「池上梅園」の次に近くにある「池上本門寺」へ寄ってみました。
日蓮宗の寺院で、日蓮上人入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院の1つとされ、七大本山の1つにも挙げられています。
正面入口にあたる「総門」から寺の中心部へは96段の急な石段を上ります。
「総門」に掲げられた「本門寺」と刻された扁額は本阿弥光悦の筆によるものだそうです。
この石段は加藤清正が寄進整備したものと伝え、此経難持坂(しきょうなんじざか)の名前がついています。
石段の途中にはもう早咲きの桜が咲いていました。
高台の上にある境内は思っていたより、かなり広い敷地でした。
石段を上ったすぐ脇に「日蓮聖人説法像」がありました。
その先の「長栄殿」には守護神の大威徳天を奉納しています
「仁王門」をくぐります。
ここの仁王像は彫刻家の圓鍔勝三氏の作によるもので、モデルはなんと、アントニオ猪木!だそうです。
そう云えば、「池上本門寺」には、アントニオ猪木の師匠でもあるで「力道山」の墓もあります。
「仁王門」を通り抜けて、すぐ右手奥に「五重塔」がありました。
高さ29メートル。
慶長13年(1608)に建立された関東では最古の五重塔です。
国の重要文化財に指定されています。
高さ27メートルの大建築「大堂」が見えてきました。
日蓮聖人のご本尊を奉納するお堂で、空襲で焼失した本堂を、全国檀信徒の寄進によって1964年(昭和39年)に現在の大堂として再建したものです。
広い敷地の中には「宝塔」や「霊寶殿」、ちょっと離れた所には「松涛園」と云う庭園もあります。
「総門」前の通りには行列の店が・・・
この店の「ごまおはぎ」が大人気です。
それと池上は「くず餅」が名物で、駅前の浅野屋を初め老舗らしき店が何軒もありました。
東京都内でも知らない所がまだまだ沢山あります。
行って見ると色々な発見があって楽しいものです。