気をつけて、接触せず歩いてプレーする参加者
日高地方のサッカー文化を発展させようと取り組む「S・I・S・Special Training」(坂本寿里也代表)は12日、御坊市の日高川ふれあい水辺公園せせらぎ広場で初めてのウオーキングフットボール大会を開いた。日高地方のほか、岸和田市や和歌山市などから58人が参加し、家族やサッカークラブなど大人も子どもも入り交じっての試合は、大変な盛り上がりだった。
大会は4チームずつのグループリーグを行い、最後に順位決定戦を実施。相手を尊敬しつつ、互いにセルフジャッジをしながら、白熱する場面もあり、笑顔があふれた。
優勝は久米田FC最強マン、準優勝は久米田FC最強ママスと両チームとも大阪勢。個人賞は10点で得点王が花澤晃宏さん(日高町)、ベストスマイル賞が小川由美子さん(大阪府)、参加者全員に歩数計を装着して試合に挑んでおり、歩数王は4試合合計で1万1291歩を記録した大田暁仁君(志賀保)だった。
サッカー発祥の地のイギリスで始まったウオーキングフットボール。「走るのは禁止」「接触プレーは禁止」「ボールを背丈より高くけり上げるのは禁止」などのルールが設けられ、子どもから大人まで一緒に楽しめ、未経験者でも参加できるのが魅力。坂本代表は「また、第2回も開催したい。普及することでサッカーがあるスポーツがある暮らしを実現させていきたい」としている。
(有)近畿紀の国建産=御坊市=が優勝チームに1万円、大会トロフィーと各賞品はアート工房紀の国=同=が協賛して提供。得点王には名前を入れたマグカップかビールジョッキを決めてもらって贈る。
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