総踊りで4年ぶりの祭りを盛り上げる踊り子たち
雨に濡れながらも元気いっぱい演舞
みやこ姫よさこい祭り実行委員会(坂井和夫実行委員長)主催の「みやこ姫よさこい祭り2023」は14日、御坊総合運動公園で開き、地元御坊市の夢屋舞組をはじめ県内のよさこいチーム30連約500人が参加。4年ぶりの開催で踊り子たちはパワー全開で華麗に優雅、そして力強く迫力ある演舞を披露。昼前から雨脚が強くなったため、午後の演舞は中止し、午後1時ごろ終了した。
前日から雨が降り続く悪天候だったが、開始前には雨が弱まり、全チームが「みやこ姫よさこい音頭」「YAPPA紀州」の総踊りを行い、4年ぶりの祭りがスタート。開会式で坂井実行委員長が「コロナ禍で開催できなかった3年分のエネルギーを爆発させて下さい」とあいさつ。来賓の三浦源吾市長、中村裕一県議が祝辞を述べた。
雨で県内外3チームが欠席し、県内30チーム(初参加1チーム)が海の見えるメーンステージ、遊具のあるサブステージの2カ所に分かれて演舞。子どもから熟年まで幅広い年代の踊り子がカラフルな衣装を身につけて華麗で優雅、力強い踊りを披露。雨が降ったり止んだりする中、観客は傘を差したり、たたんだりしながら観覧し、踊り子たちは雨に濡れながらも笑顔で演舞を続けた。
午前中の演舞が終わったあと、JA紀州青年部フラワーボーイズがスターチスの花束をプレゼントし「母の日参り」をPR。昼前から雨脚が強くなったため、午前中に演舞をしていなかった3チームのうち、夢屋舞組を除く2チームが演舞を行ったあと、午後の部は中止にし、餅まき用の餅を配って終了した。物産・飲食・PRエリアやフリーマーケットもあった。
雨のため、昼過ぎに終了したのは平成30年に続いて2回目。実行委員会メンバーは「4年ぶりの開催だっただけに最後までやりたかったが、天候ばかりは仕方がない。午前中は演舞ができ、大勢の方に楽しんでもらえたので良かった。来年も続けるのでご支援をお願いします」と話した。
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