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印南―南紀田辺間4車線化 1月に着工式、早期完成めざす 〈2023年11月29日〉

2023年11月29日 08時30分00秒 | 記事


 西日本高速道路(株)関西支社は年明けから、阪和自動車道印南―南紀田辺間約の4車線化工事に本格的に取り組むのに合わせ来年1月13日に田辺市のガーデンホテルハナヨで着工式を行う。有田―南紀田辺間(事業区間36・8キロ)4車線化事業で取り組むもので、印南―南紀田辺間約18キロのうち事業許可が下りている8・7キロで着工。完成時期は未定だが、渋滞解消に向けて同社は「一日も早い完成をめざしたい」としている。

 4車線化事業は有田―御坊(19・4キロ)、御坊―印南(8・7キロ)は令和3年に完了。印南―みなべ間の6・5キロが令和2年3月に、みなべ―南紀田辺間の2・2キロが令和3年3月に事業認可が下り、測量・設計を進めるなどし来年1月から本格的に工事をスタートさせる。橋の下部工から取り掛かり、トンネルや橋梁工事など順次進める。印南―みなべ間で橋梁3本、トンネル4つ、みなべ―田辺間で橋梁2本、トンネル2つが設けられる。すでに切目川橋下部工事、東岩代トンネル他トンネル工事、西ノ地工事(拡幅)の3つの工事の入札が行われ、施工業者が決まっている。
 令和3年12月から4車線化となった有田―印南間は、それまで年間450回程度あった渋滞回数は令和4年は2回と激減するなど効果が現れている。工事に着手する印南―南紀田辺間は令和元年が18回だったのに対し、昨年は41回と増えており、4車線化の早期完成が待たれる。
 着工式は1月13日午後2時から、ガーデンホテルハナヨで国会議員や地元首長、関係者らが出席して行い、鍬入れや万歳三唱で着工を祝う。


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