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日高町志賀保育所増改築工事が本格化 〈2018年11月15日〉

2018年11月15日 08時30分00秒 | 記事

 

本格的に工事が始まった志賀保育所


 日高町は志賀保育所の増改築へ向け、12月から建屋部分の本格的な工事に入る。若年層世帯が移住してきているなど人口増加傾向で園児数が増える見込みで、松本秀司町長も子育て支援策に力を入れており、同保育所でも2部屋分を増やし、1~5歳児が2クラスずつ編成できるようにしたい考え。来年2月に完了見込みにしており、来年度からの対応となる。

 同所は昭和55年1月、定員60人でオープンし、平成12年4月に増築して90人に増やし、17年にさらに増築して今の定員120人となったが、26年度ですでに定員を超える121人に。27年度は125人、28年度126人、29年度133人、30年度135人と年々増加し、30年度は140人となっている。
 定員の20%超まで受け入れが認められているが、人口増加に伴い、志賀保育所の園児数が増える見込みで、さらに手狭となることから計画。駐車場はすでに同所向いに整備しており、今の玄関近くの敷地内駐車場に保育室(43・74平方メートル)を2室分増やし、トイレなども含め141・75平方メートルを増築する。9月に工事請負契約を締結して着工し、11月に入って本格的な工事が始まっており、現在は新しく増築する場所に浄化槽が設けられているため、新設工事を進め、12月上旬には建屋に移る。総事業費は6421万6800円。
 現状はゼロ、3、5歳児が1部屋ずつ、1、2、4歳児が2部屋ずつ使っており、来年度の1~5歳児まででみると、保育室は2室ずつ使える計算となる。比井保育所の園児数が減少傾向で、町は志賀保育所への統合も視野に入れており、保育室を増やすことで将来的な対応にもなるとしている。


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