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令和3年度県高校総体ソフトテニス結果 〈2021年6月11日〉

2021年06月11日 08時30分00秒 | 記事


男子個人優勝の辻浦君(前列左)、
準優勝の立野君と川村君(後列中、右)


女子個人準優勝の阪本さん(左)と3位の樫尾さん


令和3年度県高校総体ソフトテニスは、このほど日高川町かわべテニス公園で開き、男子個人(ダブルス)で和歌山北の辻浦壱経君(3年、印南中出身)が優勝、立野桂伍君(2年、湯川中)川村幸大君(同、印南中)組が準優勝。女子個人でも和歌山信愛の阪本遥さん(3年、湯川中)が準優勝、樫尾陽和里さん(同、印南中)が3位に入り、インターハイ(全国大会)出場を決めた。団体は男子が和歌山北、女子は和歌山信愛が制し、5人は団体優勝にも貢献、団体でも全国大会に出場する。

 個人戦は男子が248組、女子は162組が出場しトーナメント戦で競った。男子優勝の辻浦君は小川隼星君とのペアで出場。辻浦君ペア、立野・川村組とも順当に勝ち上がり、準決勝で辻浦ペアは橋本のペアに4-0でストレート勝ち、立野・川村組は4-1で同校対決を制した。決勝は辻浦ペアが4-2で立野・川村組を破り優勝。日高の片山剛志君(2年)江川優那君(同)組も8強入りし全国大会(6位まで)出場をかけて5位の4組によるリーグ戦に。1勝2敗の8位で全国大会出場を逃したが、近畿大会出場を決めた。
 女子の阪本さんは山中菜々花さん、樫尾さんは松橋由依さんとのペアで出場。ともに順当勝ちで4強入り。準決勝は阪本ペアは接戦の末4-3で同校対決を制したが、樫尾さんは2-4で敗れた。阪本ペアは決勝で同校ペアに1-4で敗れた。女子ではこの他、和歌山信愛の嶋田実南さん(3年、印南中)、桐蔭の大地紗永さん(2年、同)がベスト16入りし、近畿大会出場権を獲得した。
 インターハイ出場を決めた辻浦君は「自分に厳しく練習に取り組み、昨年インターハイが中止となり出場できなかった先輩達の分まで頑張り、個人、団体ともにベスト4をめざす」。立野君と川村君は「最後まであきらめず上位入賞めざして頑張りたい」。阪本さんは「今まで以上に練習に取り組み、個人でベスト8入りを目標に頑張りたい」。樫尾さんは「1年生で出場したインターハイでは2回戦で敗れたのでそれ以上の成績をめざし、優勝を目標に頑張りたい」と話した。
 インターハイは7月28日~8月4日まで石川県七尾市と能登町で、近畿大会は7月17日~19日まで白浜町テニスコートで開く。


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