルバーブジャムと続く。知り合いの農家の庭にアンズの木を見つけた。実がなったら分けてくれるという。そうするとアンズジャムも作れる。いい季節だ。


   


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失敗をカバーできたエダマメ

2013-05-11 | エダマメ

5月の晴れが続いて、畑は乾燥状態だ。ひと雨ほしかった。きょうの雨はありがたい。

ことしはエダマメの発芽を揃えることに失敗した。きのう書いたオクラの発芽のようにはいかなかった。これではこの夏に枝豆は食べられないとあわててまき直した。

今度はうまく発芽した。なんども書くが発芽を揃えることにこだわっている。狭い菜園を有効活用したいという思いと、もうひとつは、発芽しなかったところがあると、見た目が悪くて気にくわないのである。“欠株”は目立つ。狭い家庭菜園なら花壇のようにきれいに芽を揃えたいという気持ちがある。性分だからしょうがない。

エダマメの場合を見てみる。マルチングの穴にタネをまいていく。すべての穴から発芽するのが理想だが、そうはうまくいかない。しかしそうしたい。そこで工夫する。できるようになる。しかしたまには失敗する。ことしは、よもや慣れたエダマメでこんなことが起きるとは思わなかった。すぐに対応して、なんとか失敗をカバーできた。ことしは55株になった。エダマメはいくらあってもいいのだが、なにせ狭い菜園だ。ウネ間を狭くしてもっと株を増やすこともできるのだが、密植してもいいことはない。

農家のおばさんに以前のことだが、エダマメは倒れないように土寄せすることはもちろんだが、株元を踏んだほうがいいよと教わったことがある。これが正しいのかどうかわからないのだが、それ以来、エダマメに限らず、倒伏しやすい作物は、小さいうちから株元を足踏みして固めている。少し前ならソラマメ、いまならトウモロコシとエダマメだ。たしかに倒伏しにくい。根がしっかり張るからなのだろうか。そんな経験があるから、いまも生真面目に足踏みしている。


   


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オクラの発芽が揃った

2013-05-10 | オクラ

5時ごろトイレに起きてから、うつらうつらしているとウグイスの声が聞こえてきた。わが家でのことしの初音は4月上旬だから久しぶりに聞く鳴き声だった。いい季節だなと思いながら聞いていた。

オクラの芽が出てきた。それも一斉に出てきた。うまくいったなと眺めている。こうさせるのはなかなかむずかしい。

オクラは移植を嫌うから直まきになる。発芽させるには温度が高くなければならない。早やまきは避けて、このところGWのときと決めている。

しかしこの時期になっても地温が上がらないために、直まきしてもなかなか芽が出てこない。芽が出たとしても発芽が悪く、発芽を揃えることができず、“欠株”だらけになって見た目が悪い。そうなると再度タネをまくしかない。周囲の菜園を見てもたいがいはこんな失敗をしている。

わたしもこんな失敗を繰り返したものだ。失敗しながらもなにかを学びとるもので、いまはそんな失敗はしないでなんとか揃えて発芽させることができるようになっている。

わたしのオクラの発芽方法は、ほかの夏野菜と同じだ。マルチして、そこにタネをまき、水をたっぷりやって、上からビニールを被せる。これだけである。こうして地温を上げてやると見事に芽が出てくる。

そんなもんか。そう、こんなもんでできる。自慢するほどたいしたことをやっているわけではないのだが、発芽を揃えることに腐心してきただけに、それができるとその様子に目を細めるものである。


   


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サヤエンドウができた

2013-05-09 | キヌサヤ

いま菜園で中腰になって一所懸命になにかに熱中している人を見かけたら、たぶんサヤエンドウを取っているところだろう。どこの菜園でも収穫時期になった。

わたしの菜園でもきのう初収穫した。というよりもうっかり忘れていたから数日前には取れていたことになる。これから次々とサヤをつけてくる。取るのをさぼっていると、すぐに大きくなって硬くなってしまうから、とにかく畑に行くと一番に取らなければならない。

