30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ブロッコリーを8月末にまくわけ

2014-08-29 | ブロッコリー

ブロッコリーのタネを8月23日にまいた。いつもはキャベツと同じく7月中下旬にまいてきたのだが、昨年は1カ月遅く8月下旬にまいた。これにはわけがある。

ブロッコリーは植えつけてからずっと防虫ネットをトンネル掛けしている。大きく生育してネットの天辺に届くようになるとネットを取り外さなければならない。ちょうどそこに待ってましたとばかりにモンシロチョウがやってきてアオムシが大量に発生する。10月から11月はこの退治に追われる。

わたしにはこれがたいへんなのである。ブロッコリーの栽培はハクサイと比べるとずっと楽なのだが、唯一このアオムシ退治に悩まされる。この“災難”を避けるには、モンシロチョウがやってくる時期に、ブロッコリーが防虫ネットの中にあれば寄ってこないことになる。そうか。生育を遅らせればいいのだ。そこでタネまきを1カ月遅らせたというわけである。

たったそれだけのことなのであるが、うまいぐあいに昨年はアオムシに悩まされることはなかった。収穫は遅れる。7月まきは11月からだが、8月まきは12月からになる。しかし2月初めまでかたく締まった頂花蕾が取れて、私のとってはすべてうまいぐあいにことが運んで気をよくした。

前置きが長くなったが、そんなわけでことしもそうした。タネは直まきにしようかセルトレイにしようかいつも迷うのだが、その時の気分しだい。直まきは害虫に注意しなければならない。いっぽう、セルトレイにまくとハクサイと同じでどうしても徒長気味に育つ。どちらにしても一長一短がある。ことしはセルトレイにした。

15株ぐらい育てたい。発芽数は30以上ある。育苗中に虫に食われることをあるからこれぐらいあってもいい。問題は徒長だ。どうしてもそうなる。本葉が1枚でも出ていたら苗床の移し、本葉4、5枚まで育ててから定植しよう。そうすることにした。


    

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