「みーやちゃんのキャッスルコンビ」完成予想図
御坊市は、御坊総合運動公園に新たな大型アスレチック遊具を整備する。幼児や小学生低学年向けの大型遊具は複数整備されており、年間約5万人が訪れるなど子育て世代から人気を集めているが、小学生高学年が遊べる大型遊具がなく、老朽化で令和3年に撤去された木製アスレチックに代わる新しい大型アスレチック遊具を今年度中に設置し、遊びの環境をさらに充実させる。
運動公園の花とせせらぎ広場(芝生)には子育て世代が気軽に集える木造平屋の交流拠点施設、小学生低学年向けの「かぶとの森大型遊具」や幼児ゾーン遊具「はなまるひろば」、ユニバーサルデザインの複合遊具、主にシニア向けの健康遊具が整備され、周回160メートルのサイクルモノレール(有料)もリニューアルされ、近場のレジャー施設として人気を集めている。
新たに整備する大型アスレチック遊具は対象年齢6~12歳で、サイクルモノレールが周回している冒険広場(約480平方メートル)に設置する。公募型プロポーザル方式で事業者選定を行い、応募3社から企画提案を受け、総合評価点が最も高かった遊具メーカーのタカオ(株)=広島県福山市=を選び、9月議会で議決を得て契約。契約額は2898万5000円。指定寄付の企業版ふるさと納税寄附金3000万円のうち2500万円を充てる。
市公認PRキャラクターで市観光協会PR大使「みーやちゃん」や全国有数の花の産地など御坊にちなんだオリジナルデザインの「みーやちゃんのキャッスルコンビ」。遠くからでも目を引く高さ9・1メートルのメインモチーフ「みーやちゃん」が強烈なインパクトを与え、運動公園のシンボルとして話題を集めそう。
遊具は高さ4メートルからのスパイラルスライダーやフリーフォールをはじめ、ダブルスライダー、ワイルドスライダー、パイプスライダー、ロープジャングル、ネットブリッジ、スパイダークライム、L字わたり、V字ブリッジ、フラワースピナーなど「滑る」「登る」「渡る」を基本に多種多様な28種類あり、成長段階に応じた遊びが可能。今年度末に完成予定。
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