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来年4月10日 「東京五輪聖火リレー」コース決定 薗津波避難タワー前~紀央館高校 〈2019年12月18日〉

2019年12月18日 08時30分00秒 | 記事

「東京2020オリンピック」聖火リレーの詳細ルートが17日に発表され、日高地方から唯一ルート入りした御坊市は、薗地区津波避難タワー前三差路スタート、県立紀央館高校ゴールの約2・2キロに決まった。3月26日から121日間かけて全国都道府県を巡り、4月10日と11日に県内入りし、御坊市は10日に行われる。1964年の東京オリンピック聖火リレーは紀北地方だけで今回、日高地方で初めて実施される。
 
 聖火リレーは3月26日に福島県をスタート。県内のルートは4月10日に新宮市、那智勝浦町、串本町、白浜町、田辺市、御坊市、有田市、海南市、和歌山市を走り、和歌山マリーナシティ第1駐車場で聖火到着を祝うセレブレーションを行う。11日は和歌山市、岩出市、紀の川市、かつらぎ町、高野町、橋本市を走り、橋本市運動公園多目的グラウンドでセレブレーションを行う。
 御坊市内のコースは薗地区津波避難タワー前の三差路をスタートし、通称・18メートル道路(県道御坊停車場線)を北上。天理教湯川分教会前の県道交差点を、さらにJR御坊駅に向かって走り、県立紀央館高校でゴールする。走行距離は約2・2キロ。聖火ランナー1人あたりの走行距離と時間は約200メートル、約2分間のため、10人程度の聖火ランナーが18メートル道路を走る。スタート前にミニセレブレーションを行い、柏木征夫市長らがあいさつする予定。
 聖火ランナーは県実行委員会、プレゼンティングパートナー4社がそれぞれ募集・推薦し、東京2020組織委員会が決める。1日当たり80~90人程度のランナーが走る。県実行委員会の枠は44人。6人は過去の五輪出場者ら県推薦のため、公募は38人で、17日に県実行委員会が公表。25日以降に組織委員会が順次、正式決定通知と走行都道府県、走行日を伝達する。


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