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御坊青年会議所 七夕まつり笑顔フォトコン インスタ活用、初めて企画 〈2021年6月30日〉

2021年06月30日 08時30分00秒 | 記事


ポスターを手にPRする片山委員長


 御坊青年会議所(山本哲理事長)は、今夏の第45回七夕まつりを新型コロナウイルス感染拡大まん延防止の観点から、昨年に続いて7月7日の集客するイベントはないものの笹飾りの受付だけとして伝統の行事を継続し、7月1日から7月31日まで新たな企画として「スマイルフォトコンテンスト」を開催する。コンテストはインスタグラムを活用して写真を募集することで感染リスクを回避しつつ笑顔になれる機会を提供したいとしている。

 同会議所は、コロナ禍から、わんぱく相撲御坊場所などイベントを中止しており、七夕まつりでも昨年に続き各種イベントをやめるが、7月7日の当日は小竹八幡神社境内で笹飾りの受付だけ。午後1時から8時までと設定して、時間内の厳守を呼びかけている。一般は入れないが、子どもたちや地域住民が丹精込めて作った笹飾りに託した夢と希望、地域の少年少女の健やかな成長を願う場である「笹祓い式」も執り行う。
 七夕まつりでのイベントがなくなったことから「スマイルフォトコンテスト」を企画。同会議所のインスタグラムアカウント「jci gobo」をフォローし▽笑顔の写真▽笑顔になれるような写真▽七夕に関する写真-を撮影して応募テーマ「#第45回七夕まつり」のハッシュタグをつけてインスタグラム内で投稿してもらう。
 画像は未加工、合成写真等は対象外だが、多少のトリミングや色補正などの調整であれば応募できる。応募者本人が撮影した写真だけが応募でき1人2枚まで。応募期間中にインスタグラムのアカウントを非公開に設定している場合は応募が無効になるなどの注意事項がある。メンバー審査の上、入選者4人を選出。結果は8月初旬に発表し、インスタグラムのダイレクトメッセージで通知。最優秀賞1人に1万円相当の食事券、入選3人に5000円相当の食事券や景品が贈られる。
 同所地域共創委員会の片山優一委員長は「願いを込めた笹飾りをぜひ、持ってきてもらいたい。伝統行事だが、知らない人たちに新たに知ってもらう機会にもしたい。会議所のテーマである『笑』にちなんでコンテストを催すことで、地域が少しでも希望をもって前に進んでもらえたら」と話している。
 今年から初めてインスタグラムのアカウントを設けて対応。チラシやポスターを作ってPRし、その中に掲載しているQRコードからも詳細を見ることができる。問い合わせは、同会議所(電話22・5434)へ。


10年前のタイムレター

七夕に合わせ1008通発送

 同会議所は平成23年に第35回七夕まつりで募集した10年後の自分に届く「未来へ届ける君への手紙」未来レターで、今年で10年が経過することから、当時投函してもらった手紙を7月7日前後に届ける。
 10年後に同所管内の義務教育を終えて高校生になる年長児や、20歳を迎える小学4年生を対象に募集したほか、同会議所主催の七夕まつりのイベント会場に来場した希望する一般の人にも投函してもらった。
 夢・希望・誓いなど未来の自分へのメッセージや絵、親から子・家族など大切な人たちへのメッセージを書いてもらった1008通を事務局で保管しており、同会議所と分かるシールを張って郵便で届ける。
 事務局では「投函した覚えがあって届かない方や、住所が変わっている可能性もあり、その場合は事務局に取りに来てもらえれば」としている。


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