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管内小学校でも英語教科化に向け3年生から「外国語活動」開始 〈2018年4月18日〉

2018年04月18日 08時30分00秒 | 記事

今年度から使われる文科省教材


 学習指導要領の改訂により2020年度から、小学校5・6年生で、英語が正式な教科として導入される。それに伴い、日高地方の小学校でも今年度から2年間を移行期間として、今年度は5・6年生に教科「外国語」の先行実施として年間50コマ(1コマ45分)の外国語、3・4年生には年間15コマの外国語活動の授業を行う。
 小学校での英語活動はこれまでも総合学習の時間を使って行われ、2011年度からは、5・6年生で年間35コマの外国語活動が必修に。教科ではないが、児童らが外国語に楽しく親しむ時間として、文部科学省の教材「Hi friends!」を使って英語を使ったゲームや遊びをしたり、ALTがネイティブな発音で簡単な英会話や英語の歌を教えたりしてきた。
 移行期間の授業は、テキスト「Let’s Try!」「We can!」や、ネイティブの英会話動画などの文科省教材を用い、担任教諭を中心にALTが指導に当たる。
 ただ、英語の授業を行うことに慣れていない教諭も小学校には少なくない。そこで御坊市では、英語が専門の元藤田小校長・向井忠晴氏を市内6校の教諭らの指導役に置き、向井氏が英語の指導法や授業づくりをアドバイスする態勢を敷く。
 改定学習指導要領全面実施の2020年度には、小学校5・6年生で70コマの英語科授業、3・4年生では35コマの外国語活動が必修となる。


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