30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2月、3月はブロッコリーさまさまとなる

2022-02-07 | ブロッコリー



2月6日収穫のブロッコリーの頂花蕾(上)と側花蕾(下)、
側花蕾は取るのがまにあわないくらい次々と出てくる



2月になると菜園から冬野菜がひとつまたひとつと消えていく。収穫物が少なくなるなかで、これから春に向かって生野菜として頼りになるのがブロッコリー。それだけにブロッコリーさまさまとなる。

ブロッコリーの旬は12月から2月まで。なかでも1月は花蕾がかたく締まってうまい。12月から収穫できようタネは8月末にまいている。

まずは頂花蕾が大きくなり順次取っていく。頂花蕾は一株に一本だ。頂花蕾が収穫できるようになると、わきから何本もの側花蕾が出てくる。

いま35株ぐらい育てている。いつもの年ならすでに頂花蕾はすべて食べてしまっているのだが、ことしにかぎって10株ぐらいでいまだに頂花蕾が生育中である。このように生育がそろわないのは家庭菜園にとってはむしろ都合がいい。一斉に大きくなると食べるのに追われるからで、今年のブロッコリーは長く楽しめそうだ。

家庭菜園ではほとんどが頂花蕾と側花蕾の両方を取れる品種を選ぶことになるのだが、これはたしかにもうけた気がする。もちろん頂花蕾だけを取る品種もあるが、大きな株に頂花蕾だけいうのはなんとももったいない。

頂花蕾と側花蕾都では味の違いはないのだろうがどちらかといえば側花蕾のほうを好む。2月入ると次々と側花蕾が出てくる。35株あると取るのがまにあわないくらい。これをまめにとっていくのだが気温の上昇とともに側花蕾は小さくなっていく。

3月になると側花蕾の蕾はやや膨らんできて、ぼやけた味となって食感が悪くなる。それでも食べ続ける。しまいには親指の爪ぐらいの大きさになってしまう。さすがにそこまでくるともうだめだ。

ここまでけちくさく食べる。とくに3月ともなるとわが菜園の生野菜といえば、この小さなブロッコリーだけとなるからだ。ここまで大事に食べつくされたらブロッコリーだってうれしいだろう。


      
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