サヤエンドウというよりも、わたしは〈絹サヤ〉という呼び名が好きだ。形と姿が繊細でひ弱な感じがして、まるで竹久夢二の美人を思わせる。はかなげな女性を見ているようで、ささえてあげたくなる。そんな風情がいい。

だからスナップエンドウは作らない。形と色が気にくわないからだ。味は嫌いではない。好きな方だ。それでも作らない。ちょっと小太りで厚かましい感じがいやであり、サヤの色は緑が濃くてしつこい感じがどうもいけない。

その好きな絹サヤだが、ほかの家はどうおかずにして食べているのか気になる。そのおかずといえばわが家では限られている。というよりもごくわずかだ。定番は、豚肉との炒めもの、卵とじ、それにみそ汁の具。すぐ思いつくのはそれぐらいだ。昨晩はやっぱりというか、豚肉との炒めものになった。

ほかにどんなレシピがあるのだろうかとネットで見た。多くのレシピがあったが、これは食べたいなといったおかずは見当たらない。あまり使いみちがないのである。それなのになぜ毎年作っているのだろうかといつも思う。いつもそう思いながらもそれでも毎年作っている。どう考えても姿形が気に入っているから作っているとしかいいようがない。なんかふしぎな野菜である。


   


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ナスとキュウリの発芽

2013-05-08 | キュウリ

わたしの住む我孫子市とその周辺の田んぼは、GW中が田植えシーズンになる。ウオーキングコースにしている土手からは、両側に田んぼが広がる。この風景が好きなんだろうね。田んぼは四季折々の風景を見せてくれるから25年以上同じコースを歩いていてもあきない。田植えのときが一番いい。水を引き入れた田んぼが鏡になり、空の青さを反射させて明るい世界を現出させる。こころまでもピカピカにしてくれるのがいい。

 ↑ナスの発芽

↓キュウリの発芽

夏野菜のタネまきと植えつけに追われてきたが、2013年5月6日現在の菜園は以下のようになった。30坪+20坪の菜園にほとんど空きスペースがなくなった。青い色は市販されている苗を植えつけた。ほかはタネから育てている。

葉菜類=タマネギ、キャベツ、コマツナ、ルッコラ、クウシンサイ、モロヘイヤ、レタス、赤チシャ、下仁田ネギ、九条太ネギ
豆 類=インゲン、サヤエンドウ、ソラマメ、エダマメ、ラッカセイ
果菜類=ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、シシトウ、ゴーヤ、トウモロコシ、カボチャ、オクラ
根菜類=サトイモ、ジャガイモ、ニンジン

ナス(4)、トマト(12)、キュウリ(2)、ピーマン(4)、シシトウ(4)、ゴーヤ(1)は、市販されている苗を植えつけた。加温できる温室があれば別だが、家庭で4月中旬までにこれらをここまで生育させることはむずかしい。買わざるを得ない。2人暮らしならこれで十分だ。

わたしはナスとキュウリが大好物だから、これに加えて4月中旬にタネをまく。この時期になると家庭でも芽を出させることができる

ナスが発芽した。かなり温度が高くならないと芽を出してこない。タネから4株、さらに4株、購入株と合わせると12株を育てる。購入したナスだけでは、8月上旬に更新剪定をすると約ひと月ほど次に実がなるまでナスは食べられない。その間も食べられるようにと、更新剪定のあたりに、タネから育てたのが実をつけてくれるように育てる。こうしてナスは10月までいつも食べられる。

キュウリも多く発芽した。しかしこれを植えつけるスペースがわずかしか残っていない。どうしても多くタネをまいてしまうからこうなる。なんとももったいないのだが仕方ない。これも長く食べ続けたいのだが、8月末になると急に勢いがなくなってしまう。たぶん気温のせいだろう。実なりがわるくなってしまう。

3月初めから作業を始めて2カ月。最後にタネをまいたオクラが芽を出してきた。残りはクウシンサイとモロヘイヤで、育苗して定植するだけとなった。これで終わったわけではない。これから育てなければならない。


   


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